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第6話  シャルロットかわよ

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「写メって良い?」



シャルロットの手の甲を写メる3兄弟

SNSのアイコンや、待ち受けに良さそうだ

シャメッテなんだろう?とキョトリとしてるシャルロット



「終わりましたの?」



「あ、ついでにシャルロット、一緒に撮ろうよ!」



一徳はシャルロットの肩に腕を回して写真を撮った



「な、なんですの!」



シャルロットの顔と首が赤く染まった

可愛い......



3兄弟は、シャルロットの可愛いさに気付く

最近彼らの回りには、こんな事で照れる女性は皆無だ



なんなら彼女にしたいと3人共に思った



「なあ、もしかしなくても、悪役令嬢は可愛いんじゃないのか?何人かいるんだろう?」



「うん、他にも4人いる。攻略対象5人だからね」



「なんか、会ってみたいな」



「俺も」



「俺も......みんなオッパイデカイし」



「マジで?それは是非お会いしたいな」



「何て下世話な会話をしているのよ!」



真っ赤になったご令嬢が怒っているが



「いや、シャルロット嬢ちゃんが可愛いって話だよ」



「かっ!?かわ?」



お嬢ちゃんまた鼻水出そうだ、変な汗もかきだした



「なあ、お前らも思うよな?」



「「うん」」



「そ、そんな事は、どうでも良いんですわ!」



綺麗だなんだと煽てられることは今まであったが、全てリップサービスぐらいにしか思っていなかったので、何の見返りもない単純に可愛いとか言ってくるのは、非常に心臓に悪い。親や兄意外には、そんな事を言ってくる人間は居なかったのだ。婚約者さえもだ。



「今はサラと元婚約者をギャフンと言わせたいだけなの!」



「あ、断罪イベント終わったんだ......」



「断罪イベント?」



「うーん、シャルロットってサラに婚約者の王子様取られたくなくて、苛めたり、王子様を狙って夜這いかけたりしたでしょ?」



「な、何故それを!」



「しかも、ことごとく失敗して国外追放とかになったんじゃないの?」



「つ、追放?そんな事は無いわ!......でも、領地からは出れなくて......領地軟禁だわ......」



「ほー......結構優しい王子様だね。シャルロット可愛いもんね?だからかな?」



ボンッと湯気が出そうな位にシャルロットが赤くなった

手まで赤い



グッド
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