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第五章 彷徨編
彷徨Ⅲ VSラムディア①
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「ラムディア……貴女がなぜここに?」
ラムディアのたった一人での奇襲に、アムリスは剣を抜き尋ねる。ラムディアは平静を保ちつつも少し動揺したような口調で答える。
「それはこっちのセリフだ。なぜお前がここにいる?仲間はどうしたんだ。」
「ここは私の生まれ故郷よ。皆は……今はそれぞれ、決戦に向けて英気を養っているの。」
「……そう。だったら、その決戦の前に片付けた方が良さそうね。」
ラムディアはそう言うと、躊躇することなくアムリスに突撃する。アムリスは隣で怯えるユリウスにお菓子を預け、聖剣を抜いて相対する。
「ユリウス、家まで全力で走って逃げなさい!!」
「え……お姉ちゃんは……」
「いいから!!急いでお母さん達と、できるだけ遠くへ行くのよ!!!」
その瞬間、ラムディアの双剣とアムリスの聖剣が激突する。アムリスはユリウスを庇うように押し出し、押し出されたユリウスは勢いあまって転んでしまう。
「うわぁ!!」
ラムディアの双剣がゆっくりとアムリスの聖剣を圧していく。アムリスはユリウスに気を取られるあまり、なんとか踏みとどまるので精一杯であった。アムリスはユリウスを思いっきり叱った。
「ユリウス!早く逃げなさいッ!!」
「う……うわぁぁぁぁん!!」
ユリウスは泣きながら立ち上がり、一目散に家の方へと走っていった。アムリスはそれを横目で見送ったのち、
「どいて!!」
「ふぐっ!」
ラムディアの腹部に蹴りをいれ間合いを取った。するとすかさず今度はアムリスがラムディアに襲いかかった。再び剣が数合打ち合い、二人は接近し鍔迫り合いになった。アムリスはラムディアに顔を近付け、言葉を続けた。
「誰の差し金?こんな村を襲っても何も無いんだけど。」
「……」
「だんまり?まあおおかた、デステールか魔王の仕業なんでしょう?」
「デステール様ではない!」
ラムディアは激しく否定し、剣を切り結び間合いを取る。そのままラムディアは話を続けた。
「……ここに来たのは、私の判断だ。デステール様は関係ない。」
「そう……だったら、遠慮なく戦わせてもらうわ。」
アムリスはそう言い放ち、再び聖剣を構え突撃する。アムリスの猛攻にラムディアは防戦一方で、ろくに反撃できずにいた。
「ぐうっ……!」
ついにラムディアの防御をアムリスが上回り、聖剣がラムディアの肩を貫いた。ラムディアは膝をつき、アムリスはそんな彼女を冷たく見下ろし言った。
「ラムディア……貴女、やる気あるの?」
「……どういう意味よ。」
「今まで何度か戦ってきたけど、今日が一番弱いわ。今日の貴女の剣からはまるで覇気を感じない……今の突きだって、普段なら簡単に避けてたはずでしょう。」
「くっ……」
「それに……今までの貴女なら、こんな村を襲撃するなんて有り得なかった。貴女の生い立ちから考えても、こんな弱いものいじめみたいな真似するわけないしね。」
「だ、黙れ!お前に何が分かる……」
「分からないわよ、貴女が何も言ってくれないんだから。」
「ッ……!!」
ラムディアは言葉に詰まり、歯を食いしばりながら俯いていた。やがてその目から涙がぽろぽろとこぼれ始め、震えた声色で語り出した。
「……デステール様が魔王軍を追い出され、行方をくらませた。」
「そう……ガステイルから聞いた話は本当だったのね。」
「私は信じなかった……信じたくなかった。だから急いでグレニアドールへ向かって……そこで地獄を見たの。」
「地獄?」
「グレニアドールはとある結界に包まれていたの。中にいる生物の肉体を消し、霊体だけで生かし閉じ込める術式。死ぬこともアンデッドになることも許されぬ魂達が永遠に宙を漂う……それって、地獄以外にどう形容すればいいの?」
アムリスはその光景を思い浮かべ、真っ青になりながら固唾を飲み込む。ラムディアは語りを続けた。
「とにかく、デステール様と魔王様が決別し、グレニアドールの民衆が愚かにもデステール様を追い出したことの裏取りが取れてしまったの。それは同時に、デステール様の造反を立証してしまうことになる。」
「……それが、どうかしたのよ。」
「……妖精種ってね、人間達にとっては希少な獲物に過ぎないでしょうけど、魔族にとってはとんだ疫病神なのよ。希少な獲物に目が眩んだ、バカな人間達を呼び寄せるから。……実際、私の家族もロマリアもそれで命を落としてるから、間違いじゃないんだけどね。」
「そんなことない……」
「あるのよ。現に私が師匠に拾われた時も、周りの魔族からは白い目で見られたわ。御前試合の事件直後も、四天王の就任式の時も……。」
「……」
「私のことを疫病神と言わなかった魔族は……デステール様と、魔王様の二人だけ。まあ、そうよね……デステール様は妖精種の母親から生まれた子供で、240年前に私なんかよりも辛い事件に巻き込まれたんだし、魔王様はそんなデステール様を拾った張本人だし……」
「ラムディア……」
「二人にとって……妖精種は疫病神なんかじゃないのなんて当たり前だったのよ。でもその"当たり前"の考え方に私は救われた。二人が私を受け入れてくれたから、私は二人のために頑張ることができた……。でも今じゃそんな二人が別れて争って……私どうすればいいか分からなくて……」
ラムディアは両手で顔を覆い、堪えきれず泣き出してしまう。アムリスはその様子を下唇を噛み締めながら見つめる。
「……それで、それがどうしてここを攻撃する理由になるのよ。」
「それは……魔王様がアタラクシアを攻めようとしているから、それに先んじて周辺の村を制圧しておけば魔王様への手土産になるかなと……」
「何その理由……くだらない。」
「え……?」
「そんな自分本位で身勝手な理由じゃ、滅ぼされる方はたまったもんじゃないって言ってんの。」
「自分本位で……身勝手……」
ラムディアは歯を食いしばり、握りこぶしに力が込もる。
「何度でも言ってやるわ。そんなもの、村一つ滅ぼす理由になんてなりゃしないわ。貴女のやってることは、貴女やデステールの故郷を滅ぼした大嫌いな人間たちと同じことなのよ!」
「……黙れ、黙れぇぇぇ!!!」
激昂するラムディアの周りに魔力が渦巻く。すぐに魔力の繭は晴れ、中からラムディアの妖羽化――剣劇脱兎が姿を現す。アムリスは顔を歪め、さらに悪態をつく。
「……何それ、逆ギレもいいところね。」
「なんとでも言え……私には、目に見える結果が今すぐ必要なんだ。」
瞬間、ラムディアの鋭い突きがアムリスの頬を掠める。アムリスはバックステップで距離を取り、ラムディアはゆっくりと立ち上がり言った。
「さぁ……第2ラウンドといこうか。しっかり守って見せろよ、人間。」
両者は三度、激突した。
ラムディアのたった一人での奇襲に、アムリスは剣を抜き尋ねる。ラムディアは平静を保ちつつも少し動揺したような口調で答える。
「それはこっちのセリフだ。なぜお前がここにいる?仲間はどうしたんだ。」
「ここは私の生まれ故郷よ。皆は……今はそれぞれ、決戦に向けて英気を養っているの。」
「……そう。だったら、その決戦の前に片付けた方が良さそうね。」
ラムディアはそう言うと、躊躇することなくアムリスに突撃する。アムリスは隣で怯えるユリウスにお菓子を預け、聖剣を抜いて相対する。
「ユリウス、家まで全力で走って逃げなさい!!」
「え……お姉ちゃんは……」
「いいから!!急いでお母さん達と、できるだけ遠くへ行くのよ!!!」
その瞬間、ラムディアの双剣とアムリスの聖剣が激突する。アムリスはユリウスを庇うように押し出し、押し出されたユリウスは勢いあまって転んでしまう。
「うわぁ!!」
ラムディアの双剣がゆっくりとアムリスの聖剣を圧していく。アムリスはユリウスに気を取られるあまり、なんとか踏みとどまるので精一杯であった。アムリスはユリウスを思いっきり叱った。
「ユリウス!早く逃げなさいッ!!」
「う……うわぁぁぁぁん!!」
ユリウスは泣きながら立ち上がり、一目散に家の方へと走っていった。アムリスはそれを横目で見送ったのち、
「どいて!!」
「ふぐっ!」
ラムディアの腹部に蹴りをいれ間合いを取った。するとすかさず今度はアムリスがラムディアに襲いかかった。再び剣が数合打ち合い、二人は接近し鍔迫り合いになった。アムリスはラムディアに顔を近付け、言葉を続けた。
「誰の差し金?こんな村を襲っても何も無いんだけど。」
「……」
「だんまり?まあおおかた、デステールか魔王の仕業なんでしょう?」
「デステール様ではない!」
ラムディアは激しく否定し、剣を切り結び間合いを取る。そのままラムディアは話を続けた。
「……ここに来たのは、私の判断だ。デステール様は関係ない。」
「そう……だったら、遠慮なく戦わせてもらうわ。」
アムリスはそう言い放ち、再び聖剣を構え突撃する。アムリスの猛攻にラムディアは防戦一方で、ろくに反撃できずにいた。
「ぐうっ……!」
ついにラムディアの防御をアムリスが上回り、聖剣がラムディアの肩を貫いた。ラムディアは膝をつき、アムリスはそんな彼女を冷たく見下ろし言った。
「ラムディア……貴女、やる気あるの?」
「……どういう意味よ。」
「今まで何度か戦ってきたけど、今日が一番弱いわ。今日の貴女の剣からはまるで覇気を感じない……今の突きだって、普段なら簡単に避けてたはずでしょう。」
「くっ……」
「それに……今までの貴女なら、こんな村を襲撃するなんて有り得なかった。貴女の生い立ちから考えても、こんな弱いものいじめみたいな真似するわけないしね。」
「だ、黙れ!お前に何が分かる……」
「分からないわよ、貴女が何も言ってくれないんだから。」
「ッ……!!」
ラムディアは言葉に詰まり、歯を食いしばりながら俯いていた。やがてその目から涙がぽろぽろとこぼれ始め、震えた声色で語り出した。
「……デステール様が魔王軍を追い出され、行方をくらませた。」
「そう……ガステイルから聞いた話は本当だったのね。」
「私は信じなかった……信じたくなかった。だから急いでグレニアドールへ向かって……そこで地獄を見たの。」
「地獄?」
「グレニアドールはとある結界に包まれていたの。中にいる生物の肉体を消し、霊体だけで生かし閉じ込める術式。死ぬこともアンデッドになることも許されぬ魂達が永遠に宙を漂う……それって、地獄以外にどう形容すればいいの?」
アムリスはその光景を思い浮かべ、真っ青になりながら固唾を飲み込む。ラムディアは語りを続けた。
「とにかく、デステール様と魔王様が決別し、グレニアドールの民衆が愚かにもデステール様を追い出したことの裏取りが取れてしまったの。それは同時に、デステール様の造反を立証してしまうことになる。」
「……それが、どうかしたのよ。」
「……妖精種ってね、人間達にとっては希少な獲物に過ぎないでしょうけど、魔族にとってはとんだ疫病神なのよ。希少な獲物に目が眩んだ、バカな人間達を呼び寄せるから。……実際、私の家族もロマリアもそれで命を落としてるから、間違いじゃないんだけどね。」
「そんなことない……」
「あるのよ。現に私が師匠に拾われた時も、周りの魔族からは白い目で見られたわ。御前試合の事件直後も、四天王の就任式の時も……。」
「……」
「私のことを疫病神と言わなかった魔族は……デステール様と、魔王様の二人だけ。まあ、そうよね……デステール様は妖精種の母親から生まれた子供で、240年前に私なんかよりも辛い事件に巻き込まれたんだし、魔王様はそんなデステール様を拾った張本人だし……」
「ラムディア……」
「二人にとって……妖精種は疫病神なんかじゃないのなんて当たり前だったのよ。でもその"当たり前"の考え方に私は救われた。二人が私を受け入れてくれたから、私は二人のために頑張ることができた……。でも今じゃそんな二人が別れて争って……私どうすればいいか分からなくて……」
ラムディアは両手で顔を覆い、堪えきれず泣き出してしまう。アムリスはその様子を下唇を噛み締めながら見つめる。
「……それで、それがどうしてここを攻撃する理由になるのよ。」
「それは……魔王様がアタラクシアを攻めようとしているから、それに先んじて周辺の村を制圧しておけば魔王様への手土産になるかなと……」
「何その理由……くだらない。」
「え……?」
「そんな自分本位で身勝手な理由じゃ、滅ぼされる方はたまったもんじゃないって言ってんの。」
「自分本位で……身勝手……」
ラムディアは歯を食いしばり、握りこぶしに力が込もる。
「何度でも言ってやるわ。そんなもの、村一つ滅ぼす理由になんてなりゃしないわ。貴女のやってることは、貴女やデステールの故郷を滅ぼした大嫌いな人間たちと同じことなのよ!」
「……黙れ、黙れぇぇぇ!!!」
激昂するラムディアの周りに魔力が渦巻く。すぐに魔力の繭は晴れ、中からラムディアの妖羽化――剣劇脱兎が姿を現す。アムリスは顔を歪め、さらに悪態をつく。
「……何それ、逆ギレもいいところね。」
「なんとでも言え……私には、目に見える結果が今すぐ必要なんだ。」
瞬間、ラムディアの鋭い突きがアムリスの頬を掠める。アムリスはバックステップで距離を取り、ラムディアはゆっくりと立ち上がり言った。
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