終わりと始まりに嗤う

イチ力ハチ力

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勇者

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 世界は、一つではない。

 これは異世界から元の世界に戻り、且つこの世界において、異世界で過ごした記憶と力を覚醒した者であれば、それは純然たる事実である。

 異世界と呼ばれる世界は”世界の理”が異なり、世界を構成する法則が全く異なる場合も少なくない。

 その中でも、この世界より何らかの理由で異世界へと転移した者達が訪れる世界は、魔素と呼ばれる物質が多分に含まれる世界が多かった。

 何故、魔素が存在しない世界の者が、世界の壁すら超えて呼ばれてしまうのか。その理由は、神々でしか知りえないことなのかもしれない。



 国会議事堂及び都内数カ所に加え国内主要都市が、正体不明の巨大は怪物に襲われた日の夜、首相官邸五階の執務室には、この部屋の主である狩川正一が机の上に積まれた報告書の山を前に、静かに椅子に深く腰掛けていた。

 一枚一枚の報告書全てに目を通しており、既に日は変わっていた。しかし、執務室の外では慌しい足音が聞こえており、混乱の様子が分かる。

 正一は昼間の襲撃についての報告書を見ながら、自分の記憶とも照らし合わせていた。

 自分が襲撃者達の相手をしている間に、一体何が起きていたのか。

 そして幼馴染であり、かつての仲間であった珠緒が、顔や姿を変えリリスと名乗り、八咫烏が危険視していた男である天ヶ崎刀四郎とともに現れ、その場で宣言した言葉が、意味することは何か。


 ”この刻より、世界の理は改変された! 我々はもうこの世界から、拒絶され否定される存在ではない! かつて旅した世界より還しり者達よ、そしてその者に連なる血脈の者達よ! 我らの力は、解放されたのだ! 偉大なる『嗤う男』の手によって、これまでの世界は終わりを告げ、新しい世界が始まったのだ!”


 珠緒リリスが言い放った言葉は、彼女が用意していたドローン型の通信魔道具により、国内の通信網をジャックし全ての放送局に流された。その上SNSやネット配信においてもご丁寧に配信チャンネルが既にアップされており、既にあの時の映像は何千万もの再生回数になっていた。

 凛が刀四郎と戦う様子や、狩川が珠緒リリスの召喚した大型モンスターを斬り伏せる場面がしっかりと映像に残されており、特に狩川が能力を解放した際の映像は繰り返しテレビで放映された。

 報告書にはこれらに類似するテロ事件が、世界中で同時刻に発生しているとの記述があり、やはり同様に能力者同士の戦闘の様子を映像として記録され、魔法やスキルや大型モンスターの存在が時間の経過とともに、その日のうちに住民に知れ渡ることになった。

「“嗤う男“……珠緒リリスの元へ訪れていたのか」

 異世界『インジェット』にて共に戦った仲間。

 そして初恋の相手であり、今も愛し続け出逢えることを望んだ相手が、国家を揺るがすテロリストとして姿形を変えて目の前に現れた。

 それでも正一はこれは最悪では無いと自分に言い聞かせ、本気で彼女と戦った。

 しかし国会議事堂では多数の命が失われ、大型モンスターが出現した場所でも対応の遅れから一般人の犠牲者に加え、警官隊にも多数の犠牲者が出ている。

 この状況では、珠緒リリスを庇う事は出来ず、どんな理由があろうとも赦される事ではなかった。

「それでも尚、今でも彼女を求める私もまた、きっと狂っているのだろうな」

 読んでいた報告書を机の上に戻しながら、正一はそう呟いた。一国を預かる首相としては、誰にも聞かせてはならない類の呟きであるが、幸い此処には誰もいない。幸か不幸か首相という立場の彼の側には、本音を全て語れる相手はいなかった。

 勇者召喚で異世界へと喚ばれ、共に生死を懸けて戦い抜いた仲間達は、これから世界中で起きるであろう混乱へ立ち向かう時に、決して助けてはくれない。

 正一と珠緒リリスを残して、魔王と戦った際に命を喪ったからだ。

 魔王を討伐した後、仲間たちを失ったことに対する喪に服す間もなく、二人は異世界の神に元の世界へと半ば強制的に帰還させられた。

 そして記憶と力を覚醒してしまって・・・・・・・・以降、世界から拒絶されている感覚は、帰還者オリジンとして確かに感じていた。

 静かに正一は目を閉じると、これまで考えないようにしてきた事を、少しだけ考えてしまった。あの冒険の日々を……



 執務室の扉を叩く音が聞こえると正一は目を開き、扉の前に訪れた者に対して入室することを許可した。扉が開くと沢渡凛に加えて、特務機関『八咫烏』の七々扇ななおうぎ律紀リツキ局長が執務室へと足を踏み入れた。

 凛は昼間に刀四郎と派手に斬り合ったせいで、その際にスーツタイプの見た目装備がボロ雑巾のようになってしまった。しかし予備で用意していた同じ見た目装備でこの場にやってきていた為、見た目は再び出来る美人SP隊員風に仕上がっていた。そして刀四郎と久し振りに斬り合った為に、分かりやすく機嫌が良く、銀の紐で括った長い髪が犬の尻尾の様に揺れていた。

 何年使い込んでいるのか最早尋ねる気にもならない程によれよれになっているコートを羽織り、更には自分の国の最高権力者の執務室を訪れたと言うのに、頭は鳥の巣のようにボサボサにしながら寝不足と言わんばかりに目の下にクマを作っている七々扇ななおうぎは、欠伸をしながら勝手にソファーへと腰掛けた。そして座ったと同時に天井を仰ぎ見ると、静かに瞳を閉じた。

「おい、七々扇ななおうぎ。一国の首相の執務室に来て、いきなり寝ようとするな。ここはお前の部屋じゃない。何か言う事があるだろう」

「……いつからこの国は、勇者コスした高校生が首相になったんで?」

「コスプレではない。正真正銘、魔王を倒した本物の勇者装備だ」

 七々扇は正一の鋭く刺すような覇気を乗せた言葉を聞くと、閉じていた瞼をゆっくりと開けた。首相だけが座る事が許されるその椅子には、還暦を迎え政治家としての頂天に辿り着いた初老の政治家は居らず、曲げない信念と使命感に燃える瞳に若々しい肉体をもち、ゲームやアニメの世界で描かれる“これぞ勇者”と言わんばかりの装備を見に纏う青年が、そこに堂々と座っていた。

「それが本気の【常在Always戦場Ready】ですかい?」

「あぁ、そうだ。向こうの世界にいる時は知らなかったが、どうやら発動中は肉体年齢も最適化するようだ。おかげで、周りに私だと説明するのに手間取った。凛が戻って来るまでは、迂闊に発動を止める訳にもいかなかったからな」

「そりゃ災難なこって。それに随分と男を上げたようで、テレビもネットも旦那の戦いっぷりに腰を抜かしてますよ」

 戯けたように笑いながら、正一に向かって軽口を叩く七々扇だったが、全く揺るぐことなく一刀両断にでもされそうな射抜く視線を正一に向けられると、降参とばかりに両手を上げた。その動作を見ていた凛は、ゴミでも見るかのような目で七々扇を見ていたが、やがて溜息を一つ吐くと真剣な表情を正一に向けた。その瞳は使命感に燃え、今にもこの部屋を飛び出すかの如くヤる気に満ちた目をしていた。

とうにいと素敵な殺し合いをしたいから、このボロ雑巾七々扇もらって行っていい?」

「良いわけないだろ。堂々と公私混同宣言をするな。そのやる気に満ちた眼に、一瞬でも期待した私が愚かだった」

とうにいとヤル気マンマンよ」

「おい、一回黙れ。それになんだ、その言葉使いは。目上の者に対する言葉使いとは、到底思えん」

「見た目はガキで、心は初老とか言われても、ねぇ? こんなガキを、敬えとか無いわぁ」

「このガキが……」

 大気が震え官邸が全体が小刻みに揺れるほどに、凛と正一の間ではお互いの魔力が衝突し、相手の魔力を押し退けようとしていた。更に凛は腰に手を当てながら、挑発するように椅子に座る正一を見下していた。

 正一は額に青筋を立てながら、今にも斬りかかりそうな程に激昂していたが、それでも大きく息を吸うとゆっくり怒りと共に息を吐き出した。そして徐々に正一が凛に対して放っていた魔力による威圧を納めていくと、凛は軽く舌打ちをすると再び正一に対して口を開いた。

「“名前のない研究所“の損害ですが、研究魔道具の中でも一筆奏雲いっぴつそううん所長の初期作品と本人・・が見つかっておりません。一筆紫音しおん副所長が負傷し意識を失っていますが、命の危険は無い状態ですので意識が戻り次第に詳しい話を聞く予定です。明日にでも七々扇局長に研究所の現場を検証して頂き、一筆奏雲所長の行方を追います」

「毎度面倒な挑発を仕掛けず、そうやって報告だけしっかりすれば良いんだ。安い挑発に乗らずとも、今後は私も腕を更に磨く必要がある。飢えた狼のように闘争心を滾らせながら、しばし待っていろ」

 今までは、自分の腕を磨く為に頻繁に正一を挑発し、毎度の様に本気での殺し合いを試みて来る凛に呆れていた正一だったが、今後の事を考え凛と手合わせの時間を作ることを告げると、視線を七々扇に向けた。

 先程から降参と言わんばかりに両手を上げたまま二人の会話を聞いていた七々扇は、両手を下ろすと戯けていた態度を改め、今度は煙草を取り出し火をつけた。

「それにしても奏雲の初期の魔導具作品に本人か……攫われたか、もしくはあいつも“嗤う男”に導かれた闇堕人アビスだったか」

「どうなんでしょうかね。正直、ウチ八咫烏の者にもあの人の武器を気に入ってる奴が多かったんで、闇堕人アビスってのは勘弁してほしいもんですが。しかし、あの人は【鍛冶屋】でしたが、如何にも研究者って白衣着てるにも関わらず腕っ節も滅法強かったんで、攫うとしたら大騒動になっている筈と個人的には思ってますがね。
 まぁ、所員全員が気を失ってるせいで、真相は確定できませんが、紫音君のほうは殴られたような傷があったらしいですから、聞いてみれば何か知ってるような気がしますね」

帰還者オリジンの時点で、生産職だろうと目覚めし血脈ブラッドラインでは殆どの場合では相手にならん。戦闘の形跡が無いのであれば、奏雲が自ら出て行った可能性は否定出来んな」

「その辺りについては、こちらで探っときますんで。あとは四聖連盟ですが、一先ず話しをつけたんで少なくとも大手を振って力を使いまくるとかはやめてくれるってことです。ただ、若い連中が我慢できるとは思えんので、最悪京都は内部抗争の血の雨が降るかもしれませんな」

「頭の硬い家元連中に期待したいところだが、無理だろうな。輝石家と天真てんしん家は、どうなってる」

「そっちは、気味が悪い程に協力的ですな。治安維持に対する人員協力、能力者に対する法整備検討会議への参画と、積極的にすぐさま動けるらしいんですが」

 そこまで話したところで、七々扇は一旦言葉を区切ると頭を掻いた。その仕草を見た凛が黙って片手で印を結ぶと、薄い光の幕が凛を中心に広がり、丁度三人を幕の内部に収める大きさになったところで固定された。

 その様子を黙って見ていた正一は眼の鋭さを増し、眉間には深くしわが寄っており、見た目が高校生程だと感じさせぬ威圧感を放っていた。

「輝石家、天真家共にきな臭い動きを見せてるのが気になりますな。特に天真の方は、数年前に私の知り合いの情報屋が消された可能性が高いのもあって、個人的な勘としては真っ黒。輝石の方は表向きは綺麗なもんですが、跡目争いで色々無茶しそうな状態で、えらい迷惑かけられそうといったところ。
 それに、不思議と昨日の現場で旦那が守らんでも無傷で助かった議員の先生方は、普段から恩やら金やら女やらと、両家と随分仲の良かった先生方でしたわ。今回のテロに関して一枚も噛んで無いということは、まず間違いなく無さそうですな」

 七々扇の報告の間、終始表情を険しいまま変えていなかった正一だったが、次に七々扇が口にした名前には流石に表情を変えずにはいられなかった。

「それと、ウチが直接確認出来てない情報なんで旦那にはあげとらんかったですが……エヴァ=コールマンが、都内で目撃されたっていう情報が二日前にあったんですわ」

「……あの“魔女”が、今この国に来てるだと?」

「えぇ、私が直接見たわけでは無いんですがね。それでもアレが居るってのがやっかいで、彼女は何を目的に動いているのか分かってませんし。あの時旦那達以外で、どでかい魔力をどかんと解放した奴いたでしょ。すぐさま消えちまったんですが、どうもね」

「あの魔力を感じた時は、珠緒リリス達も固まっていた。あの反応を見るに、予定外の出来事だったんだろう。まさかとおもうがあの場所に、エヴァが居たと言うのか? しかし、アレの魔力の質はもっと洗礼されていた筈だが、あの時に感じた魔力の質はもっと荒々しかったがな……もしくは、帰還者オリジンの誰かがあの場で覚醒したのか」

「その可能性は、実際に捨てきれませんね。能力者がわざわざあのタイミングで、自分の存在をアピールする意味がないってのもあります。凛がすぐさま魔力を探索したところ、参観ロビーのあたりに引っ掛かったということは、崩落に巻き込まれてるでしょうが」

 参観ロビーと聞いて、正一は机の上の報告書の束から一枚取り出し目を通すと、分かっていたことだったが深く息を吐いた。今回の国会議事堂襲撃テロで、国会議員や職員に加えて一般人にも多数の死傷者が発生していたが、最たる場所が参観ロビーだった。

 この日は高校生の団体が校外学習の一環として、国会議事堂を見学する為に参観ロビーに来ていた。他にも観光客の団体が地方から来ており、最大の被害地となった。

「参観ロビーは、リリスと名乗った女の放った魔力砲を総理が受け止めきれずに、そのまま受け流したせいで、直撃した参観ロビーの天井が崩落し、崩落した天井に埋まってしまいましたから。犠牲が多かったのは、仕方がありません」

「凛の言った通りだ、私に弁解の余地はない。しかし、自責の念で止まってもいられないのだ。凛からの報告では生存者は居ないと聞いているが……凛、そのままあの魔力の持ち主は死んだと思うか?」

「それは分かりません。あくまで私の索敵は生きている者は分かりますが、死体が何体あるかは分かりません。今も現場で撤去作業が行われていますが、様子を見た限りではまだ時間はかかるでしょうし、参観ロビーの状態が分かったとしても、誰がどれか分かるのにも時間がかかるかと」

 凛の言葉に再び大きく息を吐き出した正一は、椅子にもたれかかると天を仰いだ。暫しの静寂を破ったのは七々扇だった。七々扇はソファーから立ち上がると、正一に向かって鋭く刃を突きつけるような目線を向けた。

「旦那、これからもっと酷くなる。それは、この国だけじゃない、世界が一瞬にして変わっちまったんだ。平時なら正直誰でも一緒だと思っちまってる私ですがね、今はあんたがトップじゃないと、この国は耐えられない……きっと言われたんでしょう? あの時も」

 正一は、“あの時“を思い出す。

 今よりもっと若く、向こう見ずで世間知らずだった十七歳。突然、異世界へと召喚された“あの時”、異世界の王女に縋るように言われたのだ。


『勇者様、どうか魔王を倒し……この世界をお救いください』


「今度は、魔王を倒してハッピーエンド、となりそうにないが……自分の国くらい護ってみせるさ」

 次の日、勇者は国民に向かって言葉を紡ぐのだった。その一語一句に、この国には勇者自分がいるのだと示すように力強く。そしてこの国の守護たる者の存在を、この国を脅かそうとする者達の目に焼き付かせるのように。
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