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混乱
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「お帰りなさいませ、周様」
四人の術者が魔力を込め発動させている転移陣から、先程まで桜花の屋敷にいた周が現れた。出迎えた執事の青年が、深く頭を下げた後で転移陣を設置してある部屋の扉を開けると、周は特に声をかける事なく歩き出し部屋を後にした。
先程の本家の屋敷の離れから本宅に戻ると、使用人が周を玄関で整列して出迎えていた。同じく声を掛ける事なく、武家屋敷宛らの重厚な空気を纏う廊下を進み、周は自分の書斎へと戻り腰を下ろした。
「夜船は逝ったか?」
「夜船一之進は、絶命に至らず。爆発的な魔力の増加を感知、帰還者として覚醒した模様です」
周の問いかけに、襖越しの廊下から先程周を出迎えた執事の秋風の声が返ってきた。その報告を聞いた周は、数秒の沈黙の後に僅かながら笑みを浮かべた。
「桜花は、どうだ?」
「桜花お嬢様に関しては、魔力の発露自体全く感知出来ませんでした」
「先程の状況で魔力を出さなかったということは、単に魔力を隠しているというわけでもないだろう。しかし、夜船が帰還者だったということと、奴が無意識にでも桜花を守る為とは言え、私に殺気を向けたことを考えれば、桜花も帰還者である可能性は捨てきれんな」
「周様に……殺気を向けた……?」
周の言葉に秋風の額には青筋が立ち、表情は先程までの爽やかな好青年の面影は完全に消え失せ、般若の形相になっていた。今すぐにでも桜花の屋敷に出向き、夜船の命を惨たらしく奪いたい衝動に駆られていた。
しかし周の命令がなければ動いてはならない事も重々承知しており、憤怒や殺意だけは見事に内に収めていた。表情だけは抑えることが出来ていなかったが、周は襖越しである為、それについては問題ないと秋風は判断していた。
周が何かの気配を感じると、秋風にこの部屋の周囲から御庭番も含めて人払いを命じた。数分後、周の索敵魔法においても誰も周囲に人がいないことを確認すると同時に、部屋の襖が引かれた。
「やぁ、調子はどうかな?」
一言で表現するのであれば、漆黒。周の部屋に入ってきた高校生程に見える青年は、髪の色から瞳、服装から纏う魔力まで全てにおいて、光そのものさえも吸い込まれそうな闇そのものだった。しかし浮かべる微笑みは、それだけで強烈に人を惹きつける魅力があった。
「我が君……この世界に帰りし時より待ち望んだものが、この身体を満たし、そして世界を満たしております」
経済大国であるこの国を裏と表から支え、更には牛耳ろうとしている首魁としての雰囲気はそこにはなく、周は自らの神に縋る信者として此処にいた。神と崇められる男は終始嗤っており、周の様子に特に反応することもなかった。
「今のところ魔素の存在は、世界の理に組み込めているんだけど、管理神共が煩く僕を探しているからね。まぁ、それも人間たちの認識に魔法と言うものが定着するまでの辛抱さ」
「管理神……やはり存在していたのですね」
「まあね、想定の範囲内でしかないけど、流石に目立つ形では僕は動けない。たださ、別にその辺のことに関しては気にしてないんだよね。今現在魔力を扱うことができる帰還者、目覚めし血脈、そしてその力を秘めたまま生きる眠る者達、そこに加えて魔力を扱うことが出来ない持たぬ者達。そこから産まれる因縁は、これまでの人間同士の因縁に複雑怪奇に絡み合うんだ」
とても楽しそうに、とっても嬉しそうに青年は嗤っている。すると身体に纏う闇は広がり、とうとう周の書斎一杯に広がっていた。闇の中に浮かび上がる青年の顔は、既に口が裂ける程に綺麗な三日月を描いていた。
「絶望、希望はごちゃごちゃに、慈しみ、憎しみ、悲しみも混ぜ合わせ、誰もが明日を怖れ、今日に怯え、生きるために本能を曝け出す。安定した秩序の元に保障されている平和は過去に、這いつくばり立ち上がり誰かを護る為に、生きるために奪い、殺す。そして紡がれる物語を、僕は見たいんだ」
いつしか闇に浮かんでいた嗤う顔は消え、周もまた闇と同化するように自分と闇との境界線を感じることはなくなっていた。
「舞台は僕が整えよう。さぁ、君達は見せておくれ」
闇から囁かれる言葉は、周の魂に刻まれる。刻印と表現するに値するほどに、深々と。
周はその願いに対して、声を出しての返答をすることはない。闇と同化しており、最早身体という概念を感じることすら出来ない為であった。そして、闇は晴れていく。再び現れた周の瞳からは、一筋の涙が零れ落ちていた。
「我が君、必ずや楽しんで頂けるよう、全ての命を使いましょう」
周は十数分の瞑想の後に、机の上に置いてある呼び鈴を鳴らした。数秒と経たずに、襖の外に気配を感じた周は、いつもと変わらない表情で口を開いた。
「表と裏に関わらず当家に連なる全ての者達に、私の言葉を同じく伝えよ」
これまでも天真家の表と裏に対して、それぞれに一斉に周の言葉を伝える事はあった。しかし、表と裏と関係なしに同じ言葉を伝えることはなかった為、秋風は背中に汗が瞬間的に染み出すの感じた。
そして周は一族全てにとって、これより混乱をもたらす言葉を発する。
「“今日という日が終わりし時より、天真家に於ける全ての縛りを払う。己が想い、欲、信念に殉ぜよ”」
周の言葉の意味を理解した秋風は、口を即座に手で覆った。そうでもしないと絶叫してしまうからだった。そして数秒の沈黙の後、自分でも信じられないことに、この時初めて主人の言葉を聞き返すことになった。そんなことあってはならない筈であり、天真家の執事として主人の言葉を聞き逃すなんてことは、死んでもおきたりしない。それなのに、である。
「全ての縛りを……でしょうか」
縋るように、それでいて畏れを含むか細い声が襖越しに周の耳に届く。それは当然初めてのことであり、周付きの執事が自分の言葉を聞き返してくる事などあってはならない。自分に一番近い場所を護る執事である秋風が、まさか聞き返してくるとは思わず、そのことに思わず周は叱責するでもなく落胆するわけでもなく、ただただ微笑んだ。
「お前ほどの者でも驚いたのであれば、これはやはり予想通りに面白くなりそうだ」
国内有数の巨大財閥のトップとして君臨する天真周は、帰還者である。異世界の記憶と力を取り戻した後、どうしようもない想いが心を支配していった。
“窮屈、退屈……そしてこの世界は、私を拒絶する”
世界を見て周り、同じように能力者と出会い、そして争ったとしても何も変わることなく息が苦しかった。言いようも無い絶望感、虚無感に立ち止まり、歩みを止めてしまった時、彼の前に神は現れた。
『この退屈で窮屈で、それでいて君達を拒絶する世界は、本当に君達が生きるべき世界なのかな?』
この時より、周は“嗤う男”に付き従うことになった。
「天真の家では、これまで当主が絶対の君主であり法であった。そして表と裏は混じり合うこなく、これまでの歴史としてお互いの役割を果たしてきたが、そこに産まれ落ちる因縁、怨嗟、義憤は私の名の下に抑え込んできた。
争いの原因を当主が作りあげながら、その解決を敢えてさせぬまま只々ひたすらに蓋をしてきたのだ」
まるで流れる川のように、止まることなく周の口からは言葉が零れ落ちていた。そして厳格な表情は徐々に歪み、それと同時に身体からは先程の闇と見間違うような魔力と異なる、銀色の美しい魔力が溢れ出していた。しかしその魔力は、酷く冷えていた。
「あぁ、我が君……我が君よ……貴方の望む世界へと足を踏み入ることが出来たのですね。私が私であれる世界、貴方の世界は私を拒絶しない」
既に屋敷中に広がる周の魔力が、屋敷にいる者全てに纏わりついていく。御庭番だろうと、屋敷を護る警護兵だろうと、主人を妨げる者を容赦なく排除する執事だろうと、全ての者が凍りついたように、その場から動くことが出来なくなった。
そして、周は嗤った。
これまでの人生において、最高の笑顔で。
四人の術者が魔力を込め発動させている転移陣から、先程まで桜花の屋敷にいた周が現れた。出迎えた執事の青年が、深く頭を下げた後で転移陣を設置してある部屋の扉を開けると、周は特に声をかける事なく歩き出し部屋を後にした。
先程の本家の屋敷の離れから本宅に戻ると、使用人が周を玄関で整列して出迎えていた。同じく声を掛ける事なく、武家屋敷宛らの重厚な空気を纏う廊下を進み、周は自分の書斎へと戻り腰を下ろした。
「夜船は逝ったか?」
「夜船一之進は、絶命に至らず。爆発的な魔力の増加を感知、帰還者として覚醒した模様です」
周の問いかけに、襖越しの廊下から先程周を出迎えた執事の秋風の声が返ってきた。その報告を聞いた周は、数秒の沈黙の後に僅かながら笑みを浮かべた。
「桜花は、どうだ?」
「桜花お嬢様に関しては、魔力の発露自体全く感知出来ませんでした」
「先程の状況で魔力を出さなかったということは、単に魔力を隠しているというわけでもないだろう。しかし、夜船が帰還者だったということと、奴が無意識にでも桜花を守る為とは言え、私に殺気を向けたことを考えれば、桜花も帰還者である可能性は捨てきれんな」
「周様に……殺気を向けた……?」
周の言葉に秋風の額には青筋が立ち、表情は先程までの爽やかな好青年の面影は完全に消え失せ、般若の形相になっていた。今すぐにでも桜花の屋敷に出向き、夜船の命を惨たらしく奪いたい衝動に駆られていた。
しかし周の命令がなければ動いてはならない事も重々承知しており、憤怒や殺意だけは見事に内に収めていた。表情だけは抑えることが出来ていなかったが、周は襖越しである為、それについては問題ないと秋風は判断していた。
周が何かの気配を感じると、秋風にこの部屋の周囲から御庭番も含めて人払いを命じた。数分後、周の索敵魔法においても誰も周囲に人がいないことを確認すると同時に、部屋の襖が引かれた。
「やぁ、調子はどうかな?」
一言で表現するのであれば、漆黒。周の部屋に入ってきた高校生程に見える青年は、髪の色から瞳、服装から纏う魔力まで全てにおいて、光そのものさえも吸い込まれそうな闇そのものだった。しかし浮かべる微笑みは、それだけで強烈に人を惹きつける魅力があった。
「我が君……この世界に帰りし時より待ち望んだものが、この身体を満たし、そして世界を満たしております」
経済大国であるこの国を裏と表から支え、更には牛耳ろうとしている首魁としての雰囲気はそこにはなく、周は自らの神に縋る信者として此処にいた。神と崇められる男は終始嗤っており、周の様子に特に反応することもなかった。
「今のところ魔素の存在は、世界の理に組み込めているんだけど、管理神共が煩く僕を探しているからね。まぁ、それも人間たちの認識に魔法と言うものが定着するまでの辛抱さ」
「管理神……やはり存在していたのですね」
「まあね、想定の範囲内でしかないけど、流石に目立つ形では僕は動けない。たださ、別にその辺のことに関しては気にしてないんだよね。今現在魔力を扱うことができる帰還者、目覚めし血脈、そしてその力を秘めたまま生きる眠る者達、そこに加えて魔力を扱うことが出来ない持たぬ者達。そこから産まれる因縁は、これまでの人間同士の因縁に複雑怪奇に絡み合うんだ」
とても楽しそうに、とっても嬉しそうに青年は嗤っている。すると身体に纏う闇は広がり、とうとう周の書斎一杯に広がっていた。闇の中に浮かび上がる青年の顔は、既に口が裂ける程に綺麗な三日月を描いていた。
「絶望、希望はごちゃごちゃに、慈しみ、憎しみ、悲しみも混ぜ合わせ、誰もが明日を怖れ、今日に怯え、生きるために本能を曝け出す。安定した秩序の元に保障されている平和は過去に、這いつくばり立ち上がり誰かを護る為に、生きるために奪い、殺す。そして紡がれる物語を、僕は見たいんだ」
いつしか闇に浮かんでいた嗤う顔は消え、周もまた闇と同化するように自分と闇との境界線を感じることはなくなっていた。
「舞台は僕が整えよう。さぁ、君達は見せておくれ」
闇から囁かれる言葉は、周の魂に刻まれる。刻印と表現するに値するほどに、深々と。
周はその願いに対して、声を出しての返答をすることはない。闇と同化しており、最早身体という概念を感じることすら出来ない為であった。そして、闇は晴れていく。再び現れた周の瞳からは、一筋の涙が零れ落ちていた。
「我が君、必ずや楽しんで頂けるよう、全ての命を使いましょう」
周は十数分の瞑想の後に、机の上に置いてある呼び鈴を鳴らした。数秒と経たずに、襖の外に気配を感じた周は、いつもと変わらない表情で口を開いた。
「表と裏に関わらず当家に連なる全ての者達に、私の言葉を同じく伝えよ」
これまでも天真家の表と裏に対して、それぞれに一斉に周の言葉を伝える事はあった。しかし、表と裏と関係なしに同じ言葉を伝えることはなかった為、秋風は背中に汗が瞬間的に染み出すの感じた。
そして周は一族全てにとって、これより混乱をもたらす言葉を発する。
「“今日という日が終わりし時より、天真家に於ける全ての縛りを払う。己が想い、欲、信念に殉ぜよ”」
周の言葉の意味を理解した秋風は、口を即座に手で覆った。そうでもしないと絶叫してしまうからだった。そして数秒の沈黙の後、自分でも信じられないことに、この時初めて主人の言葉を聞き返すことになった。そんなことあってはならない筈であり、天真家の執事として主人の言葉を聞き逃すなんてことは、死んでもおきたりしない。それなのに、である。
「全ての縛りを……でしょうか」
縋るように、それでいて畏れを含むか細い声が襖越しに周の耳に届く。それは当然初めてのことであり、周付きの執事が自分の言葉を聞き返してくる事などあってはならない。自分に一番近い場所を護る執事である秋風が、まさか聞き返してくるとは思わず、そのことに思わず周は叱責するでもなく落胆するわけでもなく、ただただ微笑んだ。
「お前ほどの者でも驚いたのであれば、これはやはり予想通りに面白くなりそうだ」
国内有数の巨大財閥のトップとして君臨する天真周は、帰還者である。異世界の記憶と力を取り戻した後、どうしようもない想いが心を支配していった。
“窮屈、退屈……そしてこの世界は、私を拒絶する”
世界を見て周り、同じように能力者と出会い、そして争ったとしても何も変わることなく息が苦しかった。言いようも無い絶望感、虚無感に立ち止まり、歩みを止めてしまった時、彼の前に神は現れた。
『この退屈で窮屈で、それでいて君達を拒絶する世界は、本当に君達が生きるべき世界なのかな?』
この時より、周は“嗤う男”に付き従うことになった。
「天真の家では、これまで当主が絶対の君主であり法であった。そして表と裏は混じり合うこなく、これまでの歴史としてお互いの役割を果たしてきたが、そこに産まれ落ちる因縁、怨嗟、義憤は私の名の下に抑え込んできた。
争いの原因を当主が作りあげながら、その解決を敢えてさせぬまま只々ひたすらに蓋をしてきたのだ」
まるで流れる川のように、止まることなく周の口からは言葉が零れ落ちていた。そして厳格な表情は徐々に歪み、それと同時に身体からは先程の闇と見間違うような魔力と異なる、銀色の美しい魔力が溢れ出していた。しかしその魔力は、酷く冷えていた。
「あぁ、我が君……我が君よ……貴方の望む世界へと足を踏み入ることが出来たのですね。私が私であれる世界、貴方の世界は私を拒絶しない」
既に屋敷中に広がる周の魔力が、屋敷にいる者全てに纏わりついていく。御庭番だろうと、屋敷を護る警護兵だろうと、主人を妨げる者を容赦なく排除する執事だろうと、全ての者が凍りついたように、その場から動くことが出来なくなった。
そして、周は嗤った。
これまでの人生において、最高の笑顔で。
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