終わりと始まりに嗤う

イチ力ハチ力

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宿り木

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 なんて事ないどこにでもありそうな雑居ビルが、最強最凶の魔術師が率いるギルドであると誰が想像出来るだろうか。一階には雑誌にも紹介される程の人気のラーメン屋があり、二階も同様にその手の雑誌には必ずと言って良いほどに紹介されているメイド喫茶が店を構えている。彌太郎はエヴァにその二店舗が載っている雑誌を見せられて、思考が止まっていた。

 目の前には絶世の美女がいるのだが、先ほどまでの優雅な雰囲気はゴミ箱へ勢い良く捨てられ、本気ガチな人として彌太郎に対して、唾を飛ばすほどの勢いでラーメン屋『津幡屋』と異世界系メイド喫茶『アナザーワールド』について熱く語っている。美女が熱く語るラーメン屋とメイド喫茶、自分の主人となった人物でなければ、もっと言えば自分を殺しかけた人物でなければ、おそらくもっと楽しい場だったのかもしれない。

「なぁ、マスター?」

「ん? 金が無いのか? アナザーワールドメイド喫茶津幡屋ラーメン屋は毎月十五日に割引券をギルドメンバーに配布しているが、それ以外にも彌太郎君には新規加入特典として別枠として更に渡すから安心してくれて良いぞ」

「いやいやいや、どんだけ本気ガチの人だよ! 最初はラーメン屋とかメイド喫茶も能力者の何かなのかもと聞いてたが、暫く我慢して聞いてみりゃ、単なるファンが熱く店を語ってるだけじゃねえかよ!」

 彌太郎の言葉を聞いたエヴァは、目を細めると真剣な表情に変わった。

「そうだが?」

「そうだが? じゃねぇよ! 総理が勇者になって、この世界が剣と魔法のファンタジーになった挙句に、よく分からん神殺しのギルドに加入したと思ったら、ラーメンとメイド喫茶を熱く語られるこの状況、どんだけカオスだと思ってんだ!」

 一息でそこまで捲し立てると、彌太郎は息を切らしながらエヴァを睨みつけていた。焦りと怒りと、そして僅かながら隠し切れていない恐怖と不安を映す瞳は、真っ直ぐにエヴァへと向けられていた。その瞳を見て、出会って間も無い上にまともな会話すらしていないと言うのに、エヴァの心には彌太郎に対する一欠片の愛おしさが存在しているのは、二人の間に結ばれている『主従の契り』の効果であろう。

「どちらかと言うと、捨て犬を拾った感覚というものに近いのだろうな」

「ばっちり聞こえてるが、その捨て犬とは俺のことじゃないだろうな?」

 自分の文句を無視された挙句に捨て犬と認識されているとあっては、流石に黙っていないと言わんばかりの彌太郎だった。しかし、そんな彌太郎をエヴァは相手にせず軽く微笑むと立ち上がり、部屋を出るべく歩き出した。

「他のギルメンも集まってきたようだ。彌太郎君を紹介するから、付いてきたまえ。あぁ、そうだ、そのシーツだが綺麗にしておくように。流石に初体験の記念を後生大事に残しておくような、変態ではないのだろう? 浄化系統の魔法が使えないのであれば、部屋の外に共同の洗濯機があるから、そこで綺麗にしなさい」

 振り向きざまに、彌太郎に向かって意地の悪い笑顔を向けたエヴァに対し、額に青筋を立てながらも汚したことは事実である為、彌太郎は左手の親指を歯で強く噛み、そして血で汚れているシーツに向かって右手の掌を向けた。

「……“浄化クリーン”」

 彌太郎が言葉を発すると同時に、シーツの血の付いた場所に向かって掌から淡く光が溢れ出し、やがてシーツだけでなくベッド全体を覆った。数秒の後に、血で汚れていたシーツは新品同様に綺麗になっていた。

「本当に使えた……ははは、マジかよ」

 追い詰められ傷つけられた結果として発動した固有能力ユニークだけでなく、異世界『アレルガード』で覚えた“浄化クリーン魔法を発動出来た事に、彌太郎は気持ち悪さを感じていた。しかも、それが異世界と同じ感覚、同じ効果を持っていた事に、彌太郎は胃液が口元に上げってくるのを覚えた。耐え切れず床に四つん這いに倒れ込むと、思い出しくない感覚を自分の身体から排除したいと願うかのように、全てを吐き出そうとしている様だった。

 異世界『アレルガード』では、山賊の討伐を経験した。人の姿と殆ど変わりがないような魔族を、数え切れない程に討ち取った。あの世界だからこそ、あまりにも元の世界とかけ離れた世界だからこそ、受け入れられた感覚。

 人を殺した。それも一人や二人の話ではない。ただの高校生でしかなく、精神もまだ子供の範疇であったのにも関わらず、生きる為に、救う為に、帰る為に他人の命を絶った。命の重さが比較にならないほどに軽く、軽かったからこそ麻痺することが出来たあの世界。

 しかし、彌太郎が今いるこの世界では、あの感覚を覚えたまま普通に生きるなどできる筈がない。

「残念ながら君は、記憶も力も覚醒してしまったのだ、受け入れるしかないのだよ。あの世界で経験してしまった感覚は、もうその君の身体から捨て去れることなど出来はしないのだから」

 部屋のドアにもたれかかりながら発するエヴァは声は、寂しそうでいて何かを嘆くかのようで、そして少しの憐みを含んだものに、彌太郎には聞こえたのだった。そして彌太郎が顔を上げ言葉を発する前に、エヴァが先に言葉を続けた。

「我がギルド『宿り木ミスティルテイン』のルール等の詳しいことに関しては、君に世話役をつけるからその者から聞けば良い。あとは、そうだな。このギルドの目的は、その名の示す通りに神殺しだ。よって、殺すべき神の名を教えておきたい所だが、アレは今はもう名を持っておらんからな」

 彌太郎は口を腕で拭い、床を浄化クリーンで綺麗にすると蹌踉めきながらも立ち上がり、何事もなかったかのようにギルドに関する説明を始めたエヴァに対し、深く息を吐いた。異世界で得てしまった価値観は、捨て去ることは出来無い。

 それでも、これからこの世界で生きていかなければならない。声が震えていることは自覚しながらも、彌太郎もまた何事もなかったかのように話題に乗った。

「世話役? それに、神なのに名がない? ギルドの名前にもするくらいなのに、そんな名も無き神がターゲットなのか?」

 ミスティルテイン神殺しの剣なんて大層な名を冠するギルドが、名前すらないような神を殺そうとしている。その言葉は確かな違和感として、彌太郎の心に残る。しかし続くエヴァの言葉に彌太郎は、言葉を失うことになる。

「そうだ。奴はこの世界の神ではなく異世界『アドネミア』の魔神であり、この世界における通り名は“嗤う男”。先ほど起きた世界同時テロを起こした闇堕人アビス達を導き、この世界におけることわりを改変し、混沌をもたらした者。そして其奴は、人間の勇者が魔神と融合した結果として生まれたモノだよ」

「人間の勇者と魔神が融合……って、気になることを言いながら、どこ行くんだよ!?」

 宿り木ミスティルテインが滅ぼそうとしている神が異世界の魔神であり、更には人間の勇者と融合したモノであるという予想外の事実に動けない彌太郎を他所に、エヴァは部屋から出て悠然と廊下に歩き出していた。目が覚めてから次々に知らされる情報に困惑しながらも、それでも彌太郎は足を動かす。

 その場に留まり続けることが、何より怖いと知っているかのように。


 エヴァを追いかけ部屋を出た彌太郎は、扉に【No.1】と表示されていることに気がつき、他にも【No.2】【No.3】とプレートの付いた扉があった。

「このフロアは、ギルメンの居住フロアなのだよ。まぁ、ギルメンのと言ったが、使用しているのは二部屋のみなのだがね。見た目は簡易パネルで区切っただけの部屋だが、部屋の中は空間拡張の魔法をかけてあるから、ある程度なら融通が効かせることはできる。君がさっき寝ていた部屋は、今は空き部屋になっているから使いたければ申請すれば使用できるぞ。ただし、シャワー室やトイレはフロアで共同だがな。申請方法は、世話係に聞くと良い」

 エヴァは真っ直ぐに前を向いたまま歩き、フロアの突き当たりの壁の扉を開き、目の前にあるエレベーターの前へと進とスイッチを押した。彌太郎は、エレベーターの階層を示すランプが動き、初めてここがどこかのビルの中だと知ったのだった。【5F】に光が止まるとエレベーターの戸が開き、エヴァはすぐに入ったが彌太郎はすぐに足が動き出す気配はなかった。

「どうした? 階段で行くのかい?」

「……いや、一緒に行く」

 彌太郎がエレベーターの中に入ると、すぐに扉が閉まりエレベーターは下降を始めた。エレベーターに乗った人間の習性か、階層を示すランプが下層へと切り替わっていくのを彌太郎は黙って見ていた。何か言葉を発することなくエレベーターが止まるまで、ランプが下層へと向かって動いていく様を眺めていた。

 世界の変貌、元凶と言われる神を殺す事を目的としたギルドへの加入、そして未だ思い出せない彼女の顔。様々な情報と感情が、彌太郎の心を掻き乱す。それでも彌太郎は拳を強く握りしめると、生きる意志を強く瞳に宿していた。

 壁にもたれかかっていたエヴァが、エレベーターの扉が開くと同時に三階フロアに向かって歩き出した時、彌太郎の顔を見て微笑んだ。

「彌太郎君を皆に紹介する前に、我がギルドの一員の証となる“紋章”を刻んでおこうか。左手の甲をこちらへ見せたまえ」

「ギルドの紋章か……この国じゃ、刺青みたいなものは敬遠されるんだぞ。そんな目立ちそうなところに、刻むのはやめてくれよ。他のギルメンの事を知らないが、俺はそんなに隠蔽系統の術は得意じゃないんだ。高校生がそんなところに刺青してたら、結構危ない奴と思われるだろ」

「存外繊細なのだな、君は。心配せずとも、紋章には私の術式による隠蔽機能も付与させている。その他にも君には関係ないだろうが、言語翻訳も付与してありどこの国の者であろうとコミュニケーションは取れる。ただし、文字は読めんがな。我がギルド紋章は、他にも色々な機能を付与した最高位付与術式なのだよ」

 エヴァは紋章に関する説明を楽しそうにしながらも、右手では空中に絵を描くかのように指を動かしていた。そして実際に指先に灯った光が線を描き、それが空中に留まりある絵を浮かび上がらせていた。まるでオーケストラの指揮者のように優雅で洗練された動きに、ただただ素直に彌太郎は魅入るのだった。

「ようこそ、宿り木ミスティルティンへ」

 歓迎の言葉とともに、光で空中に描かれた宿り木をモチーフにしたギルドの紋章が光の粒となると、彌太郎の左手の甲へと吸い込まれていった。そして左手の光が収まると、そこには先ほどまで空中に描かれていた同じ紋様が、彌太郎の手に刻まれていたのだった。

 まじまじとその紋章を見る彌太郎は、あの世界の事を少し思い出し、少しだけ微笑んだ。魔王討伐の旅の途中に出会った様々なギルドが、同じように紋章を自らの体や武器や防具に刻み、それを己の誇りにしていた。彌太郎達は勇者召喚された選ばれし者として召喚国に所属する形であった為、ギルドには入ることが出来なかった。

「そういえばを随分と悔しがってたな、アイツは」

「ほほう、私という絶世の美女を前にして、他の女の事をそんな顔で呟けるとは、中々やるじゃないか」

「……女だなんて、一言も言ってないんだが?」

「なら男の方か。しかし、それでも私の美が通用しないとは、余程のガチ勢ということか」

「……女であってる」

 意地悪そうな顔で微笑むエヴァに、苛立ちを大いに覚えながらも彌太郎は事務所の入り口らしきドアに向かって、早く入れと言わんばかりに顎で無言で指図した。“性春真っ盛りだな“だと呟きながら如何にも下卑た笑いをエヴァに向けられ、彌太郎の額の青筋が今にも切れそうになったところで、思い出したかのようにエヴァは彌太郎に尋ねた。

「そう言えば、君以外のあの場にいた者達はどうなったと思う?」

「あの場ってのは、参観ロビーの事か? 流石に、全員死んだんじゃないのか?」

「そうだな。君の級友もたまたま居合わせた観光客達も、君以外は全滅だ。おそらく、崩落の所為で即死だっただろう」

 エヴァは、淡々とそう告げながらも彌太郎を見ていた。彌太郎の目は、悲しみも動揺も怒りも湧いていない、言うなれば普通の目だった。

帰還者オリジンとは、やはりこういう者だな」

「は?」

 彌太郎が怪訝な表情をエヴァに対して見せるが、既にエヴァは彌太郎から視線を外し、そのまま『宿り木ミスティルテインの事務所の扉を開いた。そしてエヴァが事務所へ入ると、彌太郎も続いて事務所へと足を踏み入れたのだった。


 ガラス窓からは日差しが差し込み、部屋は自然な明るさで照らされていた。四つずつ向かい合うデスクの上には、六つのデスクトップ型のパソコンが並んでおり、その前にはその持ち主達がそれぞれ座ってた。新聞を広げている者、コーヒーを飲む者、スマホを弄っている者、各々に過ごしていたがドアが開くとともに入ってきたギルドマスターと新顔に視線を向けたのだった。

「エヴァ様、おはようございます!」

「おはよう、一月いつき。今日もまた一段と、君は元気に輝いているな」

「はい、私はいつでも貴方に並び立つために、己が力を指し示す必要があります。エヴァ様に寄りつこうとうする蛾を駆除する為に、私は輝き続けるのです!」

 二人が事務所に姿を現すと同時に、楽々浦ささうら一月いつきの明瞭でいてよく通る声が部屋に響いた。エヴァと一月とのやり取りを後ろで聞きながらも、彌太郎は事務所の中にいる者達をそれぞれ見ていた。彌太郎の視線に気づき反応する者もいれば反応しない者もいたが、彌太郎は全員が自分を警戒している事を感じており、それは彌太郎とて同じ事だった。

 徐々に張り詰める空気の中、一月がブラウン色の前髪をかきあげながら髪の色と同じ色の瞳を、彌太郎にしっかりと向けると、彌太郎の左手の甲にギルドの紋章が刻まれていることに気づいた。一月の表情が無表情になり、品定めをするような目を向けられるも、彌太郎は“ハーフかな? 痛い仕草が様になるイケメンとか実際すげぇな“と考える程度には、彌太郎は余裕が保てていた。それは誰一人として、自分に殺気を向けてくる者はいなかったからである。

 何処かも分からぬ場所で知らぬ者達に囲まれようと、自分に対する警戒はされど明確な殺意を持って敵視されていなければ、特に焦る事もないと感じる程度には、彌太郎は自身の評価は低くなかった。

「エヴァ、うちの紋章を持っている後ろの彼は、新入りさんと言う事で良いのかな?」

 エヴァに親しげに声をかけた男は、ファッションに疎い彌太郎であっても惚けるほどに洗練された姿をしていた。異世界アレルガードは、嫉妬するのが馬鹿らしくなるほどに美男美女が多く居たが、この男なら引けを取らないだろうと思うだけの容姿もしていた。そしてエヴァもまた同類であるが為に、全く違和感のないツーショットになっていた。

 彌太郎がその姿に感心していたが、一月は真逆の反応を示しており、すぐさま二人の間に割って入り同様に彌太郎に関してエヴァに尋ねていた。

「察しの通り、この時雨しぐれ彌太郎君は新しく宿り木ミスティルテインのギルドメンバーについ先程なったばかりだ。そして、この日本支部における副支部長に就任させることにした。土生はぶみ君がどうなっているか分からない以上、当分は彼がこの支部の実質のトップとなる。皆もそのつもりで、対応するように」

 この場に居る者達のエヴァの言葉に対する反応は、実に様々であった。見定めるように観察する者、挑戦的な好奇心を向ける者、驚愕の表情で開いた口が塞がらない者。そして一番先に反応したのは、驚愕した者達であった。

「聞いてないぞ!?」

「エヴァ様! この魔力の欠片も感じないような雑魚が、このギルド支部の副支部長を務めるなどと、本気でおっしゃっているのですか!?」

「誰が雑魚だ、この野郎!」

「お前しかいないだろう!」

「因みに彌太郎君と私は、『主従の契り』を結んでいる。私の都合で急に呼び出すことが多々あるだろう。そのあたりは、皆も心しておいてくれ」

 簡単な業務連絡を告げるようなテンションで放たれた言葉は、彌太郎以外の六人のメンバーに対して強烈な報告であり、事務所の刻が一瞬止まったかと思える程の清寂をもたらした。

 そしてまるでサンレンでも鳴り響くような叫び声が全員の刻を取り戻した。

「そんな馬鹿なぁああああ!」

 楽々浦ささうら一月いつきは、叫んでいた。

 自分の師であり、同時に最愛の女性から発せられた言葉を、自らの声で上書きすることでこの世界に認識させまいとするかのように。
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