終わりと始まりに嗤う

イチ力ハチ力

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幕開け

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 午前零時を過ぎれば、街から音が逃げていく。中心部の駅から離れれば離れるほどに、音は闇に溶け込んでいく。手元の携帯端末の画面に目を向けると、時計の表示は日が変わった事を示していた。

 都心から電車で一時間程の街で、彌太郎は自分の世話役二人と電灯の灯が届いていない路地で立っていた。首都とも言えど、流石に眠らない街などと言われる様に明るいのは一部の場所であり、県境の街であればそんなことはない。

「千乃、あのアパートに対して遮音効果を盛り込んだ防護障壁術式は、完了しているか?」

「はい、彌太郎様。貴方の言葉は、エヴァ様の言葉と同意です。彌太郎様の指示に、私が逆らうことはありません」

「……そりゃよかった。おい一月いつき、なんでこっち見ないんだよ」

「私を巻き込むな。私は、依頼を達成さえ出来れば良いのだ」

 彌太郎と千乃の様子を見ない、というよりは千乃の顔を見ないようにしている一月いつきに絡む彌太郎だが、頑なにアパートに視線を向け続ける一月いつきに渋面を作った。

 彌太郎にとっては、初の依頼クエストはこうして幕を開けたのだった。


 彌太郎がギルド『宿り木ミスティルテイン』東京支部の、事務所にあるパソコンから依頼を受け時、まだまだ日が高く、音は盛大に街を踊っていた。

 ビルの一階に店を構えるラーメン店『津幡屋つばたや』から事務所に戻り、ギルドへの加入手続きを行なった彌太郎の元へ、ギルドマスターであるエヴァ・コールマンからメールが届いた。

 “件名『想い人の探し方』”

 ようこそ、我がギルドへ

 早速だが、彌太郎君にとっての朗報だ。

 君が思い出せない愛しの君だが、うちの所属占い師に頼ってみたところ、このギルドの依頼クエストを受けていく事で出会えるとの事だよ。

 占い師曰く『敵か味方はさておき』とのことだが、会えるのなら問題ないだろう?

 そして今し方、東京支部にいくつかの依頼クエストが持ち込まれたようだ。

 どの依頼が愛しの君に繋がるものか分からないが、今の君に“受けない”なんて言う選択肢はないだろう?

 宿り木ミスティルテインの名に恥じぬ活躍を期待しているよ

 ギルドマスター エヴァ・コールマン


 エヴァが何を察しているのか分からないが、少なくともメールの文面から面白がっている様子が見てとれたことで、このメールを読んだ時、彌太郎の眉間には大袈裟な程に大きな皺が出来た。

 依頼現場近くの路地に立つ彌太郎は、一月いつきに合わせ、古びたアパートの玄関ドアに目を向けた。玄関横の窓からは部屋の明かりが漏れており、警護対象は少なくとも寝ていないことが窺い知れた。

 依頼書には記載された警護対象二人の素性は、依頼主である地道家の親戚筋であるとされたが、大方当主の隠し子だろうと彌太郎は考えており、一月いつきも同じ意見だった。特にそのような詐称は珍しくもないとの一月いつきの言葉に、彌太郎はパソコンの画面上の【受諾】のアイコンをクリックしたのだった。

 今日の昼過ぎから増えだした宿り木ミスティルテインへの依頼は、どれも警護依頼であり、全て元を辿れば“天真”に行き着く家系であった。地道家も他の依頼と変わらずに天真の分家だった訳だが、他の依頼と異なった部分が目に止まった。

 警護対象は“能力者の世界を知らない“という点であり、更に依頼には”可能な限り警護されている事を悟らせぬ事“と、”襲撃者の殺害“が追加報酬達成条件として明記されていた。

 大方これまで能力とは関係の無い平穏な生活を送っており、それを継続させたいとの依頼主の想いなのだろうと、彌太郎は考えている。その推察は間違っておらず、実際におさむはそう願っており、兎古野とこやは主人の願いを汲み取って依頼を出している。

「遠ざけることが、護ることになるのかねぇ」

「そんなことは、我々が判断することではない。淡々と確実にしっかりとエヴァ様の手足となり、任務を執行するのみだ。任務の失敗は、エヴァ様の顔に泥を塗る行為だと知れ」

「依頼であって、任務じゃねぇよ。それに、泥を塗るって言ったって、うちのギルドのギルマスがマスターエヴァだって伏せてるんだろ? 成功しようが失敗しようが、マスターエヴァの名声とやらは変わらんのじゃないのか」

 長針が時計盤の四分の一まで進もうとしているが、特に護衛対象のアパートの周辺に異常は見られていない。千乃ちのは、術式を維持しながら彌太郎の後頭部を格別の集中力をもって凝視している。

 彌太郎と一月いつきは油断しない程度に集中しながらも、二人で言葉を交わしていた。

「これまではな」

「ん?」

「お前の存在が、そうはさせんと言うことだ」

「どういう意味……っと、あれは当たりか?」

 護衛対象の前のアパートは、特に周りが極端に暗いという訳では無い。目の前の道には街灯もある上に、まだアパートの廊下の電灯も付いている為、案外明るい。その為、路地の暗闇にいる彌太郎達は逆に明るい道からは見えにくい。

 目を細め、街灯の影から顔を出さないようにアパートの前の道を見ている二人の前に、歩いてくる人物がいた。零時を過ぎたからといって、人っ子一人誰も通らないという時間では無い為、先ほどからこの道を車も通れば人も歩いて通り過ぎていたが、今回歩いてくる人物はこれまでと決定的に違う特徴があった。

 ただ一点、“魔力”を帯びているということである。

 明らかに身体に魔力を帯びたまま歩いてくる人物は、アパートの前にまでくると三人の目でしっかりと確認出来た。大学生くらいに見える歳の男であり、茶髪の髪が電灯の光に反射して色がより明るく見えた。

 雰囲気は、何処にでもいそうな軽い男と言った感じだろうか。しかし、身体は細身に見えるがしっかりと鍛えられていることは、シャツとジーパンの上からでも見える筋肉の膨らみが示していた。

 依頼では、何者も来ない場合も想定されることも補足事項に記載があったが、それは今回当てはまらなかったようだ。彌太郎は深く息を吸い込み、出来るだけゆっくり長く空気を吐き出した。

 彌太郎が臆している様子は、一月いつきは感じていない。相変わらず魔力は一才感知出来ないが、それは今自分達が隠れている事を考えれば当然の事であり、術を行使している千乃ちのでさえ、極力外に漏れない様にしている。

 事前の打ち合わせで、護衛対象に近づく者が現れた場合、彌太郎は自分が率先して接触を図ると二人に説明していた。通常の状態であれば、彌太郎は魔力を保持していない。それは身体の内部にさえ、魔力を保持していないという事であり、知らない者からすれば非能力者だと判断するだろう。

 特に今のこの世界の状況・・・・・であれば、ほとんどの能力者は魔力を持たない彌太郎など気にも止めない存在だった。

「うずうずしてるもんな、魔法ってやつをぶっぱなしたくてさ」

 路地の影から自然にアパートの前の道に歩き出した彌太郎を、その青年は一瞥しただけで特にそれ以上の反応はなかった。それどころか、すれ違った彌太郎がまだ電柱の一区間分も離れていないのにも関わらず、魔力を右手に集中し始めた。そして、深夜と言っても良い時間帯には似合わない程の大声で、嗤ったのだった。



 地道 大炎ひろおは、自分の名が嫌いだった。

 自分が物心つく頃には、“魔法”というものが使え、それが一般的には特殊だという事も教育され理解していた。小学校に入る頃までは、“火の魔法”を使える事を誇り、一種のヒーローになった気分だった。しかし、ある程度成長すると、それも幻想だと気付く。

 この世界における普遍的な原則、“非能力者の前で世界の理を超える力は、発動することは出来ない”。

 周りの友達には、自慢出来ない。力を見せつけ、自らの優位性を見せつけることも出来ない。身内の中でのみ、その力を示すだけ。それなのに、求められるのは“力”。

 中学に入学する頃には、地道家の次期跡取りとして叔父と一緒に天真家へと新年の挨拶に大炎ひろおは連れて行かれた。そして、その場にて天真家当主である天真あまねを初めて見ることになった。

 この世界における“魔法”なんてものは、“マジック”と大差無いと感じていた大炎ひろおはこの時、その考えを改めさせられることになる。

 天真家の来客用に使用される屋敷の、大広間に座るあまねという老人から発せられる魔力の波動は、大炎ひろおの価値観を木っ端微塵にした。

 あまねから発せられる波動に、隣に居たおさむなどは大炎ひろおとは異なり、額に玉のような汗を浮かび上がらせ胸を苦しそうに抑えていた。

 大炎ひろおがその事に気付き、周りを見るとおさむと同じようにしている者が少なくなかった。その様子を見て大炎ひろおは思うのだった。

 “俺は特別なのか”

 そして、各分家の当主が順にあまねの前へと進み出て、新年の挨拶を述べていく。今かいまかと待っている大炎ひろおを他所に、おさむの足は中々畳の上に立ち上がろうとしていない。次々と周りの者達があまねに対し、主君に対し忠誠を誓う家臣の如く進み出ているというのにである。

 我慢しきれなくなった大炎ひろおおさむに対し声をかけようとした時、おさむが目でそれを止めた。大炎ひろおは舞い上がって気付いていなかったが、地道家は大広間でもあまねからみて最も遠い場所である出入り口の襖の近くに座っていた。即ち、分家の中でも末席に位置する格の家であると言うことを示していた。

 そして地道家の番となり、あまねの前へと進むおさむは、背中に大炎ひろおからの視線を感じていた。

 おさむが立ち上がった際に、大炎ひろおまで立ち上がろうとしたのを、おさむが素早く肩を抑え、その場に有無を言わさずに留まらせた。何故なら、あまねの前に出ることが許されているのは、分家では当主のみであったからだ。

 大炎ひろおは理解できない。あの初対面の老人に近くで自分が会えないことが、他の誰かが会いに行けるということが、これほどまでに心を掻き乱すのか。しかし、その理由を知る必要などなかった。今はただ、会える立場なるにはどうすれば良いかという考えしかなかったからだ。

 全ての分家の当主があまねに対して恭順の意を示し終わると、最後にあまねの口から全員に対する締めの言葉は毎年同じであった。

 “精進せよ”

 一言である。しかし、その言葉の持つ重圧は計り知れない。圧迫と感じる者、期待と感じる者、義務と感じる者、この場における言葉の受け取り方はそれぞれである。そして、大炎ひろおあまねの言葉をどの様に受け取ったのか。それは、それからの彼の行動が物語っていた。

 ひたすらに、己の力を高めようとしたのだ。

 身体を鍛え、魔法力を高める。しかし、大炎ひろおには天真の縛りに対して不満を持っていた。あまねを信仰しながらも、あまねに近づくために当主にいち早くなる為の最大の弊害が、あまねが定めた“縛り”だった。

 “一族内での殺し合いは御法度”

 “分家の当主は、第一子が務める事”

 “分家は当主死亡時にのみ、代替わりは行われる事“

 これらの“縛りはあまねが天真の現当主になった時に定められ、違反した家は違反者のみならず一族全員が罰せられた。

 矛盾した想いが膨れ上がるが、大炎ひろおにはどうすることも出来ない。ただただ、ひたすらに自らの力を高める事だけだった。そして高校を卒業する頃には、親の水樹の強さを超えていた。そのことに喜んだのは、超えられた本人である水樹であった。

 天真が縛ったのは、あくまで天真の一族に対する“殺し”が御法度なのであり、全く関係の無い他家であれば、当然の如く適用されない。そして、非能力者の前では確かに能力は制限されるが、同じ能力者同士であれば、力は制限されない。

 このことから、武闘派の家系では能力者同士の荒事を好む者達が、争い事が起きた際には“用心棒“のような役割として、戦うことも裏の世界では別段珍しくもなかった。

 地道家の当主であるおさむは、そういった厄介事に関わるなとの指示を出していたが、水樹みずきにしてみればの言葉など、腰抜けの言葉にしか受け取っていなかった。おさむなど天真の縛りに守られているだけの存在だと言わんばかりに、自分の事業の邪魔になる者を大炎ひろおを使って処分していった。

 非能力者相手に“不自然な殺し“をしてしまえば、八咫烏の捜査が及ぶ可能性がある為、大きな権力欲を持つ水樹だったが、大炎ひろおの使い方は心得ていた。”力“に飢えている事を見抜いていた為、汚れ仕事を”上手く“することによって、天真家の護衛隊に推挙すると耳打ちしたのだ。

 天真家護衛隊。

 それは、天真の本家直属の実働部隊である。その存在は分家では、当主格にあたる人物が知らさせており、縛りを破った際に動く部隊でもあった。さらにその先には、あまね直属の護衛部隊も存在するのだが、それは分家では当主であっても預かり知らぬことだった。

 大炎ひろおは水樹のその言葉に対し、表面上ではやる気を見せる様にしていたが、本心では特に心が揺れている訳ではなかった。もしかしたら護衛隊も、大炎ひろおの願いを叶えることも出来たかもしれないが、あの距離・・を実際に目にしたのは、あくまで分家当主だったのだから。

 大炎ひろおは、考えていた。どうしたら、いち早く地道家の当主になれるのか。叔父を殺し、父親を殺し、自分に当主の座を用意する為に天真の縛りを出し抜く、縛りに触れぬ様にそれができるのか。

 毎日考えた。毎日毎日考えた。毎日毎日毎日毎日まいにちまいにちマイニチマイニチカンガエタ。

 そんな彼の狂気の願いを叶える神など、善なる者ではないだろう。しかし、彼の壊れた心に一筋の光が刺した。それは、本当に神の悪戯としか言いようがない偶然の事だった。

 父親からつまらない用事を頼まれた時の事だった。普段は足も運ばないような郊外の街に出向いた時、老婆がひったくりにあった。大炎ひろおは自分に向かってくる男を、当然の如く素通しした。駆けて行く男の背中を見送り、視線を外そうとした瞬間、その目を疑った。

 男が、完全に宙を舞っていたのだ。一瞬見えた男の顔は、完全に呆然とした間の抜けた表情だった。周りの通行人達は、見事に投げ飛ばされた男に目が奪われていたが、大炎ひろおは違った。

 ある人物の姿が、男を投げ飛ばした女に完全に重なったからだった。身体の動きのみならず、僅かに揺らいだ魔力の動きすらも、一致してた。

 地道家現当主専属の使用人にして、当主の護衛及び戦術指南役である“兎古野とこや おと”の動きそのものを、二十歳前後に見える女が再現して見せたのだ。そして決定的だったのは、その女性の顔である。

 投げ飛ばされた男が失神し動かなくなり、女が手で払う仕草をしていた。そこで見たその顔は、確かに見覚えがあった。

 地道家本家の仏間に飾ってある遺影の中の一つに、それはあった。

 地道家の子供は、幼い頃に地道家の歴史を当主から話をされる。その際に、必ず見せられる人物の写真。

 地道家が目覚めし血脈ブラッドラインとして、歩み始めた開祖といっても良い女性。

 地道 ながれ

 旧姓、兎古野とこや ながれ

 目の前で通行人から拍手され、恐縮そうに頭を下げている女は、地道の開祖と瓜二つの顔だったのだった。



「さぁ、ここからボクは始まるんだ!」

 深夜にはおよそ相応しく無いほどの声が、辺りに広がっていく。

「哮ろ 駆けろ 焔よ 我が想いに呼応せよ 空木からき流炎火術式『火華禍カカカ』!」

 大炎ひろおが詠唱しながら、魔力を高めた右手を高く突き上げると、掌から天に向かって火柱が上がった。そして火柱から火の粉、でなはく牡丹の華の形をした火の塊が花が舞い散る様に降り始めた。

 結果は、一目瞭然。

 焦熱地獄を絵に描けと言われれば、今この場所を描けば良い。

 そう思える程の光景が、一瞬にして出来上がったのだった。
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