終わりと始まりに嗤う

イチ力ハチ力

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旅立ち

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 双子の片割れのみが、その部屋を出てきた時より数十分程前、部屋の中の二人は対照的な様子だった。

 一人は警戒した様子で魔力を滾らせ、いつでも動けるように構えている。言うなれば、戦闘態勢という状態だった。それに対し、ソファーで寝転ぶ男は正反対に緊張は見て取れず、仕事終わりに疲れて横になって、如何にもくつろいでいるという有様だった。

 しかし、龍彦の緊張は高まっていく。それは当然のことであろう。一般人だとて、目の前に虎が現れたら、緊張を通り過ごし恐怖で動けないからだ。

 突如現れた白虎は、士彦の周囲をぐるぐると回りながら、士彦がいる場所が自身の縄張りだと、龍彦に示しているようだった。

「その白虎は……なんだ」

「兄さん、らしくないな。わかっているんだろう、この子白虎が何なのか。何も無いところから突然現れたんだよ? 魔法か、スキルに決まってるじゃないか」

 額から汗が滲みでる。

 背中が寒くなる。

 白虎を目の前にして、龍彦はこれまでの人生で一番と言っていいほど、狼狽していた。それを相手に悟らすほどの失態はしていないものの、余裕の無い瞳は普段から一緒に居る士彦あきひこにしてみれば、その反応が見られただけでも愉快なことだった。

 だから、笑っているのだ。

固有スキルユニークなのか」

「そうだよ」

 一言ずつの会話であったが、龍彦が最も確認しなければならなかったことの一つがあっさりと判明した。

「俺を殺すのか」

「そうだねぇ。殺すといえば殺すし、殺さないと言えば殺さない。少しややこしいんだけどね、簡単に言うとそんな感じ」

「俺を殺し、“龍彦”という名は、お前が引き継ぐということか」

「そういう理解の早いところは、本当に流石だよ、兄さん」

 ソファーの周りを静かに歩く白虎を、手で撫でながら、士彦あきひこは龍彦に向かって称賛を送る。そしてようやく身体を起こすと、ソファーに座り直した。

 そして眼光鋭く、士彦は龍彦を見る。決して冗談で述べている訳ではないと言うことを、その眼がダメ押しで示していた。

「それは、お前の考えか? それとも、親父の指示か?」

「別に親父殿の指示で、そうしようとしている訳じゃないよ。ただ、こうした方がこれから面白くなるだろうって思ってるだけ」

「面白くだと? まさか……士彦あきひこ! 親父と同じように、“嗤う男”に会ったのか!」

 空気が振動するかのような怒号は、龍彦の魔力を自然と昂らせ、窓や壁に亀裂が入った。

「親父殿が、“嗤う男”を崇拝している闇堕人アビスなのは、一族の中でも極めて少数の者しか知らない事なんだけどなぁ。そして、それを教えられているのは、側近のみであり、考えを同じくするものだけな筈だよ。どうして兄さんは……知っているのかな?」

 この瞬間こそが、二人の分水嶺となった。

 双子の兄と弟。生まれる順番が、数分違いで兄と呼ばれ、弟と呼ばれる。

 兄だから弟だからと生まれた順番で、天真家においての待遇が変わることはない。

 単純に、魔力的な素質の高さであり、それは基本的に内包魔力の大きさで決まる。そしてそれに加えて、誕生時の当主であるあまねによる選別である。

 その為に、赤子にして既にその人生の大半は決定すると言ってよく、“表”か“裏”かも赤子の眼を見たあまねが決定する。

 現代社会において日本経済を支える企業グループとしての顔を守る“表”天真は、健全な経済活動による日本の支配を目論み、現在では輝石グループと合わせ、日本の経済を牽引している

 実態は、あまねが魔力的な素質、そして将来性を視た結果、要らないと判断された者は“表”へと回される。そしてそのまま成長させられ、“裏”の事は知らずに育つ。

 すなわち、“裏”でないものに、“表”を支配することは出来ず、“表”でいるという事は“裏”の操り人形に過ぎなかった。

 龍彦と士彦あきひこ

 双子の素質は、雲泥の差であった。だからこそ、龍彦は天真本家により帝王学を叩き込まれ、結果的にあまねに後継者として指名されるまでに至っている。それに対し、士彦あきひこは“表”に回されていないのが不思議な程だった。

 当主なるべくして教育を受ける兄、それにいつも一緒に居る弟。そしていつしか、周囲は理解する。弟は、兄の影武者として育てられているのだと。

 姿形だけでなく声も同じであり、髪型も普段はオールバックにしているが、髪をおろすと兄と弟は見分けがつかなかった。しかし兄は、周囲と同じように弟をそういう存在だと思っていなかった。

 弟は、守るべき存在であり、自らの半身だと感じていた。そしてそれは弟も自分に対して、少なからず似たような想いを持っているものだと考えていた。

 だからこそ、いま自分に向かって弟が向けている表情が、“嗤って”いるのが許せなかった。

「そんな顔をしないでくれよ、兄さん。兄さんが僕の事を、単なる影武者だとは思っていないことは知っているけど、僕は兄さんを特別な人だとは初めから思っていなんだからさ」

「は?」

 龍彦には珍しく、呆けた反応をしてしまっていた。

「きっと、兄さんは思ってるんだろう? “弟は、親父に誑かされたんだ”って」

 ソファーから立ち上がった士彦あきひこは、散歩でもするように、優雅に歩く白虎を隣に連れて街が一望できる硝子の壁へと向かう。その一歩一歩に自信が溢れ、つい先ほどまで自分の影だった人物とは、龍彦には見えなかった。

「誑かされたんじゃないよ。“初めから”僕は、あっち側だったよ。天真 あまねによって、僕は生まれた時から、この力を見出されていたんだから」

 大きく目を見開く龍彦とは対照的に、士彦あきひこは柔和な表情で白虎の毛並みを撫で、そして白虎もまたそれを気持ち良さそうに喉を鳴らしていた。

 龍彦の口からは、言葉が出てこない。まさか、弟が生粋の闇堕人アビスとして育てられていた事実が、すぐに腑に落ちない。

 何故なら、幼い頃からいつも一緒にいるのに、そんな影は見えなかった上に、士彦あきひこ固有スキルユニークどころか魔力自体の素養が低かったのだ。

「腑に落ちてない顔をしているけど、双子であるのに僕の魔力が見た目・・・低く見えているのは、体内でこの子達を飼っているからだよ? 固有スキルユニークを発現する前から、この子達は僕の魔力を喰っていたんだ。魔素がない世界において具現化させるほどの魔力は、流石に帰還者オリジンではない僕には無理だったけど、今は違うからさ」

 龍彦は士彦あきひこの話を、黙って聞いていた。現状を認識し、相手の言葉を咀嚼し、理解する。確かに非常に衝撃的で危うい状況になっているが、取り乱してはこの場を士彦あきひこに支配されるとの判断が、龍彦の頭を急速に冷やしていく。

 当然、その変化は士彦あきひこにも伝わり、龍彦を見る目が細くなっていた。

「もう少し、ショックで呆けてくれても良いんだよ?」

「もうお互い、五十近い中年だ。中年が呆けている姿など、情けなさすぎるだろう」

「それもそうだね。さて、どうする? もう、殺し合う? 他に聞きたいことはある?」

「そうだな……結局、お前はどうするつもりなんだ」

 龍彦の問いに、士彦あきひこは表情を変えずに、躊躇うことなく口を開いた。

「全てがぐっちゃぐちゃになった世界で、僕は暮らしたい。誰かに縛られることなく、誰かに指図される事なく、誰かに管理される事なく。公平に絶望が横に立ち、希望が扉を叩き、哀しみが耳元で囁く。抱き合った相手が、一秒先に肉塊になり、殺そうとした相手と抱き合うような」

「だから俺を殺して成り代わり、天真を乗っ取り、親父もまた殺す気なのか」

「そもそも親父殿は、兄さんと僕が本気で争うように僕を育てたからね。そして、自分の命さえも本気で狙わせるように。別に、成り代われなくても良いんだ。僕と兄さんが、本気で殺し合って、そして二人ともが、全ての元凶である天真あまねを殺そうとする。当然、親父殿もそれを本気で迎え撃つ」

「それが親父、いや“嗤う男”の筋書きか」

「そうなんだろうね。少なくともこの三人がぶつかる事で、天真は大混乱だよ。どこかの派閥に付く者、自ら旗を掲げる者もいるだろうし、旗印にさせられる者も出てくるだろうから……おやおや、兄さん。何か気になる言葉でも、あったのかい?」

 口角を吊り上げながら士彦あきひこが、龍彦に問いかける。まるで、その理由が分かっているのに冗談を言うように。

「桜花の屋敷内で、誰かが帰還者オリジンに覚醒したのは、もう知っているんでしょ。普段、自分が桜花を気にかけている事を周りに知られたくない兄さんは、遠距離からの監視しかしていない。だから、昼間に誰が・・覚醒したのか知らない」

 言葉を発するのは士彦あきひこだけであり、まるで話を聞いてほしい子供の様だった。言葉にするのが楽しげで、秘密にしてた事を話していいよと言われたかの様に、先程からとにかく士彦あきひこは兄に話を聞かせたがっているようだった。

 だからこそ、兄は弟の様子にほんの少しの違和感を感じた。

「僕は知っているよ。教えて欲しい? かつての親父殿の右腕の夜船一之進なのか、それとも兄さんと最愛の女性との間に出来た娘、天真 桜花おうかなのか。兄さんにとって厄介なのは、桜花が万が一にも帰還者《オリジン》だった場合だよねぇ。後継者の指名を受けている自分の娘が、帰還者オリジンでしたとなれば、今の状況なら御輿としてはこれ以上ない人物だ。第四の勢力が出来上がり、更に混沌としたものとなっていく」

 翼を広げ鼓舞する鷲のように両手を広げた士彦は、力を大きく見せようとしている様に龍彦の目には不思議と映った。そして士彦あきひこは、自分が徐々に早口になっていることに気づいていない。

「万が一にも桜花が帰還者オリジンであったなら、そうなるかもしれないな。しかし、そうではないのだろう?」

「……どうしてそう思うんだい?」

「そうだな、理由としては桜花が帰還者オリジンであったのだとしたら、俺の弱点が消える。わざわざそれを今この場で言う必要はない。帰還者オリジンが、弱いわけがないのだから、それは当然だ」

 今度は龍彦が語る番だと言わんばかりに、士彦あきひこが黙って聞いている。

 その瞳に映る龍彦は、先ほどまでと異なりいつもの・・・・の兄として見えていた。

「だが、それ以上にお前の様子を見ていて確信した。やっぱり、士彦あきひこは俺とは違い、優しい男だよ」

 その言葉に、士彦あきひこの目は見開いた。今の言葉が偽りか真実かなど、問わなくても分かる。それが、生まれてから今まで同じ刻を生きてきた龍彦と士彦あきひこという双子なのである。

 だからこそ、逆に士彦あきひこが必死に隠している本質もまた、龍彦に気付かれてしまった。

「俺が甘かった。拉致して幽閉ぐらいでと考えていたが、親父……本気で俺は、お前を殺すぞ」

 龍彦の強き言葉は、士彦あきひこの先にいる男に向けた言葉だった。


 都内にある個人で所有するには広すぎる土地に、まるで武家屋敷のような佇まい。そして手入れの行き届いた庭園は、訪れた者の心を侘び寂びの世界へと誘う。

 天真あまねが住まう場所とは、そんな空間であった。しかし、今夜は更に特別だった。

 あまねは目の前に広がる白砂利敷の広場を、上質な白絹の寝間着に、清涼感のある水色の羽織を肩にかけ、眺めていた。

 死屍累々という表現が、現実に人の手によって作り上げられたとしたら、それは狂気に支配された死地であると言える。そしてそれを眺める人物が、もしも穏やかな表情をしていたとしたら、その人物を“人”呼ぶには些か妖しいだろう。

あまね様、賊は全て処分致しました」

 和装であるあまねとは対照的に、洋装の執事然とした格好で朱く染まる白砂利に立つ秋風あきかぜ はるは、恭しく一礼した。そして元は真っ白な手袋は、今は赤黒く変色している。

 自分に対して一瞥も与えることをしないあまねに対して、はるは目線を左右に泳がせ、口を一度開きかけたが、その口から言葉を発することなく再び閉じられた。

はるよ、何か私に言いたいことでもあるのか?」

 用意されていた草履を履き、朱く染まる白砂利へと歩き出したあまねの言葉に、はるは驚き、咄嗟に言葉が出なかった。そして意を決し、秋風が再び口を開いたと同時に、先んじてあまねが言葉を繋いだ。

「今宵、この屋敷に来た者達は、私を殺しに来た者などは殆どいないだろう。我が子らが、私をいち早く拉致し確保しようとしただけだ。私が縛りをなくしたのは、次なる天真家の当主を決める争いを行わせる為だと思ってな。全く、愚かな子達だ」

 嘆息するあまねだったが、更に言葉を繋げる時には、表情を少し緩めていた。

「だが、龍彦が送ってきた部隊のみ、私を見た瞬間に拉致ではなく殺害へと切り替えた。あらかじめその様な指示を、龍彦から受けていたのだろう。行動に迷いがなかった。しかし、それがお前の気に障ってしまったみたいだがな」

「出過ぎた真似を致しました。申し訳ございません」

「良いのだ。すでにお前を縛るものなど、何もありはしないのだから。自由に行動すれば良い」

 完全にはるに対して背を向けるあまねの背中は、はるに対して攻撃を誘っているかの様にも見えた。しかし、はるがその場から動くことはありはしなかった。

 その様子にあまねは、酷く退屈そうな顔をしていたが、はるには主人の顔を見ることが出来ない。天真家当主専属執事長である秋風あきかぜ はるには、わかる筈がない。

 この時の最善手は、背後からあまねに必殺の一撃を行使することだったなどとは、一生導き出すことは不可能だった。

 そしてあまねは、何処か遠くを見ながら、誰かに向かって語りかける。

「お前達は、違うのだろう? 龍彦は士彦の状態を見破り、私を真の敵として理解する。士彦あきひこは、自分の状態が異常だと分かっていても、龍彦と私を殺すように作ってある。龍彦は私の意図を理解したとしても、踊るしかない。そのように、私が育てたのだから」

 まるで童心に戻ったかの様な笑顔を見せるあまねの顔を見るのは、何もかもを吸い込みそうな闇のみであった。


 龍彦と士彦あきひこが対峙する最上階のフロアでは、お互いが覚悟を決めた顔をしていた。

「兄さん、僕は既に壊れてるんだよ。相反する想いが常に心を砕き続ける。親父殿と兄さんを殺し、天真を使い他家への戦争を仕掛けなければならないけど、それを何処かで洗脳された結果だと止めようとする自分もいる。兄さん……僕を変えることはできないよ。今日も兄さんの護衛隊の詰め所を壊滅させるように指示を出した一方で、あの人と兄さんの娘である桜花おうかを保護するように、外部に依頼を出したんだ」

 言葉を紡がなければ、何かが壊れてしまいそうな程に危うい。

 士彦あきひこは、“縛り”を外され自由となった事で、相反する想いで心が脆く、そして弱くなっていた。そして強大な力こそ、不安定になったときの危険は計り知れない。

 弟は、兄の影で良かった。

 強く逞しく、格好良い兄が好きだった。

 弟は、持てる力以上の力を解放した。人は、それを暴走と呼んだ。

 寂しそうな表情で言葉を切った後、世界の淵まで届かせんばかりに、弟は突然に吼えた。

 そして身体より、十二支を模した様な召喚獣が現れた。

士彦あきひこ!?」

 兄の声が切っ掛けとなったかのように、弟の身体は至るところが裂け、血飛沫を上げた。街を展望できた硝子の壁は何かが飛び出したかのように、外側に向かって砕け飛んだ。兄は血達磨となっている弟へと駆け寄り、抱きかかえた。

「兄……さん……」

「何をしたんだ!」

 同じ顔が向かい合う。一方は悲痛と困惑を、そしてもう一方は安堵を。兄に抱きかかえられた弟は、右手を兄の顔の前に最後の力を使って持っていく。その震える手には、確かな意思を持っていた。

 殺気を含まぬ弟の掌を、兄は遮ることをしなかった。そして弟の手は、兄の額に触れた。

「ぐ……これは……がぁあああ!」

 頭へと流れ込む弟の魔力と、得体の知れない異物と感じる何か。

 身体が、そして魂が、ソレを拒否しているのが理解できたが、弟の手から流れ込む魔力がそれを緩和していく。兄は意識が離れそうになるのを、自らの舌を噛み痛みで耐えた。

固有スキルユニークの全てを移譲することは……無理だったけど……一番大事なスキルを……渡せたよ……あの子達は狂い……暴れ始める……そして兄さんを殺しにくる……それが僕の想いだから」

 兄には、弟の言葉に返すだけの余力はなかった。今なお身体の中で暴れる力を屈服させるだけで、精一杯であり、身体は弟と同じように肉が裂け始め、血が流れ始めていたのだ。

「『使役権』……ふふ……昔遊んだゲームと同じさ……戦い屈服させ力を示せば……あの子達は兄さんの血肉となる……」

 歯を食いしばり、兄は弟を見る。

 兄を殺さなければならない、兄の助けになりたい、交わることのない弟の想いが、この惨状を生んだ。目にはもう正気はなく、焦点はあっていない。

 誰が見ても、弟の命の灯はもう消えると分かる。

 ここで兄たる威厳を示さず、いつ示すのか。

 歯が折れるかというほどに、更に兄は食いしばり、そして全ての元凶に届けと言わんばかりに、兄も吼えた。そして、その姿を見る弟の身体は全ての魔力を移譲し終えたと同時に、崩れ去り灰となった。

 フロアに残るは、一人の男と血に染まり朱く色づく白虎。

「そうか……最初は、お前か」

 男は呟きながら立ち上がると、右手でネクタイを緩めると、左手は灰を強く握りしめ拳を作った。

 風が吹く。

 風は運ぶ。

 灰は飛ぶ。

 男がこの部屋の扉を開けた時、何処にも灰は残っていなかった。

 風と共に、片割れは旅立ったのだった。
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