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第三章 冒険者
幼女+ケモミミ+にゃ=勝てる訳がない
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「まだあるから、ちょっとまってな」
ゴソゴソと鞄から更に薬草やら何やら出そうとすると、エディスさんが慌てて俺を止めた。
「ちょ! ちょっと待て! まだあるのか!? こんな所でそんなに出すな! おい! 倉庫使うぞ!」
エディスさんが他の職員の人の了解を得て席を立ち、移動しようとしていた。
「なにしてんだ! 早く行く……わよ?」
「……えっと……は?……今どっかのヤンキーみたいな……いえ? 何も聞いてません。はい、ついていきますから! 嗤わないで! 怖い!」
いきなりガラの悪いネェちゃんみたいな話し方になり戸惑ったが、触れてはいけない事だとエディスさんの嗤い顔を見て察した。エディスさんに案内され、建物の奥にかなり広い倉庫部屋に入った。
「ここは、空間拡張魔道具で部屋が広くしてあります。ですから、素材の量が多い時や、大型の魔物を仕留めた時は、ここでマジックバックから出してください」
俺が部屋の広さに戸惑っているとその説明してくれた。そこで鞄から自分様に使う予定の分を残して、薬草やら毒薬草、麻痺草等とゴブリンの討伐部位、スライム魔石を全て出した。それをエディスさんが丁寧に数を数えクエストの紙を見ながらチェックしていった。暫くその作業を見ているとエディスさんがこちらを向いて作業が終わった事を伝えてきた。
「今回の採取及び討伐量でクエスト完了させた分で、ランクがGからFに上げられますが、如何しますか?」
「特に断る理由もないから、上げてくれ。ランクFになったのなら、オークやフォレストウルフ、アサシンアウルのどれかの討伐クエストってあるか?」
「いずれもランクFで討伐クエスト受領可能です。今からクエスト受けますか?」
「あぁ、受ける。で、またそいつらの素材と討伐部位を出すけどいいか? ここなら大丈夫だろ」
オークは村人に解体してもらったので、討伐部位のみを出した。肉は村人達と宴会した時に使ったのと、解体の手間賃として俺が食べる分を残してあとは全部置いてきた。オーク肉は売っても結構金になるらしく、そこでもかなり感謝された。
残りのフォレストウルフとアサシンアウルは村人に解体技術が無く、解体出来なかった為にそのまま死骸を俺の鞄に入れてきた。フォレストウルフとアサシンアウルだけで合わせて50匹以上あったので、全部出すのに多少時間がかかったが場所も広かった為に問題なく取り出せた。
「オークに関しては討伐依頼クエストのみ。フォレストウルフとアサシンアウルに関しては討伐クエストを完了させた後に、解体して素材の買取りをお願いしたい。解体料金は素材の買取り金から差し引いてくれ」
山の様に積み上がった死骸を見て、固まっていたエディスさんに声をかけた。
「…っは!? 何じゃこりゃ! って、これだけの量が入るマジックバックって!? いやそれよりも、これだけ魔物どこで討伐したんだ!?」
興奮し猫かぶりモードが解けたエディスさんに、バーカリ村での出来事を掻い摘んで話した。
「ちょ! ってことは瘴気纏いオーガも、もしかしてその鞄に入ってるのか!?」
「ん? 入ってるぞ? あれも出すか?」
「小出しにするな! もう全部出せ!」
鞄から瘴気纏いオーガを二体取り出した。谷底の奴もきっちり回収してきたのだ。瘴気纏いの魔物は討伐すると瘴気は胡散していき、瘴気は死骸には纏われないらしい。その為、鞄に入れてきたのだ。流石にもし瘴気に纏われたままなら燃やしてきた。
「これ……お前がやったのか? ん? 待てよ? お前誰と一緒に、村の防衛とこいつ殺ったんだ? そいつらは冒険者か?」
「あれ? 言ってなかったか? 倒したのは俺一人だぞ?」
「はぁ!?」
エディスさんが口をパクパクさせて驚いていたので、少しその場で落ち着くまで待った。
「確かにうちにも、バーカリ村近辺の森に瘴気纏いオーガが出て討伐されたと情報が来ていたが……これだけの魔物の量と瘴気纏いオーガの査定は多少時間がかかる。夕方ぐらいにまた来てくれるか?」
「あぁ、わかった。それならこの辺で良い宿屋は無いか? まだ宿無しなんだ」
「それなら、ここの向かいにある宿屋に行けばいい。ギルドカードを見せれば宿代が割引になるしな。飯もそこそこ旨い。お前のカードはまだ渡してなかったな、少しだけ待ってろ」
エディスさんと再度受付カウンターに戻り、数分待つと俺のギルドカードを渡された。
「それでは、夕方になりましたら再びお越しください」
「……あっ、はい……」
「何か?」
「いえ、大丈夫です! また来ます!」
取り敢えず寝床を確保する為に、エディスさんに言われた向かいの宿屋『冒険者の宿』に向かう。
「名前がまんまだな。まぁ、分かりやすくていいけど。ごめんくださーい」
宿屋の扉を開けて中に入り、カウンターに誰もいなかったので誰か居ないかと声を奥にかけてみる。
「はーい! にゃんですかぁ?」
「にゃんですと!?」
奥から元気よく出てきたのは、頭の上にモフっとした耳がのっかっていた。しかも、ぴこぴこ動いていた。
「えっとぉ、にゃにか?」
「はっ!? えっと、そうだ! 泊りに来たんだった! すごい破壊力だなリアルネコミミは……」
十歳にもなってなさそうなネコミミ幼女との遭遇に、完全に動揺してしまった。初めての獣人との出会いは、突然やって来たのだ。すると首元に、首輪を付けているのが見えた。
(奴隷か……奴隷と会ったのも初めてだな。見た感じは首輪が付いている以外は健康そうだし、セアラが言っていた通りなのかな)
「わかりました。女将さんを呼んでくるにゃ。少しお待ちくにゃさい」
「ぐはぁ!?……俺は変態紳士では無いはず……ただ……にゃとか反則だろう……」
「あんた何してんだい? こんなとこで、四つん這いなんてやめとくれ。みっともないねぇ」
俺が圧倒的敗北感を味わっていると、既に女将さんらしき人がもう来ていた。
「気配がなかっただと……あんた出来るな……」
「いやいや、普通に歩いて来たじゃないのさ。あんたが、蹲ってただけだろうに……それで? 泊まるのかい?」
「くっ! にゃんの破壊力は気配察知スキルを上回るのか……っと、そうそう冒険者ギルドの紹介で泊りに来たんだ。ほら、俺のギルドカード」
「なんだ、冒険者かい。うちの子見たさに来た変態なら、叩き出したところだけどね。まぁ、冒険者だろうとうちの子に手を出そうとしたら……あんたのアレを、磨り潰すよ」
「ひぃ!? 絶対にない! そんなことはしない! 普通に泊めてくれ! 取り敢えず一週間程頼む!」
「ならいいよ。一人かい? 朝夕飯付いて冒険者割引で一泊銀貨二枚、一週間分前払いなら銀貨十二枚でいいよ。どうする?」
「あぁ、一人だ。それでいい」
「わかったよ。それなら、ここの案内はっと、リアン! お客さんだよ! 案内しなぁ! あとお客さん、名前は?」
「ヤナだ、よろしく」
「私のことは女将でいいよ。この子はリアンだ」
「よろしくおにゃがいします、リアンです」
「ごはぁ!?……よ……よろしく、ヤナだ」
「……あんた、本当に大丈夫かい?」
「だ、大丈夫だ。獣人を見たのが初めてで、それで慣れてなくて。慣れればきっと、大丈夫だ」
「そうかい。ならリアン、案内たのんだよ」
「はい! わかりにゃした!」
そして、リアンちゃんに部屋に案内され、食堂など等も案内してもらった。前を歩くリアンちゃんの尻尾が見えた時は、またも四つん這いになり圧倒的な敗北感を味わったのは言うまでもない。獣人恐るべし。
そして、部屋も確保したので、リアンちゃんに一言外に行ってくることを伝えて城下町に出た。
ブラブラ歩きながら街の中を散策していた。あらかじめ女将さんに、冒険者にお勧めの武器屋や防具屋、道具屋、薬屋などの場所を聞いていたので、取り敢えず店内には入らずに場所だけ確認した。結構歩いて周るだけで時間を食ってしまい、そろそろ日が暮れはじめたのだ。
「そろそろいいかな?」
言われていた通りに夕方になったので、ギルドに向かった。
「ふざけるなよ! いきなりCランクだとぉ!」
ギルドの扉を開けた瞬間に怒鳴り声が耳に飛び込んできた。
「あっ! ヤナくぅん! 査定終わったわよぉ!」
エディスさんが満面の嗤い顔で、駆け寄ってきたと思ったらいきなり抱き着かれた。
「「「エディス姐さん!? テメェがヤナかぁ!!」」
「なんなんだよこれ……」
やっぱりあの嗤い顔には、関わりたくない。
ゴソゴソと鞄から更に薬草やら何やら出そうとすると、エディスさんが慌てて俺を止めた。
「ちょ! ちょっと待て! まだあるのか!? こんな所でそんなに出すな! おい! 倉庫使うぞ!」
エディスさんが他の職員の人の了解を得て席を立ち、移動しようとしていた。
「なにしてんだ! 早く行く……わよ?」
「……えっと……は?……今どっかのヤンキーみたいな……いえ? 何も聞いてません。はい、ついていきますから! 嗤わないで! 怖い!」
いきなりガラの悪いネェちゃんみたいな話し方になり戸惑ったが、触れてはいけない事だとエディスさんの嗤い顔を見て察した。エディスさんに案内され、建物の奥にかなり広い倉庫部屋に入った。
「ここは、空間拡張魔道具で部屋が広くしてあります。ですから、素材の量が多い時や、大型の魔物を仕留めた時は、ここでマジックバックから出してください」
俺が部屋の広さに戸惑っているとその説明してくれた。そこで鞄から自分様に使う予定の分を残して、薬草やら毒薬草、麻痺草等とゴブリンの討伐部位、スライム魔石を全て出した。それをエディスさんが丁寧に数を数えクエストの紙を見ながらチェックしていった。暫くその作業を見ているとエディスさんがこちらを向いて作業が終わった事を伝えてきた。
「今回の採取及び討伐量でクエスト完了させた分で、ランクがGからFに上げられますが、如何しますか?」
「特に断る理由もないから、上げてくれ。ランクFになったのなら、オークやフォレストウルフ、アサシンアウルのどれかの討伐クエストってあるか?」
「いずれもランクFで討伐クエスト受領可能です。今からクエスト受けますか?」
「あぁ、受ける。で、またそいつらの素材と討伐部位を出すけどいいか? ここなら大丈夫だろ」
オークは村人に解体してもらったので、討伐部位のみを出した。肉は村人達と宴会した時に使ったのと、解体の手間賃として俺が食べる分を残してあとは全部置いてきた。オーク肉は売っても結構金になるらしく、そこでもかなり感謝された。
残りのフォレストウルフとアサシンアウルは村人に解体技術が無く、解体出来なかった為にそのまま死骸を俺の鞄に入れてきた。フォレストウルフとアサシンアウルだけで合わせて50匹以上あったので、全部出すのに多少時間がかかったが場所も広かった為に問題なく取り出せた。
「オークに関しては討伐依頼クエストのみ。フォレストウルフとアサシンアウルに関しては討伐クエストを完了させた後に、解体して素材の買取りをお願いしたい。解体料金は素材の買取り金から差し引いてくれ」
山の様に積み上がった死骸を見て、固まっていたエディスさんに声をかけた。
「…っは!? 何じゃこりゃ! って、これだけの量が入るマジックバックって!? いやそれよりも、これだけ魔物どこで討伐したんだ!?」
興奮し猫かぶりモードが解けたエディスさんに、バーカリ村での出来事を掻い摘んで話した。
「ちょ! ってことは瘴気纏いオーガも、もしかしてその鞄に入ってるのか!?」
「ん? 入ってるぞ? あれも出すか?」
「小出しにするな! もう全部出せ!」
鞄から瘴気纏いオーガを二体取り出した。谷底の奴もきっちり回収してきたのだ。瘴気纏いの魔物は討伐すると瘴気は胡散していき、瘴気は死骸には纏われないらしい。その為、鞄に入れてきたのだ。流石にもし瘴気に纏われたままなら燃やしてきた。
「これ……お前がやったのか? ん? 待てよ? お前誰と一緒に、村の防衛とこいつ殺ったんだ? そいつらは冒険者か?」
「あれ? 言ってなかったか? 倒したのは俺一人だぞ?」
「はぁ!?」
エディスさんが口をパクパクさせて驚いていたので、少しその場で落ち着くまで待った。
「確かにうちにも、バーカリ村近辺の森に瘴気纏いオーガが出て討伐されたと情報が来ていたが……これだけの魔物の量と瘴気纏いオーガの査定は多少時間がかかる。夕方ぐらいにまた来てくれるか?」
「あぁ、わかった。それならこの辺で良い宿屋は無いか? まだ宿無しなんだ」
「それなら、ここの向かいにある宿屋に行けばいい。ギルドカードを見せれば宿代が割引になるしな。飯もそこそこ旨い。お前のカードはまだ渡してなかったな、少しだけ待ってろ」
エディスさんと再度受付カウンターに戻り、数分待つと俺のギルドカードを渡された。
「それでは、夕方になりましたら再びお越しください」
「……あっ、はい……」
「何か?」
「いえ、大丈夫です! また来ます!」
取り敢えず寝床を確保する為に、エディスさんに言われた向かいの宿屋『冒険者の宿』に向かう。
「名前がまんまだな。まぁ、分かりやすくていいけど。ごめんくださーい」
宿屋の扉を開けて中に入り、カウンターに誰もいなかったので誰か居ないかと声を奥にかけてみる。
「はーい! にゃんですかぁ?」
「にゃんですと!?」
奥から元気よく出てきたのは、頭の上にモフっとした耳がのっかっていた。しかも、ぴこぴこ動いていた。
「えっとぉ、にゃにか?」
「はっ!? えっと、そうだ! 泊りに来たんだった! すごい破壊力だなリアルネコミミは……」
十歳にもなってなさそうなネコミミ幼女との遭遇に、完全に動揺してしまった。初めての獣人との出会いは、突然やって来たのだ。すると首元に、首輪を付けているのが見えた。
(奴隷か……奴隷と会ったのも初めてだな。見た感じは首輪が付いている以外は健康そうだし、セアラが言っていた通りなのかな)
「わかりました。女将さんを呼んでくるにゃ。少しお待ちくにゃさい」
「ぐはぁ!?……俺は変態紳士では無いはず……ただ……にゃとか反則だろう……」
「あんた何してんだい? こんなとこで、四つん這いなんてやめとくれ。みっともないねぇ」
俺が圧倒的敗北感を味わっていると、既に女将さんらしき人がもう来ていた。
「気配がなかっただと……あんた出来るな……」
「いやいや、普通に歩いて来たじゃないのさ。あんたが、蹲ってただけだろうに……それで? 泊まるのかい?」
「くっ! にゃんの破壊力は気配察知スキルを上回るのか……っと、そうそう冒険者ギルドの紹介で泊りに来たんだ。ほら、俺のギルドカード」
「なんだ、冒険者かい。うちの子見たさに来た変態なら、叩き出したところだけどね。まぁ、冒険者だろうとうちの子に手を出そうとしたら……あんたのアレを、磨り潰すよ」
「ひぃ!? 絶対にない! そんなことはしない! 普通に泊めてくれ! 取り敢えず一週間程頼む!」
「ならいいよ。一人かい? 朝夕飯付いて冒険者割引で一泊銀貨二枚、一週間分前払いなら銀貨十二枚でいいよ。どうする?」
「あぁ、一人だ。それでいい」
「わかったよ。それなら、ここの案内はっと、リアン! お客さんだよ! 案内しなぁ! あとお客さん、名前は?」
「ヤナだ、よろしく」
「私のことは女将でいいよ。この子はリアンだ」
「よろしくおにゃがいします、リアンです」
「ごはぁ!?……よ……よろしく、ヤナだ」
「……あんた、本当に大丈夫かい?」
「だ、大丈夫だ。獣人を見たのが初めてで、それで慣れてなくて。慣れればきっと、大丈夫だ」
「そうかい。ならリアン、案内たのんだよ」
「はい! わかりにゃした!」
そして、リアンちゃんに部屋に案内され、食堂など等も案内してもらった。前を歩くリアンちゃんの尻尾が見えた時は、またも四つん這いになり圧倒的な敗北感を味わったのは言うまでもない。獣人恐るべし。
そして、部屋も確保したので、リアンちゃんに一言外に行ってくることを伝えて城下町に出た。
ブラブラ歩きながら街の中を散策していた。あらかじめ女将さんに、冒険者にお勧めの武器屋や防具屋、道具屋、薬屋などの場所を聞いていたので、取り敢えず店内には入らずに場所だけ確認した。結構歩いて周るだけで時間を食ってしまい、そろそろ日が暮れはじめたのだ。
「そろそろいいかな?」
言われていた通りに夕方になったので、ギルドに向かった。
「ふざけるなよ! いきなりCランクだとぉ!」
ギルドの扉を開けた瞬間に怒鳴り声が耳に飛び込んできた。
「あっ! ヤナくぅん! 査定終わったわよぉ!」
エディスさんが満面の嗤い顔で、駆け寄ってきたと思ったらいきなり抱き着かれた。
「「「エディス姐さん!? テメェがヤナかぁ!!」」
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やっぱりあの嗤い顔には、関わりたくない。
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