50 / 165
第三章 冒険者
狩人
しおりを挟む
「グルガァアアア!」
「ぐっ! ちょこまかと動きやがって! 『侵食されし稲妻』!」
私に瘴気に汚れた稲妻が、襲いかかる。
私は構えわず稲妻の雨の中を、ラオラインの喉元目掛けて跳躍した。
「獣風情がぁ! 調子乗るなぁ! 『悪魔的な棘の柵』!」
ラオラインの目の前まで迫った所で、突然棘の柵が現れ、そのまま突っ込んでしまった。
「キャイン!」
「お前の身体に刺さったその棘は、なかなか抜けねえぞぉ? ギャハハ! おらぁ!」
『悪魔的な棘の柵』の棘が、私の全身に刺さって抜けない。しかも、刺さった傷口から魔力が漏れ出してしまっている。
それが何だというのだろう?
私は構わず彼奴の身体に爪を突き立てるべく、襲いかかる。奴の剣戟と魔法の隙間を縫いながら、奴の胸を爪で切り裂いた。
「グギャア! 貴様! もうその姿は維持できまい! いつもの様に尻尾巻いて、逃げたらどうだ! 追いかけて追いかけて追い詰めてやギャァア!」
無駄に喋っている奴の顔に爪を突き立て、耳を食い千切ってやった。
「ペッ」
吐き出した彼奴の耳を吐き捨て、目の前で踏み躙る。
「き……きき貴様ぁあああ! もう良い! 死ねぇ! 『侵食されし獄炎牢』! 獣がぁあ! 燃え尽きろぉおお!」
私の周りを瘴気に汚された極炎が囲み、一気に私の諸共燃え上がる。奴はそれを見て高笑いしている。
何がそんなに可笑しいと言うのだろう?
私は生きているのに
「アァハッハッハ! 燃えカスでも彼奴にでも見せてやるか! ギャハハごふっ……かは……なん……だ……と……」
私は燃えながら瘴気の炎の牢から飛び出し、高笑いして無様に喉元を晒している奴の喉に、牙を突き立てそのまま噛み切ってやった。
「がふ……こふ……貴様……何故そこまで……」
そして『完全獣化』を保てない程に私に刺さった棘から魔力が漏れ出てしまい、発動が解ける。
「はぁはぁ……もう私は失うことはないもの……くっ! 身体が……時間が過ぎたのね……」
更に『輝夜の刻』も解けてしまい、装備も巫女の姿から元の装備へと、子供の姿まで時間が戻り身体が小さくなるのに合わせて換装された。
「ゴフッ……何を失わないのか知らんが……それを今から失わせてやろう……グルオォオオオオオ!」
私に喉元を食い千切られ、這いつくばっていたラオラインが咆哮をあげた。そして、着ていた服が膨れ上がる身体で裂けていき、瘴気纏いロックベアを超える巨体となった。
「グゥウウ! ガァアアアア! ケモノガァ! キサマら巫女共は、絶望サエシテレバ良いのだぁあ!」
「うぐあぁ! ごはぁ! ぎゃふ!」
わたしは異形の怪物となったラオラインに、幾度も蹴り飛ばされ、殴られ、投げられ、地面をボロボロになりながらも、わたしは失わない。
「はぁはぁ……ふふ」
わたしは、主様より頂いた二本のナイフを構え立ち上がる。
「何がオカシイ! 何をワラッテイル! 気でも狂ったカ!」
わたしは嗤う
主様がそう言ってくれたから
「わたしは戦うわ。もうお前は、わたしから奪えないもの。これがある限り、わたしは何度でも立ち上がり、嗤いながら戦うわ」
「オレが、ナニをウバエナイと言うのだ!」
わたしは、怪物を目を逸らさず真っ直ぐ見つめながら、言い放つ。
「戦士の誇りよ」
わたしの目には一欠片も『絶望』は写ってはいないだろう。
恐怖も怖れも哀しみも無く、純粋な戦う意思だけを宿した眼を向けられラオラインは、初めて怯んだ。
「そ、それがナンダトいうのだ! ソンナモノあった所で、オレにはカテヌワァ!」
わたしに向かって、巨大な拳が迫ってくる。これは躱せないし、当たれば死ぬだろう。
今回は、目を瞑ることはしなかった。耳を塞ぐ事もしなかった。
わたしは二本のナイフをもって、迎え撃つべく剣戟を放とうとした。
もう身体は動かなくても、一切の迷いなく立ち向かった。
だからだろうか。
やけにはっきりと聞こえたのだ。
「アシェリの勝ちだ。よくやったな」
わたしの主様の、優しい声だった。
その直後、わたしを潰そうとしていたラオラインが物凄い轟音とと共に吹き飛んだ。
「さぁ、戻ったぞ?」
主様の怒気を含んだその声が、その場にやけに響いた。
「主様、おかえりなさい」
「あぁ、ただいま。全員無事みたいだな。彼奴は、後で無事じゃ無くすけどな」
「……根に持ってるんですね」
当然、二つ名の恨みは深いのだ。一番初めに自分が『漆黒の騎士《ジェットブラック》』と名乗った事など、全く無視してあいつらに俺の怒りをぶつける。
「き……キサマぁあああ! ナゼココにいる! 城までトバシタハズだぁああ!」
『神火俺込誘導弾《ヤナミサイル》』の直撃を受けて、身体の大半を吹き飛ばされ地面に転がっているラオラインらしき頭が叫ぶ。
「え!? 城まで飛ばされてたんですか! 戦えと指示された以外は主様は静かでしたが、そんなことが……」
「ん? あぁ、『強制移動《テレポート》』っていう陰険な嫌がらせを受けてな。それと黙ってたのは確かに強制移動の影響もあるが、『戦え』と言った後からは、ラオラインとアシェリが話し始めて、話しかける雰囲気じゃなかったから黙って聞いてただけだよ」
俺は優しくアシェリの左眼を見て微笑みながら、アシェリの頭を撫でた。
「主様……申し訳ありません……聖痕がある事を隠していました……」
アシェリは目から大粒涙を流しながら、俺に詫びを入れてきた。
「いいさ、俺だってアシェリに言ってないことぐらいあるしな。例えばそうだな、その聖痕をつけやがったクソ神に喧嘩を売っている事とか?」
「……は?」
「アシェリに会うまでに、色々あってさ。あそこでズタボロになっているお仲間を斬り捨てる際にね。あいつらの目や耳で得た情報ってのが、魔王や悪神にも伝わるらしくて、『お前を殺しに行く』って言ってあるんだよ」
アシェリの目からは涙が止まっていたが、代わりに何故か固まっていた。
「はぁああああああ!?」
取り敢えず固まったアシェリを置いといて、ラオラインに対して話しかける。
「さて、俺は戻ってきたわけだが? ガルガロイと同じくさっさと斬り捨てようか、狩人さん?」
「グゥウウアアアア! ナメるなぁ! オレはアイツとはチガァアアアウ!」
ラオラインがそう叫ぶと、バラバラに散らばっていた神火に燃やされていなかった破片が、蠢き出した。
「ギャハハハ! テメェなんぞ正面からヤらねぇよ! 取り敢えずココからハナレサセテ貰うゼ? お前がイク先々に罠を張り、お前の大事なモノをコワシて、オレがオイツメテ追い詰めて狩ってヤるよぉ? ギャハハ! せいぜい闇にオビエルんだなぁ!」
そう叫ぶなりラオラインの破片が猿のような形に変化し、森に散らばり逃げていく。
「おいおい、連れねぇなぁ? 折角お前に会いに、城から飛んできたってのに」
ラオライン達が、森に散らばって逃げていく様子を見たアシェリが我に返る。
「あぁ……これでは、奴にこれから闇から狙われる生活に……主様には本当にご迷惑を、きゃっ!」
アシェリの声を遮り俺は、アシェリの頭をクシャクシャっと撫で回した。
「子供が生活の心配なんてするな。戦う時以外はもっと子供らしくしとけばいいんだよ。だがまぁ、戦う時に無理して声や口調を大人の真似しなくていいぞ? 聞いてて笑いそうになる。くくく」
「は?」
何やら困惑した表情をしているアシェリをほっといて、狩りの準備を始める。
「『双子』『十指』『神火の大極柱』『形状変化』『神火の猟犬』『対象:ラオライン達』」
神の火で創り出した猟犬を整列させる。
"さぁ、狩りの時間だ"
「ナンダ!? オレの数がドンドンヘッテイル!?」
ラオラインは、森を駆け抜けて逃げていた。
「ヤツしかもう戦えるヤツはいなかったハズ……何が起こってギャフ!」
また一匹ラオラインは自分の気配が消えたのを感じた。一番破片の大きかった頭部が変化したラオラインは、余りに一瞬で自分が消されている為、何が起きているか全く把握出来いなかった。
「何処に何がいるんギャァ!」
「ナニカが追いかけてクルんギャベシ!」
「く……クルなぁあああ!ゴギャ!」
そして、残りは既に頭部だったラオラインしか残っていない。
「ハァハァ……何故オレが……オレが……狩られてイルんだ……オレは狩る側ではナイノカ」
ラオラインの呟きが、森の闇に吸い込まれていく。
「早く……ハヤクニゲナイト……ハヤク速く……い……イヤ……イヤダァアアアア!」
"みぃつけたぁ"
そして、夜の森に再び静寂が戻った。
「ぐっ! ちょこまかと動きやがって! 『侵食されし稲妻』!」
私に瘴気に汚れた稲妻が、襲いかかる。
私は構えわず稲妻の雨の中を、ラオラインの喉元目掛けて跳躍した。
「獣風情がぁ! 調子乗るなぁ! 『悪魔的な棘の柵』!」
ラオラインの目の前まで迫った所で、突然棘の柵が現れ、そのまま突っ込んでしまった。
「キャイン!」
「お前の身体に刺さったその棘は、なかなか抜けねえぞぉ? ギャハハ! おらぁ!」
『悪魔的な棘の柵』の棘が、私の全身に刺さって抜けない。しかも、刺さった傷口から魔力が漏れ出してしまっている。
それが何だというのだろう?
私は構わず彼奴の身体に爪を突き立てるべく、襲いかかる。奴の剣戟と魔法の隙間を縫いながら、奴の胸を爪で切り裂いた。
「グギャア! 貴様! もうその姿は維持できまい! いつもの様に尻尾巻いて、逃げたらどうだ! 追いかけて追いかけて追い詰めてやギャァア!」
無駄に喋っている奴の顔に爪を突き立て、耳を食い千切ってやった。
「ペッ」
吐き出した彼奴の耳を吐き捨て、目の前で踏み躙る。
「き……きき貴様ぁあああ! もう良い! 死ねぇ! 『侵食されし獄炎牢』! 獣がぁあ! 燃え尽きろぉおお!」
私の周りを瘴気に汚された極炎が囲み、一気に私の諸共燃え上がる。奴はそれを見て高笑いしている。
何がそんなに可笑しいと言うのだろう?
私は生きているのに
「アァハッハッハ! 燃えカスでも彼奴にでも見せてやるか! ギャハハごふっ……かは……なん……だ……と……」
私は燃えながら瘴気の炎の牢から飛び出し、高笑いして無様に喉元を晒している奴の喉に、牙を突き立てそのまま噛み切ってやった。
「がふ……こふ……貴様……何故そこまで……」
そして『完全獣化』を保てない程に私に刺さった棘から魔力が漏れ出てしまい、発動が解ける。
「はぁはぁ……もう私は失うことはないもの……くっ! 身体が……時間が過ぎたのね……」
更に『輝夜の刻』も解けてしまい、装備も巫女の姿から元の装備へと、子供の姿まで時間が戻り身体が小さくなるのに合わせて換装された。
「ゴフッ……何を失わないのか知らんが……それを今から失わせてやろう……グルオォオオオオオ!」
私に喉元を食い千切られ、這いつくばっていたラオラインが咆哮をあげた。そして、着ていた服が膨れ上がる身体で裂けていき、瘴気纏いロックベアを超える巨体となった。
「グゥウウ! ガァアアアア! ケモノガァ! キサマら巫女共は、絶望サエシテレバ良いのだぁあ!」
「うぐあぁ! ごはぁ! ぎゃふ!」
わたしは異形の怪物となったラオラインに、幾度も蹴り飛ばされ、殴られ、投げられ、地面をボロボロになりながらも、わたしは失わない。
「はぁはぁ……ふふ」
わたしは、主様より頂いた二本のナイフを構え立ち上がる。
「何がオカシイ! 何をワラッテイル! 気でも狂ったカ!」
わたしは嗤う
主様がそう言ってくれたから
「わたしは戦うわ。もうお前は、わたしから奪えないもの。これがある限り、わたしは何度でも立ち上がり、嗤いながら戦うわ」
「オレが、ナニをウバエナイと言うのだ!」
わたしは、怪物を目を逸らさず真っ直ぐ見つめながら、言い放つ。
「戦士の誇りよ」
わたしの目には一欠片も『絶望』は写ってはいないだろう。
恐怖も怖れも哀しみも無く、純粋な戦う意思だけを宿した眼を向けられラオラインは、初めて怯んだ。
「そ、それがナンダトいうのだ! ソンナモノあった所で、オレにはカテヌワァ!」
わたしに向かって、巨大な拳が迫ってくる。これは躱せないし、当たれば死ぬだろう。
今回は、目を瞑ることはしなかった。耳を塞ぐ事もしなかった。
わたしは二本のナイフをもって、迎え撃つべく剣戟を放とうとした。
もう身体は動かなくても、一切の迷いなく立ち向かった。
だからだろうか。
やけにはっきりと聞こえたのだ。
「アシェリの勝ちだ。よくやったな」
わたしの主様の、優しい声だった。
その直後、わたしを潰そうとしていたラオラインが物凄い轟音とと共に吹き飛んだ。
「さぁ、戻ったぞ?」
主様の怒気を含んだその声が、その場にやけに響いた。
「主様、おかえりなさい」
「あぁ、ただいま。全員無事みたいだな。彼奴は、後で無事じゃ無くすけどな」
「……根に持ってるんですね」
当然、二つ名の恨みは深いのだ。一番初めに自分が『漆黒の騎士《ジェットブラック》』と名乗った事など、全く無視してあいつらに俺の怒りをぶつける。
「き……キサマぁあああ! ナゼココにいる! 城までトバシタハズだぁああ!」
『神火俺込誘導弾《ヤナミサイル》』の直撃を受けて、身体の大半を吹き飛ばされ地面に転がっているラオラインらしき頭が叫ぶ。
「え!? 城まで飛ばされてたんですか! 戦えと指示された以外は主様は静かでしたが、そんなことが……」
「ん? あぁ、『強制移動《テレポート》』っていう陰険な嫌がらせを受けてな。それと黙ってたのは確かに強制移動の影響もあるが、『戦え』と言った後からは、ラオラインとアシェリが話し始めて、話しかける雰囲気じゃなかったから黙って聞いてただけだよ」
俺は優しくアシェリの左眼を見て微笑みながら、アシェリの頭を撫でた。
「主様……申し訳ありません……聖痕がある事を隠していました……」
アシェリは目から大粒涙を流しながら、俺に詫びを入れてきた。
「いいさ、俺だってアシェリに言ってないことぐらいあるしな。例えばそうだな、その聖痕をつけやがったクソ神に喧嘩を売っている事とか?」
「……は?」
「アシェリに会うまでに、色々あってさ。あそこでズタボロになっているお仲間を斬り捨てる際にね。あいつらの目や耳で得た情報ってのが、魔王や悪神にも伝わるらしくて、『お前を殺しに行く』って言ってあるんだよ」
アシェリの目からは涙が止まっていたが、代わりに何故か固まっていた。
「はぁああああああ!?」
取り敢えず固まったアシェリを置いといて、ラオラインに対して話しかける。
「さて、俺は戻ってきたわけだが? ガルガロイと同じくさっさと斬り捨てようか、狩人さん?」
「グゥウウアアアア! ナメるなぁ! オレはアイツとはチガァアアアウ!」
ラオラインがそう叫ぶと、バラバラに散らばっていた神火に燃やされていなかった破片が、蠢き出した。
「ギャハハハ! テメェなんぞ正面からヤらねぇよ! 取り敢えずココからハナレサセテ貰うゼ? お前がイク先々に罠を張り、お前の大事なモノをコワシて、オレがオイツメテ追い詰めて狩ってヤるよぉ? ギャハハ! せいぜい闇にオビエルんだなぁ!」
そう叫ぶなりラオラインの破片が猿のような形に変化し、森に散らばり逃げていく。
「おいおい、連れねぇなぁ? 折角お前に会いに、城から飛んできたってのに」
ラオライン達が、森に散らばって逃げていく様子を見たアシェリが我に返る。
「あぁ……これでは、奴にこれから闇から狙われる生活に……主様には本当にご迷惑を、きゃっ!」
アシェリの声を遮り俺は、アシェリの頭をクシャクシャっと撫で回した。
「子供が生活の心配なんてするな。戦う時以外はもっと子供らしくしとけばいいんだよ。だがまぁ、戦う時に無理して声や口調を大人の真似しなくていいぞ? 聞いてて笑いそうになる。くくく」
「は?」
何やら困惑した表情をしているアシェリをほっといて、狩りの準備を始める。
「『双子』『十指』『神火の大極柱』『形状変化』『神火の猟犬』『対象:ラオライン達』」
神の火で創り出した猟犬を整列させる。
"さぁ、狩りの時間だ"
「ナンダ!? オレの数がドンドンヘッテイル!?」
ラオラインは、森を駆け抜けて逃げていた。
「ヤツしかもう戦えるヤツはいなかったハズ……何が起こってギャフ!」
また一匹ラオラインは自分の気配が消えたのを感じた。一番破片の大きかった頭部が変化したラオラインは、余りに一瞬で自分が消されている為、何が起きているか全く把握出来いなかった。
「何処に何がいるんギャァ!」
「ナニカが追いかけてクルんギャベシ!」
「く……クルなぁあああ!ゴギャ!」
そして、残りは既に頭部だったラオラインしか残っていない。
「ハァハァ……何故オレが……オレが……狩られてイルんだ……オレは狩る側ではナイノカ」
ラオラインの呟きが、森の闇に吸い込まれていく。
「早く……ハヤクニゲナイト……ハヤク速く……い……イヤ……イヤダァアアアア!」
"みぃつけたぁ"
そして、夜の森に再び静寂が戻った。
0
あなたにおすすめの小説
白いもふもふ好きの僕が転生したらフェンリルになっていた!!
ろき
ファンタジー
ブラック企業で消耗する社畜・白瀬陸空(しらせりくう)の唯一の癒し。それは「白いもふもふ」だった。 ある日、白い子犬を助けて命を落とした彼は、異世界で目を覚ます。
ふと水面を覗き込むと、そこに映っていたのは―― 伝説の神獣【フェンリル】になった自分自身!?
「どうせ転生するなら、テイマーになって、もふもふパラダイスを作りたかった!」 「なんで俺自身がもふもふの神獣になってるんだよ!」
理想と真逆の姿に絶望する陸空。 だが、彼には規格外の魔力と、前世の異常なまでの「もふもふへの執着」が変化した、とある謎のスキルが備わっていた。
これは、最強の神獣になってしまった男が、ただひたすらに「もふもふ」を愛でようとした結果、周囲の人間(とくにエルフ)に崇拝され、勘違いが勘違いを呼んで国を動かしてしまう、予測不能な異世界もふもふライフ!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
魔法属性が遺伝する異世界で、人間なのに、何故か魔族のみ保有する闇属性だったので魔王サイドに付きたいと思います
町島航太
ファンタジー
異常なお人好しである高校生雨宮良太は、見ず知らずの少女を通り魔から守り、死んでしまう。
善行と幸運がまるで釣り合っていない事を哀れんだ転生の女神ダネスは、彼を丁度平和な魔法の世界へと転生させる。
しかし、転生したと同時に魔王軍が復活。更に、良太自身も転生した家系的にも、人間的にもあり得ない闇の魔法属性を持って生まれてしまうのだった。
存在を疎んだ父に地下牢に入れられ、虐げられる毎日。そんな日常を壊してくれたのは、まさかの新魔王の幹部だった。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
喪女だった私が異世界転生した途端に地味枠を脱却して逆転恋愛
タマ マコト
ファンタジー
喪女として誰にも選ばれない人生を終えた佐倉真凛は、異世界の伯爵家三女リーナとして転生する。
しかしそこでも彼女は、美しい姉妹に埋もれた「地味枠」の令嬢だった。
前世の経験から派手さを捨て、魔法地雷や罠といったトラップ魔法を選んだリーナは、目立たず確実に力を磨いていく。
魔法学園で騎士カイにその才能を見抜かれたことで、彼女の止まっていた人生は静かに動き出す。
草食系ヴァンパイアはどうしていいのか分からない!!
アキナヌカ
ファンタジー
ある時、ある場所、ある瞬間に、何故だか文字通りの草食系ヴァンパイアが誕生した。
思いつくのは草刈りとか、森林を枯らして開拓とか、それが実は俺の天職なのか!?
生まれてしまったものは仕方がない、俺が何をすればいいのかは分からない!
なってしまった草食系とはいえヴァンパイア人生、楽しくいろいろやってみようか!!
◇以前に別名で連載していた『草食系ヴァンパイアは何をしていいのかわからない!!』の再連載となります。この度、完結いたしました!!ありがとうございます!!評価・感想などまだまだおまちしています。ピクシブ、カクヨム、小説家になろうにも投稿しています◇
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる