222 / 475
第十五章 排尿研修(お漏らし(小))
イケメン教師、神崎先生との高校時代
しおりを挟む
「嬉しいくせに。見られるのが好きなんだろう? 小坂くんは」
そうだった。見ていてほしい。せめて見てほしかった。ほんの一瞬でもいいから見てほしい。自分に目を向けてほしい。目をとめてほしい。いつでも神崎先生の視界に入っていたい。
神崎先生が見回りにきた教室で、犯されていたときも、ことさらに腰を振ったのは、相手に「もっと激しくケツを振れ」と尻を叩かれたからではなかったかもしれない。そうしていれば、神崎先生は嫌でも自分に目をとめることになるだろうと思ったからかもしれない。
「あっ、あん、あっ」
と揺さぶられる振動に合わせて、上を向いていやらしい声をあげた。尻を後ろに突き出した恥ずかしいポーズをし、神崎先生の目を引こうとした。
神崎先生は欲情してくれるだろうか。嫌悪するだろうか。哀れんでくれるだろうか。助けてくれるだろうか。
どうでもいい、期待はしない、ただ一瞬でも見てくれたなら。神崎先生の脳裏に焼きつけたい。
自分は、見ている神崎先生と擬似セックスをしたのかもしれない。
神崎に覗かれているのは快感だった。
神崎が立っていた場所にあとから行ってみた。廊下は難しいだろう。でも戸外の草木の生い茂る人目につきにくい空間なら。茂みの草葉や木の葉に痕跡がないかと探し求めた。濡れていはしまいかと期待した。もし、体液でもあったなら、それを夢中で大事に舐めすすっただろう。
そんな変態的な期待と探索をしていることに興奮して、小坂は、そのままそこで自分がオナニーしてしまうこともあった。
神崎が小坂が犯されている現場を目撃しても見て見ぬふりをするようになった理由はわかっていた。小坂が自らすすんで、好き好んでしているのだと誤解されたからだった。小坂は神崎先生に軽蔑され見捨てられたと思った。それでも、見てもらえるだけでよかった。
「あ、あ……でも……」
でも今は、もう見られるだけなんて、いやだった。
「見られるだけじゃなく、どうしてほしいんだ」
神崎は問う。
「その……触って……」
自分の欲求を、本心を表明するのは恥ずかしかった。
「さっき、さんざん触ってやったじゃないか」
揶揄するように神崎は言う。
「でも……」
小坂は、してほしいと、はっきり言うことが、恥ずかしかった。
「よおし、わかった。小坂くんは、自分でいやらしく脱いでくれるのか? それとも私に乱暴に脱がされたいのか?」
神崎はニヤリと笑って聞いた。
「どちらでも……好きにしてください……」
小坂は、うつむいて答えた。
「よし、じゃあ、乱暴に脱がすから君は抵抗するがいい」
そう言うと、神崎は小坂を床に押し倒した。
「あっ、神崎先生、やめてください……」
小坂は簡単に押し倒された。
「ここまで、私を誘惑しておいて、何を言うんだ」
小坂は抵抗してもがいた。だが神崎に、なんなく抑え込まれた。
「すごいな、君はやはり、こういうのが好きなのか?」
神崎は小坂の下半身を見つめて言った。
「ちがうんです……」
はちきれそうにそそり立ったモノを小坂は隠そうとした。
「さあ、見せてごらん。私にそれを見せるんだ。自分で脱がないなら、鋏でずたずたに切り刻んでやろうか」
神崎にそう言われると、小坂のモノは、なぜかますますいきり立った。
「ほんとに君は、いやらしいな」
神崎はそれを見て笑う。
そうだった。見ていてほしい。せめて見てほしかった。ほんの一瞬でもいいから見てほしい。自分に目を向けてほしい。目をとめてほしい。いつでも神崎先生の視界に入っていたい。
神崎先生が見回りにきた教室で、犯されていたときも、ことさらに腰を振ったのは、相手に「もっと激しくケツを振れ」と尻を叩かれたからではなかったかもしれない。そうしていれば、神崎先生は嫌でも自分に目をとめることになるだろうと思ったからかもしれない。
「あっ、あん、あっ」
と揺さぶられる振動に合わせて、上を向いていやらしい声をあげた。尻を後ろに突き出した恥ずかしいポーズをし、神崎先生の目を引こうとした。
神崎先生は欲情してくれるだろうか。嫌悪するだろうか。哀れんでくれるだろうか。助けてくれるだろうか。
どうでもいい、期待はしない、ただ一瞬でも見てくれたなら。神崎先生の脳裏に焼きつけたい。
自分は、見ている神崎先生と擬似セックスをしたのかもしれない。
神崎に覗かれているのは快感だった。
神崎が立っていた場所にあとから行ってみた。廊下は難しいだろう。でも戸外の草木の生い茂る人目につきにくい空間なら。茂みの草葉や木の葉に痕跡がないかと探し求めた。濡れていはしまいかと期待した。もし、体液でもあったなら、それを夢中で大事に舐めすすっただろう。
そんな変態的な期待と探索をしていることに興奮して、小坂は、そのままそこで自分がオナニーしてしまうこともあった。
神崎が小坂が犯されている現場を目撃しても見て見ぬふりをするようになった理由はわかっていた。小坂が自らすすんで、好き好んでしているのだと誤解されたからだった。小坂は神崎先生に軽蔑され見捨てられたと思った。それでも、見てもらえるだけでよかった。
「あ、あ……でも……」
でも今は、もう見られるだけなんて、いやだった。
「見られるだけじゃなく、どうしてほしいんだ」
神崎は問う。
「その……触って……」
自分の欲求を、本心を表明するのは恥ずかしかった。
「さっき、さんざん触ってやったじゃないか」
揶揄するように神崎は言う。
「でも……」
小坂は、してほしいと、はっきり言うことが、恥ずかしかった。
「よおし、わかった。小坂くんは、自分でいやらしく脱いでくれるのか? それとも私に乱暴に脱がされたいのか?」
神崎はニヤリと笑って聞いた。
「どちらでも……好きにしてください……」
小坂は、うつむいて答えた。
「よし、じゃあ、乱暴に脱がすから君は抵抗するがいい」
そう言うと、神崎は小坂を床に押し倒した。
「あっ、神崎先生、やめてください……」
小坂は簡単に押し倒された。
「ここまで、私を誘惑しておいて、何を言うんだ」
小坂は抵抗してもがいた。だが神崎に、なんなく抑え込まれた。
「すごいな、君はやはり、こういうのが好きなのか?」
神崎は小坂の下半身を見つめて言った。
「ちがうんです……」
はちきれそうにそそり立ったモノを小坂は隠そうとした。
「さあ、見せてごらん。私にそれを見せるんだ。自分で脱がないなら、鋏でずたずたに切り刻んでやろうか」
神崎にそう言われると、小坂のモノは、なぜかますますいきり立った。
「ほんとに君は、いやらしいな」
神崎はそれを見て笑う。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
平凡ワンコ系が憧れの幼なじみにめちゃくちゃにされちゃう話(小説版)
優狗レエス
BL
Ultra∞maniacの続きです。短編連作になっています。
本編とちがってキャラクターそれぞれ一人称の小説です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる