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前のパパ
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「うん。だって僕のほんとのパパもゲイだし、僕もきっとゲイなんだ」
両親の離婚原因は、ママのげいのう活動のせいもあるけれど、パパ側の原因も大きいのだ。音楽家のパパは、世界中でゲイじゅつ家の男と浮気しまくっていたのが、ママにバレて、ついに離婚されてしまったのだ。
うわきや、ふりんはよくないけど、ゲイなのは悪いことじゃない、とヴァイオリンの先生が言っていた。だから、アユムは亜樹人には、平気でほんとのことを言ったのだ。だって、パパもアユムもゲイじゅつ家だから、しょうがないと思う。
「アユムくんは、男の人が好きなの?」
亜樹人が聞いた。
「うん。学校の先生とも触りっこしてるよ?」
ママはパパのことがあったせいか、ゲイが大嫌いだ。アユムにオッパイを吸わせているのも、アユムがゲイにならないように、アユムをオッパイ星人にするためだと言っていた。
でも、アユムはヴァイオリンの先生や学校の先生の平らなお胸が好きなんだけどね。若くてきれいな男の先生が、アンアン言っちゃうのが好きだけど、先生たちは恥ずかしがって、あんまりアユムに吸わせてくれない。
ママがゲイ嫌いなので、アユムは、じぶんが男の人と、あれこれしていることは、ママにはナイショにしていた。だから、アユムは亜樹人がはなしを聞いてくれるのが、とてもうれしかった。
だけど、亜樹人の反応を見ると、さすがに、学校でしていると言ったのは、よくなかったのだろう。
「そりゃまずいだろ」
と、亜樹人が言った。
先生も、「ナイショだよ? このことは、ぜったい、ぜったい、だれにも言っちゃいけないよ。ひみつだからね」と毎回なんどもなんども言ったんだっけ。得意になって、うっかり言ってしまったけれど、やっぱり、ヒミツにした方がいいのかも。
両親の離婚原因は、ママのげいのう活動のせいもあるけれど、パパ側の原因も大きいのだ。音楽家のパパは、世界中でゲイじゅつ家の男と浮気しまくっていたのが、ママにバレて、ついに離婚されてしまったのだ。
うわきや、ふりんはよくないけど、ゲイなのは悪いことじゃない、とヴァイオリンの先生が言っていた。だから、アユムは亜樹人には、平気でほんとのことを言ったのだ。だって、パパもアユムもゲイじゅつ家だから、しょうがないと思う。
「アユムくんは、男の人が好きなの?」
亜樹人が聞いた。
「うん。学校の先生とも触りっこしてるよ?」
ママはパパのことがあったせいか、ゲイが大嫌いだ。アユムにオッパイを吸わせているのも、アユムがゲイにならないように、アユムをオッパイ星人にするためだと言っていた。
でも、アユムはヴァイオリンの先生や学校の先生の平らなお胸が好きなんだけどね。若くてきれいな男の先生が、アンアン言っちゃうのが好きだけど、先生たちは恥ずかしがって、あんまりアユムに吸わせてくれない。
ママがゲイ嫌いなので、アユムは、じぶんが男の人と、あれこれしていることは、ママにはナイショにしていた。だから、アユムは亜樹人がはなしを聞いてくれるのが、とてもうれしかった。
だけど、亜樹人の反応を見ると、さすがに、学校でしていると言ったのは、よくなかったのだろう。
「そりゃまずいだろ」
と、亜樹人が言った。
先生も、「ナイショだよ? このことは、ぜったい、ぜったい、だれにも言っちゃいけないよ。ひみつだからね」と毎回なんどもなんども言ったんだっけ。得意になって、うっかり言ってしまったけれど、やっぱり、ヒミツにした方がいいのかも。
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