ドラマ・漫画感想〜リリーブルーの千夜千本

ドラマ「35歳の少女」

35歳の少女 第2話

涙が止まりませんでした。

切なく心地よい、でも切ない。



AC(アダルトチルドレン)には、ささるかもしれません。

長い間、病気や障害ほか諸事情で社会参加できなかったなどの人も。

私は両方なので、涙が止まりませんでした。



自分に社会参加できなかったブランクの時間があって、その時間に普通に生活できていた人たちが多数派の社会で生きる疎外感。

その悲しさ、つらさに、嫌というほど共感します。

つらくてたまらないほど。


でも初恋の人、ユウトが、付き合ってくれて、酷いこともいうけど、結局、主人公のしたいようにすればいいと。


公園で、小学生のように、
「ユウトくん好き」
と主人公が言う時の、ユウトの照れが可愛い。

「それ、10歳の俺に言ってるのかな？」

と。

放映前は、一途な真面目な恋人なのかな？と予想していたけれど、ユウトが人生に挫折して、ちょっとひねた感じになってるのがいい。

「おまえの好きだったユウトクンじゃない」と言いつつ、やっぱりユウトクンな部分もあって、その見え隠れが萌です。


お母さんは、やっぱりちょっと怖かったのが、最後の場面、豆腐を食べて、怖くなくなっていくのかな。

両親や妹たちが責任を感じて、主人公の事故についてそれぞれ自分を責めていたのを、みんなのせいじゃない、私が悪いのという主人公。

そして、家族の今までの辛さを汲んであげる。

主人公は、昔から大人だったんだな。


そういえば、ユウトは「東京タラレバ娘」のKey君だって、私書いてましたね。
全然キャラの違う役なのに、やっぱりいいです❤️

ちょっと酷いというか、男性らしくシビアな現実を相手に突きつける冷めた部分のある役というのは共通してますね。

うーんでもKEY君と同一人物とは思えな～い。



なかなか胸にささってつらいドラマなので、KEY君(じゃない)、ユウト君、可愛い😍とか思わないとつらすぎて見る勇気が出ません。

子役ユウトクンと同じように少しテンパーだったり、「遠慮しとくよ」
と同じセリフを言ったり、10歳のユウトクンと35歳のユウトに共通点があるのが嬉しい。



次話も観ようと思います。