潤 閉ざされた楽園

リリーブルー

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第九章 再び潤の部屋にて

お仕置きの続き

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 叔父様は、潤のようにはいかない。年上で知恵も経験も体格や腕力だって圧倒的に上のように見えた。だから、もし、相手が潤のように強引な気持ちになったら、拒めないと警戒したのだ。
 けれども、この状況なら、潤だっているから、平気じゃないかと思った。昨日の譲さんとのプレイだって、最初は怖かったけど、平気?だった。刺激的なだけで、怪我をするだとか痛すぎるような、そんなひどいことは、されないだろうと思ったのだ。
 それで僕は、命ぜられたままに下半身の衣服を脱いだ。こんな朝の明るい部屋の中で、人が見ているのに下半身裸になるのは異常だ。僕の体は、異常な行為に興奮してしまった。
「ほら、潤、触ってあげなさい」
あ、叔父様が触るわけでなく、潤が触るのか、と僕は、ほっとした。やはり、初対面の叔父様に触れられるのは抵抗があったから。
 潤は、僕の下半身を手で触ったかと思うと、床に跪いて、口でしてきた。
「あっ……」
僕は、気持ちよすぎて、潤の頭を押しのけようとした。
 叔父様が背後にきて、僕の尻をひと撫でしたかと思うと、ピシッと、手のひらで僕の尻を打った。
「あぁっ!」
僕は変な快感を感じた。軽くじんじんする尻を、大洗氏は、また手のひらで撫で回していた。
「叔父様……」
「なんだい?」
僕は、打ってください、とは言えなかった。
「お仕置き……」
「君は、私の潤と、私の許可なくエッチなことをしてくれたね。だからお仕置きだよ」
 潤がぴちゃぴちゃと僕の前をしゃぶっていた。ぴた、ぴた、と軽く大洗氏の手のひらが僕の尻を打っていたかと思うと、また、強くピシャッと打たれた。焼けるような痛さが気持ちいい。陶酔するようだ。潤がごふっと、僕のものを、のどにつまらせた。
「ごめん、潤……」
そう言いながらも、ひどい扱いを受けている潤に、僕は心ならずも興奮した。もっと……もっと打ってほしいと思った。
「叔父様……」
もっと打ってください! 僕のお尻を打って。
 潤は、口から離すと、ただ、僕の身体を触った。
「机に手をついて」
大洗氏が言った。
「んっ」
僕は尻を突き出して、机の端を手でつかみ、下を向くポーズをしただけで、感じた。期待感でいっぱいだった。
 潤の机の上には、何も物が載っていなかった。潤の机は、暖かくなめらかで目のつんだ明るい色の桜材で、頑丈そうな作りだったし、潤の体重からいって壊れる心配はないだろうけど、美しい机だったので、潤が乗りたがらないのも頷けた。たぶん、潤は、この机が好きなんだろうなあと思った。木の色の中にほのかな桜色がひそんでいるような色合いで、ちょっと潤のようだった。潤も、ほのかに暖かい桜の香りがしそうだった。出会いの時の、桜吹雪の中の潤のように。
 机の上に物がないのは、普段、実家にいないからというのと、潤が、きれい好きだったからだと思う。譲の混沌とした部屋と比べても、そう思った。
「気持ちいいよ」
と潤が耳元でささやいた。
「ふふっ、揺ったら、もう、あそこからあふれてるんだ? いっぱい垂らしてるんだね」
「んっ、あっ」
潤に何か言われるだけで、言われるたびに感じてしまい苦しかった。
 大洗氏が、潤に使っていた鞭を持ってきた。
「枝は、ちゃんと消毒したから清潔だよ」
と、潤に枝を舐めさせて言った。
 それから、僕は、ぴたぴたと叩かれたり撫でられたりされていった。
 潤は、暇そうで、部屋のカーテンを全部開け、どこかから、黒革の首輪とカフスを持ってきて、自分でつけていた。黒革の首輪とカフスを両手首、両足首に自分でつけた潤は、自分のローブをお尻の下に敷いて、自分から机に腰かけ、僕の前に股を広げ、僕に自分のあそこを咥えさせた。潤の柔らかいあそこが僕の唇を刺激した。昨晩これが……と考えると複雑な気持ちだったが、そのことは、極力考えないようにした。
「潤、勝手に気持ちよくなったらだめだ。お尻を見せなさい」
大洗氏が言った。潤は、僕の口からあそこをはずすと、僕の頭をちょっとなでてくれた。潤は、机の上に四つん這いになって、こちらに、なめらかできれいなお尻を向けた。大洗氏は、潤のお尻を、手首のスナップを効かせた平手打ちにしながら、
「潤、お尻の穴が丸見えだよ」
と言った。潤は、嬉しそうに、媚びるように、腰をくねらせた。
「このお尻の穴に、何本入れた?」
大洗氏が、ぴたぴたと手で叩きながら、意地悪く尋ねた。
「わかりません」
潤が、答えた。
「もう、数えきれないのか? ちゃんと数えておきなさい」
「数えきれないわけじゃないよ。数えたことがないだけで」
潤は、あいまいに答えた。
「じゃあ今、数えてごらん」
叔父様の追及はしつこかった。
「知らない人、知らない人、譲、昴、叔父様、譲の友達3人、家庭教師、先輩5人、洋輔さん、コウさん、瑤、で17人か」
「それだけか?」
大洗氏が詰問した。
「あと先生が十人くらいかな。女はいれるの? 質問はアナルに何本だったか。でも、玩具でされたよ、OLのお姉さんに。本物じゃないからいれなくていいか。じゃあ、サラリーマンのお兄さんとおじさんと、あ、援交ってわけじゃないな俺、お金もらってないし。せいぜい、ご飯食べるだけだよ。犯罪なんでしょ、お金もらうと」
いや、未成年な時点で犯罪だから。
「あと上級生と。四十人とかくらい?」
とんでもない数だ。
「挿入してないのは、いれないんでしょ?」
「挿入なしなら、どれくらいだ?」
大洗氏は、ピシッと打ちながら尋ねた。
「あっ」
潤も、声をあげながら答えた。
「そんなのわからないよ」
「挿入なしというと、どれくらいまでするんだ?」
「かえって、けっこう濃厚だったりするかも」
「フェラチオとか?」
「うん……舐めたり」
「どんなところを?」
「あっ」
ピシャッと打たれて潤は、喘いだ。
「いろんな所、乳首とか」
「手でしたりとか?」
「うん。それは、いっぱいあるかも」
「いっぱいあるのか?」
ピタピタとパドル鞭が、潤のお尻や腿を軽く打った。
「うん。だって、学校で、断りきれない時とか、自分も興奮しちゃった時とか」
「生でか?」
「服の上からとか、下着の上からのが多いよ。でも、そこまですると、お互い、立っちゃって、がまんできないから、時間があれば、誘いあって、トイレで出しちゃうかも。そこまでしない時のが多いけど」
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