34 / 73
第二十五話 徒歩道中の道連れ
しおりを挟む
オデットに一泊した翌朝、僕とベルハイトは王都へ行くため、乗合馬車でオデットの次の町――ロブエへ向かっている。
――はずだった。
「これは酷いですね……」
ベルハイトの溜め息混じりの呟きを聞きながら、僕は目の前の現状を見やる。
そこにあるのは、今日乗るはずだった馬車の無残な姿。荷台はほとんどそのままだが、車輪がことごとく壊されている。しかも予備の車輪まで壊す念の入れようだ。
さらに修理用の資材も足りないらしく、どうあっても、今日明日中に出立できそうな雰囲気ではない。
しばらくして、御者に話を聞きに行ったベルハイトが戻ってきた。
「今からユトスへ資材を調達に行くそうですが、戻って来られるのは早くても明日の夕刻なので、修理を始められるのは明後日になるそうです」
これもあくまで、順調に事が進んだ場合の話だ。ユトスですぐに資材が揃わない場合もあるし、天候次第で出立できない可能性もある。
今から徒歩でオデットを出れば、野営を挟むことにはなるが、明日の午前中にはロブエに到着ぎきるだろう。
つまりこの状況では、徒歩で向かったほうが確実に早い。
「あまり時間をかけるわけにもいきませんし、歩きましょうか」
「そうですね」
ベルハイトの言葉に頷き返す。
今回運んでいるのは謎の魔石だ。正体の分からない物を運んでいる以上、のんびりとはしていられない。
ただ気がかりなのは、誰が何の目的で馬車を壊したのかだ。狙われたのは馬車のみで、予備まで壊す周到さは、何か意図がある気がしてならない。
朝食を摂りしだい出立しようと話していると、突然、
「そんなに待てないんだ!なんとかならないのか?!」
「そう言われても、無理なものは無理なんだよ」
声のほうを見ると、乗合馬車の御者に食ってかかる少年と、それを宥める女性の姿があった。どちらもフードを被っていて、顔はよく見えない。
「リース様、これ以上は……」
少年はまだ食い下がろうとしていたが、周囲からちらちらと視線が集まっていることに気づき、口を噤んでさっと踵を返した。女性は御者に頭を下げ、急いで少年の後を追う。
彼らも乗合馬車に乗る予定だったのだろうが、何か急ぐ事情があるようだ。あの様子だと、あの人達も徒歩でロブエに向かうかもしれない。
「…………」
何か気になるものを感じながら、ベルハイトに呼ばれ、踵を返した。
オデットを出てから三時間程。
そろそろ休憩を挟もうかという時に、不穏な音が聞こえてきた。
微かな人の声と、獣の声。
「ベルハイトさん」
声をかけるとベルハイトが頷き、二人同時に駆け出す。
駆けつけた先には、人影が二つとそれを取り囲む五体の魔物がいた。
ランドウルフ。群れで狩りをする獰猛な魔物。
「ユリウス様!私に構わず、お逃げください!!」
「バカなことを言うなっ!」
倒れ込んだ女性と、彼女を庇うようにその前に立つ少年。あの声と背格好は、オデットで御者と問答していた二人だ。
少年は剣を構え、果敢にランドウルフを睨み据えるが、その手は震えている。
僕とベルハイトは斜面を一気に滑り降り、魔物の意識がこちらへ向くよう仕向けた。
「ッ?!」「ヴゥゥッ」
それにのせられた数体が唸り、他のランドウルフも僕達を警戒する。睨み合いが数秒続いたあと、五体のランドウルフが一斉に襲い来る。
一体目を避け、そこに飛び込んできた二体目の喉を短剣で裂く。視界の端に見えた三体目の跳躍を屈んで躱し、
「ギャンッ!!」
反転して飛びかかってきた一体目を斬り伏せた。その間に三体目は再び少年達に標的を変えたが、
「ッガ!!」
投げた短剣が頭部に刺さり、地面にどさりと落ちた。
「大丈夫ですか?」
ランドウルフの頭から短剣を抜きながら問うが、少年も女性も返事がない。目の前まで来たから驚いたのだろうか。
ベルハイトのほうを見ると、二体目を仕留めたところだった。
「ルカさん、大丈夫……ですね」
「はい。そちらもご無事で」
ベルハイトの力量はだいたい把握しているので心配はしていなかったが、やはりランドウルフは相手にならなかったようだ。
そんな事を考えていると、放心していた女性がふらりと立ち上がり、
「危ないところを助けていただき、ありがとうございました」
そう言って深々と頭を下げた。
「いえ。それより、腕を見せてください」
女性の左前腕にはランドウルフの爪によるものと思われる傷があり、血が滲んでいる。幸い浅い傷のようだが、このままにしておくのは良くない。
「あ、これくらいなら手当てだけで…」
僕が魔法鞄から治癒薬を取り出すと、女性は慌てて手を引っ込めようとした。僕は傷に障らないようそれを制止する。
「魔物から受けた傷は、できれば治癒薬を使ったほうがいいです。普通の獣が持たない菌や毒素などが付着している可能性があるので」
「そ、そうなのですか?…あ、治癒薬なら持ってますので…!」
「もう開けたので、お構いなく。――少し沁みますよ」
女性の手当てをしている間、少年はずっと僕のほうを見て……いや、睨んでいる。突然現れた見知らぬ人間を怪しむのは分かるが、なぜ僕だけを睨んでいるのか。
僕は女性の腕に包帯を巻きながら、声だけ少年に向ける。
「貴方は大丈夫ですか?」
「っ!」
話しかけられると思っていなかったのか、視界の端で少年がびくりと跳ねた。
「怪我は?」
「…………ない」
改めて視線を向けると、ややあって、少年は短く答えた。視線と同じく不機嫌そうな声。
「そうですか」
女性の手当てが終わり、僕は荷物を魔法鞄に直した。
「では、僕達はこれで」
そのまま立ち去ろうとしたのだが、
「待て!」
少年に呼び止められた。あまり関わりたくなさそうだったので、早めに退散しようとしたのだけど。
「……お前、歳は?」
「?」
なんで年齢を訊くのか。
僕の反応が薄くて苛立ったのか、少年は少し語気を強める。
「いくつだ?」
「……十八ですが」
「十八?!俺より上なのか?!」
そんなに驚かれると少し複雑なのだが。僕が年上だと、何だというのか。
「…………」
なぜ睨む。
「……お前、なんであんなに強いんだ」
一体彼は、何が訊きたいのだろう。
じっと僕を睨みつける少年の横で、女性は困ったように眉を下げている。
「なんでと言われても…」
なんと答えたものか迷っていると、隣で、
「単独で魔窟に潜ってヤバい魔物を狩ってたから」
ベルハイトが僕にしか聞こえないよう、ぼそりと呟いた。ちらりと見上げると、彼はわざとらしく目を逸らす。
その言い方だと、ただの命知らずみたいじゃないか。
少年はじとりと僕を見て、
「俺と二つしか違わないし、俺より小さいし細いし、それに……女みたいなのに」
小さいと細いはともかく、女みたいに見えるのは、女だからだと思う。
「リース様っ。失礼ですよ!」
「ルカさんは正真正銘、女性です!」
女性の叱責とベルハイトの訂正が重なった。……なぜ貴方が訂正するのか。
ベルハイトの言葉に少年と女性は目を丸くして僕を見ていたが、気まずそうに声を顰める。
「それは……、…悪かった」
「すみません、てっきり……」
そんなに申し訳なさそうにされると、居た堪れない。
「いえ。よく間違えられるので」
このやり取りも昔からやってるので、もはや決まり文句だ。よくよく考えると、初見で女だと認識される事のほうが少ない気がする。「よく間違えられる」と言うより、「ほぼ間違えられる」。
少しだけ空虚な気持ちになっていると、女性がおずおずと口を開く。
「……あの。お二人はどちらへ?」
「ロブエです」
最終的には王都だが、そこまで答える必要はないだろう。
この状況で行き先を訊いてきたということは、もしや…。
ロブエと聞いた女性はしばし考え込んだかと思うと、ぱっと顔を上げ、
「差し出がましいお願いですが、ご一緒させていただけませんでしょうか」
切羽詰まった表情でそう言った。
――はずだった。
「これは酷いですね……」
ベルハイトの溜め息混じりの呟きを聞きながら、僕は目の前の現状を見やる。
そこにあるのは、今日乗るはずだった馬車の無残な姿。荷台はほとんどそのままだが、車輪がことごとく壊されている。しかも予備の車輪まで壊す念の入れようだ。
さらに修理用の資材も足りないらしく、どうあっても、今日明日中に出立できそうな雰囲気ではない。
しばらくして、御者に話を聞きに行ったベルハイトが戻ってきた。
「今からユトスへ資材を調達に行くそうですが、戻って来られるのは早くても明日の夕刻なので、修理を始められるのは明後日になるそうです」
これもあくまで、順調に事が進んだ場合の話だ。ユトスですぐに資材が揃わない場合もあるし、天候次第で出立できない可能性もある。
今から徒歩でオデットを出れば、野営を挟むことにはなるが、明日の午前中にはロブエに到着ぎきるだろう。
つまりこの状況では、徒歩で向かったほうが確実に早い。
「あまり時間をかけるわけにもいきませんし、歩きましょうか」
「そうですね」
ベルハイトの言葉に頷き返す。
今回運んでいるのは謎の魔石だ。正体の分からない物を運んでいる以上、のんびりとはしていられない。
ただ気がかりなのは、誰が何の目的で馬車を壊したのかだ。狙われたのは馬車のみで、予備まで壊す周到さは、何か意図がある気がしてならない。
朝食を摂りしだい出立しようと話していると、突然、
「そんなに待てないんだ!なんとかならないのか?!」
「そう言われても、無理なものは無理なんだよ」
声のほうを見ると、乗合馬車の御者に食ってかかる少年と、それを宥める女性の姿があった。どちらもフードを被っていて、顔はよく見えない。
「リース様、これ以上は……」
少年はまだ食い下がろうとしていたが、周囲からちらちらと視線が集まっていることに気づき、口を噤んでさっと踵を返した。女性は御者に頭を下げ、急いで少年の後を追う。
彼らも乗合馬車に乗る予定だったのだろうが、何か急ぐ事情があるようだ。あの様子だと、あの人達も徒歩でロブエに向かうかもしれない。
「…………」
何か気になるものを感じながら、ベルハイトに呼ばれ、踵を返した。
オデットを出てから三時間程。
そろそろ休憩を挟もうかという時に、不穏な音が聞こえてきた。
微かな人の声と、獣の声。
「ベルハイトさん」
声をかけるとベルハイトが頷き、二人同時に駆け出す。
駆けつけた先には、人影が二つとそれを取り囲む五体の魔物がいた。
ランドウルフ。群れで狩りをする獰猛な魔物。
「ユリウス様!私に構わず、お逃げください!!」
「バカなことを言うなっ!」
倒れ込んだ女性と、彼女を庇うようにその前に立つ少年。あの声と背格好は、オデットで御者と問答していた二人だ。
少年は剣を構え、果敢にランドウルフを睨み据えるが、その手は震えている。
僕とベルハイトは斜面を一気に滑り降り、魔物の意識がこちらへ向くよう仕向けた。
「ッ?!」「ヴゥゥッ」
それにのせられた数体が唸り、他のランドウルフも僕達を警戒する。睨み合いが数秒続いたあと、五体のランドウルフが一斉に襲い来る。
一体目を避け、そこに飛び込んできた二体目の喉を短剣で裂く。視界の端に見えた三体目の跳躍を屈んで躱し、
「ギャンッ!!」
反転して飛びかかってきた一体目を斬り伏せた。その間に三体目は再び少年達に標的を変えたが、
「ッガ!!」
投げた短剣が頭部に刺さり、地面にどさりと落ちた。
「大丈夫ですか?」
ランドウルフの頭から短剣を抜きながら問うが、少年も女性も返事がない。目の前まで来たから驚いたのだろうか。
ベルハイトのほうを見ると、二体目を仕留めたところだった。
「ルカさん、大丈夫……ですね」
「はい。そちらもご無事で」
ベルハイトの力量はだいたい把握しているので心配はしていなかったが、やはりランドウルフは相手にならなかったようだ。
そんな事を考えていると、放心していた女性がふらりと立ち上がり、
「危ないところを助けていただき、ありがとうございました」
そう言って深々と頭を下げた。
「いえ。それより、腕を見せてください」
女性の左前腕にはランドウルフの爪によるものと思われる傷があり、血が滲んでいる。幸い浅い傷のようだが、このままにしておくのは良くない。
「あ、これくらいなら手当てだけで…」
僕が魔法鞄から治癒薬を取り出すと、女性は慌てて手を引っ込めようとした。僕は傷に障らないようそれを制止する。
「魔物から受けた傷は、できれば治癒薬を使ったほうがいいです。普通の獣が持たない菌や毒素などが付着している可能性があるので」
「そ、そうなのですか?…あ、治癒薬なら持ってますので…!」
「もう開けたので、お構いなく。――少し沁みますよ」
女性の手当てをしている間、少年はずっと僕のほうを見て……いや、睨んでいる。突然現れた見知らぬ人間を怪しむのは分かるが、なぜ僕だけを睨んでいるのか。
僕は女性の腕に包帯を巻きながら、声だけ少年に向ける。
「貴方は大丈夫ですか?」
「っ!」
話しかけられると思っていなかったのか、視界の端で少年がびくりと跳ねた。
「怪我は?」
「…………ない」
改めて視線を向けると、ややあって、少年は短く答えた。視線と同じく不機嫌そうな声。
「そうですか」
女性の手当てが終わり、僕は荷物を魔法鞄に直した。
「では、僕達はこれで」
そのまま立ち去ろうとしたのだが、
「待て!」
少年に呼び止められた。あまり関わりたくなさそうだったので、早めに退散しようとしたのだけど。
「……お前、歳は?」
「?」
なんで年齢を訊くのか。
僕の反応が薄くて苛立ったのか、少年は少し語気を強める。
「いくつだ?」
「……十八ですが」
「十八?!俺より上なのか?!」
そんなに驚かれると少し複雑なのだが。僕が年上だと、何だというのか。
「…………」
なぜ睨む。
「……お前、なんであんなに強いんだ」
一体彼は、何が訊きたいのだろう。
じっと僕を睨みつける少年の横で、女性は困ったように眉を下げている。
「なんでと言われても…」
なんと答えたものか迷っていると、隣で、
「単独で魔窟に潜ってヤバい魔物を狩ってたから」
ベルハイトが僕にしか聞こえないよう、ぼそりと呟いた。ちらりと見上げると、彼はわざとらしく目を逸らす。
その言い方だと、ただの命知らずみたいじゃないか。
少年はじとりと僕を見て、
「俺と二つしか違わないし、俺より小さいし細いし、それに……女みたいなのに」
小さいと細いはともかく、女みたいに見えるのは、女だからだと思う。
「リース様っ。失礼ですよ!」
「ルカさんは正真正銘、女性です!」
女性の叱責とベルハイトの訂正が重なった。……なぜ貴方が訂正するのか。
ベルハイトの言葉に少年と女性は目を丸くして僕を見ていたが、気まずそうに声を顰める。
「それは……、…悪かった」
「すみません、てっきり……」
そんなに申し訳なさそうにされると、居た堪れない。
「いえ。よく間違えられるので」
このやり取りも昔からやってるので、もはや決まり文句だ。よくよく考えると、初見で女だと認識される事のほうが少ない気がする。「よく間違えられる」と言うより、「ほぼ間違えられる」。
少しだけ空虚な気持ちになっていると、女性がおずおずと口を開く。
「……あの。お二人はどちらへ?」
「ロブエです」
最終的には王都だが、そこまで答える必要はないだろう。
この状況で行き先を訊いてきたということは、もしや…。
ロブエと聞いた女性はしばし考え込んだかと思うと、ぱっと顔を上げ、
「差し出がましいお願いですが、ご一緒させていただけませんでしょうか」
切羽詰まった表情でそう言った。
29
あなたにおすすめの小説
美化係の聖女様
しずもり
ファンタジー
毒親の仕打ち、親友と恋人の裏切り、人生最悪のどん底でやけ酒を煽り何を思ったのか深夜に突然掃除を始めたら床がドンドンって大きく鳴った。
ゴメン、五月蝿かった?
掃除は止めにしよう、そう思った瞬間、床に現れた円のようなものが光りだした。
気づいたらゴミと掃除道具と一緒に何故か森の中。
地面には気を失う前に見た円が直径3メートルぐらいの大きさで光ってる。
何コレ、どうすればいい?
一方、魔王復活の兆しに聖女を召喚した王城では召喚された筈の聖女の姿が見当たらない。
召喚した手応えはあったものの目の前の床に描かれた魔法陣には誰も居ない。
もしかして召喚先を間違えた?
魔力の残滓で聖女が召喚された場所に辿り着いてみれば聖女はおらず。
それでも魔王復活は待ってはくれない。
それならば聖女を探しながら魔王討伐の旅へ見切り発車で旅する第二王子一行。
「もしかしたら聖女様はいきなり召喚された事にお怒りなのかも知れない、、、、。」
「いや、もしかしたら健気な聖女様は我らの足手まといにならぬ様に一人で浄化の旅をしているのかも知れません。」
「己の使命を理解し果敢に試練に立ち向かう聖女様を早く見つけださねばなりません。」
「もしかして聖女様、自分が聖女って気づいて無いんじゃない?」
「「「・・・・・・・・。」」」
何だかよく分からない状況下で主人公が聖女の自覚が無いまま『異世界に来てしまった理由』を探してフラリと旅をする。
ここ、結構汚れていません?ちょっと掃除しますから待ってて下さいね。掃除好きの聖女は無自覚浄化の旅になっている事にいつ気付くのか?
そして聖女を追って旅する第二王子一行と果たして出会う事はあるのか!?
魔王はどこに?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不定期更新になります。
主人公は自分が聖女だとは気づいていません。
恋愛要素薄めです。
なんちゃって異世界の独自設定になります。
誤字脱字は見つけ次第修正する予定です。
R指定は無しの予定です。
World of Fantasia(ワールド・オブ・ファンタジア)
緋色牡丹
ファンタジー
生きる意味を見出せない三十二歳の男・山田緋色。
夏の夜、光の渦に呑まれ、彼が目を覚ましたのは――幻想の森だった。
壊れた愛車、知らない空、そして湖に浮かぶ青髪の少女。
異世界での出会いが、“止まった人生”を再び動かしていく。
異世界叙情ファンタジー、開幕──
※この小説は、小説家になろう、カクヨムにも同時掲載しています。
挿絵はAIイラストを使ったイメージ画像です。
事故に遭いました~俺って全身不随?でも異世界では元気ハツラツ?
サクラ近衛将監
ファンタジー
会社員の俺が交通事故に遭いました。二か月後、病院で目覚めた時、ほぼ全身不随。瞼と瞳が動かせるものの、手足も首も動かない。でも、病院で寝ると異世界の別人の身体で憑依し、五体満足で生活している。また、異世界で寝ると現代世界に目が覚めるが体の自由は利かない。
睡眠の度に異世界と現代世界を行ったり来たり、果たして、現代社会の俺は、元の身体に戻れる方法があるのだろうか?
そんな男の二重生活の冒険譚です。
毎週水曜日午後8時に投稿予定です。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
追放王子の気ままなクラフト旅
九頭七尾
ファンタジー
前世の記憶を持って生まれたロデス王国の第五王子、セリウス。赤子時代から魔法にのめり込んだ彼は、前世の知識を活かしながら便利な魔道具を次々と作り出していた。しかしそんな彼の存在を脅威に感じた兄の謀略で、僅か十歳のときに王宮から追放されてしまう。「むしろありがたい。世界中をのんびり旅しよう」お陰で自由の身になったセリウスは、様々な魔道具をクラフトしながら気ままな旅を満喫するのだった。
王女の夢見た世界への旅路
ライ
ファンタジー
侍女を助けるために幼い王女は、己が全てをかけて回復魔術を使用した。
無茶な魔術の使用による代償で魔力の成長が阻害されるが、代わりに前世の記憶を思い出す。
王族でありながら貴族の中でも少ない魔力しか持てず、王族の中で孤立した王女は、理想と夢をかなえるために行動を起こしていく。
これは、彼女が夢と理想を求めて自由に生きる旅路の物語。
※小説家になろう様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる