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第1話:俺が転生したのは魔剣かよお〜(涙)
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「どこだ?ここ・・・」
目覚めると俺は真っ白で何もない空間に倒れていた。
確か、暴漢に襲われていた女性を助けようとして刺されたんじゃなかったか。
「ハロー!!やっと起きたー??」
なんだこのビッチそうな女、髪ピンクだしいきなり距離近いし。
「高校最強剣士って言われた君も最後はグサッとあっけなかったねえ~」
何故、俺が刺された事と剣道で全国1位取ったの知ってるんだ?
「誰だお前」
「んもー、失礼だなーお前だなんて、私は死と生を司る神様だよ~??」
何言ってんだこいつ、刺されて意識失ったせいで変な夢見てんのか俺。
「夢じゃないよ?確かめてみる?」
いや、俺今口に出してたっけ?確かめるって言ったってどうするんだよ。
「ほら!龍司りゅうし君が死ぬ瞬間を抑えた天界カメラだよ!!」
「グロ!これ本当に俺か?」
何か、お腹から出ちゃいけないもん出ちゃってるし、血だらっだらだし。
「てなわけで、龍司君は死んじゃった訳!」
「いや、てなわけでじゃねえよ!!」
まず、この女が本当に神だなんて証拠もないしでもあんなグロ動画見せられたら夢って方が信じらんないな。
「ここで、一つ私から提案があります!」
「———提案・・・?」
なに、あんなグサグサ刺されまくった俺にまだ何かしろと?
「地獄に行くか私とジャンケンして異世界に転生するか決めてみない??」
地獄ってなに?俺、生きてるうちに悪いことしてないよね?何なら剣道で結構な功績のこしてるけど?!
「聞き間違えか?俺は一応いい事の方がしてきたつもりなんだけど?」
「いや、竹刀で沢山人のことぶちのめしてきたでしょ?流石に天国直通レッツゴー!はないよ。」
え、神って皆んなサイコなの?ぶちのめしたって競技として相手から一本取ってただけだよね?
「まぁ、でも龍司くん強かったし皆んなから尊敬されてたでしょ?だからこれはおまけかな?」
「もし、ジャンケンしなかったら?・・・」
地獄ルートとか流石にないよね?
「地獄行く??」
「やりますやります!やらせて下さい!」
鬼だよ、いや神だけど!何となく笑ってる表情が怖すぎるよ。
「じゃあ、行くよー!ジャン!ケン!ポン!」
「ポンッ!!」
え、勝ったよね?グーってチョキより弱いよね?やった!異世界転生ライフだ!主人公だ!
「3回戦だよね?」
やっべえ神パワハラしてきたんだけどこれでやらなかったらまた地獄行きとか言われそうだから素直に応じるか。。。
「ジャン!ケン!ポン!」
え、また勝った?!3回戦て確か2回連続で勝った時点で決着だよね?!
「さ、3本先取だよ?龍司君。」
ヒェエエ!!もう神でも何でもないよこの子?!悪魔だよあくま。
「ジャン!ケン!ポン!!」
やっべえ、勝ったわ、てかこの神ジャンケン弱すぎじゃね?
「チッ、」
うわー、めっちゃ舌打ちした今、あーもう唾吐いちゃってるし。
「これで転生させてくれるんだよな?」
「しゃあねえからさせてやるよったくよぉ」
え、なにこの子もう別人じゃん。
「とある異世界で魔王が困ってるからちょっと手助けしてきて。」
魔王の手助け?この場合、勇者に転生とかじゃないの?まぁ、文句言うとまた何されるか分からんし、従っとくか。
「異世界用の力も最初っから付けといてやるからありがたく感謝しろよ?」
「は、はい。」
まーじ、怖いこの女神。
「あ、あの?その、能力って何ですか?」
「いいからゴチャゴチャ言ってねえで早く行ってこいよこのグズ!」
後で愚痴ろこいつのこと、やべえ奴だもん本当こいつ。
「んじゃ、2度目の人生いってらっしゃーい」
「軽っ?!!」
この魔法陣の中に入ればいいんだよな?
まぁ、何にせよ異世界転生できる訳だしこれから楽しみだっ!もしかしたら異世界の美女とあんなことやこんなこと・・・
「ん・・・、転生したのか?俺。」
めっちゃ身体重い、そういえば女神の話によると魔王を助ける為に転生させられたんだよな?てことはここ、魔王城ってやつ?!
「アリス様!魔剣が遂に出来上がりました!」
「本当?!」
ん?アリス?誰だ?てか、何で体動かないの?
「これが、異世界の力とアリス様の血を混ぜ合わせて作った魔剣、レーヴァテインです!」
「これがあれば、勇者達に勝てるのよね?!」
何この子可愛い、近いし、いい匂いするし。
「左様にございます!」
「これでアデスに平和が戻るわね!」
ん?何かこの子俺に向かって言ってね?てか俺の足掴んで持ち上げてね?
「ちょっと鏡の前で構えて見てもいい?」
「どうぞお試し下さい?!」
は?この鏡に写ってんの多分俺だよね?は?!剣?!なんで?!まさか、剣に魂ぶち込まれたとかじゃないよね?!
「ハァッ!!!」
「う、うわぁっ!!!」
ちょっといきなり何するのこの子、あ、でも俺剣だからそりゃ振るか。
「アルドギス、今誰かの声がしなかった?」
「私は何も話していませんが??」
いや、やっべえよバレたら絶対喋る剣なんかキモチワルイーとか言われて折られるよ。
「そう、じゃあもう一回!ハァッ!!!」
「やめて!いきなり振るのやめて!!」
絶対バレたもう終わりだよ、てかあのクソビッチ女神今頃、剣道やってたし剣に転生させてやったわ、オホホホとか言って笑ってんだろうな!!
「やっぱ喋ったわよ?!この剣!」
バレたぁあああ!!折られる絶対折られる。
「貴方、話せる?!ねえ!」
「アリス様おやめ下さい、剣が喋るなどあったりは致しません!」
どうしよおおおお、このアリスって子は興味深々だし、部下的な女の人否定的だし。
「あ、あの何かすいません本当。」
「ほら!喋ったわよ!アルドギス!!」
2度目の人生速攻終わった、剣で折られてまた終わりですよ。
目覚めると俺は真っ白で何もない空間に倒れていた。
確か、暴漢に襲われていた女性を助けようとして刺されたんじゃなかったか。
「ハロー!!やっと起きたー??」
なんだこのビッチそうな女、髪ピンクだしいきなり距離近いし。
「高校最強剣士って言われた君も最後はグサッとあっけなかったねえ~」
何故、俺が刺された事と剣道で全国1位取ったの知ってるんだ?
「誰だお前」
「んもー、失礼だなーお前だなんて、私は死と生を司る神様だよ~??」
何言ってんだこいつ、刺されて意識失ったせいで変な夢見てんのか俺。
「夢じゃないよ?確かめてみる?」
いや、俺今口に出してたっけ?確かめるって言ったってどうするんだよ。
「ほら!龍司りゅうし君が死ぬ瞬間を抑えた天界カメラだよ!!」
「グロ!これ本当に俺か?」
何か、お腹から出ちゃいけないもん出ちゃってるし、血だらっだらだし。
「てなわけで、龍司君は死んじゃった訳!」
「いや、てなわけでじゃねえよ!!」
まず、この女が本当に神だなんて証拠もないしでもあんなグロ動画見せられたら夢って方が信じらんないな。
「ここで、一つ私から提案があります!」
「———提案・・・?」
なに、あんなグサグサ刺されまくった俺にまだ何かしろと?
「地獄に行くか私とジャンケンして異世界に転生するか決めてみない??」
地獄ってなに?俺、生きてるうちに悪いことしてないよね?何なら剣道で結構な功績のこしてるけど?!
「聞き間違えか?俺は一応いい事の方がしてきたつもりなんだけど?」
「いや、竹刀で沢山人のことぶちのめしてきたでしょ?流石に天国直通レッツゴー!はないよ。」
え、神って皆んなサイコなの?ぶちのめしたって競技として相手から一本取ってただけだよね?
「まぁ、でも龍司くん強かったし皆んなから尊敬されてたでしょ?だからこれはおまけかな?」
「もし、ジャンケンしなかったら?・・・」
地獄ルートとか流石にないよね?
「地獄行く??」
「やりますやります!やらせて下さい!」
鬼だよ、いや神だけど!何となく笑ってる表情が怖すぎるよ。
「じゃあ、行くよー!ジャン!ケン!ポン!」
「ポンッ!!」
え、勝ったよね?グーってチョキより弱いよね?やった!異世界転生ライフだ!主人公だ!
「3回戦だよね?」
やっべえ神パワハラしてきたんだけどこれでやらなかったらまた地獄行きとか言われそうだから素直に応じるか。。。
「ジャン!ケン!ポン!」
え、また勝った?!3回戦て確か2回連続で勝った時点で決着だよね?!
「さ、3本先取だよ?龍司君。」
ヒェエエ!!もう神でも何でもないよこの子?!悪魔だよあくま。
「ジャン!ケン!ポン!!」
やっべえ、勝ったわ、てかこの神ジャンケン弱すぎじゃね?
「チッ、」
うわー、めっちゃ舌打ちした今、あーもう唾吐いちゃってるし。
「これで転生させてくれるんだよな?」
「しゃあねえからさせてやるよったくよぉ」
え、なにこの子もう別人じゃん。
「とある異世界で魔王が困ってるからちょっと手助けしてきて。」
魔王の手助け?この場合、勇者に転生とかじゃないの?まぁ、文句言うとまた何されるか分からんし、従っとくか。
「異世界用の力も最初っから付けといてやるからありがたく感謝しろよ?」
「は、はい。」
まーじ、怖いこの女神。
「あ、あの?その、能力って何ですか?」
「いいからゴチャゴチャ言ってねえで早く行ってこいよこのグズ!」
後で愚痴ろこいつのこと、やべえ奴だもん本当こいつ。
「んじゃ、2度目の人生いってらっしゃーい」
「軽っ?!!」
この魔法陣の中に入ればいいんだよな?
まぁ、何にせよ異世界転生できる訳だしこれから楽しみだっ!もしかしたら異世界の美女とあんなことやこんなこと・・・
「ん・・・、転生したのか?俺。」
めっちゃ身体重い、そういえば女神の話によると魔王を助ける為に転生させられたんだよな?てことはここ、魔王城ってやつ?!
「アリス様!魔剣が遂に出来上がりました!」
「本当?!」
ん?アリス?誰だ?てか、何で体動かないの?
「これが、異世界の力とアリス様の血を混ぜ合わせて作った魔剣、レーヴァテインです!」
「これがあれば、勇者達に勝てるのよね?!」
何この子可愛い、近いし、いい匂いするし。
「左様にございます!」
「これでアデスに平和が戻るわね!」
ん?何かこの子俺に向かって言ってね?てか俺の足掴んで持ち上げてね?
「ちょっと鏡の前で構えて見てもいい?」
「どうぞお試し下さい?!」
は?この鏡に写ってんの多分俺だよね?は?!剣?!なんで?!まさか、剣に魂ぶち込まれたとかじゃないよね?!
「ハァッ!!!」
「う、うわぁっ!!!」
ちょっといきなり何するのこの子、あ、でも俺剣だからそりゃ振るか。
「アルドギス、今誰かの声がしなかった?」
「私は何も話していませんが??」
いや、やっべえよバレたら絶対喋る剣なんかキモチワルイーとか言われて折られるよ。
「そう、じゃあもう一回!ハァッ!!!」
「やめて!いきなり振るのやめて!!」
絶対バレたもう終わりだよ、てかあのクソビッチ女神今頃、剣道やってたし剣に転生させてやったわ、オホホホとか言って笑ってんだろうな!!
「やっぱ喋ったわよ?!この剣!」
バレたぁあああ!!折られる絶対折られる。
「貴方、話せる?!ねえ!」
「アリス様おやめ下さい、剣が喋るなどあったりは致しません!」
どうしよおおおお、このアリスって子は興味深々だし、部下的な女の人否定的だし。
「あ、あの何かすいません本当。」
「ほら!喋ったわよ!アルドギス!!」
2度目の人生速攻終わった、剣で折られてまた終わりですよ。
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