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第3話:人体錬成かよおっ!
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あーあ、気持ちよさそうに寝ちゃってるわ。
魔界の月も綺麗なんだな、もっと赤くて禍々しいのかと思ってたけど。
ていうか立て掛けるのは良いけどなんか体と机が頭に刺さっちゃってる感覚あるんだけど。
「レヴ!!!!」
「うわぁっ!!!はい!!」
なんだよ寝言かよ・・・びっくりしたわ。
こいつが新しい魔王ってことは前の魔王は死んだって事なのか?
まぁ、何はともあれ剣のままって問題は解決しそうだし、俺も今日は寝るか。
「・・・起きなさいよ・・・起きて!!!」
「はっ!!はい!!」
もう朝か、もうちょっと丁寧に起こさないかな?!鼓膜破れちゃう!剣だけどね?!
「もう!寝起きが悪いわね!行くわよ!」
「あぁ!はい!ってどこへ??」
騒々しいなぁこんな朝早くからどこ連れていくっていうんだよ、、、
「あの、アリス様?例の身体をつくるのは?」
「あぁ、それは後でもいいでしょ?まずは皆んなに挨拶しなくちゃね!」
うっわ!すっげえ人!ん?人なのか?もしかしてあれが魔族ってやつか?
「魔界の民よ!よく集まってくれた!今日は皆に大事な報告があってな!!!」
いきなり魔王口調だし、何報告って。。
「我らは幾度となる人間たちの攻撃によって何度も平和を乱されてきた!だがそれも、もう終わりだ!この魔剣、レーヴァテインがあれば勇者の聖剣なんて一刀両断だ!!!」
やめてやめて、振り回さないで!剣だけど!!
「決まったわね?!じゃあ皆んなへの挨拶も終わった事だし早速あの魔法試してみましょうか」
決まってたけど自分でいったらダメな奴だよ。
「行くわよ?」
「う、うん」
緊張するなぁ、てかもし失敗したらどうなるんだ?グチャグチャのアメーバみたいになるのか?
「ソウル・イリュージョン」
眩し・・・
「やったわよ!レヴ!成功したのよ!!」
え、ほんとに手あるじゃん脚あるじゃん?!
「ほら!自分の顔鏡で見てみなさいよ!」
「誰これ?!」
髪の毛サラッサラだし銀髪だし何この美少年、本当に俺なの??
「あ、ありがとうございます!アリス様!」
「へっへーん!私もやればできるわね!あと、呼び方アリスでいいって」
いやマジ天才だよこの子なんでこの才能をもっと他の魔法に使えなかったの?
「アリス、ちょっと試したい事があるんだけど」
「何??やってみなさいよ!」
俺の予想だと剣にもこの体にもなれるはず・・・
「フンッ!!!」
「レヴ?やらないの?試したい事」
いやですよねえー、だって魂のついた物体を擬人化させる魔法ですもんね戻れるわけないですよね。
「あ、あのー戻れなくなっちゃいました。」
「もどれない??えぇーー!どうするのよ?!魔界中の魔族集めてさっきカッコつけながら貴方のこと紹介したばかりじゃない!!!」
カッコつけてたの分かってたのかって俺が悪いのこれ?!
「はぁ、でもまあ仕方ないわね、貴方がその姿に慣れたんだから素直に喜ぶべきよね」
「なんか、すいません。」
ほんっとごめんね?!
「とりあえずこの城の幹部たちへの紹介と場内を案内するわ」
「はい!」
優しい!優しすぎる!本当何度も思うけどあのクソビッチ女神なんかより全然いい子!魔王だけど。
「アルドギス、幹部たちを集めて」
「はい、アリス様その少年は?」
昨日は声だけだったけどこの人がアルドギスか、カッコいいし強そうだな。
「この子はレヴよ?昨日貴方もみたでしょ?」
「左様ですか?!ですが何故?!」
そうなるよな普通。
「私の魔法、ソウル・イリュージョンあるでしょ?それを使ってみたの!そしたら大成功よ!」
「なるほど...確かに魔剣であったときのあの異常な魔力質量はそのままですね。」
よかったあ、魔力ダダ漏れの最強主人公になったぞ!
「でしょ?!ほらレヴも挨拶なさい」
「こ、こんにちは!」
かっこいいし強そうだけどこの人だけはなぜか怒らせちゃいけない気がするな・・・
「お初にお目にかかります、私は魔王軍参謀総長を務めさせて頂いております、アルドギス・リードリッヒと申します。」
参謀総長って?すげえじゃん、アリスが魔王になっても魔界が落とされなかったのはこの人のおかげか。
「それではアリス様、私は幹部らを連れてまいります。」
あんな人たちがもっといるのに人間に勝てないってどういう事なんだ?そんなに人間って強いもんなのか?
「なぁ、アリス、人間ってそんなに強いのか?」
「んー、そうね?魔法を使わない代わりに戦術とかで攻めてくるから、でもそれより勇者が持ってる聖剣が一番厄介なのよ。」
なるほど、弱い者の戦い方って訳かって聖剣?!聞いてはいたけどそんな強いの?!俺魔剣じゃん?!めっちゃ相性悪いだろ。。。
魔界の月も綺麗なんだな、もっと赤くて禍々しいのかと思ってたけど。
ていうか立て掛けるのは良いけどなんか体と机が頭に刺さっちゃってる感覚あるんだけど。
「レヴ!!!!」
「うわぁっ!!!はい!!」
なんだよ寝言かよ・・・びっくりしたわ。
こいつが新しい魔王ってことは前の魔王は死んだって事なのか?
まぁ、何はともあれ剣のままって問題は解決しそうだし、俺も今日は寝るか。
「・・・起きなさいよ・・・起きて!!!」
「はっ!!はい!!」
もう朝か、もうちょっと丁寧に起こさないかな?!鼓膜破れちゃう!剣だけどね?!
「もう!寝起きが悪いわね!行くわよ!」
「あぁ!はい!ってどこへ??」
騒々しいなぁこんな朝早くからどこ連れていくっていうんだよ、、、
「あの、アリス様?例の身体をつくるのは?」
「あぁ、それは後でもいいでしょ?まずは皆んなに挨拶しなくちゃね!」
うっわ!すっげえ人!ん?人なのか?もしかしてあれが魔族ってやつか?
「魔界の民よ!よく集まってくれた!今日は皆に大事な報告があってな!!!」
いきなり魔王口調だし、何報告って。。
「我らは幾度となる人間たちの攻撃によって何度も平和を乱されてきた!だがそれも、もう終わりだ!この魔剣、レーヴァテインがあれば勇者の聖剣なんて一刀両断だ!!!」
やめてやめて、振り回さないで!剣だけど!!
「決まったわね?!じゃあ皆んなへの挨拶も終わった事だし早速あの魔法試してみましょうか」
決まってたけど自分でいったらダメな奴だよ。
「行くわよ?」
「う、うん」
緊張するなぁ、てかもし失敗したらどうなるんだ?グチャグチャのアメーバみたいになるのか?
「ソウル・イリュージョン」
眩し・・・
「やったわよ!レヴ!成功したのよ!!」
え、ほんとに手あるじゃん脚あるじゃん?!
「ほら!自分の顔鏡で見てみなさいよ!」
「誰これ?!」
髪の毛サラッサラだし銀髪だし何この美少年、本当に俺なの??
「あ、ありがとうございます!アリス様!」
「へっへーん!私もやればできるわね!あと、呼び方アリスでいいって」
いやマジ天才だよこの子なんでこの才能をもっと他の魔法に使えなかったの?
「アリス、ちょっと試したい事があるんだけど」
「何??やってみなさいよ!」
俺の予想だと剣にもこの体にもなれるはず・・・
「フンッ!!!」
「レヴ?やらないの?試したい事」
いやですよねえー、だって魂のついた物体を擬人化させる魔法ですもんね戻れるわけないですよね。
「あ、あのー戻れなくなっちゃいました。」
「もどれない??えぇーー!どうするのよ?!魔界中の魔族集めてさっきカッコつけながら貴方のこと紹介したばかりじゃない!!!」
カッコつけてたの分かってたのかって俺が悪いのこれ?!
「はぁ、でもまあ仕方ないわね、貴方がその姿に慣れたんだから素直に喜ぶべきよね」
「なんか、すいません。」
ほんっとごめんね?!
「とりあえずこの城の幹部たちへの紹介と場内を案内するわ」
「はい!」
優しい!優しすぎる!本当何度も思うけどあのクソビッチ女神なんかより全然いい子!魔王だけど。
「アルドギス、幹部たちを集めて」
「はい、アリス様その少年は?」
昨日は声だけだったけどこの人がアルドギスか、カッコいいし強そうだな。
「この子はレヴよ?昨日貴方もみたでしょ?」
「左様ですか?!ですが何故?!」
そうなるよな普通。
「私の魔法、ソウル・イリュージョンあるでしょ?それを使ってみたの!そしたら大成功よ!」
「なるほど...確かに魔剣であったときのあの異常な魔力質量はそのままですね。」
よかったあ、魔力ダダ漏れの最強主人公になったぞ!
「でしょ?!ほらレヴも挨拶なさい」
「こ、こんにちは!」
かっこいいし強そうだけどこの人だけはなぜか怒らせちゃいけない気がするな・・・
「お初にお目にかかります、私は魔王軍参謀総長を務めさせて頂いております、アルドギス・リードリッヒと申します。」
参謀総長って?すげえじゃん、アリスが魔王になっても魔界が落とされなかったのはこの人のおかげか。
「それではアリス様、私は幹部らを連れてまいります。」
あんな人たちがもっといるのに人間に勝てないってどういう事なんだ?そんなに人間って強いもんなのか?
「なぁ、アリス、人間ってそんなに強いのか?」
「んー、そうね?魔法を使わない代わりに戦術とかで攻めてくるから、でもそれより勇者が持ってる聖剣が一番厄介なのよ。」
なるほど、弱い者の戦い方って訳かって聖剣?!聞いてはいたけどそんな強いの?!俺魔剣じゃん?!めっちゃ相性悪いだろ。。。
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