189 / 579
第189話 同期(シンクロ)
しおりを挟む
”つんつん”って…ポーラさんっ、言い方!
ミリィの”ぷにぷに”もそうですけど、
男としての劣情を随分と煽られますね!
だが兄としては妹に望まれては答えるしかない。
手にした鉛筆の柄の部分をポーラ姫へと向けた。
俺は既視感を感じた。
「よし…いくぞポーラ」
俺はそっと金髪巨乳お姫様の頬に鉛筆を突き入れた。
その柔らかな頬がほんのちょっとへこんだ。
「…あの、お兄様?
ちょっと”つんつん”が弱い様に思うのですけれど…?
「いや、だってさあ…」
俺はこれ以上鉛筆をポーラ姫の頬に突き入れるのをためらってしまい、
手の動きを停めてしまった。
「ケイガお兄様は、
ミリィお姉様にはもっと強く”つんつん”をしていたじゃありませんか!?
わたくしも、お兄様の妹ですのに…
ミリィお姉様だけズルイです!
わたくしにもお姉様みたいに、もっと強く”つんつん”をしてください!
ポーラ、お兄様の力強い”つんつん”が欲しいですの!」
俺は再び強烈な既視感を感じた。
ミリィの従妹ということでその思考も似ているという事だろうか?
それとも従姉妹の同期というべきであろうか?
「いや…あの…そのなあ…?
ポーラはこのエクスラント聖王国の『聖王女』で、言わばこの国の顔。
国内、国外の要人との交流なんかもあるだろう。
そんな一国に取って重要な人物であるポーラの頬に
鉛筆を突き立てるなんて真似はしてはいけないと俺は思うんだが…?
俺がこの国の政治に悪影響を与える訳にはいかないだろう?」
「お兄様、お気遣い感謝します。
…ですが、ご心配は無用ですわ。
わたくしの顔、結構頑丈ですのよ?
それに万が一があったとしても回復魔法ですぐに治りますわ」
俺はポーラ姫がミリィの激しいツッコミを受けて、
顔からずざーと地面を滑ったあとに平然としているのを思い出した。
なるほど…
この世界エゾン・レイギスでは
個の持つ魔力数値の高さはそのまま肉体の強さに直結すると
ミリィが講義で説明していたが、
ポーラ姫の魔力数値190というのは伊達では無いという事か。
しかしいざとなれば回復魔法とかポーラ姫は見た目に寄らず、
結構豪快な思考の持ち主だなあと俺は思った。
これが一国の長としての心持ちといった所だろうか?
「…ですから、お兄様。
ご遠慮なさらずに、ポーラに思いっきり”つんつん”をお願い致しますわ」
「ああ、それなら…
少し強くするから、
痛かったらすぐに言うんだよ?」
「はい…お兄様…
それでは…どうぞ…」
「それじゃあ…行くぞ、ポーラ!」
俺は改めて鉛筆の芯の無いほうをポーラ姫に向ける。
そして現在の聖王国の実質の長である『聖王女』の
清楚可憐な頬に勢いよく突き出した。
ミリィの”ぷにぷに”もそうですけど、
男としての劣情を随分と煽られますね!
だが兄としては妹に望まれては答えるしかない。
手にした鉛筆の柄の部分をポーラ姫へと向けた。
俺は既視感を感じた。
「よし…いくぞポーラ」
俺はそっと金髪巨乳お姫様の頬に鉛筆を突き入れた。
その柔らかな頬がほんのちょっとへこんだ。
「…あの、お兄様?
ちょっと”つんつん”が弱い様に思うのですけれど…?
「いや、だってさあ…」
俺はこれ以上鉛筆をポーラ姫の頬に突き入れるのをためらってしまい、
手の動きを停めてしまった。
「ケイガお兄様は、
ミリィお姉様にはもっと強く”つんつん”をしていたじゃありませんか!?
わたくしも、お兄様の妹ですのに…
ミリィお姉様だけズルイです!
わたくしにもお姉様みたいに、もっと強く”つんつん”をしてください!
ポーラ、お兄様の力強い”つんつん”が欲しいですの!」
俺は再び強烈な既視感を感じた。
ミリィの従妹ということでその思考も似ているという事だろうか?
それとも従姉妹の同期というべきであろうか?
「いや…あの…そのなあ…?
ポーラはこのエクスラント聖王国の『聖王女』で、言わばこの国の顔。
国内、国外の要人との交流なんかもあるだろう。
そんな一国に取って重要な人物であるポーラの頬に
鉛筆を突き立てるなんて真似はしてはいけないと俺は思うんだが…?
俺がこの国の政治に悪影響を与える訳にはいかないだろう?」
「お兄様、お気遣い感謝します。
…ですが、ご心配は無用ですわ。
わたくしの顔、結構頑丈ですのよ?
それに万が一があったとしても回復魔法ですぐに治りますわ」
俺はポーラ姫がミリィの激しいツッコミを受けて、
顔からずざーと地面を滑ったあとに平然としているのを思い出した。
なるほど…
この世界エゾン・レイギスでは
個の持つ魔力数値の高さはそのまま肉体の強さに直結すると
ミリィが講義で説明していたが、
ポーラ姫の魔力数値190というのは伊達では無いという事か。
しかしいざとなれば回復魔法とかポーラ姫は見た目に寄らず、
結構豪快な思考の持ち主だなあと俺は思った。
これが一国の長としての心持ちといった所だろうか?
「…ですから、お兄様。
ご遠慮なさらずに、ポーラに思いっきり”つんつん”をお願い致しますわ」
「ああ、それなら…
少し強くするから、
痛かったらすぐに言うんだよ?」
「はい…お兄様…
それでは…どうぞ…」
「それじゃあ…行くぞ、ポーラ!」
俺は改めて鉛筆の芯の無いほうをポーラ姫に向ける。
そして現在の聖王国の実質の長である『聖王女』の
清楚可憐な頬に勢いよく突き出した。
0
あなたにおすすめの小説
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる