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第5章
ロキシア国でSランク冒険者になった
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ロキシア国のナトホカでサキヒコとカナエと一緒に暮らしているうちにシローとスミレさんはロキシア国の冒険者カードを作り変える決心をした。
翌日の朝……ナトホカの冒険者ギルドに移動してシローとスミレさんの冒険者カードを作り変えてもらうように受付で女性職員に依頼を出した。
「サキヒコ様、カナエ様、シロー様とスミレ様もギルドマスターがお呼びですので2階に上がって下さい」
4人はギルド職員に案内され2階の部屋に案内された。
「ギルドマスターのゴルジェイだ、よく来てくれた。まぁ楽にしてくれ」
「お前たち4人はロキシア国のSランク冒険者として俺からモスコのギルド本部に推薦しておいた」
「えっ、俺たちSランクになれるのですかか?」
「そうだ、サキヒコはこの前のユリナ・サロリスクの鉱山での活躍も大きいが、4人で解決してくれたダテホコの大熊騒動と怪我人を全て助けた功績の方だよ
もう、連絡がナトホカにまで届いているのですか
「そうだ、ダテホコ市は元からロキシア国の領土なのでギルドの連絡網を使えば一瞬さ」
「そうだったのですか、俺はてっきりイポニアとは別の独立国だと思っていました」
「シローさんの言っていることもあながち間違いではないよ」
「それは、元々の先住民が多くいるから保護地域としているのだが、イポニアでもロキシア寄りの真面目な貴族に一枚噛ませてイポニア人民には独立国に見せているだけだけなんだ」
「へえ~、そうだったんですか?」
「それと、君たちが知っているガレオン船は全てロキシア国製だよ。それと船員と商人もね」
「つまり、ガレオン船でロキシア国から生活物資を運び、代わりにイポニア製の材料をモスコに送っているのさ」
「それよりも、最近の『神の御使い』に対する冒涜にクリミリ宮殿と東方教会が黙っていられなくなったのだ」
「俺たちもロキシア国で正式に庇護してしてもらえるのであれば助かります」
「では、シロー・アマダ、スミレ・アマダの両名はこれよりロキシア国Sランク冒険者として正式に認める」
「続いて、サキヒコ・ヤマダ、カナエ・ヤマダの両名はこれよりロキシア国Sランク冒険者として正式に認める」
「これが、皇帝のサインが入った証書だ」
「「「「ありがとうございます」」」」
「では、こちらの魔石盤に手を置いて下さい。シロー様とスミレ様からお願いします」
「続いて、サキヒコ様とカナエ様もお願いします」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】シロー・アマダ
【種族】人族
【年齢】23
【称号】錬金術師
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
【名前】スミレ・アマダ
【種族】人族
【年齢】23
【称号】魔女
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】サキヒコ・ヤマダ
【種族】人族
【年齢】18
【称号】錬金術師
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
【名前】カナエ・ヤマダ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】魔女
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
受付嬢から渡されたSランクカードは白金のカードだった。4人は収納に大切にしまったが、受付嬢の説明では今までイポニアの称号を引き継いだそうだ。シローたちは要らぬ誤解を与えないため、勇者・聖女とは人前では絶対に名乗らないようにしていた。
「それから、ダテホコ市からメガロアルクーダの買い取りと討伐報酬、人命救助の報酬として金貨3000枚が出ている。明細はこちらだ」
「報奨金は各々の全て口座に振り込まれているので後で確認をしてくれ」
「シローさんとスミレさんも商業ギルドで登録しているので口座は既に作られているよ」
「ゴルジェイさん、今後イポニアの冒険者ギルドはどうなるのですか?」
「もうすぐ粛清が終わって、全ての膿が出尽くすはずだ。アンギリア国からギルド本部に人材が派遣されたが、世界協定でイポニアの地方都市は全てロキシア国側から幹部職員を派遣したのさ」
「では、今まで冒険者から搾取していた領主たちはどうなったのですか?」
「旧ザバルド公爵家に関係していた貴族は今回の粛清で全て取り潰されたよ。貴族全員がサウパウロ国に国外追放になったそうだ」
「そうですか~、これなら安心して次の冒険に出かけられそうです」
「なんだ、シローさんはもう次の冒険の心配なのか?」
「はい、俺と妻のスミレはゼウス様からの神託を受け、旅をしながら勇者と聖女を育てるのが本来の目的なのです」
「えっ、何だって、シローさんたちはそんな大切な役を神託として受けていたのか?」
「はいそうですよ」
「ドミトリー、イリーナ、すまないが、モスコの本部にシローさんとスミレさんは『ゼウス様の神託を受けた使徒様』だと追加情報を送ってくれ。これで、イポニアの生臭さ司教も手が出せなくなるはずだ」
「ギルマス、サキヒコ様とカナエ様はどうしますか?」
「同じく、ゼウス様の使徒様としておいてくれ」
了解し「ました」
ギルドマスターのゴルジェイさんは職員に指示を出し、ロキシアで作られた転移門で首都モスコのギルド本部に緊急の連絡を入れた。その結果、シローとスミレさんが関わり育てたイポニア国内のジェネオスとアギオスは正式にSランク冒険者として認定されることになり、後日、所属する冒険者ギルドでSランクカードが発行されることとなった。
昼の時間になったので冒険者ギルドの食堂に移動し、4人はギルドマスターから接待を受け、本場のロキシア料理を堪能した。メニュは定番のボルシチ、ビーフストロガノフと前菜のロシアンサラダ、そしてピロシキが付いていた。
「カナエさん、ビーフストロガノフのレシピは覚えて帰りましょう」
「はい」
ランチでお腹が膨れたので4人はギルドマスターに礼を言って、転移門でナトホカの丘のプライベートビーチに帰ってきた。
◇ ◇ ◇ ◇
その日の夜、遅めの夕食が終わってからシローはログハウスの外に出て空に向かって呟いていた。
「ゼウス様、聞こえていますか?今日、俺たちは平民の身分のままロキシア国民としてSランク冒険者として登録してもらいました。今後はロキシア国で活躍した方が良いのでしょうか?」
「フォフォフォ、信心深き者たちよ」
空が眩しく輝いてゼウスとヘーラ、イアペトス神とクリュメネの4柱の神が顕現された。
「此度のダテホコでの働きは大義であった。今朝から冒険者ギルドでの様子は全て神界に届いておったので安心するのじゃ」「さて、シローたちはロキシア国でSランク冒険者となったのが、基本的に今後もイポニアでジェネオスとアギオスを育ててもらうつもりである」
聞いておると思うが、今回の粛清でジェネオスとアギオスになった転生者は我らの『神の使徒』として冒険者ギルドも丁寧に扱ってくれると願っておるのじゃ」
「今後はスキルばかりに頼らず、ヨダシステムに蓄積されたこれまでのジェネオスとアギオスが蓄積した共有資産を活かし、悪意を持って近付く者は全て排除するのじゃ」
「次の旅はイポニアが正常に戻る1ヶ月を予定しておるのじゃ。では、4人でもう少しの間、民の幸せに貢献するのじゃ」
そう言われて、ゼウスとヘーラ、イアペトス神とクリュメネの4柱は消えていった。
「スミレさん、俺は間違っていなかったようだ」
「そうよ、シローさんは全然間違っていないわ。でも一人で悩まず、それこそゴーレムに手伝わせたらどうなの?」
「あっ、そうか、言い出しっぺの俺がゴーレムを作らないとサキヒコたちに教えられないね」
「そうよ、今夜は早く寝て、明日の朝早くゴレームの素材を探しに行きましょう」
(サキヒコ、カナエさん、明日の朝早くゴーレムの素材を探すのを手伝ってくれ)
(シローさん、急にどうしたんですか?)
(とにかく、そっちに行っていいですか)
(ああ、構わないよ)
サキヒコたちがシローのログハウスに訪ねてきて……
「シローさん、ゴーレムの素材って、急にどうしたんですか?」
「先ほど空に向かって呟いていたら、神様から神託が降りたんだ」
「神様が言われるには『スキルとヨダシステムに蓄積された共有思資産を活かし、悪意を持って近付く者は全て排除するのじゃ』と言われて消えていったんだ」
「ふ~ん、それでゴーレムなのですか?」
「ゴーレムはスミレさんのアイディアでオートマターは俺たちの生活を助けてくれるのも確かだよ」
「スミレさん、私はメイドロボットがお料理を手伝ってくればサキヒコさんに喜んでもらえると思います」
「カナエさん、それは私も同じよ」
「サキヒコ、そういうことだ。戦闘も出来るバトルメイドを作ろうよ」
「分かりました。スミレさんとカナエが望むのなら俺は全力で趣味に走ります」
「えっ、サキヒコ、なんか変なスイッチ入ったか?」
とりあえず、夜も更けてきたので4人は寝ることにしたのだった。
(話終わり)
----------------------------------
翌日の朝……ナトホカの冒険者ギルドに移動してシローとスミレさんの冒険者カードを作り変えてもらうように受付で女性職員に依頼を出した。
「サキヒコ様、カナエ様、シロー様とスミレ様もギルドマスターがお呼びですので2階に上がって下さい」
4人はギルド職員に案内され2階の部屋に案内された。
「ギルドマスターのゴルジェイだ、よく来てくれた。まぁ楽にしてくれ」
「お前たち4人はロキシア国のSランク冒険者として俺からモスコのギルド本部に推薦しておいた」
「えっ、俺たちSランクになれるのですかか?」
「そうだ、サキヒコはこの前のユリナ・サロリスクの鉱山での活躍も大きいが、4人で解決してくれたダテホコの大熊騒動と怪我人を全て助けた功績の方だよ
もう、連絡がナトホカにまで届いているのですか
「そうだ、ダテホコ市は元からロキシア国の領土なのでギルドの連絡網を使えば一瞬さ」
「そうだったのですか、俺はてっきりイポニアとは別の独立国だと思っていました」
「シローさんの言っていることもあながち間違いではないよ」
「それは、元々の先住民が多くいるから保護地域としているのだが、イポニアでもロキシア寄りの真面目な貴族に一枚噛ませてイポニア人民には独立国に見せているだけだけなんだ」
「へえ~、そうだったんですか?」
「それと、君たちが知っているガレオン船は全てロキシア国製だよ。それと船員と商人もね」
「つまり、ガレオン船でロキシア国から生活物資を運び、代わりにイポニア製の材料をモスコに送っているのさ」
「それよりも、最近の『神の御使い』に対する冒涜にクリミリ宮殿と東方教会が黙っていられなくなったのだ」
「俺たちもロキシア国で正式に庇護してしてもらえるのであれば助かります」
「では、シロー・アマダ、スミレ・アマダの両名はこれよりロキシア国Sランク冒険者として正式に認める」
「続いて、サキヒコ・ヤマダ、カナエ・ヤマダの両名はこれよりロキシア国Sランク冒険者として正式に認める」
「これが、皇帝のサインが入った証書だ」
「「「「ありがとうございます」」」」
「では、こちらの魔石盤に手を置いて下さい。シロー様とスミレ様からお願いします」
「続いて、サキヒコ様とカナエ様もお願いします」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】シロー・アマダ
【種族】人族
【年齢】23
【称号】錬金術師
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
【名前】スミレ・アマダ
【種族】人族
【年齢】23
【称号】魔女
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】サキヒコ・ヤマダ
【種族】人族
【年齢】18
【称号】錬金術師
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
【名前】カナエ・ヤマダ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】魔女
【スキル】
****
【LV】99
【MP】****
◇ ◇ ◇ ◇
受付嬢から渡されたSランクカードは白金のカードだった。4人は収納に大切にしまったが、受付嬢の説明では今までイポニアの称号を引き継いだそうだ。シローたちは要らぬ誤解を与えないため、勇者・聖女とは人前では絶対に名乗らないようにしていた。
「それから、ダテホコ市からメガロアルクーダの買い取りと討伐報酬、人命救助の報酬として金貨3000枚が出ている。明細はこちらだ」
「報奨金は各々の全て口座に振り込まれているので後で確認をしてくれ」
「シローさんとスミレさんも商業ギルドで登録しているので口座は既に作られているよ」
「ゴルジェイさん、今後イポニアの冒険者ギルドはどうなるのですか?」
「もうすぐ粛清が終わって、全ての膿が出尽くすはずだ。アンギリア国からギルド本部に人材が派遣されたが、世界協定でイポニアの地方都市は全てロキシア国側から幹部職員を派遣したのさ」
「では、今まで冒険者から搾取していた領主たちはどうなったのですか?」
「旧ザバルド公爵家に関係していた貴族は今回の粛清で全て取り潰されたよ。貴族全員がサウパウロ国に国外追放になったそうだ」
「そうですか~、これなら安心して次の冒険に出かけられそうです」
「なんだ、シローさんはもう次の冒険の心配なのか?」
「はい、俺と妻のスミレはゼウス様からの神託を受け、旅をしながら勇者と聖女を育てるのが本来の目的なのです」
「えっ、何だって、シローさんたちはそんな大切な役を神託として受けていたのか?」
「はいそうですよ」
「ドミトリー、イリーナ、すまないが、モスコの本部にシローさんとスミレさんは『ゼウス様の神託を受けた使徒様』だと追加情報を送ってくれ。これで、イポニアの生臭さ司教も手が出せなくなるはずだ」
「ギルマス、サキヒコ様とカナエ様はどうしますか?」
「同じく、ゼウス様の使徒様としておいてくれ」
了解し「ました」
ギルドマスターのゴルジェイさんは職員に指示を出し、ロキシアで作られた転移門で首都モスコのギルド本部に緊急の連絡を入れた。その結果、シローとスミレさんが関わり育てたイポニア国内のジェネオスとアギオスは正式にSランク冒険者として認定されることになり、後日、所属する冒険者ギルドでSランクカードが発行されることとなった。
昼の時間になったので冒険者ギルドの食堂に移動し、4人はギルドマスターから接待を受け、本場のロキシア料理を堪能した。メニュは定番のボルシチ、ビーフストロガノフと前菜のロシアンサラダ、そしてピロシキが付いていた。
「カナエさん、ビーフストロガノフのレシピは覚えて帰りましょう」
「はい」
ランチでお腹が膨れたので4人はギルドマスターに礼を言って、転移門でナトホカの丘のプライベートビーチに帰ってきた。
◇ ◇ ◇ ◇
その日の夜、遅めの夕食が終わってからシローはログハウスの外に出て空に向かって呟いていた。
「ゼウス様、聞こえていますか?今日、俺たちは平民の身分のままロキシア国民としてSランク冒険者として登録してもらいました。今後はロキシア国で活躍した方が良いのでしょうか?」
「フォフォフォ、信心深き者たちよ」
空が眩しく輝いてゼウスとヘーラ、イアペトス神とクリュメネの4柱の神が顕現された。
「此度のダテホコでの働きは大義であった。今朝から冒険者ギルドでの様子は全て神界に届いておったので安心するのじゃ」「さて、シローたちはロキシア国でSランク冒険者となったのが、基本的に今後もイポニアでジェネオスとアギオスを育ててもらうつもりである」
聞いておると思うが、今回の粛清でジェネオスとアギオスになった転生者は我らの『神の使徒』として冒険者ギルドも丁寧に扱ってくれると願っておるのじゃ」
「今後はスキルばかりに頼らず、ヨダシステムに蓄積されたこれまでのジェネオスとアギオスが蓄積した共有資産を活かし、悪意を持って近付く者は全て排除するのじゃ」
「次の旅はイポニアが正常に戻る1ヶ月を予定しておるのじゃ。では、4人でもう少しの間、民の幸せに貢献するのじゃ」
そう言われて、ゼウスとヘーラ、イアペトス神とクリュメネの4柱は消えていった。
「スミレさん、俺は間違っていなかったようだ」
「そうよ、シローさんは全然間違っていないわ。でも一人で悩まず、それこそゴーレムに手伝わせたらどうなの?」
「あっ、そうか、言い出しっぺの俺がゴーレムを作らないとサキヒコたちに教えられないね」
「そうよ、今夜は早く寝て、明日の朝早くゴレームの素材を探しに行きましょう」
(サキヒコ、カナエさん、明日の朝早くゴーレムの素材を探すのを手伝ってくれ)
(シローさん、急にどうしたんですか?)
(とにかく、そっちに行っていいですか)
(ああ、構わないよ)
サキヒコたちがシローのログハウスに訪ねてきて……
「シローさん、ゴーレムの素材って、急にどうしたんですか?」
「先ほど空に向かって呟いていたら、神様から神託が降りたんだ」
「神様が言われるには『スキルとヨダシステムに蓄積された共有思資産を活かし、悪意を持って近付く者は全て排除するのじゃ』と言われて消えていったんだ」
「ふ~ん、それでゴーレムなのですか?」
「ゴーレムはスミレさんのアイディアでオートマターは俺たちの生活を助けてくれるのも確かだよ」
「スミレさん、私はメイドロボットがお料理を手伝ってくればサキヒコさんに喜んでもらえると思います」
「カナエさん、それは私も同じよ」
「サキヒコ、そういうことだ。戦闘も出来るバトルメイドを作ろうよ」
「分かりました。スミレさんとカナエが望むのなら俺は全力で趣味に走ります」
「えっ、サキヒコ、なんか変なスイッチ入ったか?」
とりあえず、夜も更けてきたので4人は寝ることにしたのだった。
(話終わり)
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