改訂版 勇者と聖女の育成請け負います_みんなで育てれば怖くないね

にしのみつてる

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第6章

未来型メイドロボ爆誕!ついでにバトル執事まで作っちゃいました

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「えっ、サキヒコ、なんか変なスイッチ入ったんじゃない?」
 とりあえず、夜も更けてきたので4人は寝ることにしたのだった。

 翌朝……

 ピピピ、ピピピ、ピピピ、ミカエルのアラーム音で シローとスミレさんは目覚めたのだった。

「スミレさん、おはよう。アラームで起きるのは久しぶりだね」
「シローさん、おはよう。そうね、急いで朝ご飯の準備をするね」
「スミレさん、手伝いますよ」

 シローはスミレさんと一緒に朝食の準備を始めた。今朝は、シローの提案で珍しくベーコンエッグを作った。

「シローさん、スミレさん、おはようございます」
「サキヒコ、カナエさん、おはよう」

「お~、ベーコンエッグだ~」
「サキヒコさん、よかったね。朝はいつもベーコンエッグだったんでしょ?」

「サキヒコ、ベーコンエッグが好きなの?」
「はい、俺は引きこもりはしていても朝はしっかり食べていました」
「ふ~ん」

「おまたせ~、タコさんウインナーのスパゲティよ」
「ミサエさん、どうして私の大好物が分かったんですか?」

「カナエさんはウインナーが好きだったの?」
「はい、そうです、中でもタコさんウインナーが一番好きだったので」
「ふ~ん」

「スミレさん、ブルーベリーヨーグルトなんて材料あったの?」
「ええ、なんとなくシローさんが好きそうだったから具現化で作ったのよ」
「そう言えば、牛乳は嫌いだけど、ブルーベリーヨーグルトだけは食べられたんだ」

「私はこれよ。だし巻き卵」
「スミレさん、上手です。ひょっとして四角いフライパンも作られたのですか?」
「ええ、具現化でちゃっちゃっとね」


「皆さん、おはようございます。今朝は朝食はいかがでしたか?サキヒコさんとカナエさんの深層心理から朝食メニューをスミレさんに作ってもらいました」

「ミカエル、それがメイドロボットと関係あるの?」
「はい、大アリなのです」

「メイドロボットは人格をある程度持っているので深層心理を読み取れるからです」
「ふ~ん、ちょっと難しい話になってきたね」

「骨組みはミスリル鉱石で丈夫に出来ますが、今日は鉱山を発見し、そこでミスリル鉱を調達します」
「幸いに今は皆様の頭脳は神界よりAIクリスタル脳を移植されていますので、メイド型のオートマターはAIクリスタル脳をコピーし、具現化すれば直ぐに製作可能です」


「シローさん、こんな素敵な朝食を作ってくれるメイドロボなら大歓迎ですね」
「スミレさん、私感激しました」


 4人は朝食を終えると、サキヒコはモンゴリヤ国の「グリーンドラゴンの巣穴」へ転移門を繋いだ。

「スミレさん、いつもの事だけど、転移門は全く旅行気分が出ないね」
「それは仕方ないわよ」

「サキヒコ、カナエさん、魔物の気配はどう?」
「はい、周囲5キロ以内に魔物の気配はありません」

 グリーンドラゴンの巣穴は、2週間前にサキヒコとカナエの2人だけで討伐した巨大な竜の事で、内部には飛空石だけと思っていたが。金鉱脈とミスリル鉱脈が眠っているとミカエルはヨダシステムの情報から解析済みだった。

「シローさん、再びこの巣穴に来るとは思いませんでした」
「そうだね、でも魔物は討伐済みだから危険はないのだろう?」


「皆さん、ミスリル鉱石は全て収納して下さい」
「ミカエル、洞窟内の鉱物はすべて持っていこうか」
「その予定です」

「では、シローさんとスミレさんで手を繋いで下さい」
 作成するのは、こちらのメイドロボットで、シローさんが生前に名古屋のメイドカフェで出会った女性を参考にしています。

「スミレさん、お願い」「ええ、大丈夫」
 ドドーン、「おまたせしました~メイドロボ・ヒナミ爆誕」
「シローさん、スミレさん、よろしくお願いします」


「次は、サキヒコさんとカナエさん手を繋いで下さい」
 作成するのは、こちらのメイドロボットで、サキヒコさんとカナエさんは秋葉原のメイドカフェの女性を参考にしています。
 ドドーン、「おまたせしました~メイドロボ・ホノカ爆誕」
「サキヒコさん、カナエさん、よろしくお願いします」


「うおおっ~~~~~、この子達が未来型のメイドロボなのか?」
 サキヒコの声が弾んでいた。
「ご主人さま、ヒナミです。よろしく」
「ご主人さま、ホノカです。よろしく」

「うおおっ~~~~~、シローさん、最高っす」
「サキヒコさん、落ち着いて」

「ミカエル、詳しい説明をお願い」
「はい、メイドロボの骨格はミスリル合金で強度抜群。関節には魔鉱石から生成した高精度の魔導サーボを使用します。そして動力は同じく魔鉱石から生成した高濃縮魔石ボールを使用していますので3万年ほど動き続けます」

「はぁ~、何そのハイスペックな子たちは?」
「はい、冥界のハデス様とペルセポネーがシローさん達が転生して間もない頃に戦乙女バルキリーを作ったのですが……今回はゼウス様とヘーラー様が対抗してごにょごにょっと……」

「じゃぁ、ヒナミとホノカは超高度文明を持つ星のアンドロイドに似せたものなの?」
「「はい、ご主人さま、その通りでーす」」
「「私たちがお守りしま~す」」

「そういうことです。これがゼウス様が言われていた『ヨダシステムに蓄積された共有資産』の完成形なのです」
「あちゃ~、やられてしまった」

「サキヒコ、何かとんでもないことになりそうだけど楽しいね」
「シローさん、賑やかになっていいじゃないですか。俺、最高っす。既にスイッチが入っています」

「スミレさん、ヒナミさんとホノカさんに手伝ってもらってスイーツを開発しませんか?」
「それがいいわね」
「ヒナミさん、ホノカさん、貴女たち、スイーツのレシピは覚えているの?」

「はい、元の地球のスイーツのレシピは数千種類と言われていますが、こちらの世界に合わせて何種類かは既に収納で出来上がっています」

「スミレさん、カナエさん、こちらのレアチーズケーキをお召し上がり下さい」
「シローさん、ヒナミさんとホノカさんは超優秀な子たちだわ、私の妹にします」
「サキヒコさん、私も同じで妹にします」

「サキヒコ、どうせなら、あと二体ほど作ってもいいかも知れないな」
「シローさん、弟設定がいいかも知れませんが、どうせならバトル執事がいいかも知れませんよ」
「バトルメイドに対抗してバトル執事か……」

 シローは暫くの間考えていたが、執事の年齢を何歳にするかで少し悩んだ。年上では扱いに困るのでサキヒコと同世代の年齢で納得したのだった。

「サキヒコ、手を繋ぐぞ」
「はい」

 ドドーン、「ご主人様、イーライと申します」 ドドーン、「ご主人様、ネイトと申します」
「イーライとネイトだね、俺はシローだ ご主人様は慣れていないので、シローさんと呼んでくれ」
「はい、了解しました」

「イーライとネイト、僕はサキヒコだ。ご主人様は慣れていないので、サキヒコさんと読んでくれ」
「サキヒコさんですね、了解しました」

「ところで、イーライとネイトは料理は出来るの?」
「はい、和洋中のレシピは全て覚えていますのでお任せ下さい」

「スミレさん、カナエさん、バトル執事のイーライとネイトだ」
「お嬢様、よろしくお願いします」

「スミレです、よろしく」
「カナエです、よろしく」

「スミレさん、イーライとネイトって、イケメン顔ですね」
「執事さんだからそうかもしれないね」

(話終わり)
----------------------------------
ヒナミとホノカ:メイドロボ、服装は元の世界のメイド服エプロンの裾には繊細なレース この世界の事情に合わせてロングスカート

イーライとネイト:執事ロボ、服装は元の世界の執事服(タキシード)ワイシャツを着ている。ネクタイを着用

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