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第1章
キャンピングカーと家を作ろう3
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「王都ケトマスの冒険者ギルドにようこそ」
シローは受付嬢にトキセロ村の山奥で魔物を狩ってそのまま王都まで来たことを告げた。
「では、倉庫にご案内しますので、先にお二人の冒険者カードをお預かりします」
シローは受付嬢に冒険者カードを渡すと受付嬢はパタパタと奥へ走っていた。
「お前たち、何処で狩りをしてきたのだ」
「トキセロ村のタカマリ山の洞窟です」
冒険者ギルドマスターは嘘発見器の魔石をチラチラ見ているが嘘発見器は全く反応せず青いままだった。
「疑ってすまなかった。では、ここで魔物を出してくれ」
シローは収納からワイルドウルフ10体、サーペント1体、ロックリザード1体、オーク30体、オークキング1体を出した。
「お前たち、こんなAランクの魔物を狩ってきたのか?」
ギルドマスターと解体職員は驚いていたが、職員の一人がギルマスにそっと耳打ちした。
「ギルマス、1年前にチアフィーローから来た青の魔導師と赤の魔女がAランクの魔物を持ち込みましたよ」
「ああ、そうだったな」
「ワイルドウルフ10枚、サーペント1体200枚、ロックリザード1体200枚、オーク30体300枚、オークキング1体100枚 合計で金貨610枚だ」
「ありがとうございます」
シローとスミレさんは金貨の袋それぞれ収納にしまった。
「後でお前たちのステータスを測らさせてくれ」
「では、お二人の現在のレベルを測らさせていただきます」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】シロー・アマダ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】錬金術師
【スキル】
****
【LV】45
【MP】*****
【名前】スミレ・アマダ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】魔女
【スキル】
****
【LV】45
【MP】*****
◇ ◇ ◇ ◇
受付嬢はカウンターの奥へと急いで走っていった。しばらくして新しい冒険者カードが用意され銅色のCランクカードが二人に渡された。周りでやり取りを見ていた冒険者たちは納得が出来ない様子だったが、冒険者たちは職員に案内されて倉庫の魔物を見て腰を抜かしそうになったのだった。
「おい、あいつら、とんでもない化け物だぞ、ワイルドウルフ10体、サーペント1体、ロックリザード1体、オーク30体、オークキング1体って、どんだけ強いんだよ」
「カール、お前絶対に絡むなよ、あの腰に下げた変なレイピアの餌食になるぞ」
「マーク、お前も魔女に近寄るなよ、魔女が持っているあの変なスタックもかなり怪しいぞ」
カールとマークはCランク冒険者だったがシローとスミレには到底敵わないと思ったのだった。
「シローさん、冒険者たちが私たちを指さして勝手に騒いでいるよ」
「スミレさん、冒険者は放っておいて静かな場所に行こうよ」
「そうね」
「ミカエル、静かな場所に転移させてくれ」
「了解しました。青の魔導師と赤の魔女がお気に入りだったピーラ山にご案内しますが、その前に市場で食材を買っていきませんか?」
「そうだね、任せるよ」
シローとスミレさんは転移《ワープ》でケトマス港まで一瞬で移動して市場を見て回った。王都ケトマスの市場は人と物で溢れかえっていた。
「シローさん、市場で大きなエビを買っていきましょうよ」
「エビ2籠下さい」
「2籠で銅貨5枚だ」
スミレさんは大きなエビを2籠買った。
「シローさん、大きなホタテ貝だよ」
「スミレさん、買っていこうよ」
「2籠で銅貨3枚だ」
スミレさんは大きなホタテ貝を2籠買った。
「スミレさん、お昼は海鮮焼きに決定だね」
「シローさん、BBQコンロを作ってね」
「うん、任せて」
「スミレさん、パスタが売っているよ」
「本当ね、買って帰りましょう」
乾燥パスタは1籠で鉄貨2枚と安価で日持ちがするのでケトマスの人気商品だと教えられた。スミレさんは10籠買って銅貨2枚を払った。玉ねぎも木箱1杯が銅貨1枚だったので購入した。トマトも木箱1杯は銅貨1枚だったので買ったのだった。
「スミレさん、いっぱい買ったね」
「本当ね、それに安かったと思うのよ」
「そうだったね」
「転移」
二人は一瞬でピーラ山に移動してきた。シローが収納からキャンピングカーを出してBBQコンロを具現化で作っていた。スミレはキャンピングテーブルの上で食材の準備をしていた。
「スミレさん、BBQコンロの準備が出来たよ」
「それとパスタを茹でるパスタ鍋も作ったよ」
シローはインストールされた世界辞書の機能をフル活用してパスタ鍋にBBQコンロとBBQの金串に焼肉トングも作っていった。スミレさんは真水を空中に浮かべて買ってきたエビとホタテをさっとゆすいでいた。
「シローさん、焼くわよ」
「スミレさん、美味しそうな匂いがしてきたね」
シローはワイングラスを具現化で作って既に用意万端だったが、醤油とバターを市場で買うのを忘れていたので具現化で作って出した。スミレさんは焼いたエビとホタテを皿に盛ってくれた。
「スミレさん、美味しいね」
「シローさん、醤油バターが美味しいね」
スミレさんはスパークリングワインで少し酔ったのか顔を赤らめていた。
「スミレさん、先にシャワーを浴びておいでよ」
シローはスミレさんにシャワーを勧めた。具現化でお揃いのバスローブを作っておいたので。シャワールームの前にそっと置いておいた。
シローはBBQの後片付けを済ませ、フィールドチェアに腰掛けていた。コーヒー豆はケトマスの市場に売っていなかったので具現化でいつもの金ラベルのインスタントコーヒーを作った。
スミレさんがシャワーから上がったのでシローはシャワーを浴びにいった。星空がケトマス湾一面に広がり幻想的な雰囲気を醸し出していた。
「シローさん、星空が本当にきれいだね」
「うん」
夢の世界にいるような感じでしばらく空を眺めていた。
「スミレさん、そろそろ寝ようか?」
「うん」
スミレはさん、シローの手を握った離さなかったので、瞑想が終わって、二人は無言のまま眠った。
こうしてピーラ山の静かな夜は更けていったのだ。
(話終わり)
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シローは受付嬢にトキセロ村の山奥で魔物を狩ってそのまま王都まで来たことを告げた。
「では、倉庫にご案内しますので、先にお二人の冒険者カードをお預かりします」
シローは受付嬢に冒険者カードを渡すと受付嬢はパタパタと奥へ走っていた。
「お前たち、何処で狩りをしてきたのだ」
「トキセロ村のタカマリ山の洞窟です」
冒険者ギルドマスターは嘘発見器の魔石をチラチラ見ているが嘘発見器は全く反応せず青いままだった。
「疑ってすまなかった。では、ここで魔物を出してくれ」
シローは収納からワイルドウルフ10体、サーペント1体、ロックリザード1体、オーク30体、オークキング1体を出した。
「お前たち、こんなAランクの魔物を狩ってきたのか?」
ギルドマスターと解体職員は驚いていたが、職員の一人がギルマスにそっと耳打ちした。
「ギルマス、1年前にチアフィーローから来た青の魔導師と赤の魔女がAランクの魔物を持ち込みましたよ」
「ああ、そうだったな」
「ワイルドウルフ10枚、サーペント1体200枚、ロックリザード1体200枚、オーク30体300枚、オークキング1体100枚 合計で金貨610枚だ」
「ありがとうございます」
シローとスミレさんは金貨の袋それぞれ収納にしまった。
「後でお前たちのステータスを測らさせてくれ」
「では、お二人の現在のレベルを測らさせていただきます」
◇ ◇ ◇ ◇
【名前】シロー・アマダ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】錬金術師
【スキル】
****
【LV】45
【MP】*****
【名前】スミレ・アマダ
【種族】人族
【年齢】22
【称号】魔女
【スキル】
****
【LV】45
【MP】*****
◇ ◇ ◇ ◇
受付嬢はカウンターの奥へと急いで走っていった。しばらくして新しい冒険者カードが用意され銅色のCランクカードが二人に渡された。周りでやり取りを見ていた冒険者たちは納得が出来ない様子だったが、冒険者たちは職員に案内されて倉庫の魔物を見て腰を抜かしそうになったのだった。
「おい、あいつら、とんでもない化け物だぞ、ワイルドウルフ10体、サーペント1体、ロックリザード1体、オーク30体、オークキング1体って、どんだけ強いんだよ」
「カール、お前絶対に絡むなよ、あの腰に下げた変なレイピアの餌食になるぞ」
「マーク、お前も魔女に近寄るなよ、魔女が持っているあの変なスタックもかなり怪しいぞ」
カールとマークはCランク冒険者だったがシローとスミレには到底敵わないと思ったのだった。
「シローさん、冒険者たちが私たちを指さして勝手に騒いでいるよ」
「スミレさん、冒険者は放っておいて静かな場所に行こうよ」
「そうね」
「ミカエル、静かな場所に転移させてくれ」
「了解しました。青の魔導師と赤の魔女がお気に入りだったピーラ山にご案内しますが、その前に市場で食材を買っていきませんか?」
「そうだね、任せるよ」
シローとスミレさんは転移《ワープ》でケトマス港まで一瞬で移動して市場を見て回った。王都ケトマスの市場は人と物で溢れかえっていた。
「シローさん、市場で大きなエビを買っていきましょうよ」
「エビ2籠下さい」
「2籠で銅貨5枚だ」
スミレさんは大きなエビを2籠買った。
「シローさん、大きなホタテ貝だよ」
「スミレさん、買っていこうよ」
「2籠で銅貨3枚だ」
スミレさんは大きなホタテ貝を2籠買った。
「スミレさん、お昼は海鮮焼きに決定だね」
「シローさん、BBQコンロを作ってね」
「うん、任せて」
「スミレさん、パスタが売っているよ」
「本当ね、買って帰りましょう」
乾燥パスタは1籠で鉄貨2枚と安価で日持ちがするのでケトマスの人気商品だと教えられた。スミレさんは10籠買って銅貨2枚を払った。玉ねぎも木箱1杯が銅貨1枚だったので購入した。トマトも木箱1杯は銅貨1枚だったので買ったのだった。
「スミレさん、いっぱい買ったね」
「本当ね、それに安かったと思うのよ」
「そうだったね」
「転移」
二人は一瞬でピーラ山に移動してきた。シローが収納からキャンピングカーを出してBBQコンロを具現化で作っていた。スミレはキャンピングテーブルの上で食材の準備をしていた。
「スミレさん、BBQコンロの準備が出来たよ」
「それとパスタを茹でるパスタ鍋も作ったよ」
シローはインストールされた世界辞書の機能をフル活用してパスタ鍋にBBQコンロとBBQの金串に焼肉トングも作っていった。スミレさんは真水を空中に浮かべて買ってきたエビとホタテをさっとゆすいでいた。
「シローさん、焼くわよ」
「スミレさん、美味しそうな匂いがしてきたね」
シローはワイングラスを具現化で作って既に用意万端だったが、醤油とバターを市場で買うのを忘れていたので具現化で作って出した。スミレさんは焼いたエビとホタテを皿に盛ってくれた。
「スミレさん、美味しいね」
「シローさん、醤油バターが美味しいね」
スミレさんはスパークリングワインで少し酔ったのか顔を赤らめていた。
「スミレさん、先にシャワーを浴びておいでよ」
シローはスミレさんにシャワーを勧めた。具現化でお揃いのバスローブを作っておいたので。シャワールームの前にそっと置いておいた。
シローはBBQの後片付けを済ませ、フィールドチェアに腰掛けていた。コーヒー豆はケトマスの市場に売っていなかったので具現化でいつもの金ラベルのインスタントコーヒーを作った。
スミレさんがシャワーから上がったのでシローはシャワーを浴びにいった。星空がケトマス湾一面に広がり幻想的な雰囲気を醸し出していた。
「シローさん、星空が本当にきれいだね」
「うん」
夢の世界にいるような感じでしばらく空を眺めていた。
「スミレさん、そろそろ寝ようか?」
「うん」
スミレはさん、シローの手を握った離さなかったので、瞑想が終わって、二人は無言のまま眠った。
こうしてピーラ山の静かな夜は更けていったのだ。
(話終わり)
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