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2章 始まり 少年編

間 とある2柱の会話

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「ねぇダビィ」
「なんやラビィ」

「どうして約束を果たしてもらう人、あの人間にしたの?他にも強そうな人はいたと思うけど」

「あぁ…まぁ前に言った理由もあるけどな」

そう、前に言った波長やらなんやらはある
確かに元はの世界は争いもないただの普通の世界
普通なら連れてこない
普通なら…

「俺は確信しとる、アイツなら約束を果たせるって、他のやつを呼んで失敗したが…アイツなら行ける」

今までにも何人かを呼んだ
被らないように数百年単位で

強さを誇った者
正義を示した者
悪人ですら呼んだ
だがダメだった

どいつもこいつも途中で死んだ
悪人は説明したのに、強姦しようとして天罰で死んだ
正義正義言ってやつは行き過ぎた正義で民に見捨てられ死んだ
強さを持ってたやつは…傲慢になり王に処刑された

どいつもこいつもダメだった
だが今回のやつは大丈夫
なぜなら

「アイツはな…強さがある訳でもない、正義や悪がどうこう言うやつでもない、でも1番はな…」
「1番は?」

「アイツが1番イカれとるからや」

そう笑いながら俺は言った
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