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4章 始まる冒険者生活 少年期

変異ダンジョン ボス戦

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な、なんだあれは?
いや…ここのボスだからオーガであるんだろう…
だが…異様だ
あまりにもおかしい

普通のオーガは筋肉質の身体に鬼の角を付けたやつだ
ボスは少し大きく武器もいい物を持っているくらいだ

だがあいつはなんだ?
ツギハギだらけだぞ…
しかも1番に目立つあれは…
オークとゴブリンのキング種の頭か?
真ん中にオーガ、右にオーク、左にゴブリンの頭
ケルベロスを真似たのか?
3対の頭ともキング種だな…

これは明らかにおかしい…
オーガのキング種ですらここには出ないのに
それを含めてキメラ化したモンスターがボス?

「セルフィ…念の為聞くが…あんなケルベロスモドキのキメラなんているのか?普通に」

「いえ…ありえないですね…そんなものは存在しません…しかもあんなツギハギだらけの…人の手で合成された物?でしょうか」

「わしも見た事ないのう…何じゃろな、あれは、余程の物かのぉ」

ウルナも見た事ないか…

まぁ明らかに原因ではあるのはわかる
なら…

「やるしか無いだろうな!!」

その一言でルリが大剣片手に突っ込んでいく
頭からかち割ろうとしているのだろう
上から真っ直ぐに振り下ろすが…

「受け止めた!?ルリの一撃を!?」

オーガ程度なら武器ごと頭からかち割る威力だぞ!

鑑定!

オーガキン◎★#�����

レベル30

HP2500
MP1000

攻撃300  防御300
魔力300  精神300
速度150

【スキル】
����� �����

ERRORエラー

鑑定が効いてない
意味がわからない
名前すら文字化けしてる
辛うじてステータスは見れたが
普通のオーガキングと比べても強すぎる

「3人とも!鑑定が効いてない!ステータスだけ分かったが、普通のオーガキングと比べても倍は強い!ステータス300台だ!」

「300!?普通のに比べたらとんでもなく強いですね…私達よりもステータス面では強いですね…」

「普通はこんなのここには居ないしな…オーガキメラでいいか…倒して持って帰るかな!」




格上との戦闘だ
この世界は普通に比べて弱いはずなのに…これは楽しくなりそうだ…

さぁ!始めようか!
楽しい戦いを!
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