13 / 48
Ⅲ:捨てられ王子の綺羅星
ディアスタ村にて:小さな棘
しおりを挟む
コラーノ神父が去り、一人残されたステラはしばらくそこに佇んでいたが、やがて意識せぬままふらりと菜園のある裏庭へと向かう。
丹精込めて世話をしてきた野菜たちは、長雨のせいで少しばかり元気がない。そのことを知っているかのように、アレッサンドロは、今回の荷物に保存が利くように処理された様々な野菜をたくさん積んでくれていた。
「行けば、アレックスに逢えるんだ」
それは、嬉しい。
毎月渡す手紙は日記のようなもので、ステラは毎日少しずつ書き溜めながら、楽しく暮らしているだろうか、どれだけ大きくなったのだろうかと、今のアレッサンドロに思いを馳せていた。可愛らしい子だったから、少し線の細い、優しげな青年になっているに違いない。
八年間、アレッサンドロ自身からはまったく音沙汰なかったけれど、ステラの頭の中には常に彼のことがあった。ここを離れていった子どもたちはたくさんいたけれど、ステラの中で、アレッサンドロのことはその子どもたちとは少し違う場所に大切にしまい込まれていた。
彼を想い微かに微笑み、ふと、ステラは、先ほどのコラーノ神父の言葉を思い出す。
神父は、ステラの為を想って、ラムバルディアに行くことを勧めてくれた。
それは八年前のステラがアレッサンドロに対してしたこととまるきり同じだ。
(なら、アレッサンドロも、わたしの言葉を寂しく思っていたの?)
寂しく、心許なく、どこか、突き放されたように――?
今、ステラがコラーノ神父に望んでいるように、行かないで欲しい、ここに残って欲しいという言葉こそを、アレッサンドロも望んでいたのだろうか。
アレッサンドロは賢く人の心の機微にも敏い子だったから、ステラにあんなふうに言われてしまって、寂しい気持ちを表に出せなくなってしまったのではないだろうか。
(だから、手紙に返事をくれないのかもしれない)
無理に送り出してしまったステラに、怒っているから。
ステラは肩を落とし、すぐ傍にあるニンジンの葉をつつく。あとふた月もしないうちに、収穫の時期になるだろう。
(それまで、子どもたちだけでちゃんと世話ができるかな)
知らず、ため息がこぼれた。
と、その時。
「ステラ」
低い声で名前を呼ばれ、彼女はハッと我に返る。立ち上がり向き直った先にいるのは、レイだ。二十歳になった彼は流石に計算にも困らなくなっているけれど、すっかり大人になった今でもステラ同様、教会に留まっていた。
「どうしたの?」
ステラは笑顔を作ったが、レイは五歩ほど離れたところで眉間に皺を刻んで立ち止まっている。彼は十五を越えたくらいからぐんぐん背が伸びて、ステラよりも頭一つ分以上大きくなった。教会の力仕事や狩りで身体をよく使うせいか、腕など、彼女の腰くらいの太さがある。絡んでくる子どもたちを五、六人ぶら下げていても、平気な顔で歩いていられるほどだ。
「レイ?」
首をかしげて再び呼びかけると、彼は重々しく口を開いた。
「あいつに呼ばれたんだって?」
「え、あ……うん」
ステラは一瞬口ごもり、頷いた。レイは怒ったようにも見える顔でジッと彼女を見据えてから、問うてくる。
「行くのか?」
「……今、考えてるところ」
「行かないって選択肢はないんだろ」
「そんなことないよ。皆のことだってあるし、ここだって放っとけないし」
菜園を手で示しながらステラは微笑んだが、レイは仏頂面のままだ。
「えと、レイ……?」
「行って来いよ」
ボソリと言ったレイに、ステラは目を見開く。何となく、彼は行くなと言うと思っていた。
「でも――」
「あいつに会いたいんだろ」
「それは……」
逢いたいかと問われれば、もちろん逢いたい。逢って、彼女が無理に送り出してしまった彼がちゃんと幸せにしているところをこの目で確認したい。
口ごもり黙り込んだステラを見つめていたレイが、少し荒っぽくため息をついた。ビクリと彼を見たステラに、肩をすくめる。
「行って来いよ」
「レイ、だけど――」
「はっきり言ってさ、全然返事よこさねぇ奴に手紙書き続けんのって、ちょっとおかしくないか?」
ステラは、ドキリとした。ついさっき、そのことについて新しい可能性に気付いてしまったばかりだったから。
息を詰めている彼女には気付いた様子なく、レイはガリガリと頭を掻きながら舌打ちをする。
「あいつは、もうここのことなんか忘れてるんだって。お前の手紙だって読んじゃいねぇよ」
「そんなことないよ」
「荷物送ってくるからか? そんなの、恩とか義理とか、そういうやつだろ」
「違うよ、アレックスはちゃんとここのこと想ってくれてるよ」
ステラがアレッサンドロを擁護しようとむきになるほど、レイは不機嫌になっていくようだった。
(そう言えば、アレックスとレイって、あんまり仲が良くなかったかも……)
離れて八年も経つというのに、未だに何かを引きずっているらしい。
身体は大きくなってもまだまだ子どもっぽいところがあるものだと、ステラは胸の内で笑いを噛み殺す。
「アレックスはここが好きだったんだよ。大事に想ってくれてるから、色々送ってきてくれたりするんだよ?」
だが、ステラのその言葉に、レイは今までで一番大きなため息をついた。
「あいつが好きなのは『ここ』なわけじゃねぇよ」
ボソリと呟かれた声をはっきりとは聞き取れず、ステラは首をかしげる。
「え?」
「何でもねぇ」
やっぱり怒っているようにしか見えないレイに、ステラは困惑する。けれど、この遣り取りで気持ちが定まった。
「そんなに言うなら、うん、逢って来るよ」
逢って、アレッサンドロは何も変わっていないということをこの目で確かめて、帰ってくる。そうしたら、レイも納得するに違いない。
逢って、豊かな都会で満ち足りた生活を送っているということを確認できたら、そうしたら、発つ前のアレッサンドロの眼差しが脳裏によみがえるたびステラの胸にチクチクと刺さる小さな痛みも、無くなるに違いない。
「わたし、ラムバルディアに行って、アレックスに逢う」
ステラはレイを見上げ、はっきりと告げた。
が、あれほどしつこくアレッサンドロに会いに行くことを勧めていたというのに、ステラのその台詞にレイは鼻白んだような顔になった。
「レイ?」
いぶかしんだステラから、レイはプイと顔を背ける。
「何でもねぇよ」
「ふぅん?」
ステラは眉根を寄せてレイを見つめたが、頑なに目を合わせようとしない。
(どうしたんだろう)
彼の謎の不機嫌は気になるものの、自分がいない間に皆が困らないようにしておかなければならない。行くと決めればそれまでにしておかなければならないことが山ほどあるのだから。
「じゃあね、また後でね」
踵を返して歩き出そうとしたステラだったが、すれ違いざまにレイに腕を掴まれた。
「なぁに?」
見上げたステラに、彼は見たことがないような真剣な眼差しを返してくる。
「レイ?」
「……オレ、お前が帰ってきたら言いたいことがある」
「? 今聞くよ?」
急いではいても、話を聞けないほどではない。
だが、レイはステラのその言葉にかぶりを振った。
「ステラが帰ってきたらでいい」
そう答え、そっとステラを放す。
(帰ってきたら……?)
少し、言い回しが気になった。
それでは、まるでステラが帰ってこない可能性があるかのようだ。
(そんなことがある筈がないのに)
まじまじと見つめる彼女を、レイは少しも眼を逸らすことなく見返してくる。その視線の強さは、少し怖いくらいだ。
こんなふうに見てくるのに先延ばしにできるような話とは、何なのだろう。
いずれにせよ、レイの態度からして、「帰ってからでいい」ではなく「帰ってからがいい」のようだ。
「そう? じゃあ、帰ってきたらね」
唇を引き結んで頷いたレイに笑いかけ、ステラはその場を後にした。
丹精込めて世話をしてきた野菜たちは、長雨のせいで少しばかり元気がない。そのことを知っているかのように、アレッサンドロは、今回の荷物に保存が利くように処理された様々な野菜をたくさん積んでくれていた。
「行けば、アレックスに逢えるんだ」
それは、嬉しい。
毎月渡す手紙は日記のようなもので、ステラは毎日少しずつ書き溜めながら、楽しく暮らしているだろうか、どれだけ大きくなったのだろうかと、今のアレッサンドロに思いを馳せていた。可愛らしい子だったから、少し線の細い、優しげな青年になっているに違いない。
八年間、アレッサンドロ自身からはまったく音沙汰なかったけれど、ステラの頭の中には常に彼のことがあった。ここを離れていった子どもたちはたくさんいたけれど、ステラの中で、アレッサンドロのことはその子どもたちとは少し違う場所に大切にしまい込まれていた。
彼を想い微かに微笑み、ふと、ステラは、先ほどのコラーノ神父の言葉を思い出す。
神父は、ステラの為を想って、ラムバルディアに行くことを勧めてくれた。
それは八年前のステラがアレッサンドロに対してしたこととまるきり同じだ。
(なら、アレッサンドロも、わたしの言葉を寂しく思っていたの?)
寂しく、心許なく、どこか、突き放されたように――?
今、ステラがコラーノ神父に望んでいるように、行かないで欲しい、ここに残って欲しいという言葉こそを、アレッサンドロも望んでいたのだろうか。
アレッサンドロは賢く人の心の機微にも敏い子だったから、ステラにあんなふうに言われてしまって、寂しい気持ちを表に出せなくなってしまったのではないだろうか。
(だから、手紙に返事をくれないのかもしれない)
無理に送り出してしまったステラに、怒っているから。
ステラは肩を落とし、すぐ傍にあるニンジンの葉をつつく。あとふた月もしないうちに、収穫の時期になるだろう。
(それまで、子どもたちだけでちゃんと世話ができるかな)
知らず、ため息がこぼれた。
と、その時。
「ステラ」
低い声で名前を呼ばれ、彼女はハッと我に返る。立ち上がり向き直った先にいるのは、レイだ。二十歳になった彼は流石に計算にも困らなくなっているけれど、すっかり大人になった今でもステラ同様、教会に留まっていた。
「どうしたの?」
ステラは笑顔を作ったが、レイは五歩ほど離れたところで眉間に皺を刻んで立ち止まっている。彼は十五を越えたくらいからぐんぐん背が伸びて、ステラよりも頭一つ分以上大きくなった。教会の力仕事や狩りで身体をよく使うせいか、腕など、彼女の腰くらいの太さがある。絡んでくる子どもたちを五、六人ぶら下げていても、平気な顔で歩いていられるほどだ。
「レイ?」
首をかしげて再び呼びかけると、彼は重々しく口を開いた。
「あいつに呼ばれたんだって?」
「え、あ……うん」
ステラは一瞬口ごもり、頷いた。レイは怒ったようにも見える顔でジッと彼女を見据えてから、問うてくる。
「行くのか?」
「……今、考えてるところ」
「行かないって選択肢はないんだろ」
「そんなことないよ。皆のことだってあるし、ここだって放っとけないし」
菜園を手で示しながらステラは微笑んだが、レイは仏頂面のままだ。
「えと、レイ……?」
「行って来いよ」
ボソリと言ったレイに、ステラは目を見開く。何となく、彼は行くなと言うと思っていた。
「でも――」
「あいつに会いたいんだろ」
「それは……」
逢いたいかと問われれば、もちろん逢いたい。逢って、彼女が無理に送り出してしまった彼がちゃんと幸せにしているところをこの目で確認したい。
口ごもり黙り込んだステラを見つめていたレイが、少し荒っぽくため息をついた。ビクリと彼を見たステラに、肩をすくめる。
「行って来いよ」
「レイ、だけど――」
「はっきり言ってさ、全然返事よこさねぇ奴に手紙書き続けんのって、ちょっとおかしくないか?」
ステラは、ドキリとした。ついさっき、そのことについて新しい可能性に気付いてしまったばかりだったから。
息を詰めている彼女には気付いた様子なく、レイはガリガリと頭を掻きながら舌打ちをする。
「あいつは、もうここのことなんか忘れてるんだって。お前の手紙だって読んじゃいねぇよ」
「そんなことないよ」
「荷物送ってくるからか? そんなの、恩とか義理とか、そういうやつだろ」
「違うよ、アレックスはちゃんとここのこと想ってくれてるよ」
ステラがアレッサンドロを擁護しようとむきになるほど、レイは不機嫌になっていくようだった。
(そう言えば、アレックスとレイって、あんまり仲が良くなかったかも……)
離れて八年も経つというのに、未だに何かを引きずっているらしい。
身体は大きくなってもまだまだ子どもっぽいところがあるものだと、ステラは胸の内で笑いを噛み殺す。
「アレックスはここが好きだったんだよ。大事に想ってくれてるから、色々送ってきてくれたりするんだよ?」
だが、ステラのその言葉に、レイは今までで一番大きなため息をついた。
「あいつが好きなのは『ここ』なわけじゃねぇよ」
ボソリと呟かれた声をはっきりとは聞き取れず、ステラは首をかしげる。
「え?」
「何でもねぇ」
やっぱり怒っているようにしか見えないレイに、ステラは困惑する。けれど、この遣り取りで気持ちが定まった。
「そんなに言うなら、うん、逢って来るよ」
逢って、アレッサンドロは何も変わっていないということをこの目で確かめて、帰ってくる。そうしたら、レイも納得するに違いない。
逢って、豊かな都会で満ち足りた生活を送っているということを確認できたら、そうしたら、発つ前のアレッサンドロの眼差しが脳裏によみがえるたびステラの胸にチクチクと刺さる小さな痛みも、無くなるに違いない。
「わたし、ラムバルディアに行って、アレックスに逢う」
ステラはレイを見上げ、はっきりと告げた。
が、あれほどしつこくアレッサンドロに会いに行くことを勧めていたというのに、ステラのその台詞にレイは鼻白んだような顔になった。
「レイ?」
いぶかしんだステラから、レイはプイと顔を背ける。
「何でもねぇよ」
「ふぅん?」
ステラは眉根を寄せてレイを見つめたが、頑なに目を合わせようとしない。
(どうしたんだろう)
彼の謎の不機嫌は気になるものの、自分がいない間に皆が困らないようにしておかなければならない。行くと決めればそれまでにしておかなければならないことが山ほどあるのだから。
「じゃあね、また後でね」
踵を返して歩き出そうとしたステラだったが、すれ違いざまにレイに腕を掴まれた。
「なぁに?」
見上げたステラに、彼は見たことがないような真剣な眼差しを返してくる。
「レイ?」
「……オレ、お前が帰ってきたら言いたいことがある」
「? 今聞くよ?」
急いではいても、話を聞けないほどではない。
だが、レイはステラのその言葉にかぶりを振った。
「ステラが帰ってきたらでいい」
そう答え、そっとステラを放す。
(帰ってきたら……?)
少し、言い回しが気になった。
それでは、まるでステラが帰ってこない可能性があるかのようだ。
(そんなことがある筈がないのに)
まじまじと見つめる彼女を、レイは少しも眼を逸らすことなく見返してくる。その視線の強さは、少し怖いくらいだ。
こんなふうに見てくるのに先延ばしにできるような話とは、何なのだろう。
いずれにせよ、レイの態度からして、「帰ってからでいい」ではなく「帰ってからがいい」のようだ。
「そう? じゃあ、帰ってきたらね」
唇を引き結んで頷いたレイに笑いかけ、ステラはその場を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】灰かぶりの花嫁は、塔の中
白雨 音
恋愛
父親の再婚により、家族から小間使いとして扱われてきた、伯爵令嬢のコレット。
思いがけず結婚が決まるが、義姉クリスティナと偽る様に言われる。
愛を求めるコレットは、結婚に望みを託し、クリスティナとして夫となるアラード卿の館へ
向かうのだが、その先で、この結婚が偽りと知らされる。
アラード卿は、彼女を妻とは見ておらず、曰く付きの塔に閉じ込め、放置した。
そんな彼女を、唯一気遣ってくれたのは、自分よりも年上の義理の息子ランメルトだった___
異世界恋愛 《完結しました》
簒奪女王と隔絶の果て
紺乃 安
恋愛
穏やかな美青年王子が、即位した途端に冷酷な王に変貌した。そしてそれが、不羈の令嬢ベアトリスの政略結婚相手。
ポストファンタジー宮廷ロマンス小説。
※拙作「山賊王女と楽園の涯」の完結編という位置づけでもありますが、知らなくとも問題ないよう書いてあります。興味があればそちらもお読みください(ただしずいぶんジャンルが違い、とても長いです)。
冷酷総長は、彼女を手中に収めて溺愛の檻から逃さない
彩空百々花
恋愛
誰もが恐れ、羨み、その瞳に映ることだけを渇望するほどに高貴で気高い、今世紀最強の見目麗しき完璧な神様。
酔いしれるほどに麗しく美しい女たちの愛に溺れ続けていた神様は、ある日突然。
「今日からこの女がおれの最愛のひと、ね」
そんなことを、言い出した。
猫になった悪女 ~元夫が溺愛してくるなんて想定外~
黒猫子猫
恋愛
ディアナは欲深く、夫にも結婚を強いた悪女として知られた女王だ。当然のように人々から嫌われ、夫婦仲は悪く、病に倒れた時も誰も哀しまなかった。ディアナは、それで良かった。余命宣告を受け、自分の幸せを追い求める事などとうに止めた。祖国のためにできる事は全てやった。思うままに生きたから、人生をやり直せると言われても、人間などまっぴらごめんだ。
そして、《猫》になった。日向でのんびりと寝ている姿が羨ましかったからだ。いざ、自堕落な生活をしようと思ったら、元夫に拾われてしまった。しかも、自分が死んで、解放されたはずの彼の様子が妙だ。
あなた、隙あらば撫でようとするの、止めてくれる? 私達は白い結婚だったでしょう。
あなた、再婚する気がないの? 「お前を愛したりしない」って嬉しい事を言ってくれたのは誰よ!
猫になった孤高の女王×妻を失って初めて色々気づいてしまった王配の恋のお話。
※全30話です。
【完結】一途すぎる公爵様は眠り姫を溺愛している
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
リュシエンヌ・ソワイエは16歳の子爵令嬢。皆が憧れるマルセル・クレイン伯爵令息に婚約を申し込まれたばかりで幸せいっぱいだ。
しかしある日を境にリュシエンヌは眠りから覚めなくなった。本人は自覚が無いまま12年の月日が過ぎ、目覚めた時には父母は亡くなり兄は結婚して子供がおり、さらにマルセルはリュシエンヌの親友アラベルと結婚していた。
突然のことに狼狽えるリュシエンヌ。しかも兄嫁はリュシエンヌを厄介者扱いしていて実家にはいられそうもない。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、若きヴォルテーヌ公爵レオンだった……。
『残念な顔だとバカにされていた私が隣国の王子様に見初められました』『結婚前日に友人と入れ替わってしまった……!』に出てくる魔法大臣ゼインシリーズです。
表紙は「簡単表紙メーカー2」で作成しました。
国王陛下はいつも眠たい
通木遼平
恋愛
八つの国が一つになって建国されたフォルトマジア王国では、「主家」と呼ばれる八つのかつての王家が順番に王位を継ぐことが決まっていた。その一つであり先々代の王家でもあったエリーディアに生まれたフィーナディアは、ある日突然、現国王であるトゥーランのラグルに嫁ぐよう父から告げられる。彼女の父親と姉は自分たちこそ王位にふさわしいと言ってはばからず、どんな手を使ってでもラグルを陥れるよう命じたのだった。
しかしそんな父たちの考えに賛同できないフィーナディアは、父の企みをラグルに伝え、婚約もなかったことにし、後は自由にさせてもらおうと考える。しかしふとしたきっかけでラグルとの距離が縮まっていき……。
真実の愛に目覚めた伯爵令嬢と公爵子息
藤森フクロウ
恋愛
女伯爵であった母のエチェカリーナが亡くなり、父は愛人を本宅に呼んで異母姉妹が中心となっていく。
どんどん居場所がなくなり落ち込むベアトリーゼはその日、運命の人に出会った。
内気な少女が、好きな人に出会って成長し強くなっていく話。
シリアスは添え物で、初恋にパワフルに突き進むとある令嬢の話。女子力(物理)。
サクッと呼んで、息抜きにすかっとしたい人向け。
純愛のつもりですが、何故か電車やバスなどの公共施設や職場では読まないことをお薦めしますというお言葉を頂きました。
転生要素は薄味で、ヒロインは尽くす系の一途です。
一日一話ずつ更新で、主人公視点が終わった後で別視点が入る予定です。
そっちはクロードの婚約裏話ルートです。
出ていってください!~結婚相手に裏切られた令嬢はなぜか騎士様に溺愛される~
白井
恋愛
イヴェット・オーダム男爵令嬢の幸せな結婚生活が始まる……はずだった。
父の死後、急に態度が変わった結婚相手にイヴェットは振り回されていた。
財産を食いつぶす義母、継いだ仕事を放棄して不貞を続ける夫。
それでも家族の形を維持しようと努力するイヴェットは、ついに殺されかける。
「もう我慢の限界。あなたたちにはこの家から出ていってもらいます」
覚悟を決めたら、なぜか騎士団長様が執着してきたけれど困ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる