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第四章 秘伝と導く音色
174 好かれるのも辛い
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最初、何を聞いたのか理解するまで時間がかかった。
《あの女で間違いないぞ。霊穴の方にチラッとだったが、あの顔は見間違えんし》
そう言って充雪は源龍を見た。確かに、見間違いようがない。なんと言っても源龍と同じ顔なのだから。
薫が消息を絶って半月ほど。連盟も総力を上げて捜索していたのだが、まさかと思う。
「霊穴があるのは、洞窟だったか? その中ってことだよな?」
《おう。まあ、あの洞窟が深いか浅いかも分からんが、覗き込んだ所から見えたからな……浅い場所に倒れてたな》
「倒れてた……?」
霊穴の近くで人が正気を保ち続けることは困難だ。
「それ、死んでないんです?」
迅は最初、充雪に驚いていたようだが、何度か高耶と仕事した折に見たことがあり、特に今気にした様子はない。
ただ視えるだけでは視えないのが充雪だ。高耶が場を整えるか、充雪自身が認めた場合にしか視えない。この場では、高耶が結界を張っていることもあり、視えるようになっていた。
《半々?》
「半々か~」
すごく呑気に言われた。半々はダメだろう。
「近付けない場所か?」
《……並の術者では無理だ……》
随分と歯切れが悪い言い方だった。
「それって、高耶くんみたいな並じゃない人ならいけるってことですか?」
迅は、さも当たり前のように高耶を並ではないと断言した。これに、充雪は少し顔をしかめながら頷く。
《こやつならば確かに何とか近付けるだろう。その辺の術者の結界とは比ぶべくもないものが張れるからな。だが……それを離れた場所の二つ同時にというのは……》
いつもは、やって出来ないことはないと言ってのける脳筋が、珍しく気遣ったことに高耶は不思議に思った。
「何が不安だ?」
《……あの女……お前を呼んでいた……今回見つけられたのも、お前への想いを感じたからだ……あんなの、求められても助けられんだろ》
「……」
充雪は、純粋に高耶のためを思って考えていたらしい。高耶はその性格上、助けを求める者には手を伸ばす。それが例え、相入れない存在であったとしても、救われる方法を全力で探す。それで、自身が傷付いても気にしない。
《人でなくなったモノを、人に戻す方法などない……その上、鬼渡とは……》
その続きを口にしたのは、唐突に現れた焔泉だった。
「鬼渡とはその存在意義からも分かり得ないものや。人に彼らの望む救いなど与えることはできひんわ」
「……聞いていたんですか」
一体どこからと、繋がる扉の方へ目を向ける。そでは、達喜と首領の一人、霊穴の管理も担当する男性がこちら側へ来る所だった。その男がクスクスと笑いながら近付いてくる。
「ほぼ最初から? 若いんだから無理しろと、君以外になら言うんだけどなあ」
「橘さん……」
「あはは。そんな困った顔されると甘やかしたくなるなあ」
「……」
橘蓮次郎という名のこの男。そろそろ七十近いらしいが、二十は若く見える。細身で、糸目の癖のある顔をしている。実際、とっても食えない男だ。
嫌いな人間にはとことん冷たく対応するし、気に入った人間にはバカみたいに付き纏いたがる。
「レンさんって呼んでって言ってるでしょう」
「……いえ……気安過ぎますので……」
「気安い仲になりたいから言ってるんだよ?」
「……ハードルが高いです」
「真面目だなあ」
高耶がどちらかは、分かりやすいだろう。バカみたいに好かれている。
「おい。仕事に来たんだぞ。高耶に絡むな」
達喜の言葉に、蓮次郎から笑みが消える。
「君はさあ。昔から年上である僕に対して、ちょっと敬いが足りないよね?」
だからというか、高耶とよく話をする達喜や源龍には冷たく当たる。
「敬われるべき人物がどうかを見んのはこっちだろ。俺の基準だと、あんたは入らん」
「へえ。脳筋にそんなことを考える能力があるとは驚きだよ。ああ、その考える部分が小さいのだったね」
「はっ、もう呆けるだけの老害に、気にされることじゃねえな」
「やっぱり考えが足りないんだねえ。呆けるかどうかは、年齢でイコールではないよ。寧ろ、君の方が先でしょうね。筋肉ダルマなど、介護する者が苦労しますよ」
「っ、んだと!?」
「……」
高耶から見れば、からかって遊んでいるだけ。遊ばれているだけだ。蓮次郎は個人の地雷を踏み抜くのが上手いらしく、爆発させるのを楽しんでいる。
焔泉や昔からの彼の知り合いは『若い頃は、それはもうドの付くSでねえ。最近はアレでだいぶん丸くなったよ』と笑う。
全然笑えない。
仕事とはいえ、この二人が一緒に来たというのが先ず信じられず、高耶も対応が遅れた。このギスギスした空気はどうすればいいのか。
源龍は賢く、巻き込まれないように距離を置いているので大丈夫だろう。近付かないのが正しい対応だ。
だが、ここに強い味方がいることを忘れていた。
「ここで暴れる気いなら、張り倒すえ?」
「す、すまんです」
本気の目を見せる焔泉に気付き、達喜が謝った。
「橘の。霊穴の前に飛ばされたいんか?」
「……失礼いたしました」
年齢云々いっていても、安倍家当主には敵わないらしい。蓮次郎も静かになった。
「ふむ。高耶はん。霊穴の方は橘に指揮を執らせるで、ここの護りだけは任せるえ?」
「それは……はい。そのつもりです」
「鬼渡のことは……榊」
「はいっ」
空気に徹していた源龍が呼び戻された。
「いけるな?」
「はい。高耶君にこれ以上、迷惑はかけません」
「ええ心がけや」
「……ん?」
そういう意味なのかと高耶だけが取り残された感じだ。
「橘の。お前さんもやで?」
「ええ。分かっておりますよ。この場の結界……さすがは高耶君だ。霊穴からの影響を完璧に遮断している。これ以上、君に負担がいかないよう、僕の持てる力、全てでもって助けになろう。任せてくれる?」
「……はい。この場から動けないのは申し訳ないのですが……」
「そんなっ。気にしないでいいよ。本陣を守るのが一番難しいのだからね」
結界、封印術には定評のある橘家の当主。霊穴を閉じるのも、この人と焔泉が居れば安心できる。性格に難がなければ最高だ。
そんな彼が、高耶にだけ向けるのは、どこまでも優しい微笑みだ。
「僕は君のそういう義理堅い所、とても好きだよ」
「……ありがとうございます……お気を付けて」
本当に、性格に問題なければ何の憂いもなく素直に礼が言えるのにと思わずにはいられなかった。
ただ、これで少しは楽になるというのは確かだった。
************
読んでくださりありがとうございます◎
《あの女で間違いないぞ。霊穴の方にチラッとだったが、あの顔は見間違えんし》
そう言って充雪は源龍を見た。確かに、見間違いようがない。なんと言っても源龍と同じ顔なのだから。
薫が消息を絶って半月ほど。連盟も総力を上げて捜索していたのだが、まさかと思う。
「霊穴があるのは、洞窟だったか? その中ってことだよな?」
《おう。まあ、あの洞窟が深いか浅いかも分からんが、覗き込んだ所から見えたからな……浅い場所に倒れてたな》
「倒れてた……?」
霊穴の近くで人が正気を保ち続けることは困難だ。
「それ、死んでないんです?」
迅は最初、充雪に驚いていたようだが、何度か高耶と仕事した折に見たことがあり、特に今気にした様子はない。
ただ視えるだけでは視えないのが充雪だ。高耶が場を整えるか、充雪自身が認めた場合にしか視えない。この場では、高耶が結界を張っていることもあり、視えるようになっていた。
《半々?》
「半々か~」
すごく呑気に言われた。半々はダメだろう。
「近付けない場所か?」
《……並の術者では無理だ……》
随分と歯切れが悪い言い方だった。
「それって、高耶くんみたいな並じゃない人ならいけるってことですか?」
迅は、さも当たり前のように高耶を並ではないと断言した。これに、充雪は少し顔をしかめながら頷く。
《こやつならば確かに何とか近付けるだろう。その辺の術者の結界とは比ぶべくもないものが張れるからな。だが……それを離れた場所の二つ同時にというのは……》
いつもは、やって出来ないことはないと言ってのける脳筋が、珍しく気遣ったことに高耶は不思議に思った。
「何が不安だ?」
《……あの女……お前を呼んでいた……今回見つけられたのも、お前への想いを感じたからだ……あんなの、求められても助けられんだろ》
「……」
充雪は、純粋に高耶のためを思って考えていたらしい。高耶はその性格上、助けを求める者には手を伸ばす。それが例え、相入れない存在であったとしても、救われる方法を全力で探す。それで、自身が傷付いても気にしない。
《人でなくなったモノを、人に戻す方法などない……その上、鬼渡とは……》
その続きを口にしたのは、唐突に現れた焔泉だった。
「鬼渡とはその存在意義からも分かり得ないものや。人に彼らの望む救いなど与えることはできひんわ」
「……聞いていたんですか」
一体どこからと、繋がる扉の方へ目を向ける。そでは、達喜と首領の一人、霊穴の管理も担当する男性がこちら側へ来る所だった。その男がクスクスと笑いながら近付いてくる。
「ほぼ最初から? 若いんだから無理しろと、君以外になら言うんだけどなあ」
「橘さん……」
「あはは。そんな困った顔されると甘やかしたくなるなあ」
「……」
橘蓮次郎という名のこの男。そろそろ七十近いらしいが、二十は若く見える。細身で、糸目の癖のある顔をしている。実際、とっても食えない男だ。
嫌いな人間にはとことん冷たく対応するし、気に入った人間にはバカみたいに付き纏いたがる。
「レンさんって呼んでって言ってるでしょう」
「……いえ……気安過ぎますので……」
「気安い仲になりたいから言ってるんだよ?」
「……ハードルが高いです」
「真面目だなあ」
高耶がどちらかは、分かりやすいだろう。バカみたいに好かれている。
「おい。仕事に来たんだぞ。高耶に絡むな」
達喜の言葉に、蓮次郎から笑みが消える。
「君はさあ。昔から年上である僕に対して、ちょっと敬いが足りないよね?」
だからというか、高耶とよく話をする達喜や源龍には冷たく当たる。
「敬われるべき人物がどうかを見んのはこっちだろ。俺の基準だと、あんたは入らん」
「へえ。脳筋にそんなことを考える能力があるとは驚きだよ。ああ、その考える部分が小さいのだったね」
「はっ、もう呆けるだけの老害に、気にされることじゃねえな」
「やっぱり考えが足りないんだねえ。呆けるかどうかは、年齢でイコールではないよ。寧ろ、君の方が先でしょうね。筋肉ダルマなど、介護する者が苦労しますよ」
「っ、んだと!?」
「……」
高耶から見れば、からかって遊んでいるだけ。遊ばれているだけだ。蓮次郎は個人の地雷を踏み抜くのが上手いらしく、爆発させるのを楽しんでいる。
焔泉や昔からの彼の知り合いは『若い頃は、それはもうドの付くSでねえ。最近はアレでだいぶん丸くなったよ』と笑う。
全然笑えない。
仕事とはいえ、この二人が一緒に来たというのが先ず信じられず、高耶も対応が遅れた。このギスギスした空気はどうすればいいのか。
源龍は賢く、巻き込まれないように距離を置いているので大丈夫だろう。近付かないのが正しい対応だ。
だが、ここに強い味方がいることを忘れていた。
「ここで暴れる気いなら、張り倒すえ?」
「す、すまんです」
本気の目を見せる焔泉に気付き、達喜が謝った。
「橘の。霊穴の前に飛ばされたいんか?」
「……失礼いたしました」
年齢云々いっていても、安倍家当主には敵わないらしい。蓮次郎も静かになった。
「ふむ。高耶はん。霊穴の方は橘に指揮を執らせるで、ここの護りだけは任せるえ?」
「それは……はい。そのつもりです」
「鬼渡のことは……榊」
「はいっ」
空気に徹していた源龍が呼び戻された。
「いけるな?」
「はい。高耶君にこれ以上、迷惑はかけません」
「ええ心がけや」
「……ん?」
そういう意味なのかと高耶だけが取り残された感じだ。
「橘の。お前さんもやで?」
「ええ。分かっておりますよ。この場の結界……さすがは高耶君だ。霊穴からの影響を完璧に遮断している。これ以上、君に負担がいかないよう、僕の持てる力、全てでもって助けになろう。任せてくれる?」
「……はい。この場から動けないのは申し訳ないのですが……」
「そんなっ。気にしないでいいよ。本陣を守るのが一番難しいのだからね」
結界、封印術には定評のある橘家の当主。霊穴を閉じるのも、この人と焔泉が居れば安心できる。性格に難がなければ最高だ。
そんな彼が、高耶にだけ向けるのは、どこまでも優しい微笑みだ。
「僕は君のそういう義理堅い所、とても好きだよ」
「……ありがとうございます……お気を付けて」
本当に、性格に問題なければ何の憂いもなく素直に礼が言えるのにと思わずにはいられなかった。
ただ、これで少しは楽になるというのは確かだった。
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