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第六章 秘伝と知己の集い
339 迎え入れる
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離れに戻ると、蓮次郎が笑いながら手招いた。
「来たね。ちゃんと休めたかい?」
「はい」
向かいのにある座布団を勧められて座れば、蓮次郎は元気な声で続けた。すっかり疲れは抜けたようだ。
「若いからって体力を過信しちゃいけないよ? まあ、僕ら年寄りからは、若いから大丈夫って言われることはあるだろうけどねっ」
「……はあ……」
どう答えるのが正解なのか、高耶には分からない。そう戸惑っていれば、伊調がやってきて、蓮次郎の側に座る。
続く蓮次郎の言葉に、伊調が頷く。
「ついつい言っちゃうんだよね~」
「そうですねえ。ただ、秘伝の御当主には言えませんが」
「うんうん。高耶君は無茶するからねっ」
「……気をつけます……」
それくらいしか答えられなかった。
伊調の顔色も良いのを確認していれば、女将達がやってきた。武雄も居るし、その両親もいた。家族全員で来たようだ。
「こちらへ座ってもらえるかや?」
焔泉が奥からやって来て、蓮次郎と伊調の居る方へ並ぶ。高耶は一旦立ち上がり、部屋の隅の方へ移動した。ただ、本当に隅に座ろうとしたところで、もう少しこっちにと蓮次郎と焔泉に手招きされ、二人の傍に控えるような形になった。
そして、焔泉達と向かい合うように、女将達が並んで座るのを確認し、話を始めた。
「安倍焔泉と申します。高坊や伊調から話を聞いているとは思う。我々、幻幽会が、この旅館を買い上げたい。その正式なお話をさせていただくためにお呼びしました」
「はい……こちらも願ってもないお申し出……よろしくお願いいたします」
そう言って、緊張気味に女将達が揃って頭を下げた。
これに、焔泉は笑いながら片手を上げる。
「そのように、かしこまる必要はあらしまへん。あなた方は、これから仲間や。素質も高そうやしなあ」
「素質……?」
「うちらは、分かりやすく言えば、陰陽師や霊能者と呼ばれるものや。今後は、女将達が今まで視てきた世界とは違う世界を視ることになるやろう……素質ゆうんは、それを知り、視て正気でいられるかどうかの有無や」
「……」
少しまだ緊張している様子の女将達。焔泉はきっちりといつもの通りの着物姿。そして、高耶達はかなり歳を取っていると知ってはいるが、見た目は四十代と言っても通りそうなものだ。
はっきり言って、年齢不詳。けれど、その雰囲気や話し方は年長者のそれだった。だから緊張する。見た目と反して、厳格な礼儀を重んじる年齢のように感じてしまうからだ。
焔泉はそれなりに美人な部類に入る。それも、ちょっと近寄りがたい美人だ。どこかの奥様というよりも、大きな会社の社長のような、家に居る人ではなく、明らかに表に出て指揮を執る系の女性。
普通に出会うことはないから、どう付き合ったらいいのか全くわからないタイプというわけだ。
そんな印象を持たれていると気付いているのかいないのか、焔泉は次に高耶へと顔を向ける。
「のお、高坊。ここは藤が居た旅館なんやろ?」
「ええ。そこの外にある藤の木は、藤の宿っていた木の挿し木から育ったものです」
「ほお……立派な藤の木や思おとったが、そうか……」
藤の生まれ宿っていた木は、かつてこの地にあった。だが、今はない。寿命を迎えたのだ。しかし、この家の者がそれを悲しみ、挿し木としていくつか枝分けして、新たな家の守り木として大切に育てた。
その一つに藤が移った。そして生き延びたのだ。それはとても珍しいことだった。本来ならば、寿命を迎えた木と共に消滅するだけのはず。
だからだろうか。まだ世界を旅していた瑶迦が興味を持ち、お互いが気に入り、瑶迦が封じられたことで、藤がその傍へと行くことを願ったと聞いている。
「藤が気にかけとる一族なら、余計になあ、よろしくしたいわ」
「あの……藤……お姉さんをご存知で?」
女将が恐る恐る口を挟んだ。これに、焔泉は華やかな笑みを見せる。
「せや。藤の今の主人は、高坊の家の先祖なんやけどな。この国で唯一の最古の魔女様や。見た目の中身も可愛らしいお姫様やけど、術者としてのうちらには、憧れの存在でなあ。最近、ようやく気軽に家に遊びに行けるようになったで、藤ともよおけ会うわ」
「……藤お姉さんは……座敷童子のようなものだとお聞きしましたが……」
座敷童子のイメージとしては、不意に現れるだけのそんなもの。だから、普段はどうしているのだろうと不思議に思ったのだろう。
女将にとって藤は、旅館の仕事のお手伝いの方法を教えてもらったり、悩みの相談を受けてくれるお姉さん的な存在だったのだから。
「今は、秘書か家を取り仕切る長という感じやなあ。エリーゼの手伝うところは見とったんやろ?」
「え、あ、はい……とても働き者で……助かりました」
部屋の隅に控えていたエリーゼが、静かに頭を下げた。
「そのエリーゼも藤と同じ、座敷童子とも呼ばれるものや。見た目がアレやけどなっ。藤は、屋敷精霊の中でもかなりの上位の存在や。エリーゼも力は別格やが、年齢は若い。藤にしたら、赤ん坊と変わらんやろなあ」
「藤ちゃんと比べたら、たいていのものは赤子か子どもだよ」
蓮次郎も頷きながら補足した。
「そんでなあ。座敷童子ゆうんは、視える者、視えるようにした者の素質を否応なく上げていくんよ。分かりやすく言うと……霊感を強くする存在やな。妖や霊が視えるようになる力を強くする」
「……あ……」
女将には、少し心当たりがあったらしい。
「藤も、あまり干渉し過ぎんよう気を付けとったやろうが、血によってその力は受け継がれる場合もある。そっちの子らも、自覚がないだけで、視える力を持っとるようや。やから、ここをうちらが買い上げるゆうのは、必然かもしれへん……」
焔泉は『かも』と言ってはいるが、きっと確信している。そうした勘は強いのだから。
「後何代かしていたら、確実に視える血筋となったやろう。それだけ、この土地と藤の影響力は高い。うちらが……高坊がこれを提案しなければ、旅館を閉じ、この場所から移動していれば、因果も知らず、あんたらの一族は衰退したやろう」
「っ……それは、どういう……」
「ただ視えるだけゆうんはな……危険なんや。姿を視られたというだけで、存在を認識されたというだけで、呪ったり執着してくる妖や霊がおる……この地に繋がっていれば、藤の力が守ったかもしれんが、長くは保たん」
「っ……」
怯えたような顔を見せる女将や武雄達。高耶もあっさりとここを買い取ると決意したのは、これがあったからだ。
いずれ、何代か後に必ずその素質は芽吹き、困ったことになっただろう。封じることもできるが、それならばこちら側に引き込んで、理解させた方が万が一の間違いも起きにくい。
「せやから、この旅館を買い取ると同時に、あんたら一族もうちらの業界に招き入れたい。特に難しいことはあらへん。女将達は変わらずこの旅館を頼むことになるだけや。ただ、うちらがあんたらを守り、その力の使い方と付き合い方を教えるゆうだけや」
「……なるほど……お願いしてもよろしいでしょうか」
「もちろんや。これからよろしゅうに」
「はい。よろしくお願いいたします」
女将や武雄達は、真面目な顔でしっかりと頭を下げて受け入れたようだ。
**********
読んでくださりありがとうございます◎
「来たね。ちゃんと休めたかい?」
「はい」
向かいのにある座布団を勧められて座れば、蓮次郎は元気な声で続けた。すっかり疲れは抜けたようだ。
「若いからって体力を過信しちゃいけないよ? まあ、僕ら年寄りからは、若いから大丈夫って言われることはあるだろうけどねっ」
「……はあ……」
どう答えるのが正解なのか、高耶には分からない。そう戸惑っていれば、伊調がやってきて、蓮次郎の側に座る。
続く蓮次郎の言葉に、伊調が頷く。
「ついつい言っちゃうんだよね~」
「そうですねえ。ただ、秘伝の御当主には言えませんが」
「うんうん。高耶君は無茶するからねっ」
「……気をつけます……」
それくらいしか答えられなかった。
伊調の顔色も良いのを確認していれば、女将達がやってきた。武雄も居るし、その両親もいた。家族全員で来たようだ。
「こちらへ座ってもらえるかや?」
焔泉が奥からやって来て、蓮次郎と伊調の居る方へ並ぶ。高耶は一旦立ち上がり、部屋の隅の方へ移動した。ただ、本当に隅に座ろうとしたところで、もう少しこっちにと蓮次郎と焔泉に手招きされ、二人の傍に控えるような形になった。
そして、焔泉達と向かい合うように、女将達が並んで座るのを確認し、話を始めた。
「安倍焔泉と申します。高坊や伊調から話を聞いているとは思う。我々、幻幽会が、この旅館を買い上げたい。その正式なお話をさせていただくためにお呼びしました」
「はい……こちらも願ってもないお申し出……よろしくお願いいたします」
そう言って、緊張気味に女将達が揃って頭を下げた。
これに、焔泉は笑いながら片手を上げる。
「そのように、かしこまる必要はあらしまへん。あなた方は、これから仲間や。素質も高そうやしなあ」
「素質……?」
「うちらは、分かりやすく言えば、陰陽師や霊能者と呼ばれるものや。今後は、女将達が今まで視てきた世界とは違う世界を視ることになるやろう……素質ゆうんは、それを知り、視て正気でいられるかどうかの有無や」
「……」
少しまだ緊張している様子の女将達。焔泉はきっちりといつもの通りの着物姿。そして、高耶達はかなり歳を取っていると知ってはいるが、見た目は四十代と言っても通りそうなものだ。
はっきり言って、年齢不詳。けれど、その雰囲気や話し方は年長者のそれだった。だから緊張する。見た目と反して、厳格な礼儀を重んじる年齢のように感じてしまうからだ。
焔泉はそれなりに美人な部類に入る。それも、ちょっと近寄りがたい美人だ。どこかの奥様というよりも、大きな会社の社長のような、家に居る人ではなく、明らかに表に出て指揮を執る系の女性。
普通に出会うことはないから、どう付き合ったらいいのか全くわからないタイプというわけだ。
そんな印象を持たれていると気付いているのかいないのか、焔泉は次に高耶へと顔を向ける。
「のお、高坊。ここは藤が居た旅館なんやろ?」
「ええ。そこの外にある藤の木は、藤の宿っていた木の挿し木から育ったものです」
「ほお……立派な藤の木や思おとったが、そうか……」
藤の生まれ宿っていた木は、かつてこの地にあった。だが、今はない。寿命を迎えたのだ。しかし、この家の者がそれを悲しみ、挿し木としていくつか枝分けして、新たな家の守り木として大切に育てた。
その一つに藤が移った。そして生き延びたのだ。それはとても珍しいことだった。本来ならば、寿命を迎えた木と共に消滅するだけのはず。
だからだろうか。まだ世界を旅していた瑶迦が興味を持ち、お互いが気に入り、瑶迦が封じられたことで、藤がその傍へと行くことを願ったと聞いている。
「藤が気にかけとる一族なら、余計になあ、よろしくしたいわ」
「あの……藤……お姉さんをご存知で?」
女将が恐る恐る口を挟んだ。これに、焔泉は華やかな笑みを見せる。
「せや。藤の今の主人は、高坊の家の先祖なんやけどな。この国で唯一の最古の魔女様や。見た目の中身も可愛らしいお姫様やけど、術者としてのうちらには、憧れの存在でなあ。最近、ようやく気軽に家に遊びに行けるようになったで、藤ともよおけ会うわ」
「……藤お姉さんは……座敷童子のようなものだとお聞きしましたが……」
座敷童子のイメージとしては、不意に現れるだけのそんなもの。だから、普段はどうしているのだろうと不思議に思ったのだろう。
女将にとって藤は、旅館の仕事のお手伝いの方法を教えてもらったり、悩みの相談を受けてくれるお姉さん的な存在だったのだから。
「今は、秘書か家を取り仕切る長という感じやなあ。エリーゼの手伝うところは見とったんやろ?」
「え、あ、はい……とても働き者で……助かりました」
部屋の隅に控えていたエリーゼが、静かに頭を下げた。
「そのエリーゼも藤と同じ、座敷童子とも呼ばれるものや。見た目がアレやけどなっ。藤は、屋敷精霊の中でもかなりの上位の存在や。エリーゼも力は別格やが、年齢は若い。藤にしたら、赤ん坊と変わらんやろなあ」
「藤ちゃんと比べたら、たいていのものは赤子か子どもだよ」
蓮次郎も頷きながら補足した。
「そんでなあ。座敷童子ゆうんは、視える者、視えるようにした者の素質を否応なく上げていくんよ。分かりやすく言うと……霊感を強くする存在やな。妖や霊が視えるようになる力を強くする」
「……あ……」
女将には、少し心当たりがあったらしい。
「藤も、あまり干渉し過ぎんよう気を付けとったやろうが、血によってその力は受け継がれる場合もある。そっちの子らも、自覚がないだけで、視える力を持っとるようや。やから、ここをうちらが買い上げるゆうのは、必然かもしれへん……」
焔泉は『かも』と言ってはいるが、きっと確信している。そうした勘は強いのだから。
「後何代かしていたら、確実に視える血筋となったやろう。それだけ、この土地と藤の影響力は高い。うちらが……高坊がこれを提案しなければ、旅館を閉じ、この場所から移動していれば、因果も知らず、あんたらの一族は衰退したやろう」
「っ……それは、どういう……」
「ただ視えるだけゆうんはな……危険なんや。姿を視られたというだけで、存在を認識されたというだけで、呪ったり執着してくる妖や霊がおる……この地に繋がっていれば、藤の力が守ったかもしれんが、長くは保たん」
「っ……」
怯えたような顔を見せる女将や武雄達。高耶もあっさりとここを買い取ると決意したのは、これがあったからだ。
いずれ、何代か後に必ずその素質は芽吹き、困ったことになっただろう。封じることもできるが、それならばこちら側に引き込んで、理解させた方が万が一の間違いも起きにくい。
「せやから、この旅館を買い取ると同時に、あんたら一族もうちらの業界に招き入れたい。特に難しいことはあらへん。女将達は変わらずこの旅館を頼むことになるだけや。ただ、うちらがあんたらを守り、その力の使い方と付き合い方を教えるゆうだけや」
「……なるほど……お願いしてもよろしいでしょうか」
「もちろんや。これからよろしゅうに」
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女将や武雄達は、真面目な顔でしっかりと頭を下げて受け入れたようだ。
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