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510 後悔はそこまで
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2016. 10. 21
**********
王と王妃への面会は、ティアが到着してすぐに行われた。
「では、あの子達に会っても良いのですか……?」
双子にある危険性は、主に出産の時であり、王家に禍を呼ぶというのはただの迷信だと説明すれば、王妃は震えてしまいそうになる口元を押さえて、改めて確認した。
これにティアは笑顔で答える。
「はい。何より、王妃様もお元気そうですし、子ども達も特に病弱であるというわけではありませんから」
「っ……ありがとうっ、ありがとうございますっ……」
涙を流し、顔を手で覆ってしまった王妃を、エイミールが抱き締める。
それは王の役目ではないのかと王を見ると、そんな余裕がなかったようだ。片手で頭を押さえていた。
「……」
「王様? 大丈夫?」
「あ、あぁ……まさか慣習が間違っているとは……あれらには酷い事を……」
どうも、深く反省中だったらしい。それだけ子ども達を大切に思っていたのだろう。長い間地下に閉じ込めるしかなかったという後悔が渦巻いているのだ。
ほとんど何事にも動じないで、いつも飄々としているこの王にしては珍しい。
エイミールも王妃に掛かりきりで、話し終えたティアは手持ち無沙汰だ。
しばらくして、部屋の隅にエイミールが淹れようとしていたお茶のセットを見つけたティアは、静かに立ち上がると、お茶を淹れることにした。
そうしてお茶を目の前のテーブルへと用意し終えても、三人は立ち直れずにいる。
再び椅子に腰掛け、一人お茶に口をつけるティア。憤りもあるはずだ。その整理
がある程度つくまで待つしかないだろうと思う。
この場にあるのは深い悲しみ。後悔の念だ。嬉しさよりも、子ども達に辛い思いを強いてしまったという思いが強い。
そんな思いを感じてしまったら、ティアは言わずにはおれなくなった。
「ごめんなさい……」
「ん?」
コトリとティーカップをテーブルへ置き、ティアは俯く。ティアも後悔していたのだ。
その様子に、王は心配になったのだろう。項垂れていた顔を上げ、ティアの顔を覗き込むように、少し身を乗り出した。
どうしたのかと王が尋ねる前に、ティアの口は言葉を吐き出していた。
「本当は……もっと前にちゃんとこれが迷信だって知らせる事が出来たはずだった……」
「……それはどういう事だ……?」
王にしてみれば、もっと前にと言われても、王子達が双子であるという事実は秘されていたのだ。ティアが知るはずがないと思ったのだろう。
しかし、ティアの言う『もっと前』は、五百年以上も前の事だった。
「……双子の弟と妹がいたの……リュカとシェスカ……第六王妃のライラ様の子ども……魔族とか、他の種族の人達は、人族の王家に広まった双子の話は迷信だって分かってた。勿論、母様も……」
それが分かっていたから、ライラに双子の王子と王女が生まれた時、子ども達を隔離したりはしなかった。
ただし、迷信となった理由が現実のものとなろうとしているのはマティアスも分かったのだ。
「ライラ様は二人を産んで長く伏せる事になった……リュカとシェスカも何とか生きてる状態だった……」
「病か?」
王はもう、この話がサティアの時の話だと理解していた。王妃とエイミールは知らないが、それでも神妙な面持ちで聞いている。
「双子ってね、生まれつき魔力が高いんだ。それが胎内に居たってのがダメだったのか……ライラ様は魔力循環がほとんど出来なくなってしまっていたんだ」
繋がっていた経路が突然断ち切られたかのように、全くといっていいほど、出産後に魔力が巡らなくなった。そのせいで、滞る魔力により、身体中の痛みと戦わなくてはならなくなったのだ。
「外から魔力を調整して、循環させなくては、眠れないほどだった……」
魔術師が付きっ切りで看病し、それにマティアスも加わっていた。
「双子は……? 子ども達はどうだったのですか?」
王妃はその辛さを感じているのか、苦しそうに眉を寄せ尋ねた。
「二人は、逆に巡る魔力が多すぎて、ずっと熱を出してる状態だった。でも、二人で手を繋いでいると、それが少し落ち着くみたいで、なんとか生きてくれてたの……けど……」
それだって魔力を無理に体に溜めないように放出させる手助けが必要だった。ただし、魔力を循環させるのに比べて、放出させるのは、かなり難しい。
適量を見極めなくてはならないのだ。多く放出させ過ぎても、少なくても意味がない。これが完璧に可能だったのが、魔術師長とマティアスだった。
「母様が死んでから、どうしても手が足りなくて……まだ三つだった……」
「……亡くなってしまったの?」
「うん……ライラ様も一年後に……そうやって、この迷信を消すどころか信憑性を増してしまったんだと思う……だから、ごめんなさい……あの時私にもっと力があって、これに向き合っていたら少しは状況が違ったかもしれない……」
あの時、悲しみに沈み、これに向き合おうとは考えられなかった。未来の事よりも、失った今しか見えていなかったのだ。
そう思ったら、王や王妃に顔を向けられなくなった。それが自惚れであっても、出来ていたらと後悔が頭をもたげる。
「顔を上げてくれ……」
そんなティアに、王が言った。
「誰も悪くはない。少しばかり不幸な行き違いがあったようなものだ。まだ子ども達も生きている。やり直せるさ」
「っ……」
その言葉は、やり直そうと自分に言い聞かせているようだった。
「背負う必要はない。ここで消せば良いだけの事だろう?」
「そうね。ここで止めさせましょう。この先、王室に双子が生まれた時は、きっと幸せが二倍ねって笑えるわ。ねっ、エイミー」
「はいっ」
今や落ち込んでいた人達の方が、前向きにこれに向き合おうとしていた。
「それに、もしかしたら、その王子や王女が生きて大きくなっていたら、君も違う選択をしていたかもしれない。そうなれば、こうしてここに私たちはいないかもしれないなぁ」
「それは……」
「分からないだろう? だから、これ以上の後悔はいらん。あったことはあった事として受け入れよう。そのおかげで今がある」
なんて前向きなんだろう。この王はあの時こうすれば良かったなんてずっと考えはしないのだ。
思考にはまる事なく、ならばと先を見据えて次の手を考える。こんな時の笑顔が、セランディーオと重なるのだ。
「ふふっ。ホント、その顔反則」
「はっはっはっ、それはどうにもならんなぁ」
王も、ティアの弱みを知っているのだ。
「あら? どんな顔ですの?」
「私の顔が、昔惚れた男と瓜二つらしい」
「まぁっ、それは大変。こんな顔が二つもあるなんて……」
「こんなって……お前……」
「ふふっ、だってねぇ、そう思わない? エイミー」
「曲者顔ということでしょうか。そうそうあってもらっては困ります」
「……妻達が酷いのだが……」
王妃とエイミールがクスクスと笑い、王が項垂れる。これがおかしくて、ティアも乗ってしまう。
「あはははっ。うん。一目見た印象では腹黒く見えないのに、実はやり手って感じがね」
「そうなのです。無害に見えるのにというのが、王の事を話す時のお父様の口癖でしたわ」
「これは、褒められていると取ってもよいのか?」
そう言う王に、今度はエイミールが告げた。
「そう思われるところが、見た目にそぐわないと言っているのですが?」
「ギャップ萌えというやつだろう?」
「どこでそんな言葉覚えたの? 王様って、意外とお忍びで出掛けてるよね? 外で会わないけど、城を抜け出す通路でいくつか良く使ってるっぽい所あったみたいだし」
「そうなのですかっ?」
「……王……」
王妃達の非難の目に、王は咳払いをして誤魔化す。
「ん゛っん゛っ。そんな事より、イルーシュとカイラントはいつ頃戻れるんだ?」
「半月くらいかな。礼儀作法とかも完璧にしておく。サルバに連れていく事もあるかもしれないけど、魔術操作も困らないようにしておかないといけないしね」
この際、王子として必要になる教養や技術も全て教え込んでやろうと目論んでいるティアだ。
もちろん、それだけではないのは王も察しているようだった。
「加減はしてくれるか……」
「エル兄様には敵わないと思うよ?」
「そ、そうだな……」
ニヤリと笑ったティア。王達は知らなかった。エルヴァストが今まさにAランク認定試験を受けている事を。
**********
舞台裏のお話。
子どもA「誰かな?」
子どもB「第三王子と第四王子だってさ」
子どもA「へぇ」
子どもC「カワイイね。でも……魔力が強そう……」
子どもB「本当だ。まだ上手く使えてなさそうだね」
子どもA「遊べるかな?」
子どもC「遊べるようになるよ。きっと強い。だってエル兄の弟だもん」
子どもB「そっか。そうだよな」
子ども達「「「楽しみ」」」
イル・カイ((ん?))
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
期待してます。
どうなるか分かりますよね。
エル兄ちゃんが王子達の基準になりますから。
では次回、一日空けて23日です。
よろしくお願いします◎
**********
王と王妃への面会は、ティアが到着してすぐに行われた。
「では、あの子達に会っても良いのですか……?」
双子にある危険性は、主に出産の時であり、王家に禍を呼ぶというのはただの迷信だと説明すれば、王妃は震えてしまいそうになる口元を押さえて、改めて確認した。
これにティアは笑顔で答える。
「はい。何より、王妃様もお元気そうですし、子ども達も特に病弱であるというわけではありませんから」
「っ……ありがとうっ、ありがとうございますっ……」
涙を流し、顔を手で覆ってしまった王妃を、エイミールが抱き締める。
それは王の役目ではないのかと王を見ると、そんな余裕がなかったようだ。片手で頭を押さえていた。
「……」
「王様? 大丈夫?」
「あ、あぁ……まさか慣習が間違っているとは……あれらには酷い事を……」
どうも、深く反省中だったらしい。それだけ子ども達を大切に思っていたのだろう。長い間地下に閉じ込めるしかなかったという後悔が渦巻いているのだ。
ほとんど何事にも動じないで、いつも飄々としているこの王にしては珍しい。
エイミールも王妃に掛かりきりで、話し終えたティアは手持ち無沙汰だ。
しばらくして、部屋の隅にエイミールが淹れようとしていたお茶のセットを見つけたティアは、静かに立ち上がると、お茶を淹れることにした。
そうしてお茶を目の前のテーブルへと用意し終えても、三人は立ち直れずにいる。
再び椅子に腰掛け、一人お茶に口をつけるティア。憤りもあるはずだ。その整理
がある程度つくまで待つしかないだろうと思う。
この場にあるのは深い悲しみ。後悔の念だ。嬉しさよりも、子ども達に辛い思いを強いてしまったという思いが強い。
そんな思いを感じてしまったら、ティアは言わずにはおれなくなった。
「ごめんなさい……」
「ん?」
コトリとティーカップをテーブルへ置き、ティアは俯く。ティアも後悔していたのだ。
その様子に、王は心配になったのだろう。項垂れていた顔を上げ、ティアの顔を覗き込むように、少し身を乗り出した。
どうしたのかと王が尋ねる前に、ティアの口は言葉を吐き出していた。
「本当は……もっと前にちゃんとこれが迷信だって知らせる事が出来たはずだった……」
「……それはどういう事だ……?」
王にしてみれば、もっと前にと言われても、王子達が双子であるという事実は秘されていたのだ。ティアが知るはずがないと思ったのだろう。
しかし、ティアの言う『もっと前』は、五百年以上も前の事だった。
「……双子の弟と妹がいたの……リュカとシェスカ……第六王妃のライラ様の子ども……魔族とか、他の種族の人達は、人族の王家に広まった双子の話は迷信だって分かってた。勿論、母様も……」
それが分かっていたから、ライラに双子の王子と王女が生まれた時、子ども達を隔離したりはしなかった。
ただし、迷信となった理由が現実のものとなろうとしているのはマティアスも分かったのだ。
「ライラ様は二人を産んで長く伏せる事になった……リュカとシェスカも何とか生きてる状態だった……」
「病か?」
王はもう、この話がサティアの時の話だと理解していた。王妃とエイミールは知らないが、それでも神妙な面持ちで聞いている。
「双子ってね、生まれつき魔力が高いんだ。それが胎内に居たってのがダメだったのか……ライラ様は魔力循環がほとんど出来なくなってしまっていたんだ」
繋がっていた経路が突然断ち切られたかのように、全くといっていいほど、出産後に魔力が巡らなくなった。そのせいで、滞る魔力により、身体中の痛みと戦わなくてはならなくなったのだ。
「外から魔力を調整して、循環させなくては、眠れないほどだった……」
魔術師が付きっ切りで看病し、それにマティアスも加わっていた。
「双子は……? 子ども達はどうだったのですか?」
王妃はその辛さを感じているのか、苦しそうに眉を寄せ尋ねた。
「二人は、逆に巡る魔力が多すぎて、ずっと熱を出してる状態だった。でも、二人で手を繋いでいると、それが少し落ち着くみたいで、なんとか生きてくれてたの……けど……」
それだって魔力を無理に体に溜めないように放出させる手助けが必要だった。ただし、魔力を循環させるのに比べて、放出させるのは、かなり難しい。
適量を見極めなくてはならないのだ。多く放出させ過ぎても、少なくても意味がない。これが完璧に可能だったのが、魔術師長とマティアスだった。
「母様が死んでから、どうしても手が足りなくて……まだ三つだった……」
「……亡くなってしまったの?」
「うん……ライラ様も一年後に……そうやって、この迷信を消すどころか信憑性を増してしまったんだと思う……だから、ごめんなさい……あの時私にもっと力があって、これに向き合っていたら少しは状況が違ったかもしれない……」
あの時、悲しみに沈み、これに向き合おうとは考えられなかった。未来の事よりも、失った今しか見えていなかったのだ。
そう思ったら、王や王妃に顔を向けられなくなった。それが自惚れであっても、出来ていたらと後悔が頭をもたげる。
「顔を上げてくれ……」
そんなティアに、王が言った。
「誰も悪くはない。少しばかり不幸な行き違いがあったようなものだ。まだ子ども達も生きている。やり直せるさ」
「っ……」
その言葉は、やり直そうと自分に言い聞かせているようだった。
「背負う必要はない。ここで消せば良いだけの事だろう?」
「そうね。ここで止めさせましょう。この先、王室に双子が生まれた時は、きっと幸せが二倍ねって笑えるわ。ねっ、エイミー」
「はいっ」
今や落ち込んでいた人達の方が、前向きにこれに向き合おうとしていた。
「それに、もしかしたら、その王子や王女が生きて大きくなっていたら、君も違う選択をしていたかもしれない。そうなれば、こうしてここに私たちはいないかもしれないなぁ」
「それは……」
「分からないだろう? だから、これ以上の後悔はいらん。あったことはあった事として受け入れよう。そのおかげで今がある」
なんて前向きなんだろう。この王はあの時こうすれば良かったなんてずっと考えはしないのだ。
思考にはまる事なく、ならばと先を見据えて次の手を考える。こんな時の笑顔が、セランディーオと重なるのだ。
「ふふっ。ホント、その顔反則」
「はっはっはっ、それはどうにもならんなぁ」
王も、ティアの弱みを知っているのだ。
「あら? どんな顔ですの?」
「私の顔が、昔惚れた男と瓜二つらしい」
「まぁっ、それは大変。こんな顔が二つもあるなんて……」
「こんなって……お前……」
「ふふっ、だってねぇ、そう思わない? エイミー」
「曲者顔ということでしょうか。そうそうあってもらっては困ります」
「……妻達が酷いのだが……」
王妃とエイミールがクスクスと笑い、王が項垂れる。これがおかしくて、ティアも乗ってしまう。
「あはははっ。うん。一目見た印象では腹黒く見えないのに、実はやり手って感じがね」
「そうなのです。無害に見えるのにというのが、王の事を話す時のお父様の口癖でしたわ」
「これは、褒められていると取ってもよいのか?」
そう言う王に、今度はエイミールが告げた。
「そう思われるところが、見た目にそぐわないと言っているのですが?」
「ギャップ萌えというやつだろう?」
「どこでそんな言葉覚えたの? 王様って、意外とお忍びで出掛けてるよね? 外で会わないけど、城を抜け出す通路でいくつか良く使ってるっぽい所あったみたいだし」
「そうなのですかっ?」
「……王……」
王妃達の非難の目に、王は咳払いをして誤魔化す。
「ん゛っん゛っ。そんな事より、イルーシュとカイラントはいつ頃戻れるんだ?」
「半月くらいかな。礼儀作法とかも完璧にしておく。サルバに連れていく事もあるかもしれないけど、魔術操作も困らないようにしておかないといけないしね」
この際、王子として必要になる教養や技術も全て教え込んでやろうと目論んでいるティアだ。
もちろん、それだけではないのは王も察しているようだった。
「加減はしてくれるか……」
「エル兄様には敵わないと思うよ?」
「そ、そうだな……」
ニヤリと笑ったティア。王達は知らなかった。エルヴァストが今まさにAランク認定試験を受けている事を。
**********
舞台裏のお話。
子どもA「誰かな?」
子どもB「第三王子と第四王子だってさ」
子どもA「へぇ」
子どもC「カワイイね。でも……魔力が強そう……」
子どもB「本当だ。まだ上手く使えてなさそうだね」
子どもA「遊べるかな?」
子どもC「遊べるようになるよ。きっと強い。だってエル兄の弟だもん」
子どもB「そっか。そうだよな」
子ども達「「「楽しみ」」」
イル・カイ((ん?))
つづく?
なんて事が起こってましたとさ☆
読んでくださりありがとうございます◎
期待してます。
どうなるか分かりますよね。
エル兄ちゃんが王子達の基準になりますから。
では次回、一日空けて23日です。
よろしくお願いします◎
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