課金ガチャアイテムだけで生き抜く!異世界生活‼︎

ネコまっしぐら。

文字の大きさ
23 / 106

三者三様

しおりを挟む
 ーーーカタカタ…
 ーーーゴゥン……ガタッガタ…

「……っと……レン!…ちょっ……ちょっと!?このバカレン!!」
 シャーロットは頬を大きく膨らませながら、まったく反応しないレンに怒鳴る。

「はへっ!?あっ、あぁ……なんやろ?長い物語を聞いてたような…まぁ、ええかっ」
 レンはそう笑うと、グシャッとシャーロットの頭を乱暴に撫でる。


「なんなのよ!?……もぅ、バカ…」
 口では怒りながらも、満更では無い表情で撫で付けを受け入れると、口元が少し緩んでしまうシャーロット。



 レンが酒場での密談から城に戻ると、すでに昼前なのにも関わらず、「準備が整ったからアスペルに向かう」とシャーロットが言い出したのだ。

 レンとしては、明日の出発でも…と反対してみたのだが、ポコスカ殴られて、すぐに出発となってしまったのは言うまでも無い。



 ガタガタと軽く馬車に揺られながら、レンはボーッと外に広がる砂漠を眺める。
 王都からアスペルまでは、この魔獣エアホースが引く馬車なら、おおよそ二日で着いてしまう。
 馬車にしたって、王宮技師達が特注で作っているので、揺れや耐久性も、まったく問題無く快適に乗れる

 が、レンはあまり気が乗らないのか、いつもの覇気が無い。


「なぁ、このまま温泉でも行こかぁ?…あん時は黙っとったけど、ユウトに連絡取るんはアイテムあるから、簡単に出来るしなぁ」

「えっ!?いっ…いいの…ごほん。あなたは公務の大切さを何だと思っているのですか?」
 シャーロットは、怠そうな顔で魅力的な発言をするレンに、自分の内から上がってくる欲望をぐっ、とこらえて澄まし顔で答える。


「…そうやんな~、はぁ。」
「なっ!何よ!そんなに私と一緒なのが気に入らないの!?」
 あまりにレンの対応が悪いので、シャーロットは少し不安になるが、それを隠すように怒って理由を問い詰める。

「…へっ?っぷははははぁ~」
「何笑ってんのよ!バカッ!」
…ドゴッ
「グヘッ!?」
 自分の呟きに、予想外の反応が返ってきた事でレンが笑うと…
 さらに怒ったシャーロットのボディーブローが炸裂し、レンは蹲るのであった。




 ーーーガタガタ……ゴトゴト…

「おっ、おい…姫さん、何をしよんねん!」
「二人の時はシャルって言いなさいよ!」
 噛み合わない二人の会話が、あらぬ方向に向かって行こうとしていると、




「ヒヒーンッ!!」
  …ガガガガッ……
「ひぃぃぃっ!?…ぐぅあっ……」

 馬車は急にブレーキを掛けて減速すると、外から御者の悲鳴が聞こえる。

「…シャルは中におっとけ。」
「…はい。」

 ただ事では無い様子に、シャーロットを車内に残し、レンは馬車の扉を開け勢い良く飛び降りた。
 ゆっくりドアを開ければ、車上に賊が居た場合串刺しにされてしまうからだ。


 レンが外に転がり出て周りを見ると、五人の賊が馬で馬車を囲み、一人は御者を殺しており、もう一人は車上で待ち構えていたのを視認した。


「おどれら!この馬車がなんなんか知っとんのか?」

「テメェーの汚い喋り方を、ウチで知らねぇ奴はいねぇよ!」

「…お前ら、餓狼蜘の連中か?」

「ここで、くたばるテメェーには、カンケーねぇんだよっ!!


 …そう叫ぶと、賊の男はポケットから光る物を取り出した。







ーーーーーシルクット  市長会館

「…はぁ、バカ共のお相手は疲れますわ。」
 シルクットの市長が住む、市長会館の2階にある、多目的スペース…主にダンスパーティー用ではあるが、そこで一通りのターゲットと踊り、ボーイから飲み物を受け取ると、メリッサはカウンターテーブルの椅子に腰掛け、愚痴を零す。


「ユウト様の為とは言え、貴族達の把握に根回しと…わたくしの負担が多過ぎる気がしますわ。」
 主人であるユウトと、姉妹二人の顔を思い浮かべてメリッサは頭を振った。


 でもぉ、お姉様には、社交界なんて向いてませんし、レアさんは食べ物しか見てないでしょうから、わたくしが、やるしかありませんわね。


 これも、自らの創造主であり、愛するユウトの為だと、自らを慰めていると…


 ……コツ、コツコツ

「やぁ…素敵なお嬢さん。中々、私の元に来てくれないので誘いに来てしまったよ。私と一緒に、一曲如何かな?」
 40台前半だろうか、質の良い貴族服に髪型をオールバックに決めた、メガネの男性が手を差し出しながら、メリッサに言い寄ってくる。


 この人物こそ、メリッサが今回、最大のターゲットに上げている、シルクット市長、アベイル・モンド・シスククその人だ。

 この会場に来てから、色々な貴族を踊りに誘い、顔と名前と…身体の印象を覚え込ませてきたが、都市長であるアベイルは最後に残しておいたのだ。

 大変な女好きとして有名な、この男であれば、この会場で一番の権力者である自分だけを誘いに来ないメリッサに、痺れを切らして誘いに来るだろう…

 そして、そんなメリッサの思惑通りに、彼女が休憩するのを見計らって声を掛けて来た。

 …ジロジロと全身を舐め回すような視線と共に。


 メリッサの今日の姿は、彼女の髪の色と同じで薄めの青色のドレスを身に付けていて、右肩から大きく流れるように開かれた胸元は、強烈な色気を放っており、左肩には生地が掛かってない為、踊っていると…こぼれ落ちて見えてしまうのでは無いか、と心配してしまう程だ。



 ……はあぁ、ぶっ殺して差し上げたいですわぁ。


 そんな物騒な事を思っているとは一切悟らさせずに、淑女の笑みを持ってアベイルの手を取る。
「お誘い頂き、光栄ですわ。」

「さぁ、あちらへ…」
 メリッサの手を取り、ホールの中央へと移動する。



 ……ざわざわ

 街一番の権力者と、絶世の美女がホールの中央に現れた事で、先程まで踊っていた人間が騒めきながらスペースを空けていく。


 アベイルは中心まで来ると、音楽を奏でる演奏者達に曲を変えるよう指示を出す。

 …パチンッ!


 先程までの、ゆっくりした曲調では無く、激しく情熱的なタンゴのような曲をリクエストしたのだ。
 ……もちろん下心あっての選曲だろうが。


 それに従い曲調が変わると、二人は踊り始める。
 さすがと言うべきか、アベイルは激しいダンスを完璧に踊りこなす…が、メリッサも当然負けていない。
 この程度、LV100の身体能力と彼女の記憶力や、能力を合わせれば造作も無いのだ。

 大げさに髪や汗を振りまき、さらに相手を欲情させていく。
 最早、アベイルはメリッサの事しか見えていないかの様な表情だ…

 曲の最後には、ワザと体制を崩し、胸からアベイルに抱きつくオマケ付きだ。



 ……これで落ちない奴がいたら、俺はそいつを"不能者"と呼ぼう。



「はぁ…はぁ、ありがとうございましたわ。」
 わざと息を荒く吐きながら身体を離し、優雅に一礼するメリッサに、アベイルは思わず生唾を飲み込む。

 主に胸元に視線が行くのは男の性だろう。
「…ごくりっ。いやぁ、こんな素敵な女性が、あんなに激しい踊りを完璧にこなしてしまうなんて…あなたは本当に素晴らしい!」
 踊りが終わってもメリッサの手を離そうとせず、体を寄せて踊りを称賛するアベイルは、是非もう一曲と懇願してくる。


 …はぁ。近い近い。
 心で溜息をつきながら確信する。
 これで、こいつも落ちましたわね、後はササっと引いて仕上げですわ。


 メリッサは少し大袈裟に悲しげな表情を作り、チラと壁の時計を見ると、
 握られた手を両手で握り返し「大変光栄なのですが、もう、馬車が出る時間ですわ。」そう言うと、サッと離れ申し訳無さそうにお辞儀をする。


 離された手の温もりを惜しみながら…
「あっ…せ、せめてお名前を!貴女の名前を教えて下さい!」

「わたくしは、メリッサ…メリッサ・アルフォートですわ。…アベイル都 市 長…さ・ま。」
 メリッサは言葉の最後を、俯きニヤリとしながら名を告げた。
 これで、この都市の情報網は完成したと確信して。









ーーーーーシルクット  ユウト邸

「ふんぬらばっ!!はぁはぁ……はぁ…」
 俺は、新しいアジトである、某発明家が最近まで住んでいたと言う屋敷の寝室で、悪夢によって呼び起こされていた。


「…なんだろう、なんか人のエエはな……いい話を必死にして、俺の株がどんどん下がって行く。そんな恐ろしい夢だったような…」
 俺はブルブルと頭を振ると、悪夢を頭から完全に追い出して忘れ去りベッドを降りる。



「ふぅわぁぁ…」
 着替えもせずに欠伸をしながら、部屋から出ると階段前で足を止めた。

 ……ポチッ
ーーーウィ~ン

 俺が手摺に付いたボタンを押すと、階段は稼働音と共に、下りエスカレーターへと早変わりする。

 ……スタスタ
 さらに、このエスカレーターは移動中に登録している人間 (一人だけ)の着替えと身支度を、機械のアームが出てきて代わりにやってくれる。
 と言う優れものなのだ!


 パサッ…ウィーンガシャ!バサバサ…
 グシャグシャ…パシッ……ウィーン。


 …そのままエスカレーターは下って行き、階下に着く頃にはバッチリと用意が整った状態の俺が完成していた。



 ……前の住人は、どんだけめんどくさがりだったんだよ!?





 と、心の中では突っ込みながらも、大いに利用させてもらっている俺ガイル…


 そのままリビングに入ると、ティファが挨拶と共にカフワを出してくれる。
 それを優雅に飲みながら待っていると、素敵な朝食が用意され、俺はしっかりと食事を堪能する。
 …皿を綺麗に舐め尽くすくらい、しっかりと堪能したぜっ!


 俺が「ご馳走様でした。」と言うとティファが、「お粗末様でした。」と、言いながら皿を下げてくれる。

 …う~ん。新婚生活みたいだな!

 後はナニさえ使えればガチの新婚生活が送れるというのに…くそっ!
   …俺はドラゴンジジイに呪詛を吐く。



 いやいや、俺は解決方法も解っているしんだし、手伝い、慕ってくれる超絶美女が三人もいるじゃないか!
 こんな幸せ者はそういない…ハズだ。
 だから、この野望はその時までとっておこう…

   …そして、そんなしょうもない事を考えてしまう自分にセルフで突っ込みを入れ慰めておく



 椅子に座り、ウンウン一人で唸っていると、ティファからお願いがあると言われる。
「…あの、ユウト様、申し訳ないのですが、本日から明日まで、少し私用で西の砂漠に行きたいのですが、お暇を頂いてもよろしいでしょうか?」

「どうしたんだ?全然構わないけど、何かあったのか?」
 俺は珍しいティファのお願いに、女々しく理由を聞き出そうとする。


「…いえ、大した事では無いのですが。」
 …理由を言いたく無いのか、口ごもるティファ。

「いやいや、言いたくなければ大丈夫だ!ももも、問題無いから、行っておいで!」

 …動揺しまくる。

「…おねえさま……あいびき」
 いつの間に居たのか、朝から爆食しているレアが物騒な発言をブッ込んで来た。
 しかも、大量に皿を積んどる…

 今日は止めてくれるメリーが居ないんだから勘弁しろよな!
 …不安になるだろ!


「…あいびき?ごめんなさいレア。ハンバーグの用意はしていないの…」


 …あっ、なんかデジャヴ…
 いやいや、それよりもガチで逢い引きなら土下座してでも止めないと!


 俺は若干、必死気味にお伺いをたてる…さり気なく、さり気な~くだ!
「だだだだ、誰かと愛に…会いに行くのかのぉー?ティファさんや」
 イメージとはかけ離れた言い方で、さり気なく…聞き直すと、ティファは申し訳なさそうに理由を教えてくれた。


「…先日、街を巡回していたのですが、ある家の少女が母親の病気を治療してもらう為と、ある物を探しに西の砂漠に行くと準備をしていたのですが…」

「ある物って?」
 この街でも、治安向上の為に巡回してるのかと感心しながら、目的の物について聞いてみた。
 俺が持ってるかもしれないしな。

「デザートイーターの巣に咲くと言う、サンドクリスタルフラワーです。ユウト様はご存知ですか?」

「あぁ、確か、何かのクエストで取りに行った事あるかもな…でも、あの辺はソロならLV80以上無いと、向かうのは厳しいんじゃないか?」
 だいぶ昔の話なので、何のクエストか忘れたけど、確かにあった気はする……持っては無いけど。


「はい。なので、その少女に同行してあげたいのですが……ダメ?でしょうか…」

「……めちゃくちゃ良い話じゃないか!よし…俺も行こう!」
 俺が男前に即決して話に乗ろうとすると…
「えっ!?守るべき対象が増えるのはちょっと…」
   とか、不穏な発言が聞こえた気がするけど、俺だってバッチリ準備するし、困った事があってもアイテム使って、物頼みで解決してやるさっ!




 俺は渋るティファにそう説明すると、半ば無理矢理に同行を許可してもらう。
  そして自室に戻り、しっかりと用意を始める。

「リロードオン!」

 ー砂塵のローブー 
 ・砂や日光から体を守る
 ー防御の宝珠ー
 ー先見の眼鏡ー
 ・罠や落とし穴等、天然の物も含んだ危険を見通せる
 ー指揮者のタクトー
 ・対象の意識を操る (簡単な物のみ)
 ー砂塵の靴ー
 ・不安定な砂地でも安定した行動ができる


 …今回は砂漠への旅だからこんなもんかな!




 さぁて、依頼をサクッと解決して、少女の憧れのヒーローになりに行きますかっ!!
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜

くまみ
ファンタジー
 前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?  「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。  仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。  病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。  「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!  「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」  魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。  だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。  「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」  これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。    伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!    

2週目の人生ですが、生きていた世界にファンタジーがあるとは思ってなかった

竹桜
ファンタジー
 1人で生きていた男はある事故に巻き込まれて、死んでしまった。  何故か、男は生きていた世界に転生したのだ。  2週目の人生を始めたが、あまり何も変わらなかった。  ある出会いと共に男はファンタジーに巻き込まれていく。     1周目と2週目で生きていた世界で。

【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~

きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。 前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。

伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります

竹桜
ファンタジー
 武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。  転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。  

転生調理令嬢は諦めることを知らない!

eggy
ファンタジー
リュシドール子爵の長女オリアーヌは七歳のとき事故で両親を失い、自分は片足が不自由になった。 それでも残された生まれたばかりの弟ランベールを、一人で立派に育てよう、と決心する。 子爵家跡継ぎのランベールが成人するまで、親戚から暫定爵位継承の夫婦を領地領主邸に迎えることになった。 最初愛想のよかった夫婦は、次第に家乗っ取りに向けた行動を始める。 八歳でオリアーヌは、『調理』の加護を得る。食材に限り刃物なしで切断ができる。細かい調味料などを離れたところに瞬間移動させられる。その他、調理の腕が向上する能力だ。 それを「貴族に相応しくない」と断じて、子爵はオリアーヌを厨房で働かせることにした。 また夫婦は、自分の息子をランベールと入れ替える画策を始めた。 オリアーヌが十三歳になったとき、子爵は隣領の伯爵に加護の実験台としてランベールを売り渡してしまう。 同時にオリアーヌを子爵家から追放する、と宣言した。 それを機に、オリアーヌは弟を取り戻す旅に出る。まず最初に、隣町まで少なくとも二日以上かかる危険な魔獣の出る街道を、杖つきの徒歩で、武器も護衛もなしに、不眠で、歩ききらなければならない。 弟を取り戻すまで絶対諦めない、ド根性令嬢の冒険が始まる。

処理中です...