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◆座敷童
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俺達三人が座敷童の想い人を探し始めて一週間、校舎に併設されている図書館に入り浸り、卒業生や昔の校内新聞などを漁っては古株の先生達へ聞き込みををし、ツテのある伊吹や玉藻は知り合いの姉や兄はたまた父兄まで巻き込んで『サチ』探しを行う羽目になっていた…
「10年くらい遡ったけど、サチさんは多いのに誰も当たりじゃなさそうだね。」
「そりゃ簡単に見つかるんなら、アレだってあんな酷い状況にはなってねぇーんじゃないの?」
…
「ねぇねぇ?コレってこの学校の事よね?バス事故があったけど、奇跡的に死者0って」
「…だけど、一人だけ車外に放り出されて重症って…『清水 幸』15年前か」
「ありえるね。この人に会えるかな?っていうか、あの子に聞けば分かるかな?」
あれから伊吹は、ちょくちょくと座敷童に絡んでいた。
サチと言う想い人に合わせる為、これかそれかと聞いていると…
最初はまともに話もできなかった座敷童は、カタコトだけど意思の疎通ができる感じになっていた。
どうやら伊吹の事を気に入ってるらしくて、憑かれやしないかと俺はヒヤヒヤしてるんだが、当の本人は「大丈夫でしょ?」と言って俺の話を聞こうとしやがらない…
それに、伊吹の妖力を吸ってるのかボロボロで腐りそうだった姿は、今では若干小綺麗になってきて少年ぽく見えるくらいだ。
まぁ、『悪霊化』せんだけましだから深くは突っ込まんでおこうか…
悪霊化したら問答無用で退治するしかなくなるし、伊吹だって気持ち良くは無いだろうからな。
しかし、せっかく進展があって今日の放課後に確認をと思っていたら、こんな日に限ってしょうもない事件が起きる…
…
「おい、お前!中学からの知り合いだからってなに前野ちゃんと馴れ馴れしくしてんだよっ!!」
「あんた、伊吹君といつも一緒に居て…邪魔なのよっ!」
「……」
迂闊にも新生活・高校生って状況に浮ついていたのか、座敷童の一件に集中し過ぎてか…
俺は玉藻親衛隊と伊吹ファンクラブに合同で校舎裏に呼び出され、突き飛ばされた上に囲まれていた。
「気に入らんのは分かるけど、八つ当たりは良く無いんじゃ?お前らが無視されるのと、俺がアイツらと幼馴染なのは関係ない…」
「うっせぇっ!!」
「幼馴染」のフレーズに鼻血を出して座り込むファンクラブの会長を見ていたら、親衛隊の会長が屈んで胸ぐらを掴んできた。
…やるのは良いけど、実力行使に出るのは一発殴られてからだな
俺は計画を立てると一応は穏便に話を進めるように試みた。
「…まぁ、みなさんが気に入らないのは分かるけど、アイツらが勝手に寄ってくるのでなんともしがたくて」
「勝手にっ!?」
「寄ってくるだと!!」
「あっ、ミスった…」
俺の迂闊な発言にさらにヒートアップした親衛隊が、ファンクラブの後押しを受けて、いよいよ手を出そうかと拳を振り上げる
…ゴンッ…パリンッ!
「ぎぃやぁぁあっ!!」
親衛隊の会長が振り上げた腕に、陶器で出来た小さな鉢植えがクリティカルヒットし、腕を抑えながら会長が絶叫を上げた
「…お、おい、大丈夫」
「きゃぁあ!人殺しぃぃっ!」
「「きゃぁあっ!!」」
「「うわぁぁっ!」」
なぜか知らないが俺がやったていの話にされて、会長は仲間に引きずられて行き女子連中は半泣きになりながら逃げ去って行ってしまった…
俺は万が一の可能性を考えて校舎の上階窓を確認してみるが、「手が滑って~」的な声や「ヤバっ!」と言った表情の人影も見えなかった。
良かった…伊吹や玉藻がやらかしてたら誤魔化すのに苦労する所だったが
「マジで誰の気配も無いな…当たっちまったから逃げましたって感じなのか?」
考えたって分からないものは仕方ないし、取り敢えず俺の難は逃れたから良かったとしておこうか
…俺のせいになったりしないよな?
今後は目立たないように自制しようと反省した俺だが、アイツらは結局お構い無しに絡んで来るので、結局は恨み妬みの連鎖から逃れる事は出来ないのだけど、これはまた後のお話であった。
…
「遅かったけど何かあったの?」
「あぁ、大した事ない話だ。外国の人に道を説明してただけさっ」
「テン君をご指名って…英語喋れないじゃん!」
俺達は三人で一組に集まり昼間の情報を座敷童に尋ねてみる事にした。
「君の待ってる人は『清水 幸』さんで良いのかな?」
「…ねぇ、どんな感じのコなの?」
「ん~おかっぱ頭の超イケメン」
「サチ…幸!オレ、サチヲ守リタカッタ…デモ、サチハ他ノニンゲンヲ守ッテ欲シイッテ…」
「やっぱり、バス事故で幸さん以外には重傷者がいないってたし、この人で当たりだよね?」
「おしっ、んじゃいっちょ探して連れてくるとするか。」
「在校生だったなら校舎に入る許可だって取りやすいよねっ!」
俺達は座敷童の話から、清水 幸さんと言う人が想い人だと断定して、卒業アルバムから住所を特定して会いに向かった。
…個人情報やコンプライアンスなんて関係無しなんだよな、おそろしや
……
住所を見てたどり着いた俺達を待っていたのは、綺麗に整地された駐車場だった…
辺りの住人に清水家がどうなったか聞いてみたのだが、どうやら幸さんは亡くなっていて一家は引っ越してしまったらしい。
「残念だね…せっかく見つけられたのに。」
「だな、タダ働きも良いとこだぜ」
「そんな言い方しないのっ!座敷童君が可愛そうじゃない…」
俺達が駐車場の前でグダグダしていると、一人のお婆さんが話しかけてきた。
「あんたらぁ、さっちゃんの知り合いかい?」
「僕達は幸さんと同じ高校の後輩で、少しお話ししたい事があったんです。」
「良い子だったのに、残念だったよぉ…あぁ、ちょっと待っといで」
伊吹の話を聞いて家に戻った婆さんは、なにかを持って出てきた。
「これは、形見分けでもらったんだぁ…これでさっちゃんの事を思い出してあげてちょうだいねぇ」
「は、はい。ありがとう…ございます。」
伊吹が渡されたのは可愛らしい花の飾りが付いたヘアピンだった…
何も無いよりは良いかと、俺達はお礼を言ってソレを受け取り学校に戻って、日が落ちかけた教室を覗いてみた。
…
「ハッ、サチ?サチ、オカエリ!」
何をもってそう感じたのか知らないが、座敷童は伊吹が持つヘアピンに幸さんの面影を感じたようで、ようやく帰って来たのかとたいそう喜んでいた。
しかし、幸さん本人はすでに亡くなっていて、初めに出会った場所であろう自宅も無くなっていたんだと、俺達は必死に説明してなんとか理解させる事になった。
「ソウカ、サチハ遠イトコロヘ。…アリガトウ、オ前達ニ恩ガ出来タ。俺ハオ前達ガ、ココヲ去ルマデ、コノ建物ヲ守ッテヤル」
座敷童の本来の性質である、建物に宿ると言うのを思い出したのか、この校舎に宿り見守ってやると言い出した。
正直、大きなお世話かとも思ったが、コイツはしっかり敬ってやると幸運を運んでくれるし、伊吹や俺がいる間だけなら問題ないか…と一応感謝して受け入れておいた。
…まぁ、最初の時みたいに存在を忘れ去られたり無下に扱われていると、悪霊化して悪さや祟りを起こし出すから、そこはしっかり管理しないとな
…
「教室の中には居なくなっちゃったから少し寂しいね?」
「ん?アレの事か?」
俺は給水塔の上に三角座りをしている座敷童を指差す。
たしかに教室内の俺の横からは消えたが、逆に校内のあちこちで見かける羽目になって…
結果的にどっちが良かったのかと言うと微妙な感じになった。
ただ、俺達をメインに幸せをくれているのだろう、俺が嫉妬で絡まれたりしていると何処からともなく物が飛んで来て、絡んできた奴を直撃したり、伊吹や玉藻に悪さをしようとする奴は色々な妨害を受けているようだった…
今までも色んな怪異に巻き込まれたけど、こんな風に妖怪を助けて和解するなんて無かったから、妖怪=退治ってなってた俺の頭に「話し合い」って選択肢が増えた事は良かった?のかもしれないな。
入学早々こんなだと身が持たない気もするけど、変人騒ぎも起こらず無事に解決できて良かったとしよう。
…また、明日から日常が始まるんだな。
「10年くらい遡ったけど、サチさんは多いのに誰も当たりじゃなさそうだね。」
「そりゃ簡単に見つかるんなら、アレだってあんな酷い状況にはなってねぇーんじゃないの?」
…
「ねぇねぇ?コレってこの学校の事よね?バス事故があったけど、奇跡的に死者0って」
「…だけど、一人だけ車外に放り出されて重症って…『清水 幸』15年前か」
「ありえるね。この人に会えるかな?っていうか、あの子に聞けば分かるかな?」
あれから伊吹は、ちょくちょくと座敷童に絡んでいた。
サチと言う想い人に合わせる為、これかそれかと聞いていると…
最初はまともに話もできなかった座敷童は、カタコトだけど意思の疎通ができる感じになっていた。
どうやら伊吹の事を気に入ってるらしくて、憑かれやしないかと俺はヒヤヒヤしてるんだが、当の本人は「大丈夫でしょ?」と言って俺の話を聞こうとしやがらない…
それに、伊吹の妖力を吸ってるのかボロボロで腐りそうだった姿は、今では若干小綺麗になってきて少年ぽく見えるくらいだ。
まぁ、『悪霊化』せんだけましだから深くは突っ込まんでおこうか…
悪霊化したら問答無用で退治するしかなくなるし、伊吹だって気持ち良くは無いだろうからな。
しかし、せっかく進展があって今日の放課後に確認をと思っていたら、こんな日に限ってしょうもない事件が起きる…
…
「おい、お前!中学からの知り合いだからってなに前野ちゃんと馴れ馴れしくしてんだよっ!!」
「あんた、伊吹君といつも一緒に居て…邪魔なのよっ!」
「……」
迂闊にも新生活・高校生って状況に浮ついていたのか、座敷童の一件に集中し過ぎてか…
俺は玉藻親衛隊と伊吹ファンクラブに合同で校舎裏に呼び出され、突き飛ばされた上に囲まれていた。
「気に入らんのは分かるけど、八つ当たりは良く無いんじゃ?お前らが無視されるのと、俺がアイツらと幼馴染なのは関係ない…」
「うっせぇっ!!」
「幼馴染」のフレーズに鼻血を出して座り込むファンクラブの会長を見ていたら、親衛隊の会長が屈んで胸ぐらを掴んできた。
…やるのは良いけど、実力行使に出るのは一発殴られてからだな
俺は計画を立てると一応は穏便に話を進めるように試みた。
「…まぁ、みなさんが気に入らないのは分かるけど、アイツらが勝手に寄ってくるのでなんともしがたくて」
「勝手にっ!?」
「寄ってくるだと!!」
「あっ、ミスった…」
俺の迂闊な発言にさらにヒートアップした親衛隊が、ファンクラブの後押しを受けて、いよいよ手を出そうかと拳を振り上げる
…ゴンッ…パリンッ!
「ぎぃやぁぁあっ!!」
親衛隊の会長が振り上げた腕に、陶器で出来た小さな鉢植えがクリティカルヒットし、腕を抑えながら会長が絶叫を上げた
「…お、おい、大丈夫」
「きゃぁあ!人殺しぃぃっ!」
「「きゃぁあっ!!」」
「「うわぁぁっ!」」
なぜか知らないが俺がやったていの話にされて、会長は仲間に引きずられて行き女子連中は半泣きになりながら逃げ去って行ってしまった…
俺は万が一の可能性を考えて校舎の上階窓を確認してみるが、「手が滑って~」的な声や「ヤバっ!」と言った表情の人影も見えなかった。
良かった…伊吹や玉藻がやらかしてたら誤魔化すのに苦労する所だったが
「マジで誰の気配も無いな…当たっちまったから逃げましたって感じなのか?」
考えたって分からないものは仕方ないし、取り敢えず俺の難は逃れたから良かったとしておこうか
…俺のせいになったりしないよな?
今後は目立たないように自制しようと反省した俺だが、アイツらは結局お構い無しに絡んで来るので、結局は恨み妬みの連鎖から逃れる事は出来ないのだけど、これはまた後のお話であった。
…
「遅かったけど何かあったの?」
「あぁ、大した事ない話だ。外国の人に道を説明してただけさっ」
「テン君をご指名って…英語喋れないじゃん!」
俺達は三人で一組に集まり昼間の情報を座敷童に尋ねてみる事にした。
「君の待ってる人は『清水 幸』さんで良いのかな?」
「…ねぇ、どんな感じのコなの?」
「ん~おかっぱ頭の超イケメン」
「サチ…幸!オレ、サチヲ守リタカッタ…デモ、サチハ他ノニンゲンヲ守ッテ欲シイッテ…」
「やっぱり、バス事故で幸さん以外には重傷者がいないってたし、この人で当たりだよね?」
「おしっ、んじゃいっちょ探して連れてくるとするか。」
「在校生だったなら校舎に入る許可だって取りやすいよねっ!」
俺達は座敷童の話から、清水 幸さんと言う人が想い人だと断定して、卒業アルバムから住所を特定して会いに向かった。
…個人情報やコンプライアンスなんて関係無しなんだよな、おそろしや
……
住所を見てたどり着いた俺達を待っていたのは、綺麗に整地された駐車場だった…
辺りの住人に清水家がどうなったか聞いてみたのだが、どうやら幸さんは亡くなっていて一家は引っ越してしまったらしい。
「残念だね…せっかく見つけられたのに。」
「だな、タダ働きも良いとこだぜ」
「そんな言い方しないのっ!座敷童君が可愛そうじゃない…」
俺達が駐車場の前でグダグダしていると、一人のお婆さんが話しかけてきた。
「あんたらぁ、さっちゃんの知り合いかい?」
「僕達は幸さんと同じ高校の後輩で、少しお話ししたい事があったんです。」
「良い子だったのに、残念だったよぉ…あぁ、ちょっと待っといで」
伊吹の話を聞いて家に戻った婆さんは、なにかを持って出てきた。
「これは、形見分けでもらったんだぁ…これでさっちゃんの事を思い出してあげてちょうだいねぇ」
「は、はい。ありがとう…ございます。」
伊吹が渡されたのは可愛らしい花の飾りが付いたヘアピンだった…
何も無いよりは良いかと、俺達はお礼を言ってソレを受け取り学校に戻って、日が落ちかけた教室を覗いてみた。
…
「ハッ、サチ?サチ、オカエリ!」
何をもってそう感じたのか知らないが、座敷童は伊吹が持つヘアピンに幸さんの面影を感じたようで、ようやく帰って来たのかとたいそう喜んでいた。
しかし、幸さん本人はすでに亡くなっていて、初めに出会った場所であろう自宅も無くなっていたんだと、俺達は必死に説明してなんとか理解させる事になった。
「ソウカ、サチハ遠イトコロヘ。…アリガトウ、オ前達ニ恩ガ出来タ。俺ハオ前達ガ、ココヲ去ルマデ、コノ建物ヲ守ッテヤル」
座敷童の本来の性質である、建物に宿ると言うのを思い出したのか、この校舎に宿り見守ってやると言い出した。
正直、大きなお世話かとも思ったが、コイツはしっかり敬ってやると幸運を運んでくれるし、伊吹や俺がいる間だけなら問題ないか…と一応感謝して受け入れておいた。
…まぁ、最初の時みたいに存在を忘れ去られたり無下に扱われていると、悪霊化して悪さや祟りを起こし出すから、そこはしっかり管理しないとな
…
「教室の中には居なくなっちゃったから少し寂しいね?」
「ん?アレの事か?」
俺は給水塔の上に三角座りをしている座敷童を指差す。
たしかに教室内の俺の横からは消えたが、逆に校内のあちこちで見かける羽目になって…
結果的にどっちが良かったのかと言うと微妙な感じになった。
ただ、俺達をメインに幸せをくれているのだろう、俺が嫉妬で絡まれたりしていると何処からともなく物が飛んで来て、絡んできた奴を直撃したり、伊吹や玉藻に悪さをしようとする奴は色々な妨害を受けているようだった…
今までも色んな怪異に巻き込まれたけど、こんな風に妖怪を助けて和解するなんて無かったから、妖怪=退治ってなってた俺の頭に「話し合い」って選択肢が増えた事は良かった?のかもしれないな。
入学早々こんなだと身が持たない気もするけど、変人騒ぎも起こらず無事に解決できて良かったとしよう。
…また、明日から日常が始まるんだな。
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