arkⅣ

たける

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4.

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集会場に集まったヨラヌスの長は、全員で4人いた。その誰もが齢を重ね、長い髭を生やしている。そこへ、ノッドと数人の部下を従えたカザミ・ノナカ第7宇宙基地司令官が入室してきた。

「お待たせして申し訳ありません。私は司令官のカザミ・ノナカです」

部屋の中央に設けられたテーブルに、4人の長達が向かい合って座っている。ノナカは、その中立地帯とも言える席に腰を下ろした。

「こちらこそ、ご足労頂きありがとうございます。タルボル艦長から、貴方方宇宙連邦軍の今回の活躍を聞いております。そこで、以前から我々に薦めて頂いている平和軍加入について、改めてお聞かせ願えないかと思っております」

ノナカの右手側に座る、1番の老人がゆったりと言った。それに対し答えるノナカを見ていたジョシュは、近くにノッドがやって来たので振り返った。

「ご苦労様……っておい、どうしたんだ?酷い顔色じゃないか」

ノッドの顔には疲労がにじみ出していて、今にも倒れてしまいそうだった。

「問題ないよ、少し休めば……」

ふらついたノッドを支えたジョシュは、ワイズに目配せをしてそっと集会場から出た。後の事はノナカに任せておけばいいだろう。

「おいおい、一体どうしたってんだ?」

ワイズは厳しい医師の目でノッドを見た。

「何でもないって」
「そんな訳ないだろう?まぁ、そんなに言いたくないなら構わないけど、とにかく艦に戻って休むんだ」

通信器を取り出し、ジョシュは機関士のカール・ディックに座標を伝えた。

「ノッドだけ収容してくれ。それで彼を部屋で休ませるよう、ファイに伝えてくれ」
『あい、分かりました!じゃあ収容するから、ちぃとばかし放れてもらえるかな?』

2人でノッドを地面に座らせ、慌ててその場を放れる。するとすぐにノッドの体は光りに包まれ、消えた。

『無事収容しました、以上』

それだけを伝えた通信器を、ジョシュはベルトに仕舞った。ワイズは、ここからでは見える筈のないアルテミス号を見ているようだ。

「まだジュリアの事を心配しているのかい?」
「いや、そうじゃない。ノッドの事だ。あいつって、あんなに疲れやすかったかなぁと思ってな」
「そうだなぁ……ノッドの資料を見た時、カールに聞いてみたんだよ。もし故障?した時は直せるのかって。そしたら、滅多な事で故障はしないし、パワーだってうんとあるって言ってたんだよな」

ジョシュも見上げた。何故ノッドはあんなに疲労していたのだろう?戻ったら早速、カールに相談してみなければ。




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