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ベイト巡査と共に部屋へ入るとすぐ、フィックスはパソコンに駆け寄った。画面は真っ黒で、どのキーを押しても──マウスをクリックしても──パソコンはうんともすんとも言わなかった。
「原因は何だ?」
「分かりません。突然使えなくなってしまって」
ベイトが答えると、真っ黒だった画面に突如人の姿が映し出された。その容姿は、短い茶髪に大きく鋭い目をした若者だった。
『突然すまない。こちらは宇宙連邦艦隊アルテミス号。俺は艦長のジョシュ・デビット。貴方達と友好的な交渉がしたい』
そう切り出され、フィックスは面食らった。
──宇宙連邦艦隊?艦長?友好的交渉?
ぐるぐると耳慣れない言葉が飛び交う。
『そちらの最高責任者と話しがしたい』
デビットと名乗った艦長は、そう言ってきた。フィックスは、何と答えていいものか思案しながら、デビットを観察した。
自分に息子がいたら、多分このぐらいの年齢なのだろうか。デビットは若く知的で、真摯な瞳は、決してでたらめな事を言っているようには感じられない。
「私はここの最高責任者ではありませんが、殺人科のフィックス・ケリー刑事です。デビット艦長、交渉と言うのは、どう言う意味ですか?」
上に報告するにしても、もう少し詳しい話しを聞かなければならない。
『初めましてケリーさん。最高責任者でない貴方に詳細は明かせないんだが、我々はこの惑星を脅かす為に来たんじゃないって事は分かって欲しい』
ベイトの視線が刺さるようだ。それに、辺りは異様に静かで、皆がこの通信に注目しているのが分かる。
「分かりました。すぐに上司に相談しましょう」
『ありがとう。じゃあ、また20分後に連絡する』
そうデビットが言うと、通信は途絶えた。再びパソコンが自分の役割を思い出したかのように、再起動する低い音を立て始める。
「ケリー刑事、何ですか?宇宙連邦艦隊とか、訳の分からない事言ってましたけど……」
怪訝な顔をして見せるベイト巡査は、眉間に深い皺を刻んでいた。
「フィックス……!今の通信は一体……?」
ブラスもやって来た。フィックスは振り返ると、首を傾げて見せた。
「さぁ。よく分からないが、とにかく上に報告してくる」
「原因は何だ?」
「分かりません。突然使えなくなってしまって」
ベイトが答えると、真っ黒だった画面に突如人の姿が映し出された。その容姿は、短い茶髪に大きく鋭い目をした若者だった。
『突然すまない。こちらは宇宙連邦艦隊アルテミス号。俺は艦長のジョシュ・デビット。貴方達と友好的な交渉がしたい』
そう切り出され、フィックスは面食らった。
──宇宙連邦艦隊?艦長?友好的交渉?
ぐるぐると耳慣れない言葉が飛び交う。
『そちらの最高責任者と話しがしたい』
デビットと名乗った艦長は、そう言ってきた。フィックスは、何と答えていいものか思案しながら、デビットを観察した。
自分に息子がいたら、多分このぐらいの年齢なのだろうか。デビットは若く知的で、真摯な瞳は、決してでたらめな事を言っているようには感じられない。
「私はここの最高責任者ではありませんが、殺人科のフィックス・ケリー刑事です。デビット艦長、交渉と言うのは、どう言う意味ですか?」
上に報告するにしても、もう少し詳しい話しを聞かなければならない。
『初めましてケリーさん。最高責任者でない貴方に詳細は明かせないんだが、我々はこの惑星を脅かす為に来たんじゃないって事は分かって欲しい』
ベイトの視線が刺さるようだ。それに、辺りは異様に静かで、皆がこの通信に注目しているのが分かる。
「分かりました。すぐに上司に相談しましょう」
『ありがとう。じゃあ、また20分後に連絡する』
そうデビットが言うと、通信は途絶えた。再びパソコンが自分の役割を思い出したかのように、再起動する低い音を立て始める。
「ケリー刑事、何ですか?宇宙連邦艦隊とか、訳の分からない事言ってましたけど……」
怪訝な顔をして見せるベイト巡査は、眉間に深い皺を刻んでいた。
「フィックス……!今の通信は一体……?」
ブラスもやって来た。フィックスは振り返ると、首を傾げて見せた。
「さぁ。よく分からないが、とにかく上に報告してくる」
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