ホワイト・ルシアン

たける

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第11章.怒り

1.

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駅前を少し脇道に入ると、居酒屋等が軒を連ね、更に先へ進むと、ホテル──ラブホテルやビジネスホテル等──があった。雑多で、決して清潔とは言えない小路を、オレは澪さんの手を──半ば強引に──引いて歩いて行く。下調べはしたから、迷いはしない。


──どうして笑っていられるの……?


言い知れぬ怒りが、今のオレを突き動かしている。
会いたがっていたから会わせたけど、酷い後悔で夜も眠れなかった。


──ねぇ、父さんはどうだった?オレより良かった?オレより好き?オレはもういらない?


練習も、まともに出来なかった。コーチ──父さんなんだけど──はいなくて、叱られたりしなかったけど、鎮まらなかった。
何度も2人が絡み合ってる想像をしては、会わせるんじゃなかったって。
最初はただ、父さんとの事をどうにかしないと、澪さんとの関係を前に進められないと思ってた。


──だけど……


特別だったって。そう言った澪さんの顔は、恋しそうだった。少なくとも、オレにはそう見えた。
やがてホテルに到着し──澪さんはそれまで、何も聞かなかった──フロントで手続きを済ませ、早く早く、と、エレベーターに押し込む。
お世辞にも綺麗とは言えないけど、安かったし、これからオレがしようとしてる事に、綺麗な部屋なんて必要ない。むしろ、汚い方がいいって、思った。

「さぁ、入って」
「う、うん……」

きっと澪さんも、何でこんなホテルで?って、思ってるだろう。


──今に分かるから……


部屋に入ってすぐ、オレは出足払──相手の足を払って一気に横に倒す技──で澪さんをベッドに倒した。驚きに、大きく目を見開いている。
すかさず馬乗りになると、オレは澪さんの両足を膝上で開かせ、付け根を撫でた。その触れ方に──若干の怒りを感じてるだろう──澪さんの背筋が震え、ピンと緊張が張り詰める。

「や、やだ、何かやだっ!」

そんな可愛い抗議を無視し、スラックスの上から股間をまさぐり始めた。澪さんの体が──やだって言ってるのに──ピクリ、と反応する。

「や……はッ……はッ……だぁ」

次第にまさぐる手を早くさせると、それに合わせるように──敏感に反応する──ペニスは、下着の上からでも分かるぐらい、じっとりと湿り始めてきた。

「感じてるの?可愛いね、澪さんはやっぱり……」

ぐいとスラックスをずらし、下着の上から強く握る。そしてそのまま手淫を続けると、澪さんの内股がピクピクと軽く痙攣し始めた。

「は……うッ……止めて……こんな……!」


──嫌な筈なのに、ヒクヒクと感じてるんだね。


優しくしたかったのに、虐めずにはいられない。
胸は苦しいのに、体は熱くてどうしようもなかった。

「止める訳ないでしょ?」

下着もずらし、濡れた下肢を晒す。澪さんは恥ずかしさに顔を背けるけど──容赦なく──足を高く持ち上げた。

「どう言う風に……父さんに、抱かれたの?」

襞をなぞるように指を滑らせると、後孔は更にヒクリとその口を蠢かせた。

「と……もき……ひ、ひィッ……!」

指を挿入すると、澪さんの体が大きく震える。
言葉とは裏腹に、その体は敏感に反応していて、オレは澪さんのナカを──いたぶるように──指で掻き回したり、抜き挿ししたりした。

「はンッ!あ、ひ、ひッ……ハァハァ……」

何か問いたげな──濡れた──瞳でオレを見つめてくる。聞きたければ聞いたらいい。そう言ってやってもいいのに──その言葉は──喉の奥にへばりついてしまったようだ。
抜き挿しを繰り返していると──それまで滑りが悪かったのに──次第に濡れた音に変わってくる。指を増やしてやれば、みっしりと、閉塞しようとする場所がオレをくわえ込み──澪さんの──ペニスからは先走りが垂れてきた。

「いやらしい体だね……」

酷く冷たい物言いになってしまった。けど、今更言い直す事も出来ない。オレは体を前傾にし、そう言い放った口で、澪さんのペニスにしゃぶりついた。そして指を激しく動かしながら、舌で舐め回してやる。

「あ、はァッ!は、はッ!も……止めて……あんッ!」

艶っぽく、愛らしい声。それも父さんに聞かせたのかと思うと、怒りが再熱するようだ。

「どんな気持ち?ねぇ……」

濡れた指を引き抜くと、今度は後孔にまで舌を這わせていく。回りをなぞり、そして時々ナカへ入り込ませる舌先に、澪さんがビクビクと震えた。

「早く欲しい?」

ぬちゅり、と音を鳴らし、更に深く吸い付く。

「あァッ!な、に……はんッ……!ンッ」

もう体は抵抗を止めてしまったみたいだ。
まるでレイプされてるみたいなのに、澪さんの体はオレを──と言うか刺激を──感じている。

「何って……分かっているくせに聞くんだね」

そう言ってオレはスボンを下ろすと、既に勃起しているペニスを取り出した。それは太く反り勃ち、濡れている。

「分からないなら、お仕置きが必要だね」
「あ……い、やだ……そんな……朋樹……!」

以前とは違う扱いに、戸惑いが隠せないみたいだ。


──どう言う風に父さんに抱かれたか……?


そんなの、答える筈がない。

「突き刺してやる。何度も何度も何度も……!」

そう吐き捨てるように言い、澪さんを一瞥すると、ペニスを後孔へと宛がい、擦りつけながらその先をめり込ませていった。

「ひぐッ……うァ、い、たい……いや、いやだぁ……」

涙が零れたが、それが痛みからか恐怖からか、分からない。


──そう言えば、好き、って、言われた事ないな……


恋人でもない。ただの友達でもない。
好きと言ったけど、その答えを聞いてない。
オレ達の関係は何だろう?
もしかしたら、この行為がきっかけで、縁は切れてしまうかも知れない。そんなのは嫌だけど、今の自分を自分でも止められない。

「言ったでしょ?お仕置きだって。普通それは痛みを伴うものだよ」

まだ開ききらない後孔を無理にこじ開ける。澪さんは痛みに何度も跳ね上がり、オレはそれを強く──手首を拘束して──抑えつけながら腰を進めた。

「あー……ッ!あーッ、い、いた……!やだ、いやァ!あ、あぐゥ……」

血が滴る。
白濁にまみれ、綺麗なピンク色をしている。


──澪さんは傷付いた。オレによって。オレのつけた傷を……


窮屈でいて温かい場所は、オレを酷く絞めあげている。

「痛む?痛むだろうね……無理にこじ開けられて、ほら、見てよ」

そう言って血を掬うと、澪さんの前に差し出して見せた。
ねっとりとした粘質なソレから目を逸らし、澪さんは肩で荒い呼吸を繰り返している。

「オレが怒ってるの、分かってたよね?」

腰を抱えて引き寄せ、ぐんっ、ぐんっと腰を何度も突き出す。その度に収縮する口はいやらしく、オレのペニスをくわえ込んだ。


──まだ足りない。


「あンッ!あ、あッ!」

澪さんは腰を──震わせながら──僅かだけ持ち上げると、懇願するような眼差しを向けてきた。

「も……だめ……」

ペニスも震えている。

「許さないよ、まだ、ね。もっと虐めてやらないと、分かんないでしょ?」


──どれだけ愛されているか。


澪さんの体を横に倒してペニスを引き抜くと、オレは再び挿入し直した。

「……ァッ!」

そして澪さんのペニスを強く握り込むと、腰を突き出しながら激しく扱き始めた。

「ひゃ、あーッ!あ、あ、あンッ!と、もき……んゥ……ンッ!」

先に射精した澪さんは、体をぐったりとさせたけど、オレは腰を回し、突き上げ、更に扱き続けた。

「ひンッ!あァッ……ハッ……ハッ……」

空いた手を胸元に這わせ、突起を指先で抓ったり弄ったりを繰り返し、首筋にも吸い付く。

「全部、オレのものだって言ってよ……」

ペニスを抜いてから俯せに倒し、腰を引き上げて四つん這いにさせる。
ヒクリと収縮する後孔を舐めながら、尚もペニスをいじくってやる。
もう手はべとべとで、よく滑る。
ぬちゃぬちゃと粘質な音を立て、澪さんは何度も白濁を垂らした。

「は……ん、んぅ……朋樹……ハッ…あンッ……!」

手首が赤くなっている。
後孔はもう、何かを捩込んでいないと淋しそうに口を開閉して訴えている。

「澪さん……オレが好き……?」

再び仰向けに倒し、両足を肩につくまで大きく持ち上げる。濡れた後孔は催促するように待ち構え、ペニスはもう先走りを堪える事が出来なくなっていた。

「早く答えてよ」

急かすように問い質すけど、澪さんがまだ荒い呼吸を繰り返す姿に、つい目を細めた。


──もっとして欲しいんだね……


「答えないなら、こうするしかないね……」

このホテルを選んだのは、ただ安いからじゃない。偏った性癖を持つ人の為に、あれこれ──コスプレ衣装や性具等──取り揃えていたからだ。

「ほら、見てよこれ」

アナルディルド──尻に挿入する為の、男性性器を模した性具──を取り出すと、澪さんは足の間から覗いて目を剥き、慌てて口を開いた。


──遅いよ。


返事を聞く前にソレを捩込む。

「はぁぁアッ!」

グププと、玩具が襞を掠めながら挿入されていく。それを飲み込むように後孔は収縮を繰り返し、澪さんの尻や腰は大きく震えた。

「気持ちいいみたいだね」

根元まで挿入したソレは──通常のものより細く作られている──深々と埋まっている。回りを指で擽るように撫でると、澪さんのペニスから白濁が垂れた。

「もう何度目?オレに許可なくイッちゃうのは……」

濡れて、てらてらと光る付け根を掌で撫で、ペニスも押さえつけるように撫でる。

「ハァハァハァ……朋樹……俺……」
「今更何を言おうっての……?何を言ったって、止めはしないから」

玩具を摘み、ゆっくりと回しながら引き抜く。そして半ば程のところで止め、再び挿入する。
ぐぷっと泡立つ後孔は、まだ足りないと言っているようだ。

「な……んで……?あァッ!なんで、ひぃンッ……こんな……好き……って、言ってくてた……あァッ!」

何度も抜き挿しし、ペニスをしゃぶる。
次々に溢れる苦い白濁を飲み込みながら、オレは玩具を弄る手を早めていった。

「あッあッあッ!あ、あンッ!おか、し……なっちゃ……はぁンッ!ひぁッ」


──狂うなら狂えばいい。壊れるなら壊れればいい。


ペニスから口を放すと、粘質な糸が澪さんとオレの間に垂れた。それを舌で舐め、後孔へと這わせる。
まだヒクヒクしてる。

「さぁ、もういいかな……」

そう言って微笑むと、澪さんは──やっと解放されるのかって──安堵の色を見せた。

「そうじゃないよ?」
「え……?」

指で無理にこじ開けた後孔へと、オレのペニスも捩込む。

「あぁーッ!ひッ……ぐぅぅ……あァッ……!」

二輪挿しに──オレはキツさに少しだけ顔をしかめたけど──澪さんは気を失ってしまったようだ。それでも全てを澪さんのナカへ埋める。その酷い圧迫に、オレはナカに射精してしまった。
また血が流れる。

「ハァ……ハァ……」

動けば、オレも少し痛い。けれどそれ以上に、澪さんは強い痛みを受けるだろう。


──いつまで寝てられるかな?


ゆっくりと腰を揺らしながら、その寝姿──ちょっと違うかもだけど──を見つめた。

「澪さん……」

キスをする。

「起きて……」

痛みを堪えて強く澪さんを突き刺すと、濡れた睫毛が持ち上がった。

「あ、あァ……」

2本も入っているんだ。凄く感じてるだろう。

「どう?」
「あーッ、あーッ!」

返事の代わりに悲鳴。

「オレの事、好き?ねぇ、澪さん、もうそろそろ、答えてよ」

強引な抜き挿しを繰り返す度、血はシーツに染み込んで行く。

「ひぃーッ、ひッ、あーッ……!あはァ、あッ……」

いつの間にか、澪さんは泣いていた。痛くてなのか、酷くしたからなのか、今でも分からない。だけどその姿は愛くるしくて、唇を重ねた。


──愛してる。

「んンッ!ンッンッ!んンー……ッ!」

背中を仰け反らせ、澪さんは果てた。オレも──ほぼ同時に──果てた。涙目で、澪さんが見つめる。そして、湿った唇で囁いた。

「す……き……」
「やっと言ってくれた……」

もう一度唇を重ねると、澪さんは──安堵したように微笑み──意識を失った。
くたりとする体を抱き寄せると、オレは何度も口づけた。

「愛してる……」






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