矢追くんの高校聖活

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痴漢

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初めての都会


初めての満員電車


都会の高校に進学した僕の名は矢追純、名前からUFO研究家が父かとか、ヤオイという名前からひょっとしてお姉系か?などと言われることもある。しかし、僕は男であって、女の子にも興味がある。ただ、雰囲気から女子と間違われることもあった。ここで僕の自己紹介をすると

名前   矢追純
年齢   15歳
性別   ♂
身長   155cm
体重   40kg
趣味   読書

この春、地元を離れ都会にある私立聖都高校に進学した僕は、高校の寮に入ることになった。そして、今日は入寮式がある日、今、電車に乗っている。都会の電車に、こんな満員電車は初めてだ。ガタンゴトンと揺れる電車の中、これから始まる高校生活に期待を膨らませていた。

するとあることに気付いた。

お尻のあたりで手が動いている。いや、これは触っているのだろうか?

さわさわとお尻の感触を確かめているようにいやらしい動きをしている。

き…気持ち悪い…

しかし、こんな初めての経験にどうしていいかわからない。

やがてその手は前に回ってきた。

やめて…

その手は僕の股間を触って、びっくりしたかのように驚いて離れて行ったのだった。

あ~助かった…

そう思ったのも束の間、再びお尻を触る手が現れた。今度は勇気を出してその手をつかもうとすると素早く逃げた。

早い…

すると今度はむんずと股間を触ってた来た。男の股間を…

はぅっ…

思わず出た声を飲み込んだが、思わず足が内股になった。

このままじゃだめだ…

その手をつかみに行くと逃げられてしまった。すると後ろで

「イテテ…」

「この人、痴漢です」

痴漢の手をつかんでいたのは、女の子だった。するとそいつは僕を指さして、

「こいつは、男だ!!」

すると僕を見たその女の子は、

「うそ…」

驚いてつかんでいた痴漢の手を放してしまった。しかも、ちょうど、電車は駅に停車、ドアが開いた途端、痴漢は逃げて行ってしまった。
そして、僕も丁度その駅で降ると更に助けてくれた女の子も一緒に降りてきた。

「君…男なの?」

「はい…」

「男なら痴漢くらい自分で撃退しなさいよ!!」

何故が怒られてしまった。

一方、痴漢はというと逃げたのでどうすることもできなかった。そして、駅を降りるとなぜか女の子は俺の後をついてきた。

「ふーん、矢追君ていうんだ…ところで、どこの学校なの?」

「あ…聖都学園です」

すると彼女は驚いた。

「うそーー!!私と一緒の高校なの?学年は?」

「1年です」

「私もなの…奇遇ね。私の名前は、月夜若葉よろしく」

「矢追純。よろしく」

「ところで君は、聖林寮にはいるの?」

「そうだけど…」

「ふーん…噂では大変なところみたいよ。気を付けてね。あ…ここが学校か」

そこには私立聖都学園が書かれた校門がありった。

すると月夜さんは

「じゃぁ…ここで」

こうして彼女と別れて、聖林寮に向かった。寮は学校から少し離れている。しばらくいくと入口に立つと鉄筋コンクリートの建物があって、入口に聖林寮の文字が書かれていた。

ここか…

そして、玄関を入ると寮の管理人さんが迎えてくれた。

「君、名前は?」

「矢追純です」

「矢追君か…君の荷物は、部屋にいれてある。それとこれがここでの生活における注意事項だ。よく読んでおくように、それとあとは、寮長に従うように、あ…来た来た・・・」

僕の目の前にはイケメンが現れた

「寮長の影井です。ヨロシク、これから君を部屋に案内する」

「お願いします」

階段を上がって廊下をしばらく行く

「きみ、箱崎と同じ菅崎中出身だって?」

「はい!そうです」

箱崎さん、一学年上で同じバスケ部出身、尊敬している先輩だ。しかし、影井さんは

「あっ、そうなんだ」

結構、あっさりとした反応だった。ちょっと違和感を感じた。しかし、それはある部屋の前に着いた瞬間、全て吹き飛んだ。

「201号室、ここが君の部屋だ」

201号室か…今日から僕の高校生活がはじまる。さっきの月夜さんの言葉に少し不安がよぎったが、寮長もいい人みたいだし安心した。

わたされた鍵を回す。


ガチャリ


そして、ドアノブを回しドアを開けるとそこには黒い長髪で白いワンピースを着た人が座っていた。

ん?

バタン!!

思わずドアを閉めた。

「どうした?」

「あの…今、人がいたような」

「は?そんなわけないだろ?どれどれ?」

今度は寮長がドアを開けると誰もいない…錯覚だった飲んだろうか。すると寮長が

「だれもいないじゃん。ま…初日だから緊張したんだろう…」

確かに誰もいない。

「じゃ…あとは、荷物を片付けるように」

「わかりました」

そして、僕は一人部屋に残された。ドアを閉めると横から長髪で白いワンピースの着た人が立っていた。


うわぁあああああ!!!!













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