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第18話
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翌日、学校へ行くと、金田一先生は変わっていた。以前のどす暗い雰囲気は一変して、何か吹っ切れたような笑顔でやってきたのだった。俺は知っている。美沙と渚のお相手をしている途中、スマホが鳴ったのだ。相手はソープ嬢のきららちゃん。
「たろちゃん・・・大変だったわよ・・・あの童貞君は」
「で?」
「もちろん。完璧よ。あのデカチンを5回行かせたわ。けど、たろちゃん・・・この仮は、体で返してもらうから・・・」
そう言い切って、きららちゃんからの電話は終わった。そりゃ3時間もしたら、えっ?・・5回もって・・ま・・・それはいい、金田一先生が明るくなったことは良しとしよう。そして、厄介なのはこの間の事件、これも、美沙も許しているということと、先生の一時的な感情のぶれの為ということで、何とか着陸することが出来た。そして、授業中も今まで見たいな生徒が騒いでいるということがなくなった。
あれから数日が立った。近藤先生がぼそりと
「金田一先生、変わりましたね。なんか吹っ切れたというか、あそこまで堂々とできるのは俺としてもうらやましいです」
すると篠田先生も
「本当ですわ。なにか一線を越えたような感じですわね」
そこへ本田先生がぼそりと
「童貞でも卒業したんでしょ」
その言動に篠田先生も近藤先生も驚いていた。俺自身としては、彼女の意見が正しいと思ってしまった。それは、あれからすでに2回も、きららちゃんの所に行っているらしい、これは、当然、きららちゃん情報なのだが、このままでは、彼がやばいことになってしまう。何とかせねばと思って、割り切ってくださいよと忠告しているのだが、中々、金田一先生も納得してくれない。しかし、なんだかな~・・・と思っていると。ふと我に返った篠田先生が
「変わったと言えば、春日さんと大島さんも何か雰囲気が変わったような気がするですの」
「ほう・・・どんな感じで?」
近藤先生の問いにしばらく考え込む篠田先生
「それは、なんとなくですよ。なんとなく・・・あ・・いつも通りお互いけん制し合っているのはかわらないんだけど、何かいつもと違う感じなの。雰囲気がというか、んーなんと行ったらいいんか仕草がちょっと・・」
そこへ本田先生がまたも爆弾発言をする。
「ひょっとして、二人とも経験済みだったりして‥」
その言葉に、たんに驚いている篠田先生と近藤先生、そして、顔が青ざめている俺の姿がそこにあった。
「たろちゃん・・・顔色悪いわよ」
「あ・・・そんなこと言うもんだから、俺の親戚がまさかと思って・・・」
「まさか・・・たろちゃんが犯人じゃ」
「絶対ありません。それに、まだ中学生ですよ。あの二人は!!」
そこまで言うと、本田先生が俺に飛びついてきた。
「たろちゃーん・・・じゃ・・私のバージン奪って・・・」
「「本田先生!!」」
二人の先生に睨まれた本田先生は、珍しく反省をしていた。というより、近藤先生が珍しく怒っていたのが気になったんだけど、なんだろうか・・・
「たろちゃん・・・大変だったわよ・・・あの童貞君は」
「で?」
「もちろん。完璧よ。あのデカチンを5回行かせたわ。けど、たろちゃん・・・この仮は、体で返してもらうから・・・」
そう言い切って、きららちゃんからの電話は終わった。そりゃ3時間もしたら、えっ?・・5回もって・・ま・・・それはいい、金田一先生が明るくなったことは良しとしよう。そして、厄介なのはこの間の事件、これも、美沙も許しているということと、先生の一時的な感情のぶれの為ということで、何とか着陸することが出来た。そして、授業中も今まで見たいな生徒が騒いでいるということがなくなった。
あれから数日が立った。近藤先生がぼそりと
「金田一先生、変わりましたね。なんか吹っ切れたというか、あそこまで堂々とできるのは俺としてもうらやましいです」
すると篠田先生も
「本当ですわ。なにか一線を越えたような感じですわね」
そこへ本田先生がぼそりと
「童貞でも卒業したんでしょ」
その言動に篠田先生も近藤先生も驚いていた。俺自身としては、彼女の意見が正しいと思ってしまった。それは、あれからすでに2回も、きららちゃんの所に行っているらしい、これは、当然、きららちゃん情報なのだが、このままでは、彼がやばいことになってしまう。何とかせねばと思って、割り切ってくださいよと忠告しているのだが、中々、金田一先生も納得してくれない。しかし、なんだかな~・・・と思っていると。ふと我に返った篠田先生が
「変わったと言えば、春日さんと大島さんも何か雰囲気が変わったような気がするですの」
「ほう・・・どんな感じで?」
近藤先生の問いにしばらく考え込む篠田先生
「それは、なんとなくですよ。なんとなく・・・あ・・いつも通りお互いけん制し合っているのはかわらないんだけど、何かいつもと違う感じなの。雰囲気がというか、んーなんと行ったらいいんか仕草がちょっと・・」
そこへ本田先生がまたも爆弾発言をする。
「ひょっとして、二人とも経験済みだったりして‥」
その言葉に、たんに驚いている篠田先生と近藤先生、そして、顔が青ざめている俺の姿がそこにあった。
「たろちゃん・・・顔色悪いわよ」
「あ・・・そんなこと言うもんだから、俺の親戚がまさかと思って・・・」
「まさか・・・たろちゃんが犯人じゃ」
「絶対ありません。それに、まだ中学生ですよ。あの二人は!!」
そこまで言うと、本田先生が俺に飛びついてきた。
「たろちゃーん・・・じゃ・・私のバージン奪って・・・」
「「本田先生!!」」
二人の先生に睨まれた本田先生は、珍しく反省をしていた。というより、近藤先生が珍しく怒っていたのが気になったんだけど、なんだろうか・・・
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