目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

文字の大きさ
37 / 267
第1章 立身篇

第37話 村人 精霊王と戦う

しおりを挟む
精霊王らしくメイヴは威厳をもって俺達と対峙している。

「悪しき人間を出せ」

そう言われても、俺がチラリと目を向けると

「アハハハハハハハハハハ!!」

「ヒャハハハハハハハハハハ!!」

「やぁん・・あん・・やぁん・・」

「ウッホーーーーうほほほほほ・・・」

勇者パーティは、あんなありさまだ。戦えるはずもなく、訳も解っていない。

「悪しき人間を出せと言っておるのだ」

目の前の可愛い少女、結構胸はあるな・・・Dカップはありそうだな・・・俺の視線に気付いたのか

「どこを見ている」

少し顔を赤くしている。

「おっぱい・・・」

「貴様・・侮辱しているのか」

「そんな気はない。ここには悪しき人間などいないよ」

「嘘をつくな!!森の人が言ってたぞ」

「あ・・そ・・けど、いない者はいない・・・あの4人を見てどう思う?」

俺が指さした方を精霊王が見ていた。4人は相変らずの状態だった。

「アハハハハハハ」

「うっほうほうほうほっほっ!!」

「らめ~・・・いくぅーー」

「きゃはははは」

そんな4人を見て、黙ってしまう精霊王

「・・・・」

「でしょ・・・」

「しかしだな・・・」

「きゃはは・・」

そんな状態の彼らを見る限りあきらめるかと思ったら、不思議なことが起きた。

「貴様!!何奴!!」

「我ら!!勇者リンが成敗してくれる!!」

さっきまでおかしかった勇者パーティーが急に復活してきた。

「やはり・・・あいつらか・・」

ややこしいのが戻ってきた・・・さて・・・どうするか?と思っていると勇者たちは目の前の妖精王に向かって、戦いを挑もうとしている

「いくぜ!!」

俺は勇者パーティの前にバリヤーをはった。当然、気付かず突進してきた勇者はその壁に激突した。

がん!!

はう・・

勢いが落ちているうちに力を使った。

気絶シンコペーション!!」

こうして一瞬で、勇者パーティ全員が気絶した。

するとその様子を見ていた妖精王の顔色が変わった。俺が悪しき人間だと思った様子だ。

「貴様!!」

何やら呪文をかけて、みるみる体を大きくしていっている。すかさず俺は、彼女の頭上にバリヤーをはった

ゴーン!!

勢いそのままバリヤーに直撃・・・

きゅううう・・・

大きくなっていた体はみるみる縮んで元に戻ったのだった。

「痛てて・・・貴様・・・何をした」

「なにも・・・」

「嘘をつくな」

「さては、貴様が悪しき人間か・・正々堂々と戦え」

「戦うのはいいけど、俺があなたのおっぱい揉んだら、俺の勝ちでいい?」

「お・・・おっぱい?」

慌てて胸を隠す妖精王・・・

「おもしろい、貴様なんか、触れることもできぬわ」

「じゃ・・揉んでもいいんだね・・・触ったら俺の勝ちだね」

精霊王の目が変わった。

「貴様!!殺す!!」

妖精王が構えた。

次の瞬間、妖精王の悲鳴が響いた。

「きゃー!!」

もみもみもみもみもみもみ

「いやー!!」

もみもみもみもみもみもみ

乳首見―っけ

くりくりくりくりくりくり

「あ・・・うあああああ」

ついでだ。特別サービスだ!!アソコも触っちゃえ!!

「え・・う・・うそ・・・らめー!!」

くにゅくにゅくにゅくにゅ

「やぁん、あ・・・や・・やん・」

念力で下半身をを刺激して、おっぱいを

もみもみもみもみもみもみ

「えっ?なに?うぁあああああ!!あああああ」

もみもみもみもみもみもみ

「いやーーやめてーーーやぁああああ!!」

もみもみもみもみもみもみ

「ああああ・・あ・・・ああ・・・あ・・うぁああああ!!」

びくんびくんと体がはじけた途端、妖精王は、気絶したのだった。



しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~

みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。 何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。 第一部(領地でスローライフ) 5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。 お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。 しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。 貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。 第二部(学園無双) 貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。 貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。 だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。 そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。 ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・ 学園無双の痛快コメディ カクヨムで240万PV頂いています。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。

克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります! 辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。

魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。

カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。 だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、 ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。 国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。 そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

処理中です...