目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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第2章 開拓篇

第62話 番外編 「異世界転生したら国民的猫型ロボットになっていた件」

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にこにこと笑っているポンポコ族の娘らしい。顔はかわいらしいく胸元の谷間が見えるミニスカート丈の着物を着ていて、幼い顔とは体系がミスマッチしている。しかし、しっかりと尻尾が生えている。

「てへへへ…見つかっちゃいましたか…それにしても、あなたは誰なの?」

村人殿に話しかけるポンポコ族

「あんまり言いたくないんだけど…」

村人殿は自分の名前をあまり語りたくないようだ。そんな彼に熱い視線をおくるポンポコ族、なぜ、こんなに熱い視線を送っているのかはボクにはわからない。しかし、次の瞬間、村の方を向いて牙をむきだして

フー!!

と声を上げだした。すると村人殿は

「みんな。来たのか…あれ?なんか一人増えたような気がするけど」

すると九尾の狐エスメラーダを見つけたポンポコ族は、

「なんでエスメラーダがいるのよ!!」

「村人様についてきました」

「なんですって!!」

「「う~!!」」

ゴツン

睨み合う二人の頭にげんこつが落ちた。ポンポコ族とエスメラーダは頭を抱えてうずくまっている。

「ふん!!」

ここでようやく村人殿はボクにみんなを紹介してくれたのだった。

「フーン…猫型ロボットね」

「なんか、狸型ロボットと言った方が正しいかも」

「タヌキというなタヌキと!!」

「凄いだみ声でしかもこんな大声だなんて…」

「もう…知らん!!」

怒っているボクを何故か村人殿はなだめてくれた。そして、ボクへの疑いは、目の前にいたポンポコ族の仕業であったことが判明した。

ポンポコ族のアイラ…
彼女が魔力がほとんどなく変身だけの能力を持つという魔物だった。

「だれがあやまるかってーの!!」

「ほう・・」

村人殿の仲間みんなが彼女を睨んだ瞬間、態度が一変して土下座した。

「すみません!!」

「2度とこのようなことはしないな」

「はい!!いたしません」

「ところでこの地はどのような状況なんだ?」

村人殿はアイラに話を聞いていた。

彼女の情報では、湖の近くにあるクロス山には、古代龍というのがいるのだとか彼女自身は、湖の西側にあるクロス山までの間に暮らしていたという。ちなみにエスメラーダも同じ場所に住んでいたのだが、オオカミ族と獅子カミ族の衝突が激化して、この地に逃げ延びてきたのだという。と言ことでボクはこれで役割を果たしたかに思えた時、村の人々がやってきた。

「村人様!!こいつが犯人ですか」

「ま…そうだけど!!」

すると村の人々はアイラを取り囲んだ。

「まぁまぁ…彼女は今、俺の家来になって、二度と同じことをしないと忠誠を誓った」

「しかし…」

「とりあえず、みんなが元の通り暮らせるようになったんだから、良しとしないと」

「そうですけど…」

「ところでこの村の者たちはいったいどこから来たんだ?カルロス伯爵の領地からか?」

「カルロス?いや…俺たちは、ズーダンの者です。というより、戦乱のスーダンから逃げてきたと言った方がいいかもしれない」

「どういうことだ?」

実は、この湖の向こう側には、川の始点となっていて、その川を下っていくと北河という大河に繋がり、この”北河”とその南側流れる”偉江(いこう)”二つの大河に囲まれたズーダン平原と呼ばれる雄大な平原が広がっている。その地には、シン、サイ、シュウ、ギ、ヤバトなどの国々があって、その覇権を争って数百年戦争が続いている状態だそうだ。彼らは、そのズーダン平原から逃げてきた民だった。だから、王様はいないファーストと呼ばれる村長がこの村を治めていた。ファーストに話を聞くとサントス王国のことは知っていて西人(せいじん)と呼んでいるそうだ。

さてと、ボクはというと、この村人についていくことにした。ここにいても、何も始まらいと分かったからだ。それに同じ世界から来た人がいると安心するからだ。

ボクの転生したら国民的猫型ロボットだった件は、ここで終わる。


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