目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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第2章 開拓篇

第78話 村人 魔族の村へ向かう

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「漁夫の利という言葉があります。ここは、両方が戦争している間に虚を突いたらいかがでしょうか?」

「それを言うなら二兎を追う者は一兎をも得ずだ。魔物たち3マンの軍勢が手を組んだらどうするんだ」

会議室では、こんな話し合いが続いていたので俺は机をドンと叩いた。

「戦は会議室で起こっているのではない」

その言葉を聞いたミケえもんがぐふふと笑って

「村人様、ご報告があります。実は試作段階ですが、ロボット兵が完成しております」

画面上にロボット兵が映し出された。

「これが人型万能ロボット、初号機です」

そこには体はラグビーボールを立てにしたような感じで、色は山吹色と言ったところだろうか、衛兵みたいな頭がとんがった帽子をかぶったような感じで一応目らしきものがついている。手は足元まで届きそうな長さで、可動性が高そうな継ぎ目をしている。

「このロボット兵は、こうすると空を飛ぶことが出来ます。これは、ロケットの応用で飛べるようになりました。また、顔には、魔導粒子砲を一門備えており、主たる攻撃は魔導粒子砲だけです。エネルギー源は魔導結晶体から発生する魔力で動き、そのコントロールは電力で制御するコンピューターが行い。このリモコンを使って、制御することが出来ます」

「このロボット兵の稼働時間はどのくらいだ?」

「んーと、実験では72時間くらいです」

「わかった。こいつを連れて、俺一人でこの魔族の村へ行くことにする」

「何故?」

「交易路としてほしい地域は、大熊猫族が今支配している地域だ。この地域を得るには大熊猫族と戦わねばならない。ということは反対側を支援することによって、俺達がその地域をもらえる交渉がしやすくなる。という捕らぬ狸の皮算用なのだが」

「たしかに」

「斉は動かないと思うが万一の為に、カンウは多田羅工房、チョウヒはマインへ行ってくれ。それと、ミケえもん。魔導船の方はどうだ?」

「現在は、ヘリウム飛行船型であれば、ほぼ運用が可能です」

「万一の人員輸送はそれで行ってくれ」

「わかりました」

数日間、ロボット兵の実験を行い。空中を自由に飛ぶことが出来、地上波4本足で高速で動くことが出来るだけでなく2足歩行も可能。更に、目から発射される魔粒子砲の威力にも中々だ。こいつは使える。こいつとの意思疎通は、リモコンと顔にある上下に着いた緑と赤に点滅するLEDのようなものだ。
俺の命令が理解出来たら緑に点滅する。また、攻撃前には赤色で攻撃するようになっているようだ。更に魔粒子砲を魔粒子レーザーとして使うことも出来、物を切ったりすることも出来る。なんとも凄いやつだった。

そして、俺は魔族の村に行った。

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