目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt

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第2章 開拓篇

第124話 村人 艦隊集結する

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「お義父様!!義理の息子村人が参じました。」

「おお!!来たか」

サンカルロス国際空港に到着した艦隊は、ドレッドノート級 ドレッドノート、マイン、タタラの3隻航空母艦はレキシントン、サガトラ、タカミナ級護衛艦隊は、タカミナを中心に7隻、合計12隻の艦隊を引き連れてやってきた。更に、サントス国王に向け、リバティー級輸送艦を1隻もあった。その艦隊を見たサンカルロス伯爵は絶句した。

「こんなものが世に出たら。とんでもないことになる」

「現在、劣勢と伺っております。ここは反転攻勢の狼煙を上げるためにも、我が艦隊の出撃許可を取っていただきたいのですが」

この戦い、ヨーゼフ王国の魔導士部隊がすでにサントリー領へ深く侵入を許している状況であった。それは、ハイドライドを中心と魔導士部隊の存在が際立っていた。更にドラゴンバートという魔龍という切り札があったからだった。

お義父様は、すぐにサントス国王へ連絡を取った。するとカールルイスは即答した。

「すぐに来させるのじゃ。要塞ノルドフォルオレスで交戦中だが、劣勢なのは間違いない。それにドラゴンバートがゼーゼマンを出発したという情報もある」

「わかりました。直ちに急行いたします」

艦隊司令長官は、ミライ・ススムだった。

「針路、ノルドフォルオレス、全艦全速前進!!」

***

ハイドライドたちは俺たちの艦隊を見つけていた。

「ハイドライド様!!大型の艦隊がこちらに向かっています」

「ほう・・・あんな図体の艦隊など、わがワイバーン部隊にとっては格好の餌食だ。ワイバーン部隊を直ちに向かわせろ」

「は!!」

しばらくして、ミライススムはノルドフォルオレスの様子を見ることができた。

「なんだこれは?」

そこには、ワイバーンが2000体ほど飛び交い、ノルドフォルオレスを攻撃している様子が映し出された。まさに地獄絵図、要塞を防衛する兵士たちは、ワイバーンに勝てるはずもなく、餌食となっていったのだった

「これはあんまりだ」

「ひどすぎる」

「しかし、すごい数だな」

「どうする?」

するとレーダ担当から

「左舷からワイバーンと思われる部隊多数!!その数、100、いや、500 以上」

「全艦戦闘配置!!各艦主砲発射用意!!対空防御にかかれ、レキシントン、サガトラへ連絡!!ロボット兵発進!!」

レキシントンとサガトラからロボット兵50体ほどが発進した。

「ロボット兵とワイバーンが交戦し始めました!!。ワイバーンの数が多く突破してきます」

「撃ち方用意!!」

「目標、前方のワイバーン!!」

そうこうしているうちにワイバーンの数は増え艦隊に近づいてきていた。

「撃ち方はじめ!!」

全艦隊から一斉に砲撃が始まった。この攻撃でワイバーンを次々と撃墜していくが、なにせ数が多い。

「司令!!数が多すぎます!!」

「全艦に告ぐ、魔導防壁展開。緊急離脱をする」

その様子を見ていたハイドライドは、笑っていた。

「あんな図体がでかいだけの船だとワイバーンの餌食だ。あれを見ろ!!にげているではないか。ワイバーン部隊に伝えろ。深追いはするなと」

「は」

「ワイバーン部隊がおってきません」

「わかった。ロボット兵を回収せよ」

ハイドライドはロボット兵が逃げるさまを見て

「がはは!!逃げているではないか。大した事のない連中だ。ワイバーンをあの要塞に戻せ!!」

その様子はミライ達にもわかっていた。

「ワイバーンが撤退。要塞へ向かっております」

「反転180度、全艦ハイパーメガ魔導砲発射陣形をとれ」

すると戦略担当のユキムラが

「ミライ!!このポイントに敵の陣を見つけた。ハイパーメガ魔導砲の射程圏内だ」

「うむ。本艦の目標を敵陣!!全艦ハイパーメガ魔導砲発射用意!!各艦の目標、要塞上空のワイバーン!!」

しばらくして、各艦から発射準備の連絡が入った。

「ようし!!ハイパーメガ魔導砲発射!!」

その様子を見たハイドライドは

「ん?何か光ったぞ!」

光の渦が要塞上空をかすめ、上空で攻撃を繰り返していたワイバーンを一掃した。そして、一つの光が自分の方へ向いて飛んできているのに気付いた

「まずい・・・」

ハイドライドはその光に飲み込まれてしまった。

「ぐぁああああ!!」

ハイドライド戦死・・・ワイバーン部隊の壊滅の知らせをを聞いたヨーゼフ国王は

「ばかな・・・いったい何が起きたのだ?」

そう言ったという

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