248 / 267
WW-I
WW-I 終結
しおりを挟む神聖教会法王 ベッケンバウワーに仲裁によって、ラプラス・ジーメン・エンドウを中心としたユニオン連合とサントス王国との和平交渉が行われた。いわゆるミハエル会談と呼ばれるものであった。その内容とはユニオン連合とサントス王国の平和条約を締結、ユニオン連合の解体、ミハエル連合の設立と議長国をサントス王国とする。
このことに、ユニオン連合は猛反発したが、サントス王国からの提案を聞いたジーメンとラプラスは、認めることになった。それは、サントス王国が占領しているジーメンとラプラス地域をそれぞれに返還するというもので、この提案は村人によるものであった。もちろん、サントス王国内では猛反発を受けたのだが、女王フリーレンスが議場で
「この腰抜け貴族ども!!お前らこの戦いに参加したのか?いざ、戦利品が出るというときになった途端目の色を変えおって、恥ずかしとは思わんのか」
「しかしながら女王陛下、我々も」
「何を言っておるのだ!!お前らは自らの領地を守っていただけではないか」
くっ…
するとベンジョンソン国王派の主流貴族たちがその場を立ち去っていったのだった。特にウェルサー大公までもがその場を去ったことがのちのち遺恨を残すことになる。
話は和平協定に戻る。この提案を受けたユニオン連合の一部にも反対論者は当然存在している。ある国は賛成した不利をし、また、ある国は、ユニオン連合を脱退した。しかし、多くの国が、新たに作られたミハエル連合に参加することになった。それは、サントス王国がタルタル王国とムガール帝国と和平協定を結んでいることが大きかった。つまり、戦後復興を行う際、この2大国からの侵略を防がないといけないことになる。こうした点でサントス王国が議長国となることに異議を唱える者は少なく、決して一枚岩とはいかないまでも、ミハエル連合という形でこのWW-Iは終結を迎えてのだった。
この結果を見たアークドラゴン、アザゼル、ブートギアは、不満を漏らした。
「どうしてこういう結果になったのだ」
「なぜ、ベッケンバウワーが戦いをやめたのだ」
「どうなっているのだ。ブートギア」
アークドラゴンのいら立ちは直ぐに伝わってきた
「フン。城塞都市ミハエルが動いたまでは計画通りだ。しかも、村人が上陸作戦を行うまでは。しかし」
「しかし…なんだ」
「あの後。ベッケンバウアーが突如、戦いをやめることへ方針転換をした」
「どういうことだ?」
「わからぬ。あのまま、内部侵攻をして城塞都市中枢部を破壊すれば、第一の結界が解かれるはずだった。そうすれば、儂らで第2の結界を解けば、ルシファー様はよみがえるはずであった」
「うむ…所詮は人間、人間同士仲良くしたくなったのだろう」
「次の手を考えねば」
戦いを終えた村人は、全艦隊を率いて、首都村人へ向かった。そして、この度の戦で亡くなった者たちへの追悼式を行ったと伝えられている。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
貧乏奨学生の子爵令嬢は、特許で稼ぐ夢を見る 〜レイシアは、今日も我が道つき進む!~
みちのあかり
ファンタジー
同じゼミに通う王子から、ありえないプロポーズを受ける貧乏奨学生のレイシア。
何でこんなことに? レイシアは今までの生き方を振り返り始めた。
第一部(領地でスローライフ)
5歳の誕生日。お父様とお母様にお祝いされ、教会で祝福を受ける。教会で孤児と一緒に勉強をはじめるレイシアは、その才能が開花し非常に優秀に育っていく。お母様が里帰り出産。生まれてくる弟のために、料理やメイド仕事を覚えようと必死に頑張るレイシア。
お母様も戻り、家族で幸せな生活を送るレイシア。
しかし、未曽有の災害が起こり、領地は借金を負うことに。
貧乏でも明るく生きるレイシアの、ハートフルコメディ。
第二部(学園無双)
貧乏なため、奨学生として貴族が通う学園に入学したレイシア。
貴族としての進学は奨学生では無理? 平民に落ちても生きていけるコースを選ぶ。
だが、様々な思惑により貴族のコースも受けなければいけないレイシア。お金持ちの貴族の女子には嫌われ相手にされない。
そんなことは気にもせず、お金儲け、特許取得を目指すレイシア。
ところが、いきなり王子からプロポーズを受け・・・
学園無双の痛快コメディ
カクヨムで240万PV頂いています。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる