3 / 191
モヤモヤ
しおりを挟む
モヤモヤの中を彷徨っていた。それが目を覚ました瞬間の出来事なのだがまだ目を開けていないというより開けることが出来ないでいる。それは、さっきまで感じていたモヤモヤした感覚はいまも頭の上に存在しているのだ、実はさっきのは夢で目を開けると別な世界にいる可能性もあるのだ。だから、俺は目を開けれないと思ったら
どん!!
うぐっ・・・
腹に思いっきり蹴りが入って来たのだ。ということは現実に戻ったんだ。このモヤモヤした感覚は頭をぶつけたせいで多分おかしくなっているに違いない。そして、今度は首のあたりにドンと蹴りが入ってて顎にドンと何かがあった。
はう!!
流石に目が開いてしまった。そして、目の前には2段ベット天井が見えていて横でアンリが寝ているのを見つけた。そうか・・小学生に戻ったんだった。そして、モヤモヤの正体は、アンリが暑くて脱ぎ捨てたパジャマだった。
「おにーちゃん!!早く起きて!!」
下の階からあやめの声がする。そうだ今日は決勝があるのだそろそろ起きないとと、俺の横で寝ているアンリを起こした。
「アンリ起きろ」
そう言って
「う・・・」
唸っているアンリを起こしながら、着替えさせる
「ねむいよ・・」
目をこすって駄々をこねている。
「起きないと朝ごはんご飯抜きになるよ」
「それはいや・・」
ようやくズボンを履かせと今度は服と急いでいると
「おんぶ・・」
そうだった・・いつもこうしてたんだった・・・おれは、アンリをおんぶして階段を降りた。
「また、おんぶしてきたの?アンリに甘いんだから」
あやめが愚痴を言うこれはいつものことだ。記憶が確かだったら俺より2つ下のあやめが一番しっかりしている。事実、身長は俺よりも少し高いくらいというより、クラスで前から数えて1,2番目くらいの身長をしているから仕方がない。するとあやめは、俺にあるカードを渡した。それは、夏休み恒例のあれ、そう、ラジオ体操のカードだった。
「早く行かないと・・」
俺は、アンリを背負ったままラジオ体操の集合場所のコーポの駐車場まで行くことになった。
そこへ行くと子供会のメンバーが集まっていた。矢部っちや絹やんに外やん、そして、森さんと太田さんがコーポの階段で座って話をしている。二人ともワンピースということもあって、ものの見事にパンチラをしている。そこへ玲奈がアンリの同級生の優愛ゆあを連れてきたので、アンリも優愛の所へ行って、肩の荷がようやく下りた。すると、俺の横で怜奈が
「今日の試合も打ってね」
「打ったらどうする?俺の言うこと何でも聞く?」
「うん。わかったから打ってね」
そう言うとそそくさと俺の横を離れて行った。俺は、矢部っち達の方へ行くと森さんと太田さんが俺に気付いたらしく駆け寄ってきた。それを見た箭内さんも近づいて来て
「決勝頑張ってね」
「まかせとけ!!」
絹やんと矢部っち、外やんがそう言っているが彼女たちの視線は俺の方を向いた。
「え?俺?」
「今日も打ってよ」
すると他の3人が
「あれはまぐれやで」
「そやそや、絶対にまぐれや」
「はーい集合!!」
子供会会長の一言で全員が集まる。そこには、ラジカセが一台置いてあって、そのスピーカーからは懐かしい音楽が流れてきた。
あたーらしい・・朝が来た・・・
そして、ラジを体操が始まる。やがてラジオ体操第一を終わると会長は慌てて、ラジオを消すのだった。俺は知っている。この後、ラジオ体操第2があることを、しかし、ここでは時間がないのか、みんなの出席スタンプを押す時間と化していた。会長に群がる子供たちを見て、後にしようと思っていると俺の横に太田さんがやってきた。おっとりした性格の彼女、雰囲気は昔の堀ちえみといったところかもしれない。髪型もそんな感じだった。そんな彼女だからこんな時は、待つタイプなのだ。しかも、クラスが一緒ということもあって、時々話をすることがある。すると、彼女の口からも同じ言葉が出てきた。
「今日頑張って勝ってね」
「でも試合はわからないよ」
「じゃ・・・ホームラン見たいな昨日みたいな」
彼女は、目を輝かせていた。
「打ったらどうしてくれる?」
「う・・ん」
「じゃ・・打てたら、俺のお願いを聞いてくれる?」
しばらく考えた彼女は軽く頷いた。
「いいよ」
すると、あいつらがスタンプを終えてやってきた。そう矢部っちと絹やんと外やんの3人だ。
「お二人さんどうしたの?」
こういう時は、カップルにして囃し立てるのが彼らが一番やりたいことにちがいない。当時の俺もそうだったから、まちがいない。ここで否定すると一斉にくっつけようとする天邪鬼な連中だ。ここは意外な行動をとってみた。太田さんの肩に手をまわして
「うらやましいだろう」
その行動にがーーんとした表情を浮かべた3人、よくわかるよ。女の子とは一緒にいること自体が恥ずかしい時代というか女の子に慣れていないだろう彼らは悔しがった。
「羨ましくなんかないわい!!」
「あほちゃう」
「ほんまや、相手せんどこ」
そう負け惜しみを言ってそれぞれ家に帰って行った。すると俺の横にいた太田さんも顔を真っ赤にして、スタンプを押しに行ってしまった。それを後ろから森さんと箭内さんが見ていたとは知らなかった。俺がスタンプを押し終えると二人に呼びとめられた。
「佐藤君、太田さんに何したの?」
「いや・・・何もしてないよ」
「うそつき、さっき肩を組んでたじゃない」
「あ・・・あれは・・・」
俺が矢部っち達にからかわれるのを防ぐのにやったことだと説明したが二人は納得していない様子だ。そして、
「太田さん、顔真っ赤にしてたわよ」
「白状しなさいよ」
「実は、今日の試合でホームラン打ってと言われて、打てたらお願い聞いてねって言っただけなんだけど」
すると二人は顔を見合わせて、
「この~!!」
「そんな約束しても出来るかどうかわからないだろ」
「「たしかに~」」
「でも太田さん、絶対、佐藤君のこと好きよあの様子だと」
「そうよ私も同じこと言われたら、そうなるかも~」
「じゃ・・かけてみる?」
「何を?」
「今日俺がホームラン打つかどうか」
「ありえないわよ。昨日のホームランはすごかったけど、絶対まぐれでしょ」
箭内さんがそんなことを言ってくる。そこへ森さんも
「そうよ。まぐれよ」
二人の自信ありげな言葉に、俺もカチンと来てしまった。
「じゃ・・・打てたらどうする?」
「打てるわけないわよ」
「「ね~」」
そう言っている二人に、
「じゃ・・・本当に打てたら、俺のお願い聞いてくれる」
「どんな?」
「二人のあそこ見せて?」
「え?」
「変態」
と言いつつも、二人は結構笑顔をたたえていた。
「じゃ・・打てなかったら?」
「俺のちんちん見せてあげるよ」
「「よし乗った」」
彼女達と別れて、俺が家に着いた時、呆然となった。それは朝食が食パン一枚だけになっていたからだった。
「「お兄ちゃんか遅いから悪い」」
「そんな・・・」
こうして、このあと10時から決勝が始まるのだった。
どん!!
うぐっ・・・
腹に思いっきり蹴りが入って来たのだ。ということは現実に戻ったんだ。このモヤモヤした感覚は頭をぶつけたせいで多分おかしくなっているに違いない。そして、今度は首のあたりにドンと蹴りが入ってて顎にドンと何かがあった。
はう!!
流石に目が開いてしまった。そして、目の前には2段ベット天井が見えていて横でアンリが寝ているのを見つけた。そうか・・小学生に戻ったんだった。そして、モヤモヤの正体は、アンリが暑くて脱ぎ捨てたパジャマだった。
「おにーちゃん!!早く起きて!!」
下の階からあやめの声がする。そうだ今日は決勝があるのだそろそろ起きないとと、俺の横で寝ているアンリを起こした。
「アンリ起きろ」
そう言って
「う・・・」
唸っているアンリを起こしながら、着替えさせる
「ねむいよ・・」
目をこすって駄々をこねている。
「起きないと朝ごはんご飯抜きになるよ」
「それはいや・・」
ようやくズボンを履かせと今度は服と急いでいると
「おんぶ・・」
そうだった・・いつもこうしてたんだった・・・おれは、アンリをおんぶして階段を降りた。
「また、おんぶしてきたの?アンリに甘いんだから」
あやめが愚痴を言うこれはいつものことだ。記憶が確かだったら俺より2つ下のあやめが一番しっかりしている。事実、身長は俺よりも少し高いくらいというより、クラスで前から数えて1,2番目くらいの身長をしているから仕方がない。するとあやめは、俺にあるカードを渡した。それは、夏休み恒例のあれ、そう、ラジオ体操のカードだった。
「早く行かないと・・」
俺は、アンリを背負ったままラジオ体操の集合場所のコーポの駐車場まで行くことになった。
そこへ行くと子供会のメンバーが集まっていた。矢部っちや絹やんに外やん、そして、森さんと太田さんがコーポの階段で座って話をしている。二人ともワンピースということもあって、ものの見事にパンチラをしている。そこへ玲奈がアンリの同級生の優愛ゆあを連れてきたので、アンリも優愛の所へ行って、肩の荷がようやく下りた。すると、俺の横で怜奈が
「今日の試合も打ってね」
「打ったらどうする?俺の言うこと何でも聞く?」
「うん。わかったから打ってね」
そう言うとそそくさと俺の横を離れて行った。俺は、矢部っち達の方へ行くと森さんと太田さんが俺に気付いたらしく駆け寄ってきた。それを見た箭内さんも近づいて来て
「決勝頑張ってね」
「まかせとけ!!」
絹やんと矢部っち、外やんがそう言っているが彼女たちの視線は俺の方を向いた。
「え?俺?」
「今日も打ってよ」
すると他の3人が
「あれはまぐれやで」
「そやそや、絶対にまぐれや」
「はーい集合!!」
子供会会長の一言で全員が集まる。そこには、ラジカセが一台置いてあって、そのスピーカーからは懐かしい音楽が流れてきた。
あたーらしい・・朝が来た・・・
そして、ラジを体操が始まる。やがてラジオ体操第一を終わると会長は慌てて、ラジオを消すのだった。俺は知っている。この後、ラジオ体操第2があることを、しかし、ここでは時間がないのか、みんなの出席スタンプを押す時間と化していた。会長に群がる子供たちを見て、後にしようと思っていると俺の横に太田さんがやってきた。おっとりした性格の彼女、雰囲気は昔の堀ちえみといったところかもしれない。髪型もそんな感じだった。そんな彼女だからこんな時は、待つタイプなのだ。しかも、クラスが一緒ということもあって、時々話をすることがある。すると、彼女の口からも同じ言葉が出てきた。
「今日頑張って勝ってね」
「でも試合はわからないよ」
「じゃ・・・ホームラン見たいな昨日みたいな」
彼女は、目を輝かせていた。
「打ったらどうしてくれる?」
「う・・ん」
「じゃ・・打てたら、俺のお願いを聞いてくれる?」
しばらく考えた彼女は軽く頷いた。
「いいよ」
すると、あいつらがスタンプを終えてやってきた。そう矢部っちと絹やんと外やんの3人だ。
「お二人さんどうしたの?」
こういう時は、カップルにして囃し立てるのが彼らが一番やりたいことにちがいない。当時の俺もそうだったから、まちがいない。ここで否定すると一斉にくっつけようとする天邪鬼な連中だ。ここは意外な行動をとってみた。太田さんの肩に手をまわして
「うらやましいだろう」
その行動にがーーんとした表情を浮かべた3人、よくわかるよ。女の子とは一緒にいること自体が恥ずかしい時代というか女の子に慣れていないだろう彼らは悔しがった。
「羨ましくなんかないわい!!」
「あほちゃう」
「ほんまや、相手せんどこ」
そう負け惜しみを言ってそれぞれ家に帰って行った。すると俺の横にいた太田さんも顔を真っ赤にして、スタンプを押しに行ってしまった。それを後ろから森さんと箭内さんが見ていたとは知らなかった。俺がスタンプを押し終えると二人に呼びとめられた。
「佐藤君、太田さんに何したの?」
「いや・・・何もしてないよ」
「うそつき、さっき肩を組んでたじゃない」
「あ・・・あれは・・・」
俺が矢部っち達にからかわれるのを防ぐのにやったことだと説明したが二人は納得していない様子だ。そして、
「太田さん、顔真っ赤にしてたわよ」
「白状しなさいよ」
「実は、今日の試合でホームラン打ってと言われて、打てたらお願い聞いてねって言っただけなんだけど」
すると二人は顔を見合わせて、
「この~!!」
「そんな約束しても出来るかどうかわからないだろ」
「「たしかに~」」
「でも太田さん、絶対、佐藤君のこと好きよあの様子だと」
「そうよ私も同じこと言われたら、そうなるかも~」
「じゃ・・かけてみる?」
「何を?」
「今日俺がホームラン打つかどうか」
「ありえないわよ。昨日のホームランはすごかったけど、絶対まぐれでしょ」
箭内さんがそんなことを言ってくる。そこへ森さんも
「そうよ。まぐれよ」
二人の自信ありげな言葉に、俺もカチンと来てしまった。
「じゃ・・・打てたらどうする?」
「打てるわけないわよ」
「「ね~」」
そう言っている二人に、
「じゃ・・・本当に打てたら、俺のお願い聞いてくれる」
「どんな?」
「二人のあそこ見せて?」
「え?」
「変態」
と言いつつも、二人は結構笑顔をたたえていた。
「じゃ・・打てなかったら?」
「俺のちんちん見せてあげるよ」
「「よし乗った」」
彼女達と別れて、俺が家に着いた時、呆然となった。それは朝食が食パン一枚だけになっていたからだった。
「「お兄ちゃんか遅いから悪い」」
「そんな・・・」
こうして、このあと10時から決勝が始まるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる