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林間学校 6
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キャンプファイヤーに火がともった。
まずは、その日を囲んでみんなで合掌ではなく合唱をした。班ごとに並んでいたので、俺の隣には、山田さんと太田さんがしっかりと陣取っていた。火を囲んで円形になっていて、みんなで座っている。
各組ごとで出し物をしてといっても、ほとんどが合唱だった。だから、だろう二人はしっかりとくっついて俺の肩に頭を乗せていた。
時々、おしりを触ると
「エッチ・・」
そんな言葉が耳元で聞こえてきていた。
やがて、フォークダンスが始まった。これは、学年一団が輪になって踊るのだ。しかも、男女が手をつないだりするから、思春期を迎え始めているごく一部の男子たちにはドキドキものらしい。また、女子たちも同様にドキドキしているようだった。
順番に交代していくものだから、天野さんと踊るとニコニコして手をつないでいる。というよりもあり得ない距離までくっついてきていた。それは、別のクラスになっている箭内さん、森さん、小宮山さん、西村さんは同様のことをしてきた。やがて、俺たちのクラスの女子のところまで戻ると、井上さん、太田さん、岡田さんと踊った。そして、小林さんと踊ると
「彼女たちとはくっついて踊っていたようね」
「それが?」
「別に」
「気になる?」
「そんなことないわよ。でも。私もやっていい?」
「え?」
何故か、小林さんも彼女たちと同様にくっついて踊った。やがて、彼女の番も終わった。
「じゃーね」
そう言い残して次の人に変わった。やがて、桜井さんの番になって
「どういうこと?」
「なにが?」
「さっき、小林さんとくっついていたようだけど」
「そうだけど、彼女から桜井さんと同じようにしてもいい?って聞いてきたから」
「彼女に何かしたの?」
「何もしていないよ」
「本当?」
と同様のことをこの後の佐野さん、田村さん、増田さん、そして、山田さんから質問を受けたのだった。
こうして、楽しい?フォークダンスも終わったのだが、一部の男子が俺の行動を見て、不快に思っていたようだった。特に三宅君はそう思っていたに違いない。彼は、おっぱいが大きい増田さんにくっつこうとした上、おっぱいを触ろうとしたが、彼女に拒否られ、未遂に終わっていた。
一方俺は、というと増田さんがボインボインとはじけるおっぱいを俺にくっつけて踊っていたのだった。いわゆるおっぱい攻撃を受けていたのだった。たぶん、その光景を見ていたのだろう。帰り際に俺に膝カックンをしてきたのだった。
「うわ!!」
そして、ドンと背中を押したのだった。更に、靴のかかとまで踏んでくれたものだから、前のめりにつんのめった。その先には、何故か、立川さんがいた。このまま、彼女に抱き着いたら災難が起きる。すると
「あぶない!!」
そう言って抱き留めてくれたのは小林さんだった。
「佐藤君、だいじょうぶ?」
「あ・・ありがとう」
「ま、あんなことされたら誰でも転ぶわね。本当に三宅君って卑怯ね」
その言葉に三宅君はカチンと来たようだ
「何を!!」
そう叫んで彼女に飛びかかろうとした瞬間、
「やめろ!!」
俺が間に入った。すると
「佐藤!!またお前か!!いつも優等生面しやがって、そんな貴様が気にくわねぇえんだよ!」
バキ!!
俺の顔面を強打したのだった。これで彼は2回目だ。しかも、先生たちの目の前でやったものだから、後は大変そうだ。しかし、怒りに任せて、パンチを2発、3発と食らわせてきた。すると、先生たちが来る前にあの大泉洋似のにぃちゃんが現れ、三宅君のパンチを横から止めたのだった。
「うt!!」
「きみたちー、喧嘩はよくないよ。特にきみー、無抵抗な奴を殴るなんて最低だな」
「は・・・はなせよ!!」
するとその男はパッと手を離した。その瞬間、彼から逃れようと必死にもがいていた三宅君はいきなり手を離されたものだから、そのまま後ろに倒れ、頭を強打して気を失った。
一方でそのにぃちゃんは、俺の方へやってきて、耳元で
「きみもー、わざと殴られているだけじゃだめだよ。十分に避けれるだろう」
俺は驚いた。実際に三宅君のパンチは簡単によけることができることをなぜわかったのかが不思議だった。
「じゃ・・喧嘩も終わったからこれで」
その男はいつの間にかいなくなった。そこへ先生がやってきた。
「みやけーー!!」
と怒ったが、三宅君は俺の目の前で気を失っていた。
「どうした?三宅?」
すると小林さんが
「さっき、三宅君が佐藤君に襲い掛かってきたとき、大人の人が止めに入ったんです。その人が三宅君の手をつかんで、喧嘩を制していたんですが、三宅君が逃れようと暴れて、その手を離した瞬間に、勢いが余った三宅君は、後ろに転倒して、頭を打って気を失ったんです」
「そうか?」
するとみんなが
「そうです」
「わかった」
先生は三宅君を背負って、俺たちと一緒に旅館まで戻っていった。しかし、この時、俺の横には小林さんがいて
「さっきは、ありがとう」
などと話しているから、太田さんをはじめとする女子たちが完全に怒こっていたのだった。
そして、三宅君を連れて行った先生はというと、旅館のある部屋に通されていた。そこは仏間だった。臨時の救護施設となっていたのだった。一応、保険の先生が三宅君の様子を見ていた。そこへ、旅館のひとがおしぼりをもって入ってきた。
「どうされたんですか?」
「ちょっと、いろいろとありまして」
「そうですか、それは大変でしたね」
「あ…それと、さっきは、ありがとうございました。私を助けてくださった上に、うちの生徒の喧嘩まで仲裁してくださって」
すると旅館の人はけげんそうな顔をしていた。
「あれ?」
「先生、うちの者は誰もキャンプファイヤー場へいってませんよ」
「うそ・・」
「本当ですよ」
「だって、さっき、もじゃもじゃ頭の顔が縦に長い、奇妙に甲高い声をしていた青年が」
「もじゃもじゃ頭?」
更に旅館の人はけげんな顔をしていた。
「そうです。もじゃもじゃ頭の人が助けてくれたんです」
すると旅館の人は何故か仏壇の方を見た。先生もその視線の先を追ってみると一枚の写真が、そこには、もじゃもじゃ頭の青年の顔が映っていたのだった。
「うそ・・」
驚く先生、そして目を覚ました三宅君はあたりを見回した。そして、蒼ざめて、ある方向を凝視している先生を見て
「先生…どうしたんですか」
三宅君はその視線の先を見て恐怖のあまり硬直した。仏壇からその男が出てきたのだった。
「ぎゃああああああああ!!」
俺たちはその事実を全く知らなかった。ただ、三宅君はケガをして、大事をとって家に帰したということだった。
一方、俺はというとお風呂から上がった自由時間に女子たちに呼び出され、囲まれていた。
「佐藤君!!どういうこと?」
「俺は何もしていない」
「フォークダンスでも密着してたわよね」
「あれは…彼女が頼んできたから」
「でも頼まれても普通はしないわよね」
「だから、彼女からくっついてきたんだって」
「でも、仲良さそうじゃない」
「だから、誤解だ」
するとさっきの旅館のにーちゃんが現れて
「ちみたちーこいつを責めるのはあんまりじゃないか?さっきは、自分をかばってくれた女の子をたすけただけだよ。いい男じゃねーか・・・だから、ちみたちーも好きなんだろう」
「うっ」
「でも、きみー・・・女の子にちょっかい出し過ぎだぞ。ま・・・俺が言えるのはここまでだ。じゃーな」
旅館のにーちゃんは、俺たちの横を過ぎ去っていこうとした瞬間、先生が
「おい!!お前ら!!もうすぐ消灯時間だから、部屋に・・・」
そこまで言って硬直した。先生の視線の先にはさっきのにーちゃんがいた。
「先生・・・どうしたんですか?」
「あ・・・早く、各自部屋に戻るように」
こうして、林間学校の夜は更けていったのだった。
まずは、その日を囲んでみんなで合掌ではなく合唱をした。班ごとに並んでいたので、俺の隣には、山田さんと太田さんがしっかりと陣取っていた。火を囲んで円形になっていて、みんなで座っている。
各組ごとで出し物をしてといっても、ほとんどが合唱だった。だから、だろう二人はしっかりとくっついて俺の肩に頭を乗せていた。
時々、おしりを触ると
「エッチ・・」
そんな言葉が耳元で聞こえてきていた。
やがて、フォークダンスが始まった。これは、学年一団が輪になって踊るのだ。しかも、男女が手をつないだりするから、思春期を迎え始めているごく一部の男子たちにはドキドキものらしい。また、女子たちも同様にドキドキしているようだった。
順番に交代していくものだから、天野さんと踊るとニコニコして手をつないでいる。というよりもあり得ない距離までくっついてきていた。それは、別のクラスになっている箭内さん、森さん、小宮山さん、西村さんは同様のことをしてきた。やがて、俺たちのクラスの女子のところまで戻ると、井上さん、太田さん、岡田さんと踊った。そして、小林さんと踊ると
「彼女たちとはくっついて踊っていたようね」
「それが?」
「別に」
「気になる?」
「そんなことないわよ。でも。私もやっていい?」
「え?」
何故か、小林さんも彼女たちと同様にくっついて踊った。やがて、彼女の番も終わった。
「じゃーね」
そう言い残して次の人に変わった。やがて、桜井さんの番になって
「どういうこと?」
「なにが?」
「さっき、小林さんとくっついていたようだけど」
「そうだけど、彼女から桜井さんと同じようにしてもいい?って聞いてきたから」
「彼女に何かしたの?」
「何もしていないよ」
「本当?」
と同様のことをこの後の佐野さん、田村さん、増田さん、そして、山田さんから質問を受けたのだった。
こうして、楽しい?フォークダンスも終わったのだが、一部の男子が俺の行動を見て、不快に思っていたようだった。特に三宅君はそう思っていたに違いない。彼は、おっぱいが大きい増田さんにくっつこうとした上、おっぱいを触ろうとしたが、彼女に拒否られ、未遂に終わっていた。
一方俺は、というと増田さんがボインボインとはじけるおっぱいを俺にくっつけて踊っていたのだった。いわゆるおっぱい攻撃を受けていたのだった。たぶん、その光景を見ていたのだろう。帰り際に俺に膝カックンをしてきたのだった。
「うわ!!」
そして、ドンと背中を押したのだった。更に、靴のかかとまで踏んでくれたものだから、前のめりにつんのめった。その先には、何故か、立川さんがいた。このまま、彼女に抱き着いたら災難が起きる。すると
「あぶない!!」
そう言って抱き留めてくれたのは小林さんだった。
「佐藤君、だいじょうぶ?」
「あ・・ありがとう」
「ま、あんなことされたら誰でも転ぶわね。本当に三宅君って卑怯ね」
その言葉に三宅君はカチンと来たようだ
「何を!!」
そう叫んで彼女に飛びかかろうとした瞬間、
「やめろ!!」
俺が間に入った。すると
「佐藤!!またお前か!!いつも優等生面しやがって、そんな貴様が気にくわねぇえんだよ!」
バキ!!
俺の顔面を強打したのだった。これで彼は2回目だ。しかも、先生たちの目の前でやったものだから、後は大変そうだ。しかし、怒りに任せて、パンチを2発、3発と食らわせてきた。すると、先生たちが来る前にあの大泉洋似のにぃちゃんが現れ、三宅君のパンチを横から止めたのだった。
「うt!!」
「きみたちー、喧嘩はよくないよ。特にきみー、無抵抗な奴を殴るなんて最低だな」
「は・・・はなせよ!!」
するとその男はパッと手を離した。その瞬間、彼から逃れようと必死にもがいていた三宅君はいきなり手を離されたものだから、そのまま後ろに倒れ、頭を強打して気を失った。
一方でそのにぃちゃんは、俺の方へやってきて、耳元で
「きみもー、わざと殴られているだけじゃだめだよ。十分に避けれるだろう」
俺は驚いた。実際に三宅君のパンチは簡単によけることができることをなぜわかったのかが不思議だった。
「じゃ・・喧嘩も終わったからこれで」
その男はいつの間にかいなくなった。そこへ先生がやってきた。
「みやけーー!!」
と怒ったが、三宅君は俺の目の前で気を失っていた。
「どうした?三宅?」
すると小林さんが
「さっき、三宅君が佐藤君に襲い掛かってきたとき、大人の人が止めに入ったんです。その人が三宅君の手をつかんで、喧嘩を制していたんですが、三宅君が逃れようと暴れて、その手を離した瞬間に、勢いが余った三宅君は、後ろに転倒して、頭を打って気を失ったんです」
「そうか?」
するとみんなが
「そうです」
「わかった」
先生は三宅君を背負って、俺たちと一緒に旅館まで戻っていった。しかし、この時、俺の横には小林さんがいて
「さっきは、ありがとう」
などと話しているから、太田さんをはじめとする女子たちが完全に怒こっていたのだった。
そして、三宅君を連れて行った先生はというと、旅館のある部屋に通されていた。そこは仏間だった。臨時の救護施設となっていたのだった。一応、保険の先生が三宅君の様子を見ていた。そこへ、旅館のひとがおしぼりをもって入ってきた。
「どうされたんですか?」
「ちょっと、いろいろとありまして」
「そうですか、それは大変でしたね」
「あ…それと、さっきは、ありがとうございました。私を助けてくださった上に、うちの生徒の喧嘩まで仲裁してくださって」
すると旅館の人はけげんそうな顔をしていた。
「あれ?」
「先生、うちの者は誰もキャンプファイヤー場へいってませんよ」
「うそ・・」
「本当ですよ」
「だって、さっき、もじゃもじゃ頭の顔が縦に長い、奇妙に甲高い声をしていた青年が」
「もじゃもじゃ頭?」
更に旅館の人はけげんな顔をしていた。
「そうです。もじゃもじゃ頭の人が助けてくれたんです」
すると旅館の人は何故か仏壇の方を見た。先生もその視線の先を追ってみると一枚の写真が、そこには、もじゃもじゃ頭の青年の顔が映っていたのだった。
「うそ・・」
驚く先生、そして目を覚ました三宅君はあたりを見回した。そして、蒼ざめて、ある方向を凝視している先生を見て
「先生…どうしたんですか」
三宅君はその視線の先を見て恐怖のあまり硬直した。仏壇からその男が出てきたのだった。
「ぎゃああああああああ!!」
俺たちはその事実を全く知らなかった。ただ、三宅君はケガをして、大事をとって家に帰したということだった。
一方、俺はというとお風呂から上がった自由時間に女子たちに呼び出され、囲まれていた。
「佐藤君!!どういうこと?」
「俺は何もしていない」
「フォークダンスでも密着してたわよね」
「あれは…彼女が頼んできたから」
「でも頼まれても普通はしないわよね」
「だから、彼女からくっついてきたんだって」
「でも、仲良さそうじゃない」
「だから、誤解だ」
するとさっきの旅館のにーちゃんが現れて
「ちみたちーこいつを責めるのはあんまりじゃないか?さっきは、自分をかばってくれた女の子をたすけただけだよ。いい男じゃねーか・・・だから、ちみたちーも好きなんだろう」
「うっ」
「でも、きみー・・・女の子にちょっかい出し過ぎだぞ。ま・・・俺が言えるのはここまでだ。じゃーな」
旅館のにーちゃんは、俺たちの横を過ぎ去っていこうとした瞬間、先生が
「おい!!お前ら!!もうすぐ消灯時間だから、部屋に・・・」
そこまで言って硬直した。先生の視線の先にはさっきのにーちゃんがいた。
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