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第二章 アラベスク王国
アラベスクの令嬢
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「おっ、馬子にも衣装だな。」
ダンはそう言ってからかった。
そう言うダンは薄手の白いシャツに黒のズボンという格好。
胸や肩がパンパンに張って苦しそうだ。
少し力を込めたら破れそう。
「なかなか合うサイズがなくてな」
そう言ってダンは二番目のボタンをはずす。
レオンの方はと言うと、とりあえず小綺麗な格好ということで着替えたが、あまり華美な格好をしたことのないレオン。
白いシャツ、裾の長い黒地に金糸で紋様のあしらわれた薄手のカーディガンと光沢のある黒のジャケット、黒のズボン、底の高めの黒い皮のブーツ。
全身モノクロカラーだが、差し色の金が映える。
選ぶのにかなり時間をかけ、できるだけ地味なものを選んだレオンだったがダンには笑われた。
ダンは、決して変だから笑ったわけではなく、慣れない格好、服に着られているような感覚が面白かっただけだ。
ケラケラと笑うダンに、うるさい!と手を振るとクルトの待つ城門に向かった。
「なかなか似合うな。それじゃあ行こうか。」
城門の下でレオンたちと落ち合ったクルトはレオンを一瞥してそう言うと街へと歩き始めた。
*****
「今日はどちらに?」
レオンは人混みではぐれないように気を付けながらクルトに聞く。
「んー。今日は手始めに俺の幼馴染みを紹介しておこうかと思ってさ。」
そう言うクルトの足取りは軽い。
よほど城を抜け出せるのが嬉しいのだろう。
「良家の娘だけれど、頭も良いししっかりしてて、それでいてそれを鼻にかけない。良いやつだぜ」
何だかとびっきりの宝物を見せてくれるようにはしゃぐクルトの様子とは逆に、レオンやダンは緊張する。
元々女性にそれほど強くない奥手なレオン。
幼馴染みのドリスは気のおけない友人という感じだから特に緊張もしないが、同年代の女性と話すのは苦手だった。
しかも今から会うのはこのマクベス一の大家と言われるハルロス家のご令嬢。
クルトの言い様から察するに悪い人ではなさそうだが、それでも不安は拭えない。
「なにか失礼があったらどうしよう…」
そんなことを考えている間に街の喧騒を抜け、小川沿いの静かな高級住宅地にやって来た。
振り返ると少し離れたところに城が見える。
結構遠くまで歩いているみたいだ。
小川はそのまま城の堀へと繋がっている。
静かな住宅街を抜けていくと、突如現れた豪邸。レオンたちは、焦げ茶色の煉瓦の家はどっしりとした重厚感がある豪邸の前に立った。
庭木はきれいに整えられて季節の花が咲きこぼれている。
門から家まではかなり距離があり、二頭馬車でも通れる位の広々した道。
青々とした広い庭の芝生。
立派な門。
さすがはマクベス指折りの大金持ち、ハルロス家の屋敷だ。
門の前に立つと使用人が飛び出してきた。
執事の長でクルトとも顔馴染みなのだろう。
「ようこそ、クルト王子。歩いてこられたのですか?言っていただけたらお迎えに上がりましたのに!」
年配の使用人はそう言って門を開けてくれた。
「こっそり出て来るのにそんなわけにいかないだろ?」
クルトはイタズラがばれた子どものように舌をちょっと出して笑って見せる。
「えっ?!内緒だったの?」とレオンは思わずクルトを見た。
さっきクラウド国王に叱られたばっかりなのに…。
レオンのため息などどこ吹く風、当のクルトは他の使用人たちとも軽く挨拶を交わすと屋敷の中へ入った。
レオンたちもあとに続く。
屋敷には入ると広い白と黒の大理石でできた玄関と二階に続く大階段が目に飛び込んできた。
真っ白で大きく立派な花瓶に、やはり白で統一された様々な花が活けてある。
至るところがゴージャスだが、その全てがさりげなく、嫌みのない感じでレオンはこの屋敷に好感を持った。
そして階段の踊り場にはレオンとそれほど歳のかわらないであろう娘が立ち、クルトたちを出迎えた。
「あら、クルト王子。今日は新しい従者さんを連れてきたのね。」
お嬢様らしい優雅で落ち着いた口調でクルトに声をかける女性。
肩に触れるくらいのまっすぐ黒髪に、切れ長の目をしたくっきりした顔立ちの美人だ。
「ああ、アンナ。紹介するよ。俺の新しい従者になったレオンとダン。レオンは俺にそっくりだろ。レオンに俺の替え玉を頼もうと思ってさ。」
クルトはそう言うといたずらっぽくウインクした。
「またそんなこと言って。」
アンナと呼ばれた娘は呆れたように笑ってレオンを見た。
そしてレオンの顔を見た時、ハッと息を呑んだのが分かった。
「本当にそっくり。あっ、こんにちは。私はアンナ。クルト王子の幼馴染みです。どうぞよろしく」
アンナはそう言って淡い黄色のドレスの裾をつまんで優雅にお辞儀をするとニコッと笑った。
そしてアンナの、「それにしてもクルトにそっくりね。」と、どこに行ってもされるこの反応。
いい加減レオンも慣れてきた。
あいまいに頷き、それを見たクルトが引き継ぐ。
「だろ。今日、宿屋で見つけて即従者に採用! 父上にももちろん了承済み。」
なぜか自慢げに口の端を少しあげるクルト。
「今日?! ホントにまた無理矢理つれてきたんじゃないでしょうね?」
アンナの「また」という言葉にひっかかるものがあったが、あながち間違いではないので、レオンも笑って受け流す。
「でもクルトより落ち着いていて賢そう」
そう言ってクスクス笑った。
レオンはどう言って良いか分からず、反応に困る。
そうですね、とも言えないし…。
「悪かったな!」
クルトはちょっと怒った顔をつくってみせてから笑う。
アンナとクルトは本当に気の置けない友人なのだろう。
「僕とドリスみたい」とレオンは思った。
今故郷で石になったままのドリス。
何とか助けることができるのだろうか?
またこの二人みたいに笑いあってくだらない冗談が言えるようになる日が来るのだろうか?
そう思いながらクルトの会話を聞くともなく聞いていた。
「立ち話もなんですから、こちらへどうぞ」
そう言ってアンナは客間へクルトたちを通した。
「そちらにお掛けになって?」
客間にはたくさんのソファーがある。
クルトはすぐに近くのソファーに腰を下ろした。
レオンやダンは従者なので立ったままだ。
「お掛けになったら良いのに?」
とアンナは言ったがこういう場合、どうしたら良いのだろう?
そう思っていたら、背後から使用人がお茶を運んできた。
これ幸いとレオンはダンの腰を突っついて準備を手伝った。
ポットの中を覗くと今度は濃いピンク色のお茶。
爽やかな甘い香りがする。
「これ、カスミザクラの花のお茶ですね?」
近くで作業をしていた年配の使用人の女性に話しかける。
「あら、お若いのに植物に詳しいのね?」
誉められてちょっと照れるレオン。
「いえ。山育ちなもので。草花は子どもの頃から慣れ親しんできたんです。この花、川沿いに咲いてたカスミザクラの木の花ですよね?」
レオンはぎこちない手付きでティーカップに注ぎながら話を続ける。
「まぁ、驚いた。その通りよ、さっき摘んできたの」
使用人はそう言ってお茶菓子を盛り付けた。
「なんだなんだ?」
クルトが会話を聞き付けてこっちまでやって来る。
「いえ、大したことでは…。このお茶に入っている花の話です」
そう言ったがクルトは「なーんだ」と興味なさげに、ちゃっかりお茶菓子をつまみ食いして退散していった。
使用人とレオンは肩をちょっと上げて苦笑いをすると、お茶を二人の前に持っていった。
レオンはお茶の用意をしながらクルトの顔を見る。
クルトの表情はここに来てからずっとリラックスしているようだ。
城の中ではクラウド国王の前でも城の中を歩いている時でさえ、どことなく気を張っている様子が見られた。
チャラチャラしているように見えなくもないが、よく見ると目は笑っていない。
そんな印象だった。
「またこれからもたまにつれてくるだろうから顔は覚えておいてくれ。」
帰り際にクルトはアンナに言った。
「クルト王子が無茶を言ったらいつでも言ってくださいね。王子をたしなめるのはこの街では私くらいだから」
アンナはそう言うとまたにっこり笑った。
アンナはレオンの手を握ると軽い握手をした。
レオンはアンナの美しさにボーッとする。
「あっ、アンナは俺の女なんだから手を出すなよレオン。」
クルトはいたずらっぽく笑う。
「私、いつからクルトの女になったのよ。」
アンナもいたずらっぽく笑う。
王子がとれて呼び捨てになった。
こんなやり取りはいつものことなのだろう。
「今日はお会いできてよかった。またいつでも遊びにいらしてね。」
レオンとダンに優しく笑いかける姿はホントに良い家のお嬢様といった様子だ。
クルトもその事を承知の上で軽口を叩けるのだろう。
もしかしたら城の中にそんな話ができる人自体があまりいないのかもしれない。
かなりリラックスした表情のクルトを見てレオンは王子さまも大変なんだろうなと思った。
ダンはそう言ってからかった。
そう言うダンは薄手の白いシャツに黒のズボンという格好。
胸や肩がパンパンに張って苦しそうだ。
少し力を込めたら破れそう。
「なかなか合うサイズがなくてな」
そう言ってダンは二番目のボタンをはずす。
レオンの方はと言うと、とりあえず小綺麗な格好ということで着替えたが、あまり華美な格好をしたことのないレオン。
白いシャツ、裾の長い黒地に金糸で紋様のあしらわれた薄手のカーディガンと光沢のある黒のジャケット、黒のズボン、底の高めの黒い皮のブーツ。
全身モノクロカラーだが、差し色の金が映える。
選ぶのにかなり時間をかけ、できるだけ地味なものを選んだレオンだったがダンには笑われた。
ダンは、決して変だから笑ったわけではなく、慣れない格好、服に着られているような感覚が面白かっただけだ。
ケラケラと笑うダンに、うるさい!と手を振るとクルトの待つ城門に向かった。
「なかなか似合うな。それじゃあ行こうか。」
城門の下でレオンたちと落ち合ったクルトはレオンを一瞥してそう言うと街へと歩き始めた。
*****
「今日はどちらに?」
レオンは人混みではぐれないように気を付けながらクルトに聞く。
「んー。今日は手始めに俺の幼馴染みを紹介しておこうかと思ってさ。」
そう言うクルトの足取りは軽い。
よほど城を抜け出せるのが嬉しいのだろう。
「良家の娘だけれど、頭も良いししっかりしてて、それでいてそれを鼻にかけない。良いやつだぜ」
何だかとびっきりの宝物を見せてくれるようにはしゃぐクルトの様子とは逆に、レオンやダンは緊張する。
元々女性にそれほど強くない奥手なレオン。
幼馴染みのドリスは気のおけない友人という感じだから特に緊張もしないが、同年代の女性と話すのは苦手だった。
しかも今から会うのはこのマクベス一の大家と言われるハルロス家のご令嬢。
クルトの言い様から察するに悪い人ではなさそうだが、それでも不安は拭えない。
「なにか失礼があったらどうしよう…」
そんなことを考えている間に街の喧騒を抜け、小川沿いの静かな高級住宅地にやって来た。
振り返ると少し離れたところに城が見える。
結構遠くまで歩いているみたいだ。
小川はそのまま城の堀へと繋がっている。
静かな住宅街を抜けていくと、突如現れた豪邸。レオンたちは、焦げ茶色の煉瓦の家はどっしりとした重厚感がある豪邸の前に立った。
庭木はきれいに整えられて季節の花が咲きこぼれている。
門から家まではかなり距離があり、二頭馬車でも通れる位の広々した道。
青々とした広い庭の芝生。
立派な門。
さすがはマクベス指折りの大金持ち、ハルロス家の屋敷だ。
門の前に立つと使用人が飛び出してきた。
執事の長でクルトとも顔馴染みなのだろう。
「ようこそ、クルト王子。歩いてこられたのですか?言っていただけたらお迎えに上がりましたのに!」
年配の使用人はそう言って門を開けてくれた。
「こっそり出て来るのにそんなわけにいかないだろ?」
クルトはイタズラがばれた子どものように舌をちょっと出して笑って見せる。
「えっ?!内緒だったの?」とレオンは思わずクルトを見た。
さっきクラウド国王に叱られたばっかりなのに…。
レオンのため息などどこ吹く風、当のクルトは他の使用人たちとも軽く挨拶を交わすと屋敷の中へ入った。
レオンたちもあとに続く。
屋敷には入ると広い白と黒の大理石でできた玄関と二階に続く大階段が目に飛び込んできた。
真っ白で大きく立派な花瓶に、やはり白で統一された様々な花が活けてある。
至るところがゴージャスだが、その全てがさりげなく、嫌みのない感じでレオンはこの屋敷に好感を持った。
そして階段の踊り場にはレオンとそれほど歳のかわらないであろう娘が立ち、クルトたちを出迎えた。
「あら、クルト王子。今日は新しい従者さんを連れてきたのね。」
お嬢様らしい優雅で落ち着いた口調でクルトに声をかける女性。
肩に触れるくらいのまっすぐ黒髪に、切れ長の目をしたくっきりした顔立ちの美人だ。
「ああ、アンナ。紹介するよ。俺の新しい従者になったレオンとダン。レオンは俺にそっくりだろ。レオンに俺の替え玉を頼もうと思ってさ。」
クルトはそう言うといたずらっぽくウインクした。
「またそんなこと言って。」
アンナと呼ばれた娘は呆れたように笑ってレオンを見た。
そしてレオンの顔を見た時、ハッと息を呑んだのが分かった。
「本当にそっくり。あっ、こんにちは。私はアンナ。クルト王子の幼馴染みです。どうぞよろしく」
アンナはそう言って淡い黄色のドレスの裾をつまんで優雅にお辞儀をするとニコッと笑った。
そしてアンナの、「それにしてもクルトにそっくりね。」と、どこに行ってもされるこの反応。
いい加減レオンも慣れてきた。
あいまいに頷き、それを見たクルトが引き継ぐ。
「だろ。今日、宿屋で見つけて即従者に採用! 父上にももちろん了承済み。」
なぜか自慢げに口の端を少しあげるクルト。
「今日?! ホントにまた無理矢理つれてきたんじゃないでしょうね?」
アンナの「また」という言葉にひっかかるものがあったが、あながち間違いではないので、レオンも笑って受け流す。
「でもクルトより落ち着いていて賢そう」
そう言ってクスクス笑った。
レオンはどう言って良いか分からず、反応に困る。
そうですね、とも言えないし…。
「悪かったな!」
クルトはちょっと怒った顔をつくってみせてから笑う。
アンナとクルトは本当に気の置けない友人なのだろう。
「僕とドリスみたい」とレオンは思った。
今故郷で石になったままのドリス。
何とか助けることができるのだろうか?
またこの二人みたいに笑いあってくだらない冗談が言えるようになる日が来るのだろうか?
そう思いながらクルトの会話を聞くともなく聞いていた。
「立ち話もなんですから、こちらへどうぞ」
そう言ってアンナは客間へクルトたちを通した。
「そちらにお掛けになって?」
客間にはたくさんのソファーがある。
クルトはすぐに近くのソファーに腰を下ろした。
レオンやダンは従者なので立ったままだ。
「お掛けになったら良いのに?」
とアンナは言ったがこういう場合、どうしたら良いのだろう?
そう思っていたら、背後から使用人がお茶を運んできた。
これ幸いとレオンはダンの腰を突っついて準備を手伝った。
ポットの中を覗くと今度は濃いピンク色のお茶。
爽やかな甘い香りがする。
「これ、カスミザクラの花のお茶ですね?」
近くで作業をしていた年配の使用人の女性に話しかける。
「あら、お若いのに植物に詳しいのね?」
誉められてちょっと照れるレオン。
「いえ。山育ちなもので。草花は子どもの頃から慣れ親しんできたんです。この花、川沿いに咲いてたカスミザクラの木の花ですよね?」
レオンはぎこちない手付きでティーカップに注ぎながら話を続ける。
「まぁ、驚いた。その通りよ、さっき摘んできたの」
使用人はそう言ってお茶菓子を盛り付けた。
「なんだなんだ?」
クルトが会話を聞き付けてこっちまでやって来る。
「いえ、大したことでは…。このお茶に入っている花の話です」
そう言ったがクルトは「なーんだ」と興味なさげに、ちゃっかりお茶菓子をつまみ食いして退散していった。
使用人とレオンは肩をちょっと上げて苦笑いをすると、お茶を二人の前に持っていった。
レオンはお茶の用意をしながらクルトの顔を見る。
クルトの表情はここに来てからずっとリラックスしているようだ。
城の中ではクラウド国王の前でも城の中を歩いている時でさえ、どことなく気を張っている様子が見られた。
チャラチャラしているように見えなくもないが、よく見ると目は笑っていない。
そんな印象だった。
「またこれからもたまにつれてくるだろうから顔は覚えておいてくれ。」
帰り際にクルトはアンナに言った。
「クルト王子が無茶を言ったらいつでも言ってくださいね。王子をたしなめるのはこの街では私くらいだから」
アンナはそう言うとまたにっこり笑った。
アンナはレオンの手を握ると軽い握手をした。
レオンはアンナの美しさにボーッとする。
「あっ、アンナは俺の女なんだから手を出すなよレオン。」
クルトはいたずらっぽく笑う。
「私、いつからクルトの女になったのよ。」
アンナもいたずらっぽく笑う。
王子がとれて呼び捨てになった。
こんなやり取りはいつものことなのだろう。
「今日はお会いできてよかった。またいつでも遊びにいらしてね。」
レオンとダンに優しく笑いかける姿はホントに良い家のお嬢様といった様子だ。
クルトもその事を承知の上で軽口を叩けるのだろう。
もしかしたら城の中にそんな話ができる人自体があまりいないのかもしれない。
かなりリラックスした表情のクルトを見てレオンは王子さまも大変なんだろうなと思った。
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