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3day 5月3日 月曜日
骨
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「来たね。誠司くん」
「…はぁ」
あの後仮眠をとった俺達は二代目校舎の前で再び待ち合わせた。タイムリミットは今日を含めてあと二日。ただでさえ時間が無いというのに…。その光景に俺は思わずため息が出る。
「無い…ですね」
「あぁ、残念ながらね」
集合した二代目校舎前。そこには学校など建っておらず、ただの平地が広がっていた。これでは捜査のしょうが無い。今日に至っては天気も悪い。今にも降り出しそうな曇り空が「今日は帰れ」と言いたげに俺達にのしかかっている。気圧の変化で古傷が痛むのか、月神は右手を抑えている。
「無いのなら仕方が無い。今日は諦めよう。今にも降り出しそうだしな」
「はい、そうでー」
二人して平地に背を向け、帰路を辿ろうとしたその時。ふと不自然な風が俺達の頬を掠めていった。音の無い微力な風。何となく嫌な予感がして後ろを振り向いた。月神も同じ気持ちだったらしく、俺と同時に顔を動かした。
二代目校舎。ソレは突然俺達の目の前に現れた。
「帰ろうとした途端に現れる…私達を誘っているかのようだ」
「これは馬鹿にされてますね、完全にっ」
現れたのなら帰る理由は無い。どこか挑発気味に現れた二代目校舎。俺達はそこへ足を踏み入れた。
昇降口に足をかけたその瞬間、俺のズボンのポケットから何かが落ちた感覚がした。そしてすぐにカランカラン何かが転げ落ちる音。使い道が無さすぎたので御守り代わりに入れていた人骨だ。
「ん?どうした誠司くん」
「すみません。ちょっと人骨落としちゃって」
知らない人からすればなかなかヤバいヤツの発言だ。人骨落とすってなんだよ。周囲の人から「は?何言ってんだコイツ」という目で見られる覚悟をして顔を上げる。まぁ、周りに人なんていないのだが。
するとそこにあったのはドン引きして歪な表情のギャラリーではなく、目を見開いて酷く驚いた様子の月神がいた。
「誠司くん…やはり、私の聞き間違いかと思ったが…違うようだな」
「先生…?」
月神はおもむろに上着のポケットから小型ナイフを取り出し、俺に構える。
「貴様、ツクヨミだな。まんまと騙されるところだったよ」
「なっ!?違いますよ!俺は正真正銘の松谷誠司です!」
「黙れツクヨミ!それなら何故それを人の骨だと断言できる?ただの小石にしか見えないぞ私には」
(そんな今更…この前話した時はあっさり信じた癖に…!)
月神がナイフを向けたまま俺に詰め寄る。彼の目はマジだ。決して冗談なんかじゃない。身を貫くような鋭い視線と、ナイフを握りしめる彼の十本の指が殺気を帯びて俺に襲いかかる。
・黙って旧校舎に逃げ込む。
・「違うって言ってるだろ!?そっちこそツクヨミじゃないのか!」
・「そうさ!俺がツクヨミさ!ワッハッハ」
「…はぁ」
あの後仮眠をとった俺達は二代目校舎の前で再び待ち合わせた。タイムリミットは今日を含めてあと二日。ただでさえ時間が無いというのに…。その光景に俺は思わずため息が出る。
「無い…ですね」
「あぁ、残念ながらね」
集合した二代目校舎前。そこには学校など建っておらず、ただの平地が広がっていた。これでは捜査のしょうが無い。今日に至っては天気も悪い。今にも降り出しそうな曇り空が「今日は帰れ」と言いたげに俺達にのしかかっている。気圧の変化で古傷が痛むのか、月神は右手を抑えている。
「無いのなら仕方が無い。今日は諦めよう。今にも降り出しそうだしな」
「はい、そうでー」
二人して平地に背を向け、帰路を辿ろうとしたその時。ふと不自然な風が俺達の頬を掠めていった。音の無い微力な風。何となく嫌な予感がして後ろを振り向いた。月神も同じ気持ちだったらしく、俺と同時に顔を動かした。
二代目校舎。ソレは突然俺達の目の前に現れた。
「帰ろうとした途端に現れる…私達を誘っているかのようだ」
「これは馬鹿にされてますね、完全にっ」
現れたのなら帰る理由は無い。どこか挑発気味に現れた二代目校舎。俺達はそこへ足を踏み入れた。
昇降口に足をかけたその瞬間、俺のズボンのポケットから何かが落ちた感覚がした。そしてすぐにカランカラン何かが転げ落ちる音。使い道が無さすぎたので御守り代わりに入れていた人骨だ。
「ん?どうした誠司くん」
「すみません。ちょっと人骨落としちゃって」
知らない人からすればなかなかヤバいヤツの発言だ。人骨落とすってなんだよ。周囲の人から「は?何言ってんだコイツ」という目で見られる覚悟をして顔を上げる。まぁ、周りに人なんていないのだが。
するとそこにあったのはドン引きして歪な表情のギャラリーではなく、目を見開いて酷く驚いた様子の月神がいた。
「誠司くん…やはり、私の聞き間違いかと思ったが…違うようだな」
「先生…?」
月神はおもむろに上着のポケットから小型ナイフを取り出し、俺に構える。
「貴様、ツクヨミだな。まんまと騙されるところだったよ」
「なっ!?違いますよ!俺は正真正銘の松谷誠司です!」
「黙れツクヨミ!それなら何故それを人の骨だと断言できる?ただの小石にしか見えないぞ私には」
(そんな今更…この前話した時はあっさり信じた癖に…!)
月神がナイフを向けたまま俺に詰め寄る。彼の目はマジだ。決して冗談なんかじゃない。身を貫くような鋭い視線と、ナイフを握りしめる彼の十本の指が殺気を帯びて俺に襲いかかる。
・黙って旧校舎に逃げ込む。
・「違うって言ってるだろ!?そっちこそツクヨミじゃないのか!」
・「そうさ!俺がツクヨミさ!ワッハッハ」
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