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4day 5月4日 火曜日
【CASE5】②
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(探検セットの道具でどうにか…)
俺はカバンから使えそうな道具を取り出していく。
「確かここに…あった!」
傷薬と包帯。何かあった時の応急処置道具。
(ついでにロープで体も縛っておこう。止血の助けになれば良いが…)
「もう…駄目だ…逃げ…ろ…誠司…」
「嫌です!」
死にかけの戦友を置いては行けない。ツクヨミの魔の手がすぐ側まで迫っているが関係ない。今ここで月神を見捨てたら、俺はきっと一生後悔する。たとえ最悪の結果になろうとも、瀕死の彼を助けてやりたい。人として。一人の友達として。
「…みっともないのぉ」
俺達のそんな儚げな思いを無視し、攻撃を仕掛けるツクヨミ。攻撃が当たるより先に、俺は懐中電灯でツクヨミを照らした。ツクヨミは思わず目を逸らし、触手の素早さが激減。その隙に俺は一気に距離を詰める。ついでに使い道の無い虫眼鏡をヤツに投げつけてやった。
「ぐっ…小賢しい!邪魔だ!…っ!」
勝機。
ツクヨミは虫眼鏡を触手で弾いた。その一瞬、自らの触手によって自らの視界を遮った。突如向かってきた虫眼鏡に視線を奪われたのも大きい。ヤツが再び俺に照準を合わせた時、既に俺はヤツの懐に飛び込んでいた。月神から受け継いだ札を片手に。
「貴様…っ!」
「眠れ、ツクヨミ」
そのまま俺は殴りつけるかの如くツクヨミの額に札を貼り付けた。そこで初めて暗がりに隠れていた彼女の顔を見る事ができた。
なんてことは無い。
ただただ美しい女性の笑顔がそこにはあった。
5/4 AM2:05
俺はカバンから使えそうな道具を取り出していく。
「確かここに…あった!」
傷薬と包帯。何かあった時の応急処置道具。
(ついでにロープで体も縛っておこう。止血の助けになれば良いが…)
「もう…駄目だ…逃げ…ろ…誠司…」
「嫌です!」
死にかけの戦友を置いては行けない。ツクヨミの魔の手がすぐ側まで迫っているが関係ない。今ここで月神を見捨てたら、俺はきっと一生後悔する。たとえ最悪の結果になろうとも、瀕死の彼を助けてやりたい。人として。一人の友達として。
「…みっともないのぉ」
俺達のそんな儚げな思いを無視し、攻撃を仕掛けるツクヨミ。攻撃が当たるより先に、俺は懐中電灯でツクヨミを照らした。ツクヨミは思わず目を逸らし、触手の素早さが激減。その隙に俺は一気に距離を詰める。ついでに使い道の無い虫眼鏡をヤツに投げつけてやった。
「ぐっ…小賢しい!邪魔だ!…っ!」
勝機。
ツクヨミは虫眼鏡を触手で弾いた。その一瞬、自らの触手によって自らの視界を遮った。突如向かってきた虫眼鏡に視線を奪われたのも大きい。ヤツが再び俺に照準を合わせた時、既に俺はヤツの懐に飛び込んでいた。月神から受け継いだ札を片手に。
「貴様…っ!」
「眠れ、ツクヨミ」
そのまま俺は殴りつけるかの如くツクヨミの額に札を貼り付けた。そこで初めて暗がりに隠れていた彼女の顔を見る事ができた。
なんてことは無い。
ただただ美しい女性の笑顔がそこにはあった。
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