ダンボールの中身は捨て幼女でした

ルナ

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日常の終点

最終決戦 後編

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 心美は亜美を抱き抱えたまま例の場所まで走る。巨人は心美達を必死に追いかけるが、亜美を抱えた心美の方がまだ早い。そのまま心美は上手いこと巨人を例の場所まで誘導する。

「もう少しだ!頑張れ!心美!」

 俺の声に応えるように途端にグンッと速度を上げた心美。あっという間に例の場所まで到着した。心美は今の立ち位置のまま、巨人をギリギリまで引きつける。

「がああああああああ!!ごごみいいいいい!!殺すずうううううううう!!」

 巨人の手が心美を叩き潰そうと大きく振り下ろされる。心美はそれを華麗な身のこなしで交わし、一瞬にして巨人から距離をとった。

 よし…今だ!

「月神さんっ!」
「あぁ…おい!篠原竜太!」
「が…あぁあ?」

 巨人が振り向いた先、そこには拳銃を構えた月神の姿があった。




「チェックメイトだ」





 月神は持っていた拳銃で発砲。しかし撃ったのは巨人目掛けてでは無い。彼の弾が射抜いたのは鎖鎌の鎖。先程巨人に弾かれ信号機に引っかかった、だ。鎌の刃に密着するソレは超高圧力のスイッチが入ったままの状態にしてある。
 そしてそれは丁度、巨人の頭上にあった。水浸しの巨人の上に。

「ーーーーーーーーーーーーーーーー」

 巨人は声にならない声を上げ、全身を激しく痙攣させた。流石に応えた様だ。しばらくバタバタともがき苦しんだ後、声も動きも小さくなり、やがて完全に静止した。

「オマケなのです」
「ん?…なっ!?お前!今そんな物やったら…!?」
「え…?」

 オマケと称して亜美が巨人目掛けて投げた物。それは火の着いたマッチ。
 どこから取り出したのかという疑問は一旦置いておいて、なんだか嫌な予感がした。確か中学の理科の実験でやった覚えがある。と分解されてに別れると。
 そしてその時、俺の脳裏にとある一つの文言が浮かんだ。















【爆発オチなんてサイテー】
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