同居人は異世界人

ルナ

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【2】打ち切り

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「さて、お前がウチに来てから既に一ヶ月が経つのだが…」
「…ぷいっ」
(あ、そっぽ向きやがったこの野郎)
「ま~だ傷は癒えないんですかねぇレインさぁん?」
「まだ…ちょっと」
「へえええええ?どこどこぉ?どの辺がまだ痛むのですかぁ?僕の見た感じだと全快してキビキビ動けるくらいにまで回復したように見えますけどねえ?」
「…」

 レインは意地でも俺から目を離し続けた。

「和也には…私が必要…」
「いえ、そんな事無いです」
「時期に分かる」
「お前は一体何を言ってー」

 ここまで言ったところで玄関のインターホンが鳴った。もうすぐ日付が変わる時間帯なのだが、こんな時間に一体誰だろうか。何故かやけにインターホンを連打されるので急いで玄関に向かった。 

「はーい、どちら様…」

 扉を開けて相手を見た瞬間、俺は

「あ…終わった」

 そう思った。

 玄関前にいたのは血走った目をした知らない男。マスクと帽子で顔はよく見えないが、包丁を右手に握りしめている。その情報だけで察した。

(強盗やないかーーーーーい)

 はい。田島和也。18歳。バキバキの童帝。終了のお知らせです。
 皆さんありがとうございました。





END













 ん…あれ…。

 死を覚悟して目を瞑ったものの、何も起きない。刺されないし、殴られてもない。
 目を開くと、目の前には腰を抜かして酷く怯えた強盗犯さんがいた。尻もちをついたまま後ずさりしてガクガクと震えている。後ろを振り返ると、そこにはレインが立っていた。何やら彼女の背後には黒い何か、暗闇とは違う別の何かがウヨウヨと空間を歪めている。



「帰れ…」
「ひっ…ヒイイイイイイイイイ凶悪犯ヅラああ!」
「お前じゃい!凶悪犯は!」
「お助けええええええええ!」

 レインを見た強盗犯は風のように去っていった。まるでお化けを見たかのように…いや、お化けより怖いなコレは。あのウヨウヨしたヤツ俺もよく分かんないし、怖いもん。

「ほら。和也には私が必要」

 強盗犯が消え去った後、振り向きざまにレインは言った。振り向いた彼女の顔はいつも見る感情の読み取りづらい無表情で、さっきまでの怒気も黒い何かも消えていた。

「だから…しばらく美味しいご飯…よろしくお願いします」
「…ひゃい」

 ぺこりと頭を下げたレインに俺はすっかり萎縮してしまい、情けない承諾しかできませんでした。



レイン 居候生活延長



強盗犯♂
身長170
スリーサイズ
85-79-81
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