15 / 19
15. あたしの幼馴染
しおりを挟む
「ねぇサク、SEXしてみる?」
軽く上目遣いを意識しながら、サクに問い掛ける。
一瞬言葉の意味が理解できなかったのか、鳩が豆鉄砲を食らったように目を丸くするサクが微笑ましかった。
あたしは東雲 雪(しののめ ゆき)。でも『雪』と呼ぶのは勘弁してね。
あたしを雪と呼んで良い男の子は、世界でサク1人だけだから。
あ、いや正確じゃないな。
外国人には『ユキ』呼びを許している。
だって、彼らにはあたしの名字の『しののめ』が凄く言い辛いらしい。
『シノーメー』とか『シロロメ』とか間違って呼ばれる度に訂正するのも面倒臭いし、かと言って間違った呼び名を受け入れて変な呼び名が定着しちゃっても嫌だ。
あたしには、凄く気になっている幼馴染の男の子がいる。
彼は柊 咲人(ひいらぎ さくと)。
皆からはサクの愛称で呼ばれ、親しまれている。
親同士が連れオナニーをするくらいの大親友のため、物心つく前からの幼馴染である。
家も隣同士、なんなら中央の塀も取っ払って渡り廊下で繋がっている、実質『1つ屋根の下』だ。
サクは最近、あたしとの『距離感』に悩んでいるようだ。
あたしはぶっちゃけ、自分を美人だと思っている。
自惚れ? ノンノン、ちゃんとした市場調査を基にした正当な評価だ。
おまけに成績も常に上位をキープしてるし、スポーツだって何でもイケる。
そんなあたしと比べ、自分はあまりにも平凡なんじゃないか、と言うことらしい。
体形はちょっと痩せてるくらいの普通、背はあたしと同じくらい。
勉強もそこそこ、スポーツもそこそこ。
サクはそんな一般的な男の子…と思ってるのは本人だけで、実はサクはモテる。
それはそれは滅茶苦茶にモテる。
その人気は学年・学内に留まらず、家のある区内にいる女性全員サクの事が好きなんじゃない?
そして誰に対しても朗らかで屈託のない笑顔を向けるのだから、あたしはもうイライラしまクリスティー。
サクの全身から発せられる和やかな、ヒヨコとかジャンガリアンハムスター的な独特な『小動物感』が女性の庇護本能をペガサス流星拳のようにビシバシ刺激するのだ。
これで本人はワイルド系で通してるつもりなのだから、ヘソが茶を沸かす。
加えて、勉強もスポーツもそこそこと言うことは、あらゆる面においてレベルの高いウチの学校の平均以上をキープしていると言うこと。
これだけでも、モテないはずがない。
もう、サクに近付く女は後を経たず…なワキゃない。
あたしがいる。あたしを誰だと思ってる。
サクに近付く女は、あたしが処す。
敵は女性だけではない。
サクは女の子のような可愛い顔をしている。
それは、チンチンを隠せば銭湯に行ってあたしと一緒に女湯に入っても違和感ない程だ。
一見すると女の子にしか見えないため、サクのチンチンを見た者は皆「OH、グレイトチンポ?」とビビるのだ。
そんなワケで、サクは1部の層の男性からも絶大な支持を得ている。
サクに変な趣向や性癖が付いたら大変だ。
そっち方面の処理は、女性関係以上に気を使う。
サクはあたしの事をチートキャラだと思っているようだが、あたしに言わせれば、天然で誘蛾灯みたいな事やってるサクの方がよっぽどチートだ。
まったく、人の気も知らないで。
でも、悩んでいる事にあたしが気付いている、と言うことに気付いてないサクが可愛い。
~~感謝~~
数ある作品の中から本作を見つけて頂き、そして目を通して頂きありがとうございます。良かったら、感想など頂ければ嬉しいです。
ミスを見つけたら指摘して下さい。
辛口の批評も歓迎です。
書き上がったモノを投稿してます。
酷評によるモチベーションの低下が原因で未完のまま放置はありませんが、時間の関係で遅くなる事はあるかも知れない旨、ご了承下さい。
基本毎日更新でサクッと全話上げてくつむりなので、よろしくお願いします。
軽く上目遣いを意識しながら、サクに問い掛ける。
一瞬言葉の意味が理解できなかったのか、鳩が豆鉄砲を食らったように目を丸くするサクが微笑ましかった。
あたしは東雲 雪(しののめ ゆき)。でも『雪』と呼ぶのは勘弁してね。
あたしを雪と呼んで良い男の子は、世界でサク1人だけだから。
あ、いや正確じゃないな。
外国人には『ユキ』呼びを許している。
だって、彼らにはあたしの名字の『しののめ』が凄く言い辛いらしい。
『シノーメー』とか『シロロメ』とか間違って呼ばれる度に訂正するのも面倒臭いし、かと言って間違った呼び名を受け入れて変な呼び名が定着しちゃっても嫌だ。
あたしには、凄く気になっている幼馴染の男の子がいる。
彼は柊 咲人(ひいらぎ さくと)。
皆からはサクの愛称で呼ばれ、親しまれている。
親同士が連れオナニーをするくらいの大親友のため、物心つく前からの幼馴染である。
家も隣同士、なんなら中央の塀も取っ払って渡り廊下で繋がっている、実質『1つ屋根の下』だ。
サクは最近、あたしとの『距離感』に悩んでいるようだ。
あたしはぶっちゃけ、自分を美人だと思っている。
自惚れ? ノンノン、ちゃんとした市場調査を基にした正当な評価だ。
おまけに成績も常に上位をキープしてるし、スポーツだって何でもイケる。
そんなあたしと比べ、自分はあまりにも平凡なんじゃないか、と言うことらしい。
体形はちょっと痩せてるくらいの普通、背はあたしと同じくらい。
勉強もそこそこ、スポーツもそこそこ。
サクはそんな一般的な男の子…と思ってるのは本人だけで、実はサクはモテる。
それはそれは滅茶苦茶にモテる。
その人気は学年・学内に留まらず、家のある区内にいる女性全員サクの事が好きなんじゃない?
そして誰に対しても朗らかで屈託のない笑顔を向けるのだから、あたしはもうイライラしまクリスティー。
サクの全身から発せられる和やかな、ヒヨコとかジャンガリアンハムスター的な独特な『小動物感』が女性の庇護本能をペガサス流星拳のようにビシバシ刺激するのだ。
これで本人はワイルド系で通してるつもりなのだから、ヘソが茶を沸かす。
加えて、勉強もスポーツもそこそこと言うことは、あらゆる面においてレベルの高いウチの学校の平均以上をキープしていると言うこと。
これだけでも、モテないはずがない。
もう、サクに近付く女は後を経たず…なワキゃない。
あたしがいる。あたしを誰だと思ってる。
サクに近付く女は、あたしが処す。
敵は女性だけではない。
サクは女の子のような可愛い顔をしている。
それは、チンチンを隠せば銭湯に行ってあたしと一緒に女湯に入っても違和感ない程だ。
一見すると女の子にしか見えないため、サクのチンチンを見た者は皆「OH、グレイトチンポ?」とビビるのだ。
そんなワケで、サクは1部の層の男性からも絶大な支持を得ている。
サクに変な趣向や性癖が付いたら大変だ。
そっち方面の処理は、女性関係以上に気を使う。
サクはあたしの事をチートキャラだと思っているようだが、あたしに言わせれば、天然で誘蛾灯みたいな事やってるサクの方がよっぽどチートだ。
まったく、人の気も知らないで。
でも、悩んでいる事にあたしが気付いている、と言うことに気付いてないサクが可愛い。
~~感謝~~
数ある作品の中から本作を見つけて頂き、そして目を通して頂きありがとうございます。良かったら、感想など頂ければ嬉しいです。
ミスを見つけたら指摘して下さい。
辛口の批評も歓迎です。
書き上がったモノを投稿してます。
酷評によるモチベーションの低下が原因で未完のまま放置はありませんが、時間の関係で遅くなる事はあるかも知れない旨、ご了承下さい。
基本毎日更新でサクッと全話上げてくつむりなので、よろしくお願いします。
0
あなたにおすすめの小説
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
隣人はクールな同期でした。
氷萌
恋愛
それなりに有名な出版会社に入社して早6年。
30歳を前にして
未婚で恋人もいないけれど。
マンションの隣に住む同期の男と
酒を酌み交わす日々。
心許すアイツとは
”同期以上、恋人未満―――”
1度は愛した元カレと再会し心を搔き乱され
恋敵の幼馴染には刃を向けられる。
広報部所属
●七星 セツナ●-Setuna Nanase-(29歳)
編集部所属 副編集長
●煌月 ジン●-Jin Kouduki-(29歳)
本当に好きな人は…誰?
己の気持ちに向き合う最後の恋。
“ただの恋愛物語”ってだけじゃない
命と、人との
向き合うという事。
現実に、なさそうな
だけどちょっとあり得るかもしれない
複雑に絡み合う人間模様を描いた
等身大のラブストーリー。
鬼より強い桃太郎(性的な意味で)
久保 ちはろ
恋愛
桃太郎の幼馴染の千夏は、彼に淡い恋心を抱きつつも、普段から女癖の悪い彼に辟易している。さらに、彼が鬼退治に行かないと言い放った日には、千夏の堪忍袋の緒も切れ、彼女は一人鬼ヶ島に向かう。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
数年振りに再会した幼馴染のお兄ちゃんが、お兄ちゃんじゃなくなった日
プリオネ
恋愛
田舎町から上京したこの春、5歳年上の近所の幼馴染「さわ兄」と再会した新社会人の伊織。同じく昔一緒に遊んだ友達の家に遊びに行くため東京から千葉へ2人で移動する事になるが、その道中で今まで意識した事の無かったさわ兄の言動に初めて違和感を覚える。そしてその夜、ハプニングが起きて………。
春にぴったりの、さらっと読める短編ラブストーリー。※Rシーンは無いに等しいです※スマホがまだない時代設定です。
覚えたての催眠術で幼馴染(悔しいが美少女)の弱味を握ろうとしたら俺のことを好きだとカミングアウトされたのだが、この後どうしたらいい?
みずがめ
恋愛
覚えたての催眠術を幼馴染で試してみた。結果は大成功。催眠術にかかった幼馴染は俺の言うことをなんでも聞くようになった。
普段からわがままな幼馴染の従順な姿に、ある考えが思いつく。
「そうだ、弱味を聞き出そう」
弱点を知れば俺の前で好き勝手なことをされずに済む。催眠術の力で口を割らせようとしたのだが。
「あたしの好きな人は、マーくん……」
幼馴染がカミングアウトしたのは俺の名前だった。
よく見れば美少女となっていた幼馴染からの告白。俺は一体どうすればいいんだ?
マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる