少年英雄の学園生活記

天満月

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新たな動き

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ウラノス達と別れ、冒険者ギルドに匪賊とバンザルの引渡しに来ていた。

─王都 冒険者ギルド─

木材の扉を開き、ギルドの中へと進んでいく。
進むと、1人の女性がへーベルトに気づき駆け寄ってくる。

「あっ!へーベルトさん。お久しぶりです」

元気よく喋りながら、頭を下げる女性。

「久しぶりだな、ユリシア。ゴルはいるか?」   

へーベルトの質問に、ハキハキと応えるユリシア。

「はい。2階の部屋におられます。それと、後ろにいる匪賊はこちらで受け取ります。」

「頼んだ。俺はゴルの所に行く」

「はい。それでは」

ユリシアが匪賊をギルドの裏へと連れていく。
へーベルトは階段を登って2階にある部屋へと、向かう。

─ギルド長室─

ギルド長室の前に立ち、扉をノックする。

「入るぞ」

ノックしてから返事も待たずに、部屋へと入る。

「返事も聞かずに、入るな。へーベルト」

呆れたような声で、へーベルトに言う。

「ノックはした」

「入っていいかどうか、聞かずに入っただろ。」

「時間がないからな」

「時間がないとは、どういうことだ?」

「直ぐに学園に帰らないと行けないからな」

「そうだったな。お前は教師をやっていたな。それで、何の用で来たんだ?」

「お前に頼まれた匪賊討伐のクエストのことだ」

「まさか、終わったと言うのか?」

「ああ、終わったから報告にな。」

「もうか?意外と早かったな。」

「生徒の野外授業として、匪賊討伐を行ったからな。」

「お前自分の生徒に、匪賊討伐をやらせたのか!?」

「大丈夫だ、安心しろ。まだ人を殺させてはない。アジトを破壊して、出てきた匪賊達をシビラせてとっ捕まえさせただけだ。ボスのバンザルは、俺が殺ったから。」

「そうか、ならいいんだ。そうだ、報酬だがユリシアから受け取ってくれ。」

「了解。それじゃ、俺は帰る。」

「また何かあったら、その時は頼んだ」

「あぁ」

1階に降りてきたへーベルト。
降りると、ユリシアから報酬が受け渡される。
へーベルトはその報酬を手に、冒険者ギルドをあとにする。


─ウラノスside─

もう少しで学園に着くかな。
皆、疲れて寝てしまった。


この後、学園に着いたウラノス達。
馬車で寝ている皆を、ウラノスは体を擦りながら起す。
数分をかけて、全員を起こしたウラノス。
起きた皆は、馬車を降りて各自の寮へと戻る。


─???side─

薄暗い部屋の中央に、キングチェアがあり
そのキングチェアで足を組み、不敵な笑みを浮かべながら言葉を発する。

「さて、そろそろ始めますか。を。
待っているといい、ウラノス=フェリオン。僕のを殺した事を、後悔するといい。」

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