少年英雄の学園生活記

天満月

文字の大きさ
33 / 34

負ける者

しおりを挟む
「はァァァ!!!」

「ハァァァァァ!!!」

剣と剣のぶつかり合いで響く、金属音が闘技場内に響き渡る。その剣どうしの攻防戦は長く続く....
2人が激しい攻防戦を繰り広げるなか、2人の少年少女が立ち上がる。

痛ってぇ....まさか、気絶するとはな....ウラノス、今一人で戦ってんのか....うっし!早く戦線に戻らないとな


っ....まさか、あそこまで強いとは....。?この金属音は....
ウラノスさん!?あのマリンブルーの鎧を纏った人がウラノスさんだとするなら....あの漆黒の鎧を纏ったのがあの、神の使い....早く戦線に復帰しなきゃ!

2人は同時に、瓦礫の中から飛び出す。

「はぁぁぁっ!」

「ハァァッ!」

「「待たせた!(お待たせしました!)」」

「遅せぇよ!お前達」

笑いながら、そう言葉を発するウラノス。

「まだ生きていたのか!!」

「はぁぁ!『蒼炎無窮燐火!『業炎爆擊拳』」

神の使いは一度大きくウラノスの剣を弾いて、前後からくる攻撃にそなえる。

「なに、呑気に2人の攻撃にそなえてんだ?お前の目の前には....俺がいるだろ」

ウラノスは冷徹な眼差しを神の使いに向け、剣を下から上へと払う。

「クッ!」

神の使いがウラノスの攻撃を避けた所で、ゴウセの炎の拳がとんでくる。

「ハァァァァァッッ!!!」

真正面から来る拳を左に避け、ゴウセの腕を切り落とそうとする魂胆がまる見えだったので、ウラノスは左にそれた瞬間に神の使いよりも早く左に移動し、神の使いの背中を蹴り飛ばす。

すると、ゴウセの拳が見事顔面に直撃。兜に触れた拳から大爆発が起きる。神の使いは吹っ飛び、兜が壊される。
飛ばされた場所には、アテナが待ち構えていた。

「待ってましたよ。『無天陽斬ムテンヨウザン』」

2本の剣を天に向ける。すると、剣に炎が集まってきて
最終的に燃え盛る業火の剣とかす。

「ハァァァッ!!!」

アテナは剣をおもいっきり縦に振り下ろす。

アテナの攻撃は見事命中。剣は神の使いの両肩に当たる

「はぁはぁはぁ」

「クッ....ガハッ!私が、このような脆弱な種族に、負けるわけが....ない!」

「お前は、お前が嘲罵ちょうばした人に人間に負けたんだよ。神の使い、お前の負けだ」

剣先を神の使いに向けるウラノス

「私は....私は貴様らのような種族に負けてはならぬのだ!動け!動け私の体!」

「じゃあな、神の使い。」

ウラノスが剣で心臓を突き刺そうと、した時だった

「ッ!!!」

何かに気づき、神の使いから距離を取る。

「何だ、今の殺気は」

「まさか....アイツらが....動いてるとは....」

アイツら....?

そうウラノス含め、3人が考えていると....突然、闘技場を周り囲む巨大な柱に無数の黒い服を見に纏った集団がいた。

こいつら、一体....てか、囲まれた....。

「情けないなぁ....ガルドスブルド」

ガルドスブルド?....あの、神の使いの名前か!?

「はは....まさか、ロキ様が....お前達を動かして....いたとはな....。なぁ....ロキ様直属暗殺部隊....翳王厭魅カゲオウエンミ

翳王....厭魅

「お前達がここに来たということは....この人に負けた私を....始末しにかさ....来たんだろ....?厭魅」

「その通りだ。負け犬」

「ははは....負け犬ねぇ....今の私に1番似合う....言葉だ」

神の使いもとい、ガルドスブルドが厭魅に向ける視線の目はもはや虚ろな目。

「やれ」

その言葉を合図に、一斉に翳王厭魅は何かを唱え始める。

「何だ....」

「ウラノス、何かヤバくねぇか」

「私も、そう思います」

分かってるさ。でも、四方八方囲まれていて退くことも出来ない。それに、あの翳王厭魅っていう集団の得体の知れない何かを感じる。

「「「「「「「「「『呪殺』」」」」」」」」」

一斉に放たれた言葉、すると、ガルドスブルドの体に何か得体の知れない呪縛のようなものが張り巡らされている。
数秒でその呪縛は消える。ウラノスはガルドスブルドの喉をみる。

息してない....

そう、ガルドスブルドは死んだのだ。あの呪縛により。

「さて、任務は終了した。戻るぞ」

「「「「「「「「「「「はっ!」」」」」」」」」」」

翳王厭魅は、飛翔し消えていく。

なんだったんだ

ガルドスブルドの死体は!....ない....!?

まさか、あの呪殺って....対象を殺した後、自動的に死体を灰にするのか!?現に、ガルドスブルドの死体があった場所には大量の灰がある。ヤバいな....翳王厭魅

「ウラノス、早く戻ろう。」

「ウラノスさん」

「あ、あぁ。そうだな」

3人はとある場所目指し、移動する。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

犬の散歩中に異世界召喚されました

おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。 何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。 カミサマの許可はもらいました。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

オマケなのに溺愛されてます

浅葱
恋愛
聖女召喚に巻き込まれ、異世界トリップしてしまった平凡OLが 異世界にて一目惚れされたり、溺愛されるお話

処理中です...