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【32:もう買い物終わっちゃった?】
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◆◇◆
日和が気にいった服を見て、俺もホントに可愛いと思ったから心からそう言ったら、日和はそのシャツを買うことになった。
レジで支払いを済ませて、店から出ようとしたところに神凪とお姉さん、そして神凪にくっつくようにしてロリ神様も一緒に戻ってきた。
店を出るところで顔を合わせて、ちょっと驚いた顔で神凪が訊いた。
「あれ? もう買い物終わっちゃった?」
「はい。もう買いましたぁ」
「そう……もう帰るの?」
神凪は残念そうにしてる。こいつら店の外で、何をしてたんだろうか?
「いいえ。これから天心君に、たい焼きを奢ってもらうのですぅ」
「たい焼き?」
「はい。ここの一階にある専門店のたい焼きが、すっごく美味しいんですよぉ」
「へぇ~いいなぁ」
神凪は羨ましそうな顔して、俺を見てる。
「へぇ~いいなぁ」
「そ、そうだな」
神凪もたい焼きが好きなのかな。
「へぇ~いいなぁ」
ん?これは?
「へぇ~いいなぁ」
神凪は口を尖らせてる。明らかに、私にも奢れっていうメッセージだな。
「わかった、わかった。何度も言うな。神凪にも奢ってやるよ」
「「「やった~!」」」
ん? 神凪と一緒に、お姉さんまで万歳してる。なんで?
いや待て。今三人の声が聞こえた。こっそりロリ神様まで万歳して喜んでるじゃないか。
「お、お姉さんも?」
「だって天心君、神凪にも奢ってやるって言ったでしょ。私も神凪だよ」
「そりゃ、そうだけど」
「ダメ……かな?」
お姉さんが眉を八の字にした悲しそうな表情で、上目遣いに俺を見た。めっちゃ可愛い。きゅんとした。
ええい! こうなりゃ、お姉さんにも奢るかな。
「よ、喜んで!」
俺が答えたその時、急に神凪が鬼の形相をして、肘でお姉さんの肩を突いた。ガシッて音がしたぞ。かなり本気の突きだ。神凪、やっぱ怖ぇよ。
お姉さんはうぐっと唸って、肩を抑えてる。大丈夫か?
「じょ、冗談よ~ 冗談だからね、天心君」
「ご、ごめんね天心君。変な姉で」
お姉さんと一緒に、神凪まで謝ってる。別にたい焼きを奢るくらい、大したことじゃないのに。神凪はぼそぼそ小声で、お姉さんに何か文句を言ってる。
「だからそういう態度は取らないでくれる?」
「わかったよ。ごめんごめん。お詫びにいいことしてあげるから」
「なによ?」
何を話してるんだろ。そう思ってたら、お姉さんがにっこり笑いかけてきた。
「あのね、天心君。たい焼き奢れは冗談だけど、神凪って呼ばれると、私のことかと勘違いするわけ」
「はあ」
「だからこれからさくらのことは、さくらって呼んでくれる?」
「はっ?」
下の名前で呼ぶなんて、恥ずかしいだろ。それはむりだ。
「それに私は、プラムたん。またはプラムちゃんね」
お姉さんは、まだそこにこだわってるのか? さくらも無理だけど、プラムはもっと無理だ。
あ、また神凪が肘でお姉さんの肩を突いた。ガシッて音がした。本気の突き、再び。怖っ!
「だからプラムって呼ばせないでって言ってるでしょっ!」
そりゃそうだ。もっとお姉さんに言ってやってくれ、神凪。あ、そうだ。とりあえず、差し障りのない呼び方を提案してみたらどうだろう。
「あの、お姉さん。呼び名は梅さんでどうですか?」
「梅さん? なんだか寿司職人みたいでやだ。じゃあ梅ちゃんでどう?」
「あ、それなら」
仕方ない。プラムたんやプラムちゃんより、百倍マシだ。これからお姉さんのことは、梅ちゃんと呼ぼう。
「で、さくらは、さくらって呼んでよ。チェリーちゃんとかは不可!」
誰がチェリーちゃんなんて呼ぶんだよ。童貞君じゃあるまいし、恥ずかしすぎるぞ。それに周りからもなんでそんな呼び方をしてるのか、ツッコまれまくる。それならさくらの方が百万倍マシだ。
「さくらの方がいい……」
「はい、決定~! じゃあ今後は、妹のことはさくらって呼ぶように!」
あれ? お姉さんにはめられたか?
本命よりももっと悪い提示をして、まだマシだという心理で本命を選ばせる手法。『当《あ》て物《ぶつ》』って言うんだと、どっかで聞いたことがある。
「いや、あの、それは……」
「男に二言はないよねぇ~天心君!」
「は、はい」
神凪……いや、さくらと同様の切れ味鋭い目つきで梅ちゃんに睨まれて、ついオーケーしちまった。ホントこの姉妹ときたら、恐ろしいんだから。
「じゃあ天心君、さくらって呼ぶ練習をしてみよっか。ハイ、さ、く、ら!」
「えっ?」
「もうっ、お姉ちゃん! 恥ずかしいからやめてよ」
「いや、やめない。これはさくらのためじゃなくて、私のため。神凪なんて呼ばれると、私が呼ばれたって勘違いしてややこしいからねー ハイ、天心君、言ってみて」
変わったことにこだわる姉さんだな。神凪の姉さんと顔を合わす機会なんて、これからそうは無いだろうに。でもおっかねぇから、言う通りにしとくか。とは言うものの、めっちゃ恥ずかしいけどな。
「さ……さくら」
「はいっ」
神凪……いや、さくらがなぜか背筋をピーンと伸ばして、顔を真っ赤にして返事した。呼ばれた方も照れくさいんだろな。しかも俺がこんな人気女子に、気軽に名前で呼んでいいのか? 神凪は嫌じゃないのかな?
「それでよし! 今後は私のいないところでも、そう呼ぶんだよ。私がいないからって神凪なんて呼んだらぶっ殺す! ちゃんとさくらに報告させるから」
はぁっ? なんか理屈に合ってないよな気がする……でも怖いから、まあいいや。ホント変わった人だ。
お姉さんに聞こえないように、小声で神凪に訊いてみる。
「なあ神凪」
「え?」
「ホントにさくらって呼んでいいの?」
「う……うん。いいよ」
「そっか、わかった。さ、さ、さくら」
「は、はいっ」
あはは、また顔を真っ赤にして、背筋を伸ばしてるよ。案外可愛いな、さくら。
その時急に、梅ちゃんがうきうきとした大きな声を出した。
「じゃあそろそろ、たい焼きを買いに行こう~!」
「はーい! 待ってましたですぅ」
拳を突き上げた梅ちゃんに、日和が嬉しそうに賛同してる。そりゃ、こんな訳のわからないくだりでこんだけ待たされりゃ、待ちくたびれるわな。
日和が、たいやき屋さんはショッピングモール一階の専門店街にあると教えてくれて、四人と一柱《ひとばしら》でエスカレーターに乗って移動した。
たい焼き屋に着くと、梅ちゃんが俺とさくらに、先に席を取ってこいと言う。
すぐ目の前に天井がガラス張りになってる三階まで吹き抜けの大空間があって、そこにテーブルと椅子がいくつか置いてある。そこで飲食をしてもいいんだそうだ。
「私と日和ちゃんでたい焼きを買っていくから、さくらと天心君は席取りをしといてよ」
別に混んでるわけでもないし、ちらほらとしか他の客はいないから、席取りってほどでもないのに。
「うん、わかった。私の分はクロワッサンたい焼き買ってね、お姉ちゃん」
さくらがそう答えたから、俺も仕方なしに席取りに同行することにした。
「じゃあ俺もクロワッサンたい焼きを二個と、コーラを頼む」
日和に俺の分と、日和に奢るたい焼き三個分のお金を渡して、さくらと一緒に席を確保しに移動する。ロリ神様も俺たちにひょこひょこと着いてきた。
「たい焼きを二個頼んだのは、一個はロリ神様の分だからな」
「やっぱりそうであるか。天心は優しいぞよ」
ロリ神様はにんまりと笑ってる。それをみたさくらも、つられて笑顔になってる。
あれ? なんだか子連れの夫婦みたい?
いやいやいや。変な想像をしちまった。
「天心君、どうしたの? 顔が赤いけど」
「いや、なんでもない。気にするな」
手を振ってごまかしながら、大空間のテーブル席に座った。日和と梅ちゃんがたい焼きを買ってるのが向こうの方に見える。
すぐに二人はたい焼き屋のカウンターを離れて、トレイを手にこちらに向かって歩き出した。
「おーい、こっちよーっ!」
さくらが立ち上がって大きく両手を振ると、向こうも気がついたみたいで、日和が大きく手を振り返してる。
その時──
大空間の吹き抜けの天井の方で、バリンというガラスが割れる音が鳴った。まばらにいる他の客はキョロキョロとしてる。
──なんの音だ?
さくらもロリ神様も、同時に上を向く。俺も天井を見上げた。
「なんだ、あれは?」
「え? 何あれ?」
「あれは、邪神の親玉、邪々神じゃ!」
「なんだって?」
ガラス天井の割れ目からモール内に入ってきたそいつは、タカヤさんに化けてた大邪神よりもさらに大きく、黒い邪悪な鬼のような顔をしてる。
そいつが天井を突き破ってモールの大空間を急降下してきたと思ったら、急に方向を変えて日和と梅ちゃんの方に向かった。
大変だ! 俺やさくら、ロリ神様には見えるけど、日和や梅ちゃんには神や霊は見えない。彼女たちが襲われてしまう!
「日和ー! 梅ちゃん! よけろっ!」
思わず俺は、大声を出していた。
日和が気にいった服を見て、俺もホントに可愛いと思ったから心からそう言ったら、日和はそのシャツを買うことになった。
レジで支払いを済ませて、店から出ようとしたところに神凪とお姉さん、そして神凪にくっつくようにしてロリ神様も一緒に戻ってきた。
店を出るところで顔を合わせて、ちょっと驚いた顔で神凪が訊いた。
「あれ? もう買い物終わっちゃった?」
「はい。もう買いましたぁ」
「そう……もう帰るの?」
神凪は残念そうにしてる。こいつら店の外で、何をしてたんだろうか?
「いいえ。これから天心君に、たい焼きを奢ってもらうのですぅ」
「たい焼き?」
「はい。ここの一階にある専門店のたい焼きが、すっごく美味しいんですよぉ」
「へぇ~いいなぁ」
神凪は羨ましそうな顔して、俺を見てる。
「へぇ~いいなぁ」
「そ、そうだな」
神凪もたい焼きが好きなのかな。
「へぇ~いいなぁ」
ん?これは?
「へぇ~いいなぁ」
神凪は口を尖らせてる。明らかに、私にも奢れっていうメッセージだな。
「わかった、わかった。何度も言うな。神凪にも奢ってやるよ」
「「「やった~!」」」
ん? 神凪と一緒に、お姉さんまで万歳してる。なんで?
いや待て。今三人の声が聞こえた。こっそりロリ神様まで万歳して喜んでるじゃないか。
「お、お姉さんも?」
「だって天心君、神凪にも奢ってやるって言ったでしょ。私も神凪だよ」
「そりゃ、そうだけど」
「ダメ……かな?」
お姉さんが眉を八の字にした悲しそうな表情で、上目遣いに俺を見た。めっちゃ可愛い。きゅんとした。
ええい! こうなりゃ、お姉さんにも奢るかな。
「よ、喜んで!」
俺が答えたその時、急に神凪が鬼の形相をして、肘でお姉さんの肩を突いた。ガシッて音がしたぞ。かなり本気の突きだ。神凪、やっぱ怖ぇよ。
お姉さんはうぐっと唸って、肩を抑えてる。大丈夫か?
「じょ、冗談よ~ 冗談だからね、天心君」
「ご、ごめんね天心君。変な姉で」
お姉さんと一緒に、神凪まで謝ってる。別にたい焼きを奢るくらい、大したことじゃないのに。神凪はぼそぼそ小声で、お姉さんに何か文句を言ってる。
「だからそういう態度は取らないでくれる?」
「わかったよ。ごめんごめん。お詫びにいいことしてあげるから」
「なによ?」
何を話してるんだろ。そう思ってたら、お姉さんがにっこり笑いかけてきた。
「あのね、天心君。たい焼き奢れは冗談だけど、神凪って呼ばれると、私のことかと勘違いするわけ」
「はあ」
「だからこれからさくらのことは、さくらって呼んでくれる?」
「はっ?」
下の名前で呼ぶなんて、恥ずかしいだろ。それはむりだ。
「それに私は、プラムたん。またはプラムちゃんね」
お姉さんは、まだそこにこだわってるのか? さくらも無理だけど、プラムはもっと無理だ。
あ、また神凪が肘でお姉さんの肩を突いた。ガシッて音がした。本気の突き、再び。怖っ!
「だからプラムって呼ばせないでって言ってるでしょっ!」
そりゃそうだ。もっとお姉さんに言ってやってくれ、神凪。あ、そうだ。とりあえず、差し障りのない呼び方を提案してみたらどうだろう。
「あの、お姉さん。呼び名は梅さんでどうですか?」
「梅さん? なんだか寿司職人みたいでやだ。じゃあ梅ちゃんでどう?」
「あ、それなら」
仕方ない。プラムたんやプラムちゃんより、百倍マシだ。これからお姉さんのことは、梅ちゃんと呼ぼう。
「で、さくらは、さくらって呼んでよ。チェリーちゃんとかは不可!」
誰がチェリーちゃんなんて呼ぶんだよ。童貞君じゃあるまいし、恥ずかしすぎるぞ。それに周りからもなんでそんな呼び方をしてるのか、ツッコまれまくる。それならさくらの方が百万倍マシだ。
「さくらの方がいい……」
「はい、決定~! じゃあ今後は、妹のことはさくらって呼ぶように!」
あれ? お姉さんにはめられたか?
本命よりももっと悪い提示をして、まだマシだという心理で本命を選ばせる手法。『当《あ》て物《ぶつ》』って言うんだと、どっかで聞いたことがある。
「いや、あの、それは……」
「男に二言はないよねぇ~天心君!」
「は、はい」
神凪……いや、さくらと同様の切れ味鋭い目つきで梅ちゃんに睨まれて、ついオーケーしちまった。ホントこの姉妹ときたら、恐ろしいんだから。
「じゃあ天心君、さくらって呼ぶ練習をしてみよっか。ハイ、さ、く、ら!」
「えっ?」
「もうっ、お姉ちゃん! 恥ずかしいからやめてよ」
「いや、やめない。これはさくらのためじゃなくて、私のため。神凪なんて呼ばれると、私が呼ばれたって勘違いしてややこしいからねー ハイ、天心君、言ってみて」
変わったことにこだわる姉さんだな。神凪の姉さんと顔を合わす機会なんて、これからそうは無いだろうに。でもおっかねぇから、言う通りにしとくか。とは言うものの、めっちゃ恥ずかしいけどな。
「さ……さくら」
「はいっ」
神凪……いや、さくらがなぜか背筋をピーンと伸ばして、顔を真っ赤にして返事した。呼ばれた方も照れくさいんだろな。しかも俺がこんな人気女子に、気軽に名前で呼んでいいのか? 神凪は嫌じゃないのかな?
「それでよし! 今後は私のいないところでも、そう呼ぶんだよ。私がいないからって神凪なんて呼んだらぶっ殺す! ちゃんとさくらに報告させるから」
はぁっ? なんか理屈に合ってないよな気がする……でも怖いから、まあいいや。ホント変わった人だ。
お姉さんに聞こえないように、小声で神凪に訊いてみる。
「なあ神凪」
「え?」
「ホントにさくらって呼んでいいの?」
「う……うん。いいよ」
「そっか、わかった。さ、さ、さくら」
「は、はいっ」
あはは、また顔を真っ赤にして、背筋を伸ばしてるよ。案外可愛いな、さくら。
その時急に、梅ちゃんがうきうきとした大きな声を出した。
「じゃあそろそろ、たい焼きを買いに行こう~!」
「はーい! 待ってましたですぅ」
拳を突き上げた梅ちゃんに、日和が嬉しそうに賛同してる。そりゃ、こんな訳のわからないくだりでこんだけ待たされりゃ、待ちくたびれるわな。
日和が、たいやき屋さんはショッピングモール一階の専門店街にあると教えてくれて、四人と一柱《ひとばしら》でエスカレーターに乗って移動した。
たい焼き屋に着くと、梅ちゃんが俺とさくらに、先に席を取ってこいと言う。
すぐ目の前に天井がガラス張りになってる三階まで吹き抜けの大空間があって、そこにテーブルと椅子がいくつか置いてある。そこで飲食をしてもいいんだそうだ。
「私と日和ちゃんでたい焼きを買っていくから、さくらと天心君は席取りをしといてよ」
別に混んでるわけでもないし、ちらほらとしか他の客はいないから、席取りってほどでもないのに。
「うん、わかった。私の分はクロワッサンたい焼き買ってね、お姉ちゃん」
さくらがそう答えたから、俺も仕方なしに席取りに同行することにした。
「じゃあ俺もクロワッサンたい焼きを二個と、コーラを頼む」
日和に俺の分と、日和に奢るたい焼き三個分のお金を渡して、さくらと一緒に席を確保しに移動する。ロリ神様も俺たちにひょこひょこと着いてきた。
「たい焼きを二個頼んだのは、一個はロリ神様の分だからな」
「やっぱりそうであるか。天心は優しいぞよ」
ロリ神様はにんまりと笑ってる。それをみたさくらも、つられて笑顔になってる。
あれ? なんだか子連れの夫婦みたい?
いやいやいや。変な想像をしちまった。
「天心君、どうしたの? 顔が赤いけど」
「いや、なんでもない。気にするな」
手を振ってごまかしながら、大空間のテーブル席に座った。日和と梅ちゃんがたい焼きを買ってるのが向こうの方に見える。
すぐに二人はたい焼き屋のカウンターを離れて、トレイを手にこちらに向かって歩き出した。
「おーい、こっちよーっ!」
さくらが立ち上がって大きく両手を振ると、向こうも気がついたみたいで、日和が大きく手を振り返してる。
その時──
大空間の吹き抜けの天井の方で、バリンというガラスが割れる音が鳴った。まばらにいる他の客はキョロキョロとしてる。
──なんの音だ?
さくらもロリ神様も、同時に上を向く。俺も天井を見上げた。
「なんだ、あれは?」
「え? 何あれ?」
「あれは、邪神の親玉、邪々神じゃ!」
「なんだって?」
ガラス天井の割れ目からモール内に入ってきたそいつは、タカヤさんに化けてた大邪神よりもさらに大きく、黒い邪悪な鬼のような顔をしてる。
そいつが天井を突き破ってモールの大空間を急降下してきたと思ったら、急に方向を変えて日和と梅ちゃんの方に向かった。
大変だ! 俺やさくら、ロリ神様には見えるけど、日和や梅ちゃんには神や霊は見えない。彼女たちが襲われてしまう!
「日和ー! 梅ちゃん! よけろっ!」
思わず俺は、大声を出していた。
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