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【53:日和が変なことを言う】
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自分が死んででも、自分の能力を使って愛する人を助けたいか? 日和の質問に「天心君を助けたい」と即答したさくらの顔を、俺は思わずじっと見つめた。
「さくら……」
「え? あ、そんなマジな顔で見ないでよー 照れるでしょ!」
さくらは顔を真っ赤にして、もじもじしてる。うわっ、可愛い。そこまで俺のことを大切に想ってくれてるなんて、思いもよらなかった。
どう答えたらいいか迷ってしまった俺を許してくれ、さくら。
「あ、俺ももちろん、さくらを助けるよ。あはは」
ちょっと笑ってごまかすしかない。でもやっぱりさくらを助けたいと思ったのは嘘じゃない。
「ふーん、なるほどですねぇ」
日和は益々ニヤニヤしてる。なんなんだコイツは。
俺に気があるような素振りをしたかと思ったら、さくらとのことを冷やかすようなことをしたり。
単に俺をからかって、楽しんでるだけじゃないのか?
「私は、天心君の秘めたる力を引き出す方法を知ってますよぉ」
「へ? 日和はいったい何を言ってるんだ?」
「え? なになに? 日和ちゃん、何の話?」
「あのですねぇ、実は天心君は秘めたる力を持ってて、あることをするとその力が解放されるのですぅ」
「へ~っ、面白そう! その『あること』って何? 教えてよ、日和ちゃん!」
日和は何をバカなことを言ってるのか。さくらもノリノリになるなよ。そんなこと、嘘に決まってるじゃないか。そもそも俺の秘めたる力ってなんなんだよ。そんなのないよ。
「おいおい二人とも。映画を観た直後にその世界に浸ってしまうってやつだろ。もういいって。俺には秘めたる力なんてない」
「そんなことありませんよぉ。天心君には、ホントに秘めたる力があるんですぅ」
「はっ? そこまで言うなら、それはどんな力だよ?」
「それは内緒ですぅ」
ほれみろ。内緒だなんて言って、ホントは何も考えてなかったんだろ?
日和はまだにやにや笑ってる。でもこいつ、そんな突拍子もない設定を、真剣に語るやつだったっけ? まさか高三にもなって、急に中二病を発症したとか?
「秘めたる力がなんなのかは内緒ですけど、その力を解放するための方法は、教えてもいいですよぉ」
「だから、もういいって」
俺が呆れた声を出す横で、さくらはわくわくした声を出した。
「私は知りたーい! ねえ、教えてよ日和ちゃん!!」
「はーい。じゃあさくらちゃんに教えるですぅ」
「うん、なんだろなんだろ?」
さくらは目をきらきら輝かせて、日和の言葉を待ってる。こんなバカバカしいこと、そんなに聞きたいのか? 不思議だ。
「その方法とはですねぇ……」
「うんうん」
さくらは唾をごくんと飲んで、日和の言葉を待ってる。
「天心君と、キスすることでーす!」
「「へっ?」」
日和がにこにことして言い放った言葉に、さくらも俺も素っ頓狂な声を出して固まってしまった。
なんじゃ、それ!? 俺とキスしたら秘めたる力が解放される? アホらし。
「き、キスするの?」
日和のバカらしい話を間に受けたのか、さくらは顔を赤らめてる。
「そうですよぉ」
「天心君と誰がキスしてもいいの?」
「誰でもいいわけじゃないですぅ。天心君のことを、愛する女性とのキスじゃないとダメなんですぅ」
「えっ?」
さくらは顔を赤らめたまま、固まった。
「それならホントに天心君の秘めたる力が解放されるのね?」
「そうですよぉ」
日和はニヤッと笑ってる。さくらはなぜか、俺の顔を横目でチラッと見た。さくらは何を考えているのか。
「ということは、俺の母親が俺にキスをしたら、俺の秘めたる力が解放されるってことだな」
もちろん母親にキスしてもらおうなんて、これっぽっちも思ってないけど。この話題を終わらせたくて、あえてそんな話をした。
「そうじゃないですよぉ。愛情と言っても、親子愛じゃなくて、男女の恋愛でス。例えばさくらちゃんとかねー」
「えっ、私?」
「ですよぉ。さくらちゃんは天心君に、愛情を持ってないですか?」
「え、いや、あの……」
さくらは急な日和の質問に、顔を真っ赤にしてあたふたしてる。
「あ……愛情、持ってる」
さくらは恥ずかしそうに俯いて、消え入るような声で呟いた。
「でしょー! まぁ、そういうことですよ、天心くーん」
日和はニヤッと笑った。
「はいはい。俺の秘めたる力とか、バカバカしいお話はこれで終わり。さぁ、行こっか」
秘めたる力とかいうのがバカバカしいってこともあるけど、愛とかキスという話があまりに照れくさすぎるから、話を切った。
「どこ行くの?」
「そ、そうだなぁ。どこに行こっか?」
俺はホントはさくらと二人で、さくらへのお礼のプレゼントを買いに行きたいと思ってる。だけど日和が一緒にいるから、それは言い出せない。
「とりあえずお昼ご飯を食べる?」
「そうですねぇ。お腹が空きましたね」
そういえばもうすぐ二時だ。何だかんだと慣れない行動をしてたから気づかなかったけど、急にお腹が空いてきた。
「だな。何を食べる?」
三人で話し合って、ショッピングモールにあるハンバーガーショップに行くことにした。あの邪々神が現れたショッピングモールだけど、大丈夫だろうか?
モールに着いてハンバーガーショップまで周りを警戒したけど、特に変なヤツはいない。気は抜けないけど、とりあえずは大丈夫そうだ。
お店に入って席に着いたら、さくらと日和はハンバーガーを食べながら、きゃっきゃとお喋りばかりしてる。
流行りの音楽の話とかドラマの話。ごくごく普通の女子高生がするような話を、この二人もしてる。
当たり前といえば当たり前なんだけど、超美少女の巫女さんも、こんな話で盛り上がるんだと、少し意外に感じた。
俺は『蚊帳の外感』が半端ない。暇だけど、まあいいかと二人の話をぼんやりと聞いてたけど
ら、気がついたらもう一時間が過ぎてる。
二人の話は三周くらい回って、またイケメン俳優の話になってる。
「おまえら、そんなにイケメンが好き?」
「「えっ?」」
二人揃って俺の顔をまじまじと見てる。そんなにじろじろ見るな。イケメンじゃない自分が恥ずかしいじゃないか。
「いや、別に好きっていうか……嫌いじゃないけど」
「そうですよぉ。天心君は、妬いてるのですかぁ?」
「だ、誰が妬いてるんだ。バカらしい」
ぷいっと横を向いた俺を見て、さくらがプッと笑って呟いた。
「あはは、可愛い」
なんだって~? この陰キャの俺をつかまえて可愛いとな!? さくらはなんてことを言うんだ?
──嬉しいじゃないかーっ!!
いや、喜んでる場合じゃない。日和が一緒にいるとはいえ、せっかくさくらと出かけてるというのに、このままダラダラと過ごすのも嫌だ。さて、これからどうしようか。
「さくら……」
「え? あ、そんなマジな顔で見ないでよー 照れるでしょ!」
さくらは顔を真っ赤にして、もじもじしてる。うわっ、可愛い。そこまで俺のことを大切に想ってくれてるなんて、思いもよらなかった。
どう答えたらいいか迷ってしまった俺を許してくれ、さくら。
「あ、俺ももちろん、さくらを助けるよ。あはは」
ちょっと笑ってごまかすしかない。でもやっぱりさくらを助けたいと思ったのは嘘じゃない。
「ふーん、なるほどですねぇ」
日和は益々ニヤニヤしてる。なんなんだコイツは。
俺に気があるような素振りをしたかと思ったら、さくらとのことを冷やかすようなことをしたり。
単に俺をからかって、楽しんでるだけじゃないのか?
「私は、天心君の秘めたる力を引き出す方法を知ってますよぉ」
「へ? 日和はいったい何を言ってるんだ?」
「え? なになに? 日和ちゃん、何の話?」
「あのですねぇ、実は天心君は秘めたる力を持ってて、あることをするとその力が解放されるのですぅ」
「へ~っ、面白そう! その『あること』って何? 教えてよ、日和ちゃん!」
日和は何をバカなことを言ってるのか。さくらもノリノリになるなよ。そんなこと、嘘に決まってるじゃないか。そもそも俺の秘めたる力ってなんなんだよ。そんなのないよ。
「おいおい二人とも。映画を観た直後にその世界に浸ってしまうってやつだろ。もういいって。俺には秘めたる力なんてない」
「そんなことありませんよぉ。天心君には、ホントに秘めたる力があるんですぅ」
「はっ? そこまで言うなら、それはどんな力だよ?」
「それは内緒ですぅ」
ほれみろ。内緒だなんて言って、ホントは何も考えてなかったんだろ?
日和はまだにやにや笑ってる。でもこいつ、そんな突拍子もない設定を、真剣に語るやつだったっけ? まさか高三にもなって、急に中二病を発症したとか?
「秘めたる力がなんなのかは内緒ですけど、その力を解放するための方法は、教えてもいいですよぉ」
「だから、もういいって」
俺が呆れた声を出す横で、さくらはわくわくした声を出した。
「私は知りたーい! ねえ、教えてよ日和ちゃん!!」
「はーい。じゃあさくらちゃんに教えるですぅ」
「うん、なんだろなんだろ?」
さくらは目をきらきら輝かせて、日和の言葉を待ってる。こんなバカバカしいこと、そんなに聞きたいのか? 不思議だ。
「その方法とはですねぇ……」
「うんうん」
さくらは唾をごくんと飲んで、日和の言葉を待ってる。
「天心君と、キスすることでーす!」
「「へっ?」」
日和がにこにことして言い放った言葉に、さくらも俺も素っ頓狂な声を出して固まってしまった。
なんじゃ、それ!? 俺とキスしたら秘めたる力が解放される? アホらし。
「き、キスするの?」
日和のバカらしい話を間に受けたのか、さくらは顔を赤らめてる。
「そうですよぉ」
「天心君と誰がキスしてもいいの?」
「誰でもいいわけじゃないですぅ。天心君のことを、愛する女性とのキスじゃないとダメなんですぅ」
「えっ?」
さくらは顔を赤らめたまま、固まった。
「それならホントに天心君の秘めたる力が解放されるのね?」
「そうですよぉ」
日和はニヤッと笑ってる。さくらはなぜか、俺の顔を横目でチラッと見た。さくらは何を考えているのか。
「ということは、俺の母親が俺にキスをしたら、俺の秘めたる力が解放されるってことだな」
もちろん母親にキスしてもらおうなんて、これっぽっちも思ってないけど。この話題を終わらせたくて、あえてそんな話をした。
「そうじゃないですよぉ。愛情と言っても、親子愛じゃなくて、男女の恋愛でス。例えばさくらちゃんとかねー」
「えっ、私?」
「ですよぉ。さくらちゃんは天心君に、愛情を持ってないですか?」
「え、いや、あの……」
さくらは急な日和の質問に、顔を真っ赤にしてあたふたしてる。
「あ……愛情、持ってる」
さくらは恥ずかしそうに俯いて、消え入るような声で呟いた。
「でしょー! まぁ、そういうことですよ、天心くーん」
日和はニヤッと笑った。
「はいはい。俺の秘めたる力とか、バカバカしいお話はこれで終わり。さぁ、行こっか」
秘めたる力とかいうのがバカバカしいってこともあるけど、愛とかキスという話があまりに照れくさすぎるから、話を切った。
「どこ行くの?」
「そ、そうだなぁ。どこに行こっか?」
俺はホントはさくらと二人で、さくらへのお礼のプレゼントを買いに行きたいと思ってる。だけど日和が一緒にいるから、それは言い出せない。
「とりあえずお昼ご飯を食べる?」
「そうですねぇ。お腹が空きましたね」
そういえばもうすぐ二時だ。何だかんだと慣れない行動をしてたから気づかなかったけど、急にお腹が空いてきた。
「だな。何を食べる?」
三人で話し合って、ショッピングモールにあるハンバーガーショップに行くことにした。あの邪々神が現れたショッピングモールだけど、大丈夫だろうか?
モールに着いてハンバーガーショップまで周りを警戒したけど、特に変なヤツはいない。気は抜けないけど、とりあえずは大丈夫そうだ。
お店に入って席に着いたら、さくらと日和はハンバーガーを食べながら、きゃっきゃとお喋りばかりしてる。
流行りの音楽の話とかドラマの話。ごくごく普通の女子高生がするような話を、この二人もしてる。
当たり前といえば当たり前なんだけど、超美少女の巫女さんも、こんな話で盛り上がるんだと、少し意外に感じた。
俺は『蚊帳の外感』が半端ない。暇だけど、まあいいかと二人の話をぼんやりと聞いてたけど
ら、気がついたらもう一時間が過ぎてる。
二人の話は三周くらい回って、またイケメン俳優の話になってる。
「おまえら、そんなにイケメンが好き?」
「「えっ?」」
二人揃って俺の顔をまじまじと見てる。そんなにじろじろ見るな。イケメンじゃない自分が恥ずかしいじゃないか。
「いや、別に好きっていうか……嫌いじゃないけど」
「そうですよぉ。天心君は、妬いてるのですかぁ?」
「だ、誰が妬いてるんだ。バカらしい」
ぷいっと横を向いた俺を見て、さくらがプッと笑って呟いた。
「あはは、可愛い」
なんだって~? この陰キャの俺をつかまえて可愛いとな!? さくらはなんてことを言うんだ?
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いや、喜んでる場合じゃない。日和が一緒にいるとはいえ、せっかくさくらと出かけてるというのに、このままダラダラと過ごすのも嫌だ。さて、これからどうしようか。
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